最終更新日:2025/6/26

(株)ロイヤリティ マーケティング【Ponta】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • シンクタンク・マーケティング・調査
  • 情報処理
  • インターネット関連
  • 広告
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

事業について伝えたい

1億人以上のデータを活用して社会に貢献!学生時代の経験が、スキルアップの原動力に

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アナリストとして活躍する先輩たちの本音インタビュー!

「Ponta」会員のデータを活用し、企業の課題解決に大きく貢献している同社。その最前線で、“データ分析のプロ”として活躍するアナリストたちに、入社のきっかけや仕事のやりがい、職場の魅力について伺いました。

■グロースインキュベーション本部
  ビジネスデザイン部
Kさん(写真右)
 2017年入社
 大阪大学大学院 基礎工学研究科 システム創成専攻修了

■グロースインキュベーション本部
 リサーチ&アナリティクス部
Sさん(写真左)
  2020年入社
 筑波大学大学院 システム情報工学研究科 社会工学専攻修了

先輩社員たちの横顔

職種別採用のアナリスト1期生として入社したKさん。企業のビジネス支援に加え、サービス開発や大学講師等、データ利活用の推進をけん引する存在だ。
データの“ビジュアライズ”で、新しい事業の形を作ったSさん。インターンシップでの経験が、データの価値向上に取り組むモチベーションに。
統計やデータ分析を学んできた人だけでなく、幅広いバックボーンのメンバーがアナリストとして活躍中。教育制度が充実しているので、自身が目指す姿に向けて成長できる。

データ分析を通して新たな可能性を見出し、企業のマーケティング活動を支援!〈Kさん〉

学生時代は、数学・統計学を専攻し、主に理論研究に携わっていました。統計学の講義には、習った手法で実データを分析する演習もあり、様々な結果や解釈が得られることでデータ活用の面白さを実感しました。もともとは教員志望でしたが、研究や講義を通じて、「データを活用して社会に大きな影響を与えたい」と考えるようになり、データアナリストを志望し企業研究を行いました。そんな中で出会った当社は1億人超のデータを有し、提携先の業界も幅広い。思い描いていたデータ活用の仕事ができると考え、入社を決めました。

入社1年目は、分析基盤の運用業務に従事し、業務の中でデータベース・ネットワーク・セキュリティ等、データ利活用に関するシステム環境を理解しました。Pontaデータ全体に関するシステム構成やデータの取り扱いに関する理解は、現在の仕事にも役立っています。2年目からはデータアナリストとして、統計学的な視点を生かし、「Ponta」データに付加価値をつけ、顧客企業のビジネス創出・推進をサポートしています。最初の頃は、データ分析をもとに、お客様がユーザーに向けて発信するDMやメールのターゲットの選定等をサポート。今では、お客様にヒアリングを行って課題を抽出し、データ分析に裏付けされたコンサルティングに携わるまでに成長できました。

当社には、「Ponta」会員の属性や行動、購買、趣向等に関する膨大なデータに加え、独自のアンケートデータに基づく価値観を切り口にしたデータがあるのも特徴。特に印象に残っているのは、ある金融サービスの新規ユーザー開拓を求められた時のこと。それまでは、年齢層や年収等の属性を中心にターゲットを決めていましたが、見方を変えてデータ分析を行う中で、「PERSONA+(ペルソナプラス)」を使って特定の価値観を持つ層もまたターゲットとなりうることがわかりました。それまでのデータに価値観という観点を加え、潜在顧客が興味を持つような訴求を行ったところ、企業が求める優良ユーザーを獲得でき、大きな成果に繋げることができました。

アナリストとして、学生時代に学んだ統計学の知識を直接生かせることは魅力的です。自身の仮説や気付きをデータで検証し、得られた示唆をもとにお客様のビジネスの成功へ貢献できることに、とてもやりがいを感じます。研究を通して身についた、自ら学ぶ習慣が、企業や業界への理解を深める上で役立っていると感じます。

入社2年目から手掛け始めたデータ可視化サービスが、国の事業にも貢献!〈Sさん〉

大学と大学院では、産業・組織心理学を学びました。研究テーマは、心理学を活用して働く人のモチベーションを高めること。アンケート調査をもとに統計的な考察をしていく中で、データ分析の基礎知識を習得しました。また、大学院時代はインターンシップに参加。シンクタンクやマーケティング会社が実施する、1年ほどの長期プログラムに参加しました。その経験が、この世界へ飛び込むきっかけに。データがあるにもかかわらず活用されないという状況を目の当たりにし、使う人の視点に立ってデータを整形しなければ、その価値が伝わりにくいということを学びました。

データ活用に興味を持って企業研究を行う中、当社を選んだ理由は1年目からすぐにビッグデータに触れられる環境だったからです。また、出会った社員の人柄も決め手のひとつです。強みだけではなく、当時の課題も包み隠さず教えてくれる誠実さに惹かれ、納得感を持って入社を決意することができました。
最初に携わったのは、「Ponta」のIDに紐付くID-POSデータを活用したデータ分析やマーケティング提案です。消費者の購入傾向等を把握し、お客様であるメーカーのマーケティングに生かす仕事で、実際にお客様の前に立ち、分析結果を報告することもありました。

入社2年目からは、「お客様が自らデータに触れることで、データの価値をより実感してほしい」 と思い、データのビジュアライズサービスを手掛けるようになりました。ゼロからの挑戦だったので、苦労も多くありました。最初はサービスとして提供できるレベルではありませんでしたが、少しずつ知見を貯め、広報部と連携して成果物の公開を進めた結果、SNSでも評判となり、今では総務省が提供する統計データをビジュアライズする案件にも従事するようになりました。この経験は、大きな成長と自信につながっています。

データのビジュアライズにこだわるきっかけを与えてくれたのは、学生時代のインターンシップ体験です。「使う人の視点に立って、キレイに整え、見やすく加工すれば、データに新たな価値をもたらすことができる」という想いが、私を“ビジュアライズ”の道に向かわせました。また、学生時代はコーヒーを淹れる技術を磨き、お客様に提供するサークルに所属。その中で得た、技術や知識の継承、運営フローの改善、サークル内外でのコミュニケーションの経験も、今の仕事に生きています。

多彩なフィールドで、若手のうちから自分らしさを生かして活躍できる!

お客様のマーケティング課題を解決することだけが、私の仕事ではありません。入社4年目からは、データ分析やアンケートを活用した自社サービスの開発にも携わっています。開発に携わった「PERSONA+」は、アンケートによる15個の価値観タイプ判定に加え、機械学習を活用し、Ponta会員全体に対し15個の価値観タイプを判定しています。本サービスでは、生活者の興味関心や様々な意識、ライフスタイル等をもとに、より精度の高いマーケティング支援が行えるようになりました。

当社では、有識者によるアナリスト研修や、部署を横断したアナリストフォーラムを開催し事例を共有する等、アナリストとしてのスキルを磨く環境も充実しています。アナリストの中には、企業のデータ活用をコンサルティングするメンバーや、当社の分析活用事例を社外へ発信するメンバー、BIツールや生成AI等の活用に注力するメンバー等、活躍のフィールドは様々。社内外を問わず、多種多様な背景・業務を持つ方々と、情報共有しつつプロジェクトを推進できる点は魅力的ですね。幅広い経験が積める環境で、アナリストとしての成功体験をさらに増やしていくことが直近の目標。ゆくゆくは、組織を率いる人材へと成長し、マーケティング事業のさらなる拡大をけん引していきたいです。
〈Kさん〉

当社の強みは、1億人超のビッグデータを活用し、企業の課題解決に貢献できること。また、独自にアンケート調査を実施できるのも特徴。私の部署では現在、当社のアンケート調査をもとに様々なテーマで導き出した自治体ランキングのデータを分析して、それぞれの街の強みや課題を浮き彫りにし、地域活性化にお役立ていただくプロジェクトも進めています。また、若手社員が主役となって活躍しています。同年代が多いので意見や提案がしやすく、コミュニケーションがスムーズ。私がサービスの開発を任されたように、年次にかかわらずにチャンスを与えてくれるので、早くからトライ&エラーで経験が積めるのも魅力です。

今後の目標は、ビジュアライズサービスを通じてデータの価値をさらに高めていくこと。目の前にはまだまだ多くの壁が立ちはだかっていますが、たくさんの方々に利用してもらえるサービスへと成長させたいです。私が積み上げてきたデータ可視化のノウハウを社内に広め、将来的にはビジュアライズに強いアナリストの育成も推し進めていきたいです。
〈Sさん〉

学生の方へメッセージ

やりたいことが決まっている人も、まだ見つかっていない人も、積極的に会社のイベント等に参加して、いろいろな方との接点を増やしてみてください。そして、自分が気になったことをどんどん質問してみましょう。その答えに対してどう感じたのかも、会社選びのヒントになると思います。また、会話をしている中で、『この人たちと一緒に働きたい』と思える会社と出会えるかもしれません。当社の企業研究をするなら、若手のうちから自身の強みを生かして活躍できる会社であることに注目してもらいたいです。例えば、入社1~3年目の若手社員たちが率先して生成AIの活用に取り組む等、メンバーの発信によるプロジェクトも活発です。〈Kさん〉

職種別に採用を行う当社では、企業研究だけではなく「気になる職種」についての深掘りをすることも、会社を知ることと同等に大切です。同じ名前の職種でも、会社やその中のチームごとに担う役割は多種多様。「自分の興味がある、やりたい仕事に携われるか」という視点は、企業研究のポイントになるでしょう。また、職種や分野の垣根を超えたコミュニケーション、コラボレーションにも着目すると、社会に出て働くイメージがもっと鮮やかに描けるようになると思います。〈Sさん〉

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職種別採用なので、やりたい仕事に就けるのが特徴。「どんなキャリアを歩みたいか」を会社に申告できる制度や、手をあげて新しい仕事に挑戦できる社内公募制度もある。

マイナビ編集部から

コンビニや飲食店、通信サービス、ECサイト等、日常の様々なシーンで利用されている共通ポイントサービス「Ponta」。会員数は1億1947万人(2024年10月末時点)を誇り、提携企業数は156社216ブランド(2024年11月1日時点)、提携店舗数は31万店舗(2024年11月1日時点)と、「Ponta」は人々の暮らしに根づいている。
同社は、その運営を担っていると同時に、データを利活用して企業のマーケティング支援を行う会社。会員の属性や行動、購買、趣向、価値観等に関するデータを用いた分析を行い、プロモーションの企画や提案に繋げて、企業の課題解決や事業の発展に貢献している。

そんな同社には、年次に関わらず仕事を任せる社風が深く浸透している。1億人超のデータを300名あまりの精鋭で扱う同社では、自ら考え、新たな価値を創り出していく姿勢が強く求められるからだ。新人であっても、「自分ならどうするか?」という当事者意識を持って仕事に取り組むなら、1年目から大きな成長を遂げることができるだろう。

同じアナリストながら、オールラウンダーとして多方面で活躍するKさん、データを可視化する“ビジュアライズ”のプロとして新しい事業の形を作り上げたSさんのキャリアからも、自分らしさを生かせる職場であることがよくわかった。しかも、多彩な活躍のフィールドが用意されているので、きっと「やってみたい」と思える仕事が見つけられると感じた。

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躍進の基盤にあるのは、会員数1億1947万人(2024年10月末時点)に達するPontaのデータプラットフォーム。社員の発想とあいまって、斬新なサービス創造を可能にしている。

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