最終更新日:2025/5/1

エスリード(株)<不動産開発職>【東証プライム市場上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 不動産
  • 建築設計
  • 住宅
  • 専門コンサルティング
  • 建設

基本情報

本社
大阪府

取材情報

プロジェクトストーリーを紹介したい

人が集まり、暮らし、やがて街になる。

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マンションの建設、販売、そして総合不動産ディベロッパーへ。

ワンルームからファミリー向け物件まで、マンションを建てるにはまず土地を探さなければならない。ときには億単位の取引となる用地仕入れの仕事で活躍する3名にやりがいを聞いた。

■川村 鴻太さん(写真中央)
2020 年入社
事業部 主任

■上村 麗華さん(写真右)
2020 年入社
事業部 主任

■大嶽 孝明さん(写真左)
2021 年入社
事業部 主任

先輩たちの横顔

「大学時代には都市計画研究会で街を歩き、個人的にも全国を旅しました。ディベロッパーの仕事に興味があるなら多くの街や都市を見た方が良いですよ」と川村さん。
「薬学部出身で医薬品の開発を学びましたが、研究職よりも営業職が向いていると感じました。建築、工学、文系など専攻はさまざまです」と上村さん。
「先輩達には仕事のことだけでなくプライベートな話も聞いてもらいました。私も後輩に自分から声をかけて同じように接していきたいと思います」と大嶽さん。

学生時代に旅した多くの街や都市。将来はそんな街全体を開発してみたい

学生時代に都市計画研究会に所属し、不動産開発に興味を持ちました。就職活動ではディベロッパーに焦点をあて、縁あってエスリードに入社できました。しかし私にとって大阪は未知の土地。1年目は自分の足でとにかく歩き回って土地勘を身に付け、地域の雰囲気を知ることに努めました。

初仕入れができたのは2年目の6月。近畿圏の大きなターミナル駅に近い一等地で、この土地を買いたいライバル業者はたくさんいました。しかし売り主さんは「川村君はよく足を運んで通ってくれたから」と私を選んでくださり、嬉しかったです。この地域には単身者向けのマンションが多いので、ワンルームと1LDKのミックス物件が良いと判断し、現在建築中です。

私はこれまでに全国を旅行し、たくさんの街や都市を見ました。今は一区画の土地を買って建物を建てるまでの経験しかできていませんが、将来は街全体を創ることができたら面白いですよね。日々の業務の中では、戸建てやゼネコンを担当する関連会社の方々と話をする機会も多くあります。エスリードとグループ各社のノウハウを総合して、たとえば北海道などでリゾートマンションやホテル、商業地域から住宅地までが一体となった街づくりに取り組んでみたいです。グループの規模が大きいことで視野が広がり、大きな夢を描けることが、当社で働くことの良さだと思います。

学生時代には思いもしなかったことですが、土地仕入れの仕事には測量や建物の解体に関する専門的な知識も必要でした。初めて勉強することばかりで大変でしたが、必要な知識は先輩からしっかりと教えていただけます。当社では若手社員が裁量を持ち、伸び伸びと働いていることが大きな特徴。先輩も後輩も「チームとして一緒に頑張ろう」という雰囲気にあふれた、大学の部活の延長みたいな空気感が気に入っています。〈川村さん〉

モチベーションが下がったときには思い出の物件を見に行き、初心に返ります

不動産は誰にとっても大きな買い物ですが、それを売るのではなく創る事に興味がありました。自分が手掛けた物件が地図に残り、将来は自分の子供に「これはお母さんが建てたんだよ」と言えたらかっこいいじゃないですか。自分で土地を探し、その地域のニーズに合うマンションを構想して建設する。ゼロから形にしていく仕事はとても楽しいです。土地の仕入れではプロの土地仲介業者さんと大きな金額の交渉をしますが、私は理工学部出身ということもあり数字に強く、会話をしながら頭の中ですぐに計算ができることが強みですね。ライバル他社も同じ交渉をしているはずなので、瞬時に会話を進めてることがとても大事なのです。

入社後は1週間程度の研修の後に本配属となり、1か月程度は先輩に同行して学びました。それ以降は自分の裁量に任されます。自由に動けることがこの仕事の良さですが、私はなかなか成果が出せず、1年目は苦しかったですね。初めての仕入れは2年目の夏。あまり開発が進んでいない地域でマンションの需要もないかと思われましたが、新幹線が開通するという情報を得て投資用のワンルームマンションを建てることができました。マンションの価格は近隣の賃料に合わせることが通例ですが、この近隣には競合物件がなかったのですべてをゼロから考えました。苦労した分、思い入れがある物件なので、モチベーションが下がったときにはこの物件を見に行き、気持ちを上げるようにしています。

1年目に大きなミスをして、確実に買えるはずだった物件を逃したことがありました。この時は悔しくて泣きましたが「チーム戦なんだから、一人で抱えるな」と声をかけてくれた先輩をはじめ、周囲のサポートに助けられました。先輩たちはとにかく優しくて知識が豊富。数年上の先輩に相談すればほとんどの問題が解決します。

不動産業界にはハードなイメージを持つ人が多いかもしれませんが、私は最初の会社がエスリードで本当に良かったと思います。学生時代、バイト先のお客様に不動産業の方がいたのですが、その方から「エスリードは完成在庫ゼロ。それは良い土地の仕入れができているから」と聞き、「すごいプロの集団なんだな」と感じましたが、その印象は間違っていませんでした。〈上村さん〉

成果を上げれば昇格も早い。自分で課題を見つけ、行動しながら成長したい

就職活動の際には企業分析に力を入れました。「この企業ではどんな人材が求められているのか」を深く分析すれば、自分の良さを生かせる点が必ず何か見つかると思います。エスリードにご縁をいただけた理由は、自分のバイタリティや論理的な考え方ができる点を評価していただけたからではないかなと思っています。

初めて仕入れができたのは入社2年目の夏。大阪市内の人気エリアなので競合が多かったのですが、わずか2週間で当社に決めていただけました。理由を聞くと「熱心に通ってくれた」「問い合わせにはいつでもすぐに返答をくれた」と評価をいただけました。私はチームに進捗を逐一報告し、アドバイスをいただきながら交渉にあたっていたので、先輩たちの経験に助けられた結果でもあるのですが、非常に嬉しかったです。先輩たちのアドバイスは、情報に対する動き方から日々のスケジュール設定まで、細かい部分も具体化してくださいます。そのおかげで、今では自分で判断できることが非常に多くなりました。

営業スタイルは人それぞれですが、私は人よりも訪問数をこなすことを意識しています。ときには一件で億単位の取引を成立させる仕事なのですから、やはり売り主様に直接会って会話をし、信頼を得ていくことが大事だと考えるからです。当社では一人ひとりが自由に判断して動ける良さがありますが、この自由さは自分に厳しくないと成立しません。ですから、常に自分から課題を見つけて考え、行動もできる人なら、当社で大きく成長できると思います。

成果を上げなければいけない、とプレッシャーを感じることもありますが、成果を上げれば昇格も早いのが当社の良さ。私の今の目標は、自分一人で正確な判断ができるようになることと、お客様により信頼していただける営業になることです。そして将来はワンルームマンションからファミリー向け物件まで幅広く扱えるようになって、総合不動産業を目指す会社の戦力となりたいです。〈大嶽さん〉

学生の方へメッセージ

当社では入社1年目からに用地仕入れを任せますが、こうした不動産ディベロッパーは実は多くありません。業界では一般的に、他の業務で経験を積んだ中堅が手掛ける業務だと認識されており、1年目から億単位の取引を自分の判断で動かせることは、当社ならではと言えるでしょう。活用できる良い土地を見つけたら、自分がリーダーとなって自由に動ける、やりがいある仕事です。

私たちは応募者全員と必ず面談をしています。書類選考はなく、資格の有無も関係なく、その人の人間性を見せていただきたいからです。会話を通じて感じた人柄やオーラなどの印象を大事にします。土地の売り主さんや仲介業者さんから信頼を得るためには人間関係をしっかりと構築することが大切ですが、そのためには若々しさと元気、そして素直さが必要です。先輩の指導を素直に聞いて実行できる人は、必ず成長しています。〈人事担当 宮下さん〉

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人事採用担当の宮下さんと事業部の末蔭さん。「事業部での仕事を理解することは、不動産事業のすべてを理解することです。大きなやりがいを実感してください」

マイナビ編集部から

エスリードは、30年に渡って用地仕入れからマンションの建設・販売を中心に手掛けてきた。しかし近年ではホテルやリゾート、商業施設や物流倉庫など多彩な物件でも実績を作りつつあるようだ。「これまではマンションに向かない用地の取得は見送ってきましたが、これからのステージではこれまでの経験を他の分野へも生かし、幅広く開発を手掛けていくつもりです」と人事の宮下さんは語る。

たとえば、駐車場だった土地に100戸のファミリーマンションが建ち、4人家族が入居すれば人口が約400人増える。すると周辺にはスーパーや商業モールも必要になり、私たちがこうしてきっかけを作った街は拡大し、やがては学校や新駅も誘致されるかもしれないとのこと。やりがいある仕事だと感じた。

エスリードグループが一丸となって目指すのは総合不動産ディベロッパーだ。「10年後、あるは30年後に、え?エスリードって最初はマンションディベロッパーの会社だったの?と言われるような成長を遂げたい」と語る宮下さん。今回インタビューに応じてくれた3人は「1年目から責任ある仕事を任されるので、新人気分が抜けるのが早い」と話してくれた。年功序列なく実績と実力が評価される同社では、その先のキャリアは自分次第。総合不動産ディベロッパーとなった将来、皆さんがどんな仕事をしているのか、非常に楽しみだ。

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「社風はアットホームでのびのびしている」と社員たちは口を揃える。オン・オフのメリハリははっきりしており、仕事には厳しくてもオフの時間には笑いが絶えない。

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