最終更新日:2025/6/25

相互住宅(株) 【第一生命グループ】

  • 正社員

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 不動産
  • 不動産(管理)
  • 建設
  • 設備工事・設備設計
  • 住宅

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

第一生命グループの総合不動産会社だからこそ味わえる仕事の醍醐味とは?

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「不動産のプロ」に成長するプロセスをお伝えします!

総合不動産会社として、多岐にわたる事業を展開する相互住宅(株)。今回は様々な部署で活躍する3名の先輩社員に仕事内容とキャリアについて、じっくりとお話を伺った。

プロジェクト開発部 課長補佐 R.K.さん(写真右)
2014年入社/経営学専攻卒

リレーション営業部 係長 K.N.さん(写真左)
2018年入社/経済学部卒

ソリューション事業部 係長 S.F.さん(写真中央)
2019年入社/理学部卒

当社で活躍する先輩のプロフィール

「学生時代にはバンド活動をしていましたので、今も音楽を聴くことや、演奏することもあります。また、休日は家族でキャンプに出かけてリフレッシュしています」(R.K.さん)
最近はラーメンやカレーなどの飲食店を巡っています。初めてのお店に行くこともあれば、週に2~3回同じ店に行くこともあります(笑)」(K.N.さん)
「休日はネットで映画やアニメを観ることが多いですが、1日に1度は外に出たいので、美味しいものを食べに行ったり、買い物に出かけることもあります」(S.F.さん)

自身の企画を具体化し、建物が竣工した瞬間の達成感を味わうために(R.K.さん)

私が最初に配属されたマンション事業部においては、プロパティマネジメント業務を担当していました。プロパティマネジメント業務は、自社で保有しているマンションやグループ会社から受託しているマンションの管理業務をはじめとした、賃料収入の最大化や管理費の適正化などを含めて資産価値を高める仕事です。この仕事は入居者様との接点が多く、当社の業務においては唯一とも言えるB to Cの業務が経験できました。入居者様から「設備が故障した」との連絡をいただいたら、どのような対応をするのか。入居者様にどう説明すればご理解いただけるのか。その際の立ち振る舞いはどうすればいいのか。毎日、試行錯誤の連続でしたが、コミュニケーション能力を培う意味において、とても貴重な経験でした。この部署には4年間在籍しましたが、その後は総務部へ異動になり、主に給与・社保業務を担当しました。

マンション事業部在籍時には他部署の社員と接点を持つ機会もありましたが、総務部では社員の一人ひとりが日々元気に過ごせているのかという視点で様々な社員と関わっていたため、より人脈が広がり、深まったように思います。また、同時に会社の人件費などを扱う立場でもあったため、給与がどのような仕組みで支払われているのかなどを知り、会社のお金の流れを考える機会にもなりました。

その後、現在所属しているプロジェクト開発部に異動し、2年目を迎えています。現在はマンションの新築計画におけるプロジェクトの責任者として、与えられた事業予算とスケジュールの中、マンションが竣工するまでのプロジェクトを推進する業務を担っています。この業務においては、設計者の方や実際に施工を担うゼネコンやサブコンの方々との意思疎通がとても重要になります。技術的な話になった際は、相手の方々がプロであり経験値が高いケースも多くありますが、そこでいかに私たちの意向を伝え、納得感を持ってもらえるようにするのか。その技量が試されていると感じています。近い将来、自身の企画を具体化し、マンションの竣工までを担当する。その時の達成感を思い描きながら日々頑張っています。

当社は総合不動産会社として、上流工程からの全てを経験できるメリットがあると思います。どのような仕事の経験も別のポジションで活きるため、総合的に不動産のプロフェッショナルを目指していける会社だと思っています。

新たな部署でお客様を増やすため、一つひとつの案件を大切にして実績を残す(K.N.さん)

大学生の頃には着ぐるみの中に入る仕事をはじめとして、結婚式場の配膳係、デリバリーと様々なアルバイトを経験しました。その時から一つの業務を続けるだけでなく、様々な業務に挑戦したいと感じるようになりました。当社は総合不動産会社として開発から管理まで様々な事業を展開しているため、多様な経験ができると思い、入社を決めました。

最初の配属先はビル事業部でした。ビル事業部では主にオフィスビルのプロパティマネジメント業務を担っていました。オフィスビルの設備は大規模で特殊なケースもあったため、例えば空調設備が故障した場合などは、すぐに修理ができずに対応に苦労するケースもありました。なお、この仕事を通じてオフィスビルの設備内容、賃料の相場感、法人のお客様とのやり取りの仕方など様々なことを学べました。

今年度、初めて異動になったのですが、新設されたリレーション営業部が異動先でした。今まで取引のない法人のお客様の不動産に関するお悩みを解決するのが主な仕事です。他の部署では第一生命グループの物件を扱っているケースが多いのですが、グループ外の取引を広げようというミッションを担っているのがリレーション営業部です。そのため、現在は新たなお客様へのアプローチに注力しています。私の場合はビル事業部に6年間在籍していましたので、そこで築いた法人のお客様の人脈を辿ったり、他事業部のメンバーへの案件紹介を依頼するなど、まだまだ手探りでトライ&エラーを続けているところです。そのような中、先日ある案件において売買契約をまとめることができました。当初はなかなか折り合いを付けられなかったのですが、私が間に入り、最終的には両者にご納得いただけたので、ほっとしました。

リレーション営業部は新設の部署であるため、社内でも「何をしているの?」と聞かれることが時折ありますが、今は土台固めの時期だと捉えていますので、一つひとつの案件を大切にし、実績を積み上げていくことが大事だと考えています。そのような意味においても、案件が一つまとまれば、それが自身のやりがいにつながります。不動産取引は動く金額が大きいこともあり、簡単に話がまとまることはほとんどありません。そのような中で上手くいかないこともあれば、上手くいくこともある。モチベーションを下げることなく、目の前の仕事に向かい続けていくことが大切だと考えています。

スムーズな不動産取引にあたっては、知識だけではなく人間関係の構築が重要(S.F.さん)

就職活動では生活に近い仕事を志望し、食品業界と不動産業界に絞っていました。その中で当社に決めた理由は、選考過程で先輩社員の話を聞く機会があり、穏やかで優しい方が多いと感じたことに加え、高価格帯のマンションも扱っており、純粋にそこに住む方々や物件に興味があったからです。

入社から5年間はもともと関心を持っていたマンション事業部において、自社所有の高価格帯のマンションを担当していました。高価格となれば、入居者様からも様々なリクエストを受けます。過去に前例のないご要望や外国籍の方への対応などもあり、どのようにお客様のリクエストにお応えするのか努力しました。そのためにパートナー企業の方々との調整が必要で苦労する場面もありましたが、それがマンション事業部の仕事の面白いところでもありましたね。

今年度からはソリューション事業部に異動し、担当業務が賃貸業務から売買業務に変わりました。現在は自社やグループ企業の資産を売却する際の仲介業務、中古マンションの取得業務などに携わっています。資産を売却する際には「いつ頃までに売却したい」や「いくら位で売りたい」との期限や要望があります。とは言え、売却は買い手があって初めて成立するものですから、売り手側と買い手側の要望を調整しなければなりません。また、売買に必要な書類の作成にあたり、これらの条件を加味していると、何回もやり取りが発生して内容を調整する必要が出てきてしまい、結果的にタイトなスケジュールになることもあります。そのような苦労はありますが、スケールの大きな仕事ですので、一つの案件を終えた時の達成感は、言葉にできないほど大きなものです。また、マンション事業部で賃料を決めていた経験から、例えば中古マンションの取得にあたっては、その物件でどのくらいの賃料設定になるのかが予想しやすいため、収支を考えやすいといったメリットがあります。

なお、不動産取引においては宅地建物取引士の資格取得など、専門的な知識の習得も重要ですが、同時に「この人となら取引したい」と思ってもらえるような人間関係の構築が大切だと感じています。私自身の経験値にかかわらず、外からみれば会社の顔でもあります。時代に逆行しているかもしれませんが、電話したりお目にかかったりして、直接的なコンタクトを大切にすることが、信頼関係の構築にとって重要だと考えています。

学生の方へメッセージ

当社の魅力としてお伝えしたいことは二つあります。まず一つ目は多様なビジネスフィールドです。多くの不動産会社が機能毎に会社を分離している中で、当社は土地の取得・開発から建物が竣工した後の管理までを一気通貫で行っています。そのため、様々なプロセスの業務に携わることができ、その過程で自身の成長につなげられるとともに、自身の適性を見つけてキャリアを積むことができます。

もう一つは社内の風通しの良さです。約70年の長い歴史において、部署間の壁や上司との壁がなく、フラットでお互いに意見交換ができる社風を築き上げてきました。若手社員が上司に提案することも歓迎されるため、仕事が進めやすい環境だと思います。また、柔らかい雰囲気の社員が多く、社内の人も社外の人も大切にしようとするスタンスで仕事をしているのも特徴です。

なお、当社では「つながり」や「個性の尊重」といった項目を評価項目に入れています。当社のビジネスにおいては、個人・法人のお客様はもちろん、物件のオーナー様やパートナー企業の方々など、様々な方とのつながりが重要になります。これらを大切にしながら仕事を進めていく必要がありますので、当社の社員には特に協調性が求められます。また、グループ外の取引拡大や新しい仕組みの導入など従来にない取り組みも進めていますので、新しい物事へのチャレンジを楽しめる人も歓迎します。
(採用担当)

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1955年に第一生命住宅の名で誕生した同社。集合住宅を扱うプロとして高級マンションのシリーズを手がけ、1975年に現在の相互住宅に社名を変更した。

マイナビ編集部から

マンション・オフィスビルの賃貸事業を中核に、開発・建替事業、不動産仲介をはじめとするソリューション事業など、様々な不動産ビジネスを多角的に展開している相互住宅(株)。2025年の創業70周年を目前に控え、“総合不動産会社”として発展を続ける同社は、2020年6月から働き方改革に向けた取り組みを次々と実施。その集大成が2022年8月の「本社移転」である。

同社は五反田にあった本社オフィスを大崎へと移転。従来は複数フロアに分散していたオフィスをワンフロアに集約し、フリーアドレス制を導入した。また、カフェスペースの設置、複合機の集約などにより、様々な部署の社員が自然に集まり、コミュニケーションが生まれる仕掛けを構築している。このようにして一体感の醸成を図る一方で、オフィスには一人で集中して作業に取り組む個人ブースや、上司がいたら気軽に相談できるファミレス席なども設置。社員一人ひとりが業務内容や気分に合わせて、働くスペースを自律的に選択できる環境を整備した。社員の働きやすさを重視しながら、生産性を高める仕組みがつくり上げられている。

同社では2024~25年度にかけて自社物件、受託物件の増加が見込まれており、さらなる成長が期待される。持てる力を思う存分発揮できる環境でコツコツと努力を重ねつつ、チャレンジングな仕事に挑戦したいという志をお持ちの方におすすめしたい会社だと取材を通して感じた。

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2022年8月、本社移転にあたっては全社員にアンケートを実施し、要望をくみ取って働きやすいオフィスづくりに反映した。

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