最終更新日:2025/5/9

(株)CLAN

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • 不動産
  • 人材派遣・人材紹介
  • 教育

基本情報

本社
大阪府

取材情報

事業について伝えたい

「ありがとう」の言葉をモチベーションに、介護の仕事で自分らしさを発揮する

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新しい社風を自分たちでつくっていく

大阪府下で介護福祉施設を展開している(株)CLANは2019年設立のまだ新しい企業です。同社で介護職の第一歩を踏み出したおふたりの声に加え、代表取締役の介護事業への思いも取材。情報満載の画面です!

■太田 篤史さん
代表取締役社長

■川鯉 翼さん(写真左)
2023年入社
施設運営事業部 介護職
クランコート豊中 勤務

■松田栞菜さん(写真右)
2023年
施設運営事業部 介護職
クランコート豊中 勤務

学生のみなさんへワンポイントメッセージ

大阪府下において障がい福祉、高齢者福祉、老人ホーム紹介など、介護と福祉の分野における事業を通して社会と暮らしに貢献している企業だ。
「実習を通してCLANの雰囲気を知り、良い環境だなと思いました。学生のみなさんも自分で見たことや感じたことを大切にして下さい」(川鯉さん)
「CLANはあたたかい先輩のいる会社。これから介護職をめざす方は、ここに明るい未来が待っていると思って、希望を持って入社して下さい」(松田さん)

介護の現場で聞いた「ありがとう」の言葉の深さが、CLANを立ち上げる原点に

介護職に携わるようになり、23年を経て、当社を設立しました。私も設立前は特別養護老人ホームに勤務し、介護の現場はもちろん、経営にも携わることで介護福祉における知識と経験を重ねてきました。利用者さんにきめ細かい介護を提供するのはもちろん、設立にあたり、私が重視したのは介護の現場で活躍する社員の存在です。立派な施設を用意しても、利用者さんと接するのは介護スタッフであり、社員です。社員が幸せや充実感を得ることで、利用者さんにもあたたかい気持ちで接することができる。そうすれば、利用者さんも喜び、ご家族も安心して私たちに任せたいと思ってもらえる。そのため、給与や福利厚生を充実させ、誰もが幸せになれる会社をめざし、同じ志を持つ仲間とともに立ち上げたのが当社だったのです。

私が介護関連の学校に入学したときは大きな決意や介護への興味があったわけではなく、介護系の専門学校に通いながら趣味のバンドも楽しんでいた兄を見て、自分もそんな学生生活を送りたいと思って入学したのが正直な気持ちでした。特別養護老人ホームで働くようになり、感じたのは「ありがとう」の言葉の深さ。利用者さんの生活介助を続けるうちに、笑顔とともに発せられるこの言葉が私の心にあたたかく染み込んでいきました。「介護職はいい仕事だな」といつの間にかそんな気持ちになっていました。美味しい料理を食べたときや、なにかをもらったときにも私たちはありがとうと言います。けれども、介護における「ありがとう」はもっと心の底から湧き上がるような、全く異なる意味を持つ言葉のように思えたのです。もっと介護の仕事を知り、多くの利用者さんや介護職に携わる人に幸福を提供したい。そんな思いと経験が私の原点です。

2022年、2023年と「クランコート」シリーズは増えています。施設の数が増えるということは社員にとっても、キャリアアップのチャンスが増えるということ。ぜひ当社で介護の仕事の奥深さを知り、自分自身の幸せも追求しながら成長をして下さい。
〈代表取締役 太田 篤史〉

介護職としての第一歩はCLANで。将来、介護福祉士の資格を取得し、スキルアップに挑戦したい

就職活動のときは長く続けていきたいと思える仕事になかなか出会えず、「これから先、どのような仕事をしていこうか」と真剣に考えたときにたどり着いたのが介護の仕事でした。母が介護職をしていたこともあり、身近に相談できる人がいたことも大きかったですね。介護職の入り口でもある「介護職員初任者研修」を取得するために実習で訪れたのが当社でした。そこで感じたのは施設内の雰囲気の良さ。介護スタッフと利用者さんのあたたかい会話が印象に残り、「良い施設だな」というイメージを持ちました。無事資格を取得し、入社ができたときはうれしかったですね。介護職としての第一歩を自分が気に入った環境でスタートできる、新鮮な喜びでいっぱいになりました。

入社して約3ヶ月間は先輩がそばについてくれたので、わからないことがあれば、その場で聞き、不安や疑問を取り除くようにしていました。後でもう一度教えてくれることもあり、実践を通して少しずつ利用者さんへの接し方を学んでいきました。そして、現在勤務しているクランコート豊中は住宅型有料老人ホーム。高齢の方や障がいを持っている方が生活をしている施設です。私はここで利用者さんが心地良く暮らせるように、食事や入浴、排泄の介助を行っています。日々の介助では、利用者さんが不安にならないように丁寧な説明を心掛けています。大切なのは利用者さんとのコミュニケーション。介護はサービスを提供する仕事だと思われがちですが、私が利用者さんの笑顔に励まされ、明るい気持ちになることもたくさんあります。これからは自分の持ち味を活かし、利用者さんともっと会話を重ねていきたいです。

当社は新しい施設も増えていますし、会社として発展していることを感じています。介護の専門資格の取得支援もあるので、将来は介護福祉士実務者研修の資格を取り、少しずつステップアップをしていきたいと思っています。
〈川鯉さん〉

介護の実践を学び、先輩たちに支えられ、いまがある。これからはもっと介護の質を上げていきたい

学生時代は陸上部に所属しており、障がいを持っていた同級生がゴールをしたときの笑顔が大好きで、将来は障がいを持った人を支える仕事に就きたいと思うようになり、この業界を志しました。当社の施設見学に行った際に、ひとりの利用者さんが食堂に入っていくのを見かけ、近くにいたスタッフ全員がその利用者さんに駆け寄って声をかけていたのです。その様子を見て、「この施設は利用者さん一人ひとりを本当に大切に思っているんだな」と感じ、当社への入社を決めました。

現在は、高齢者や障がいを持った方に日常生活の介護をしています。当時はコロナ禍だったので、対面での実習時間は少なく、専門スキルもない中での入社でした。そのため、利用者さんにおもてなしの心で向き合うことや、それを実践する方法、技術はなどは当社で身に付けていきました。たとえば、お声がけをするときは普段の話し方よりもワントーン上げた明るい声を心掛け、そのときの利用者さんの表情から気持ちや体調を予測したり、介護をする側の私たちにも身体的な負担がかからないように、ボディメカニクスの指導も受け、重心のかけ方など身体の動かし方を学びました。

利用者さんの身体や心の状態はさまざまですが、私が介助をしたときに「ありがとう。あなたと話すときは楽しいよ」と言われたときは、本当にうれしくてモチベーションが上がります。実は一度、学生から社会人になった頃、仕事とのバランスが取れず、少し悩んでいた時期がありました。そのとき、主任や施設長が私の話を聞いてくれて、「誰でもそんな気持ちになることはあるよ」「私も経験したよ」とやさしく声をかけてくれたのです。抱え込み過ぎていた自分に気づき、それからは気持ちを切り換えられるようになりました。

入社してもうすぐ2年目を迎えますが、先輩たちにフォローをしてもらえたからこそ、いまの私がいます。当社は利用者さんにだけあたたかい会社ではなく、私たち社員にもあたたかい会社です。今後はもっと利用者さんと向き合うことで、介護の質を上げていきたいと思います。
〈松田さん〉

学生の方へメッセージ

学生のみなさんは介護の仕事をどのように捉えているでしょうか。私は23年間に渡り、介護の現場を経験しましたが、利用者さんからあたたかい感謝の言葉をもらえることもあれば、期待した反応が返ってこないこともあります。それでも、事業として成長させたいと思うのは、介護は今後も必要とされる仕事であるということ。学生のみなさんが「長く続けられる仕事」として介護職を選ぶ価値があるということです。どの仕事にもそれぞれの難しさがありますが、私たちが向き合うのは介護を必要としている高齢者や障がいをお持ちの方です。そこにはノルマや数字で図れるものは存在しません。

利用者さんの身体の状態や性格はそれぞれ異なります。マニュアル通りの対応ではなく、介護スタッフも長所を活かし、個性を発揮することで、利用者さんと信頼を深めていくことができます。これもこの仕事のやりがいだと感じています。

これから入社いただくみなさんには、いろいろな思いや夢を持ち、介護に取り組むことで未来を創って欲しいと思っています。介護福祉分野の出身者ではない人もぜひ当社に注目してみませんか。介護職でキャリアを築きたい人にもやりがいのある会社です。〈代表取締役 太田 篤史〉

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同年代の社員が多く、コミュニケーションも活発。今回の新卒募集を皮切りに、研修も更に充実させていく方針だ。社内では若手を中心とした新たな社風も生まれている。

マイナビ編集部から

大阪府内において介護福祉事業を展開している(株)CLAN。設立以来、高齢者施設や障がい者施設などを開設し、着実に成長をしている企業だ。また老人ホーム紹介事業や就労移行支援事業なども手がけ、事業の拡大を進めている。代表取締役の太田氏は介護の現場で23年の経験を持ち、介護職に携わる人にあたたかい視点を注いでいる。今後も給与面や資格取得支援、社員の育成環境の充実に力を入れ、将来に渡ってキャリアを築ける体制を整えていく方針だ。

今回、取材に対応していただいた2名の介護職のみなさんに共通するのは、介護への素直な思いと熱意だ。一番大切なのは、利用者に一歩近づこうという気持ちであることが伝わってきた。「利用者さんともっと多くの会話を重ねていきたい」と話す川鯉さん。「立ち止まりそうになったとき、先輩たちのサポートが励みになりました」と再び前へ歩き出している松田さん。ふたりのすがすがしい笑顔が何より同社のあたたかい社風を伝えているように感じた。

大阪市西区の研修センターでは、実践の場で利用する介護用具も充実しており、これらの器具や装置の使用方法をじっくり覚えられる。あらゆる個性を持った学生との出会いを楽しみにしている同社。介護福祉の仕事に興味を持っている人は注目して欲しい企業だ。

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2019年に設立。介護と福祉に関わる施設と事業を展開し、スピード感のある成長をしているCLAN。利用者満足と同様に、従業員満足の充実にも力を入れている企業だ。
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