最終更新日:2025/4/30

(株)オビタス

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(インテリア・住宅関連)
  • 商社(建材)
  • 空間デザイン・ディスプレイ

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

「販売+施工」の強みを活かし、市場の信頼を高めていきます。

PHOTO

エクステリアで、暮らしに新たな付加価値を提供

商社でありながら、施工も行う一貫体制がオビタスの自慢の1つ。
社員たちも、その強みをお客様からの信頼に結びつけるとともに、日々切磋琢磨し成長を続けています。

★小泉拓登さん/可児支店/2023年入社(写真右)
中途入社。もともとエクステリアなどに興味があり、当時の社長の「やり続けることでできるようになる」の言葉に惹かれ、入社を決意。

★山口風樹さん/可児支店 主任/2020年入社(写真左)
経営学部卒の新卒入社。業界を絞らず営業職を軸に就職先を探す中、所長をはじめ、若手が多く活躍する環境に魅力を感じたという。

★今井理功さん/可児支店 主任/2020年入社(写真左から2番目)
学生時代の学びは経営学。説明会で、暮らしの中でなくてはならないものに携われると聞き、興味を持ったのが入社のきっかけ。

※いずれも旧(株)ワンデックス出身

私の営業スタイル

スピード感を持って行動することです。トラブル対応を最優先したり、見積りを急がれている場合は、その日中に提出するなど、自分なりに整理をしています。(今井さん)
お客様からのヒヤリングを入念に行っています。「テラスを付けたい」「動線上に柱を置きたくない」などのニーズに対し、最適な提案をするよう意識しています。(山口さん)
あきらめずにやり続けることを心がけています。ミスをした時の対応1つでも信頼は変わってきます。その姿勢は、中学生の時のサッカー部で培ったものですね。(小泉さん)

【今井さん】工事を手がけることで仕事の幅が広がり、達成感も格別です

私は岐阜県の中濃・東濃エリアのサッシ工務店、土建業など70件ほどのお客様を担当しています。工事と合わせての受注も多く、住宅のテラスやフェンスはもちろん、公共の場合は役所の倉庫、民間ではカーポートなども手がけました。
お客様からは「こんな寸法のカーポートにしたい」「この写真に似た商品がほしい」など、漠然としたご依頼をいただくことも少なくありません。時には現場から急ぎの問い合わせをいただくこともあり、迅速な対応が問われる毎日です。
今でこそお客様のご要望を把握し、問い合わせや見積り対応はスムーズにできるようになったものの、新人の頃は商品知識もなく、仕入先メーカーに尋ねることが多かったですね。その後、3~4年目に見積りや工事の段取り組みの仕事が重なったことがあり、その時の経験が成長につながりました。

ちなみに施工に関しては、必要な資材を仕入れ、工事の段取りを組んだ上で職人さんを手配します。現場が始まってからも、施工管理的な立場で時期を見計らいつつ、確認に赴きます。
商品の販売に加え、工事の受注もできる分提案の幅が広がりますし、職人さんに指示を出すことで職場での後輩指導に役立つ面もあります。
一方で、天候による段取り見直しや納まり(仕上がり)具合など、大変な面もあります。それでも現場をやり終えた時の達成感は格別。大きな現場であれば、街づくりの一端に貢献できた気がしますし、フェンス1つでも色味がある分、人目につきやすい空間づくりに関わったという自負が持てる仕事です。
またフェンスやカーポートに用いるアルミ素材に関しては、他の工事ではあまり使わないため、お客様も知識をお持ちではありません。その分頼っていただける点も醍醐味です。

私は主任になったばかりで、支店内にはベテランや中堅も多く、私と山口が最年少です。それでも人間関係に関しては最高の職場。相談もしやすい上、逆に自分なりにスケジューリングを組んで進めていける点も気に入っています。もちろん誰かが不調な時は、みんなでサポートし合うチーム制も魅力の1つです。
今後は皆と今以上に協力し合い売上を伸ばし、もっと高い段階へとステップアップしていくことが目標です。

【山口さん】お客様のニーズに自分のアイデアをプラスし、形にしていきます

私のお客様はエクステリア専門の施工会社、地域のホームビルダー、工務店が中心。案件としては8割がカーポート、フェンス、テラス、デッキ、庭一式などです。
活動をする上では、工事とセットで提案できる点が何よりのメリットです。エクステリアに関して専門ではないお客様も多く、規格通りでない特殊な納まりが求められる工事の時などは、特に私たちの存在が重宝がられます。その分、営業としては事前に綿密に現地を調査し、職人さんに対しても注意点などを正確に伝える姿勢が欠かせません。

私の年は入社後の半年ほど、工事研修がありました。職人さんに付いて現場を見学したり、簡単なお手伝いをすることで工事の流れなどを学びました。半年といっても、民間工事などは1~2日で終わるものが多いため、かなりの数の現場を体験したものです。
独り立ち後には、スケジュールが厳しい現場にもかかわらず、メーカーからの部材が遅延するというトラブルに遭遇したこともあります。その時は出荷が待てず自分で部材を取りに行き解決したのですが、その経験を通じて簡単にあきらめない姿勢が身に付きました。仕事をする上では、自分なりに方法や手段を考え、お客様のためにできることを見つける姿勢が大事だと思いますね。

5年目を迎えた今では主任となり、後輩指導なども任されるまでになりました。入社前にイメージしていた通り、若くして責任あるポストに就き活躍できる会社でした。
仕事のやりがいは、お客様の要望に沿うよう、自分なりの工夫で現場を回していくことです。その結果が「ありがとう。いい仕上がりだね」という感謝の言葉になって返ってきます。
会社として長いおつきあいの職人さんが多い上、私は研修の頃からお会いしている分早くから関係性も構築できていて、できる限り希望に応えようとしてくれる点も魅力です。
一方で難しさと言えば、天気に左右される中、複数の現場を段取り良く動かしていくことです。その点には今でも苦労しています。
ただエクステリアは、住まいの顔。建築資材のように完成後は隠れてしまうこともなく、華やかで存在感があり、家の個性も出しやすいアイテムです。
これからもエクステリアの世界を突き詰め、次は係長のポストをめざして頑張り続けたいと思います。

【小泉さん】できることが増えるたびに、自身の成長を実感できます

私は中途入社であるものの、入社後は社会人マナーの研修を始め、3ヶ月ほど職人さんに付いて施工の補助作業も経験することで、工事の手配や専門用語などを1から学ぶことができました。そして先輩同行や見積りの作成の練習などを経て、入社から1年ほど経った頃に営業デビューを果たしました。

入社前は施工管理もすると聞き大変そうなイメージを抱いていましたが、実際は専任の施工管理と異なり、現場常駐でもないためその点は安心できました。ただ最初のうちは知識が足りない分、うまくいかないことも多々ありました。
ある別荘にデッキを設置した時には、普段とは違う鉄骨の下地に付けることになり、メーカーから届いた部品ではできないことが判明。どんなビスやネジを使うべきかを職人さんに尋ね、急いで発注したことも。何でも自分一人で解決しようとしないことの大切さを学んだ出来事でしたが、先輩たちはどんな質問にも気さくに答えてくれますし、職人さんたちも優しく、頼りになる人ばかりが揃っているのでとても助かっています。3年目を迎えようとしている今では、よほどの時は先輩に助言をもらうものの、ひと通りの業務はできるようになりました。

私の場合は副支店長から引き継いだ工務店、外構施工、ひとり親方の施工店などが中心で、案件としては一般住宅の他、公共施設の物置やフェンス、ゲートなども手がけています。施工現場を見にいらっしゃった施主様から「いい感じだね」などの言葉をいただくことがやりがいです。
エクステリア自体、家をきれいに彩るアイテムです。施工に関しても工期が短い分いろいろな現場を経験できる上、時には高級住宅等に携わるチャンスもあります。他にも外部セミナーやメーカーの工場見学など、学びの機会も豊富です。
今はお客様の数も少なく「その中で頑張っている」と言われるものの、自分の中ではまだまだ。今後は社内のいろいろな部門のランキングで、すべて1位をめざすくらいになりたいと思っています。

学生の方へメッセージ

自分が何をしたいかを明確にすることです。私は「営業職」を軸に勤務エリアで探す中、当社と出会いました。もちろん単にネットで調べるだけでは会社の本質は見えてきません。説明会などには積極的に参加し、熱量を持って臨むことです。会社への関心や仕事への意気込みの度合いは、人事の人にすぐに伝わるものです。また社会人になると報連相が欠かせないため、その練習を学生のうちからしておくと良いでしょう。(今井さん)

商社といっても扱う商品はさまざま。私も就職活動をして、初めてエクステリアの分野を知りました。何を売るかも大切ですが、会社の雰囲気が合うかどうかも重要です。まずは広い視野でいろいろな会社を見て下さい。そうすることで思わぬ発見があるかもしれません。学生時代の過ごし方としては、自分なりに1日のスケジュール管理をすることをお勧めします。そのスキルは社会に出てからも、とても役に立ちますよ。(山口さん)

どの会社に入るかよりも、どんな働き方をするかです。疑問に思うことがあれば、説明会や面接の場で遠慮せずに質問をしましょう。例えば当社の場合、働き方改革を進めており、見積りシステムは20時でシャットダウンしてしまうためそれ以降は残業ができません。忙しくない時期には定時上がりも少なくありません。そうした実情はホームページだけを眺めていても、なかなかわからないものです。(小泉さん)

PHOTO
「営業に加え、施工管理を手がけることは責任と労力が伴います。でも、それを乗り越えた時の達成感・成長感には特別なものがあり、やりがいにつながります」と先輩たち。

マイナビ編集部から

オビタスの前身である大竹産業は100年、ワンデックスも50年超の歴史を持ち、それぞれの社風を培ってきた。地域性などもあり合併当初は両社に多少の違いはあったものの、1年が経った今では融合も進み、そろそろシナジーが発揮される時期とのことだ。

今回の取材は旧ワンデックスの支店内で行われたものだが、登場した3名を始め、みなさんオビタスとしての今後に大きな期待と誇りを持っている印象を受けた。
3名からも「部長や支店長を始め、誰とでも気さくに会話ができる点は変わらない良い面。一方で新体制になり、仕入先が増えて活動しやすくなりました(今井さん)」「私も仕入先が増えた点に魅力を感じています。また私は2つの支店を経験していますが、どこに行っても人の良さを感じる会社です(山口さん)」「私の場合は転職して給与が上がり、勤務時間は減りました。子どもとの時間をより多く持てるようになりました(小泉さん)」という声が返ってきた。

一方、新卒に対してはエクステリアの業界自体経験者が少ない分野であり、会社としても成長を急がせることはしないとのこと。その分、周囲との協調性を大切に、新卒らしさを発揮してほしいと願っている。
生まれ変わった体制の中に新卒メンバーが加わった時、どんな相乗効果が生まれるのか。そして職場の雰囲気はどう変わるのか。期待して見守っていきたい。

PHOTO
営業職への配属が基本ではあるものの、サポート役が得意な人材には内勤営業を任せるなど、個々の適性なども見つつ適材適所の人材配置が行われる。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)オビタスの取材情報