最終更新日:2025/6/13

(株)クリーク・アンド・リバー社【東証プライム市場上場】

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本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ディレクター/プロデューサーとして、クライアント企業のビジネスをより良いものに

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ディレクター/プロデューサーとしての働き方とは?

クリエイティブ業界で多様な人材が活躍している同社。デジタルプロデュース職におけるディレクターとプロデューサーとして働いている若手社員のお二人に登場していただき、仕事について話を伺いました。

西 彩香さん(写真左)
第一ビジネス・プロデュース・グループ 第一ディビジョン
2022年入社/デザイン工学部 企画構想学科

津野 朝飛さん(写真右)
第一ビジネス・プロデュース・グループ 第二ディビジョン
2022年入社/健康科学部 健康スポーツ学科

先輩社員からの一言

「同期とは業務以外で関わらないのではと思っていたのですが、今は友人と言える関係を築くことができていて、私らしく働けています。」(西さん)
「クライアントと伴走して成果を出す立場として専門的な知識やスキル不足を痛感。日々インプットを続けて、専門性を高めていくことの重要性を感じています。」(津野さん)
「心を動かすクリエイティブに関わりたい」、「企業の商品やサービスを世に広めたい」という思いから入社したお二人。それぞれの業務に励む日々だそうだ。

【西さん】サービスの認知向上を図るZ世代に向けた広告施策を担当。社内外から高い評価を得られました!

私は、プロデューサーとして広告案件を担当しています。CM制作・イベント運営・サイト制作・キャンペーン施策・Web動画制作・企業SNSの運用・交通広告など、広告媒体を問わず入社してから幅広く関わってきました。勤務形態としては大手の広告制作会社に常駐する形で、プロデューサーたちが在籍する部署で働いています。

プロデューサー職は、コピーライターやカメラマン、デザイナーなどのクリエイターを統括して案件を進めていく立場です。営業に近い役割ではあるのですが、クリエイティブに関連したスケジュールや予算、クリエイターたちの業務負荷などに配慮する点で、より制作チームに寄り添いながら案件を形にしていきます。クライアント先の担当者、広告制作会社の営業、クリエイターなど、多くの方々とやり取りをすることもプロデューサーというポジションならではだと感じています。

案件によってはCM制作とイベント運営が同時に走ることもあり、スケジュール管理が大変ですが、その分、世の中へ公開された時には大きな達成感があります。入社2年目に関わった案件で、公益性の高い企業をクライアントとしたZ世代に向けた広告施策を担当しました。クライアントはどちらかと言えば真面目な企業イメージで、若者に馴染みの薄いサービスをどのようにZ世代へ届けるかという点を課題に持っていました。Z世代向けとして私自身がターゲット層になっていたことから、とても関心を持って企画段階から関わることができました。

クライアントとは「Z世代に響く可愛さって何だろう」、「どんな施策なら若者を集客できるのだろう」といった視点で密接に意見を交わしながら、形にしていきました。クライアントにとってもZ世代向けのプロモーションはこれまでにない取り組み。私たちの制作したプロモーションが世に出るまでは不安もあったのですが、結果としては社内外から高い評価をいただくことができました。広告の業界誌でこの施策が取り上げられ、スタッフクレジットに名前を掲載してもらえたことも嬉しかったです。家族にも喜んでもらえましたし、遠方に住んでいる友達が「雑誌を見たよ!」と連絡をくれました。世の中に広く知られることで、自分の仕事が想像を超えていろいろな人の目に留まるというのは、仕事をしていく上での励みにもなりました。

【津野さん】クライアントと二人三脚で、ECサイトを育てていくような気持ちでディレクションする毎日です!

Webディレクターとして食品メーカーのECサイトを担当しています。商品ページの作成、シーズンごとのキャンペーン用サイトの制作、商品画像の作成など、ECサイトを運営するにあたって必要となるクリエイティブを一手に引き受けて、デザイナーとやり取りをしながら形にしていきます。同時にECサイトのSNS・メルマガ運用、商品をご購入いただいた際に同封する印刷物のディレクションにも携わっています。

クライアントは食品メーカーの新規事業部となり、ECサイトはまだ2年目で立ち上げたばかりなので、運営体制も完全には整っていませんし、ECサイトとしての機能もこれから充実させていくフェーズ。「デザインはもっとこんな感じにしたほうがいいよね」、「購入いただくまでの導線をどうやって設計していこうか」など、クライアントの皆さんと二人三脚で、ECサイトを育てていくような気持ちでディレクションしています。実際、解決すべき課題はたくさんあるため、これからどんどん成果を出していきたいです。

業務形態としてはクライアント先に常駐するか、リモートで当社オフィスや自宅で働いています。この案件を担当する前は、クライアントからすれば当社は外部の協力会社にあたるため、それなりに距離感を持ちながら関わっていくのだろうと思っていましたが、案件が始まるとECサイトの運営メンバーの一員として温かく迎え入れてくれました。受発注の関係を超えたチーム感があり、事細かにいろいろな相談や議論を交わしながらディレクション業務に取り組んでいます。クライアントの皆さんからはさまざまなアイデアをいただくので、そのアイデアに対して「当社のリソースを活用するとこんなことができますよ」といったプランを提示できることが、クリエイターを多数抱えている当社の強みだと思います。

ディレクターはクライアントとデザイナーなどのクリエイターとの橋渡しをする立場でもあります。お互いのやりたいこと、できることをすり合わせながら、より良いアウトプットを作り上げていくためにディレクターの存在は欠かせません。関わった人たちみんなが納得しつつ、良質なアウトプットができた際には、とてもやりがいを感じます。

「社風」、「事業フィールド」、「キャリアパス」――お二人の入社理由についても伺いました。

【西さん】
私が学んでいた大学では、商品開発やイベント企画・運営などの講義があり、広告代理店で現役で働かれている方が教授として教えてくれていたこともあって、広告業界は身近な存在でした。企業研究では会社の規模の大小を問わず広告業界を見ていて、その中で出会ったのが当社でした。説明会に参加しただけで感じた社内の雰囲気の良さみたいなものがあって、「クリーク・アンド・リバー社なら働きやすそうだ!」と思いました。加えて、長く働ける会社を選びたかったこともあり、当社は私に合っていると考えたことも入社を決意した理由です。

働くフィールドとしては、これからもニーズが増えていくだろうということから、デジタル領域に関する分野を志望していました。クリーク・アンド・リバー社はWeb・ゲーム・テレビなど、幅広い分野で事業を展開しています。それだけ多様な事業を手がけている点に面白さを感じましたし、若手がどんどんチャレンジできる環境があることも魅力に感じ入社に至ったポイントとなりました。

【津野さん】
私はデザインなどクリエイティブとは無縁の学部で学んでいましたが、映像制作には興味がありました。独学で映像制作や編集を勉強して、スキルアップのために映像制作や編集の仕事を個人で請けていました。その時のことを振り返ると、1人ではあるものの、構成を考えて、編集して、納品するといったディレクションやクリエイティブを経験していることになり、それが現在の仕事へつながっているなと思っています。

そのように学生時代から映像へ興味を持っていて、企業研究では映像やクリエイティブな仕事に関わりたいと思いつつも、将来的なキャリアは漠然としていました。最終的にクリーク・アンド・リバー社に決めたのは、面談で「やりたいことは変わる可能性もあるし、うちならクリエイティブに関するポジションがいろいろ用意されているから、仕事をしながらキャリアパスを考えていくことができる」といった話をしていただいたからです。私にとってその考え方は、とても納得感がありました。実際に当社には多様なバックボーンを持つクリエイターがたくさん働いていて、今後のキャリアパスを考える上でのロールモデルとして参考にさせていただいています。

学生の方へメッセージ

【西さん】
インターネットで企業情報を調べるのはもちろんのこと、それ意外にも例えば実際に広告業界で働いている方たちの体験談といったコンテンツにも目を通しておくと、企業・業界研究がより良いものになると思います。またインターンや会社訪問、OBOG訪問など、企業のリアルな姿がチェックできる機会も積極的に利用してみることをお勧めします。私は東北の大学に通っていたので、首都圏での企業研究には制限がありましたが、企業が連絡先をオープンにしていれば、メールや電話などで直接コンタクトを取っていました。その時の対応で、どんな社風なのかといった印象を参考に企業研究を進めていましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。

【津野さん】
私や西さんのようなディレクターやプロデューサーといった専門職を希望しているのであれば、まずはその職種がどんなものなのかを調べてみましょう。実際に働いている方たちの話は、インターネットのブログなどで読むことができるので、ぜひチェックしてみてください。そこから業界の仕組み、1日のスケジュール、必要なスキル、どんな悩みがあるのかなど、様々な視点から学び取ることができるはずです。私は働き方を優先して見ていましたが、プライベートも重視するのであれば、福利厚生についても確認しておくといいでしょう。

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「困ったことがあると先輩社員や当社エージェントの方たちが話を聞いてくださり、解決に向けてアドバイスや行動を起こしてくれます。1人で悩むことなく働ける会社です」

マイナビ編集部から

同社のデジタルプロデュース職でスキルを磨いているお二人。西さんはプロデューサー、津野さんはディレクターとして切磋琢磨する日々。それぞれの職種について、同社では以下のように説明している。

ディレクター…クリエイティブ制作の監督・指揮役として、企画立案~制作進行管理を担当し、様々なクリエイターと連携しながら、プロジェクトの推進を担う。
プロデューサー…広告・プロモーションの企画営業としてクライアントの窓口に立ち、様々な専門スタッフを統括しながら、プロジェクトの推進を担う。

今回の取材を通じて分かったのは、西さん、津野さんともに企業研究時点ではクリエイティブ業界を希望していたものの、職種までは明確に決めていなかったこと。お二人ともにクリーク・アンド・リバー社に入社後、ディレクターやプロデューサーのキャリアを選択した。西さんは「研修中や配属後などに都度、私がどんなことをやりたいのかを先輩がヒアリングしてくれました。そして面談を重ねていくうちに、プロデューサーとして働く方向が見えてきました。そんな風にキャリアパスを手厚くサポートしてくれたことは、とてもありがたかったです」と語っていた。お二人への取材を通して制作・広告業界で仕事をしながらキャリアパスを模索したい方は、最適な体制が整っていると感じることができた。

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入社後の自身の志向に合わせて、キャリアパスを形成できる同社のデジタル専門職。多様なバックボーンを持つ先輩クリエイターが働いていることもお手本に。
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