最終更新日:2025/4/12

宮城トヨタ自動車(株)

  • 正社員

業種

  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 専門店(自動車関連)
  • 自動車・自動車部品
  • 検査・整備・メンテナンス
  • 損害保険

基本情報

本社
宮城県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

お客様や仲間とのつながりを通じ、着実に成長しています。

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クルマのプロとして、信頼され、感謝される会社になります。

先輩から引き継いだお客様のフォローと、新規のお客様へのアプローチが若手営業の務め。社員たちはその役目に責任を持って臨むことで、何世代にもわたる長いおつきあいにつなげていこうと張り切っています。

(写真左から)
■滝田 蘭さん/MTG日の出町/2023年入社
好きなことを仕事にしようと、カーディーラーの世界を志望し、新卒で入社。現在は、幅広い世代のお客様から親しまれる店舗にて奮闘中。

■吉田一愛さん/MTG苦竹/2022年入社
接客業のなかでも、お客様と長いおつきあいのできるカーディーラーの仕事に魅力を感じ、新卒で入社。スタッフ数の多い店舗で自己研鑽に励んでいる。

■橋場稜太さん/カローラ西多賀/2022年入社
新卒入社。学生時代にガソリンスタンドでアルバイトをし、クルマに興味があったことから、この業界を志望。採用担当の人柄に惹かれ入社。

仕事に対する私のポリシー

お客様を引き継がせてもらった先輩に迷惑をかけないよう、お客様の言葉にしっかりと耳を傾けるとともに、私の持つ情報もすべてお伝えしようと努めています(滝田さん)。
家族構成などをお聞きし、それぞれのお客様に寄り添った、最適な情報を提供するようにしています(吉田さん)。
ムダを省き、時間内に業務を終わらせることです。前日のうちに、次の日のTo Doリストをつくったり、優先順位を考えるなどの工夫をしています(橋場さん)。

知識ゼロからのスタートでも、メンターのおかげで安心して働くことができます。

両親がトヨタ車ファンということもあり、将来はトヨタのカーディーラーの一員として働きたいと思っていました。そのなかでも当社は、説明会や面接時における採用担当の方の対応がとても親切だったので、ここなら安心して働けると思い入社を決めました。配属されてすぐの業務として、まずは先輩から引き継いだお客様との接客から始めました。ただ高いお買い物だけに、お勧めするにも緊張する上、間違えてはいけないというプレッシャーも並大抵のものではありません。今でも接客時はとても緊張してしまいますが、最適なご提案ができるよう日々業務に励んでいます。また、クルマ自体は好きだったものの、車種や機能についてはまだまだ勉強中の身。今でもつねにメモとペンを持ち歩き、先輩から教わったことをいつでも見返せるようにしています。

こんなふうに日々私が業務に邁進できるのは、メンターである先輩の存在。入社当時、何がわからないのかさえはっきりしない私に対し、「私も1年目は同じだったから、諦めずにゆっくり覚えていけばいいよ。最初からできるなら、私たちはいらないから」と声をかけてくれました。この時は本当に心強かったです。今では休日にも連絡を取り合うほど仲が良いんですよ。

それから配属して1ヶ月ほど経った頃のことでした。初めて私一人でお客様を担当させていただきました。フリーで立ち寄られ、キャンプなど遠出が好きなので、そういった場面で使用できる大きなクルマをお探しとのこと。詳細までしっかりとご要望を伺い提案したところ、ご購入いただくことができました。お客様からは「あなたの1台目になれて良かった」、また先輩からも「おめでとう」と言っていただき、この時の達成感は格別でした。納車に向けてクルマを拭いている時も、“これから、このクルマでいろいろな場所に出かけられるんだろうな”と想像すると、私の方がうれしくなります。

もちろん仕事なので大変なこともありますが、困った時は先輩や同期の力を借りて、上手にバランスを取りながら働いています。2年目はもっと仕事ができるようになり、先輩に恩返しをすることがこれからの目標。今後、結婚や出産などでライフスタイルが変わっても、長く活躍できればと思っています(滝田さん)。

自分自身を買っていただける人こそ、自動車営業のプロだと思っています。

私がこの業界に興味を持ったのは、ご結婚やお引越し、子どもが生まれたなど、ライフスタイルの変化に合わせたクルマの提案で、ご家族の何世代ともつながりが持てる点に惹かれたからです。そのなかで当社は、店舗見学で職場の雰囲気を知ることができた上に、採用担当の方が一人ひとりの学生に親身に対応してくれ、不安を解消できた点に魅力を感じました。入社後は、3ヶ月間の研修からスタート。社会人マナーを始め、パソコンの使い方、クルマの基礎知識などを学びました。配属後も「1年目はお客様と仲良くなることが、一番の仕事」と言われ、まずはお客様と積極的にコミュニケーションを取り、そのなかでどんな聞き方、話し方をすべきかを考え行動していきました。

初めてご契約をいただいたお客様からは、「わからないなりに一生懸命してくれて、ありがとう」とのお言葉をいただき「頑張ってきて良かった」と嬉しさを感じた反面、「もっと知識を身に付けたい」と少し悔しさも感じたような気がします。そのため、今でも店舗で定期的に行われる勉強会に参加したり、同期とも定期的に集まって情報共有をしたりと、自己研鑽に励んでいます。そのおかげか、2年目を迎えた現在では、自分なりに工夫して仕事ができるようになりました。例えば修理や点検でいらっしゃるお客様に対し、別のお客様と時間が重ならないよう調整をしてご案内し、待ち時間にはコミュニケーションをとるなどして、当社で過ごす時間が少しでも快適になるよう工夫をしています。

仕事のやりがいは、お客様から感謝の言葉をいただくことです。以前接客をさせていただいたお客様なのですが、ずっと同じクルマに乗られていて、10数年ぶりに買い替えられたいということでご来店されました。ありがたいことに私の提案でご購入いただけることに。納車も済んだ後日にわざわざ「吉田さんから買うことができて良かった」というご連絡をいただき、その時のうれしさはひとしおでした。

今後の目標は、お客様から「クルマの相談なら、吉田にしよう」と、真っ先に思い浮かべていただける存在になること。そして、ゆくゆくはクルマだけでなく、保険やJAFでも実績を残せたらと思っています(吉田さん)。

最初の3年間をどう過ごすかで、その後の活躍に差が出ると思います。

カーディーラー各社の説明会のなかで、当社の話が一番しっくりきました。実際のクルマの提案、商談方法を見せてもらい、自分が働く姿がイメージできたので迷わず入社を決めました。新人の頃は一つひとつの日常業務を覚えるのにも苦心したものですが、頼りになったのがメンターの先輩。学生時代に私と同じサッカーをしていたと聞き、俄然、距離が縮まった気がして、わからないことがあれば何でも相談をしていました。

そうやって業務を覚えていくなかで思い出深いのが、やはり初めてのお客様。それまで社用車に乗られていたというご夫婦だったのですが、緊張はしつつも一生懸命ご対応させていただき、ご契約まで進めることができました。ただ納車には8ヶ月ほどかかってしまったのですが、その間も密な連絡や丁寧な対応で「まさか新人とは思わなかった」と言っていただい時は、とてもうれしかったですね。

2年目になった今は、ひと通りの業務ができるようになり、書類の取りまとめなども任されるようになりました。しかしまだまだ学ぶことも多く、日々勉強中です。お客様に信頼して任せていただけるよう、世間話などのコミュニケーションをとることを大切にしています。営業としてめざすゴールは、クルマをご購入いただき満足していただくこと。さらにそこから自分のファン、会社のファンになっていただくことです。その過程として、どれだけ良いご提案ができるか、そのあたりはまだまだ経験が必要だと実感しています。

成績に関しては自分自身で納得はいってはいませんが、店長からは「3年目までは販売よりも、お客様から信頼を集めなさい」と言われているので、その言葉を実践しようと努めています。今は種まきの時期なのかもしれません。そのなかで、お客様からいただく「ありがとう」の言葉は、何度経験してもうれしいものです。私の店舗には、ご高齢のお客様も大勢いらっしゃるのですが、なかには「これが人生で最後の1台」とおっしゃられる方もいて、責任の重さとありがたさでいっぱいです。
3年目は、まいた種を実らせ、受注台数を増やす時だと思っています。自身の目標をしっかり達成し、将来的には仕事もプライベートも充実できる社員になりたいと思っています(橋場さん)。

学生の方へメッセージ

当社では、健康に関する取り組みに力を入れています。例えば業務後から翌日までの「勤務間インターバル規制」は11時間を取っており、実際に残業もかなり少なめ。先輩たちも「早く帰りなさい」と言ってくれ、定時上がりも少なくありません。休みもしっかり取れるため、休日は仕事のことを忘れ、存分にリフレッシュできます(滝田さん)。

「健康増進手当制度」というものがあります。「タバコを吸わない」「コロナワクチンを3回以上接種した」「歯科医に年に2回以上通った」「インフルエンザの注射をした」「マラソン大会に出た」など、いろいろな項目があり、それぞれに対し、年に1度、手当が支給されます。健康になって、手当までもらえて、これほど良いことはありません(吉田さん)。

「年に1回のストレスチェック」もお勧めです。店舗の方にシートのようなものが届き、体調面のことなど、不安があれば記入して相談することができます。休暇の体制も今年から変わりました。これまでの定休日だった月曜に加え、第1・第3火曜日も全店舗が休みとなり、必ず連休が取得できるようになりました。とてもうれしく思っています(橋場さん)。

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お客様からの持続的な信頼には、社員の健康が不可欠であるとの考えから、「MTG健康経営宣言」を発表。社員とその家族の健康保持・増進に取り組んでいる。

マイナビ編集部から

営業職と聞くと、個人プレーをイメージしがちだが、カーディーラーの場合は店舗が一つのチーム。店長を中心に営業やサービスエンジニアなどが協力し、お客様のカーライフをサポートしていく。実際、6年目の営業スタッフの話では「商談は一人で進めるものの、自分だけが良ければいいという会社ではありません。目標も店舗単位で与えられるため、みんなでサポートし合っています」とのことだ。

今回、取材に登場した3名も「私の店舗は若手も多く、仲の良さが自慢。よく食事などにも出かけています(滝田さん)」「スタッフ数が多い店舗の分、お互いを思いやろうという風土が根づいています。コミュニケーションも活発だと思います(吉田さん)」「どんなに忙しくても、質問をすれば、手を止めて教えてくれる先輩ばかり。新人でも安心です(橋場さん)」と職場の魅力を語ってくれた。

一方で、こうした環境だからこそ、後輩たちには遠慮せずに質問をする積極的な姿勢を期待しているとのこと。言われたことを素直にやってみるのはもちろん、そのなかで疑問点が出てきた時に、躊躇をせずに質問できる人ほど成長が早く、お客様にも気に入っていただけるということだろう。こんなスタッフが揃う店舗には、記者も顧客の一人として訪ねてみたい気がした。

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営業同士で、お客様に喜んでいただいたり、ご迷惑をおかけした事例などを日常的に共有している。サービス部門ともミーティングを行い、互いの意見や考えを伝え合っている。
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