最終更新日:2024/6/26

ヤマエグループホールディングス(株)【東証プライム市場上場】[グループ募集]

  • 上場企業

業種

  • 商社(食品・農林・水産)
  • 商社(インテリア・住宅関連)
  • 不動産
  • 物流・倉庫
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
福岡県

取材情報

我が社自慢の制度・社風

人が会社の財産という考えのもと、手厚い福利厚生や研修の充実を図る

PHOTO

充実した制度によって、安心して学び、生活できる環境を整える

売上高5,879億円(2023年度3月期)、充実した処遇の実現をビジョンの一つに掲げるヤマエグループホールディングス(株)。人事部のお2人に、福利厚生や教育制度の中でも特に自慢の制度や社風について話を聞きました。

(写真右から)
■ヤマエグループホールディングス(株)人事部 Tさん
■ヤマエ久野(株)人事部 Sさん

ヤマエグループホールディングスの魅力とは

「首都圏などの場合、家賃が10万円を超えることも珍しくありません。その場合でも社員が負担するのは3万円ですから、心強いサポート制度だと思いますね」(T)
「研修センターが新しくなったことで設備が充実し、これまで以上にグループワークがやりやすくなりました。研修の内容を随時ブラッシュアップしていく計画です」(S)
Tさん、Sさん共にワークライフバランスの充実を自社の魅力として挙げており、それぞれの実体験をもとに、プライベートの充実が仕事にも好影響を与えていると語る。

新しい独身寮や、結婚後、マイホーム購入後まで続く支援など、住宅サポートが充実

ヤマエグループホールディングスのさまざまな福利厚生のなかでも、住宅に関するサポート制度は特に手厚いものがあります。年齢や家族構成に応じた社員の住環境を支援し、不安なく働いてもらうための制度について詳しく説明します。

まず、全国キャリア職の新入社員として入社した皆さんは、30歳になるまでの期間、独身寮に入ることができます。福岡に2023年1月に完成したばかりの独身寮は、男性フロア、女性フロアが分かれており、無料のWi-Fiも完備。ホテルのような快適なつくりになっています。また、福岡県外の勤務になった場合も、セキュリティやプライバシーなどに配慮したマンション・アパートの1室が寮として用意されます。どの寮も水道光熱費込で家賃負担は12,000円です。

30歳を超えた場合や結婚した場合は独身寮を出ることになりますが、その後も住宅サポートは続きます。借上住宅として賃貸住宅の家賃の一部を会社が負担。社員は原則、家賃の半額を負担することとなりますがが、負担額の上限は3万円で、それを超える金額については会社がサポートします(勤務地や家族構成によって、借りる部屋の広さや家賃に上限あり)。転勤をしても住む場所に困らないように、住宅関係のサポートは手厚くなっています。そして、このサポートは定年を迎えるまでずっと続きます。

さらに、マイホームを購入した場合、自家住宅手当を支給します。この手当も当社で定年を迎えるまで支給され続け、マイホーム取得への支援をしています。

このように、新入社員や若手の期間だけでなく、キャリアを重ねてもサポートが継続されることが当社の住宅サポートの大きな特徴です。全国キャリア職の場合、転勤がありますし、長く働き続ければプライベートの状況にも変化があるものです。そのような変化に柔軟に対応し、当社で働いている限りは安心して暮らせる環境を提供できるように制度を整えています。

ちなみに、この継続的なサポートという考えは、住宅以外の面でも共通しており、例えば勤続20年、30年といった節目を迎えた社員には報奨金が支給され、通常の有給休暇とは異なる5日間のリフレッシュ休暇が与えられます。長く安心して働き続けられる環境づくりに力を注いでいます。(Tさん)

新人時代から継続的に行われる研修によって成長を図りつつ、同期の絆も深められる

「企業にとっての財産は社員であり、社員の成長こそが会社の成長である」
ヤマエグループホールディングスでは、この考えのもとで人材育成に力を注いでいます。まずは、入社までの期間に内定者研修を実施。入社後に取得を奨励する簿記3級の資格取得対策を行うなど、入社後の業務を想定した内容を交えつつ、内定者同士の交流を図るなどのプログラムによって入社前の不安を取り除くことが大きな目的です。

入社後は、4月から1カ月間の新入社員導入合同研修を行います。2023年1月に完成したばかりの独身寮に併設された研修センターで、同期の仲間と寝食を共にしながら合宿形式での研修を実施。ビジネスマナーやパソコンスキルといった社会人としての基礎、ヤマエグループの多様な事業について理解を深めるための講義、社内で使用される業務システムの説明などがあり、多くのプログラムでグループワークを用いている点が特徴です。各部署に配属された後には、社内外を問わず多くの人と協力して仕事を進めていくことになるため、チームで結束して力を発揮するスキルを磨くことがグループワークの狙いです。また、1カ月間の合宿研修によって同期との絆を深められるというのも大きなメリットといえます。

新人研修を終えて配属先に移ってからはOJTによる実践的な研修を行いつつ、半年後、2年目、3年目に集合型のフォローアップ研修を行います。1年ごとに仕事の振り返りや基本的な知識、スキルの定着を図り、3年間で社会人として一人前へと成長するための研修です。

さらに入社4年目以降も社員教育への取組みは続きます。キャリアアップの節目には階層別研修を行い、新たな社内資格に慣れると共に、より上の社内資格をめざすために有益なカリキュラムを用意。継続的なキャリアアップを支援しています。さらに、社員一人ひとりの自己啓発を応援する制度もあります。ヤマエグループの多様な事業、業務に関連した通信講座の中から自由に選んで受講することが可能。資格取得を費用面などでサポートするための制度も整えています。

ここまでに紹介した人事部主導での教育研修プログラムに加えて、各部門ごとに必要な専門スキルを磨くためのプログラムも用意。何も分からない新人の段階からキャリアを重ね、それぞれの目標に向かってプロフェッショナルへと成長していく過程を力強くサポートしています。(Sさん)

ワークライフバランスがとりやすい休日数や、フォローし合う人間関係が働きやすさへ

T:住宅サポート制度や研修内容の充実ぶりについて紹介してきましたが、他にSさんが感じるヤマエグループホールディングスの魅力はありますか?

S:オンとオフのメリハリがあり、ワークライフバランスの整った環境で働けていると感じます。労働基準法で義務付けられた年間5日の有給休暇取得は当然のこととして、それに加えてさらに5日間の連続休暇の取得が会社から推奨されています。私も毎年5連休を取得しており、前後の土日と合わせると9連休になります。海外旅行など余暇を有意義に利用できる仕組みがあり、私も最近海外旅行に行ってきました。

T:他の企業で働く友人の話を聞いていると、当社はワークライフバランスがとりやすい環境にあるんだなと感じることがよくあります。有給休暇のケースもそうですが、働き方改革に関連した国の制度変更などがあった際に、スピーディに対応するだけではなく、国の規定+αの条件で社員が働きやすい環境を整えようとするのが当社の特長。

S:毎年の長期連休が仕事のモチベーションになっていることは間違いありません。一方で長く休むには、同じ部署のメンバー同士で仕事をフォローし合える環境があってこそ。職場の人間関係の面でも働きやすさを感じることは多いですね。

T:私もそれは強く感じます。仕事の質問や相談に快く応じてくれる人が多く、先輩や上司には非常に助けられました。自分が若手の頃にいろんな人に助けてもらったから、今度は私が若手をサポートしようという“恩送り”の文化が定着しているのだと思いますね。

S:ワークライフバランスの充実や温かな社風に加えて、人事評価制度が変わったことも大きなポイントですよね。

T:そうなんです。年功序列型の評価基準を見直して、2022年度から社歴や年次に関係なく、実績や実力を評価する制度へと変わりました。若いうちから結果を残し、早い段階で役職に就く社員が増えてくることを期待しています。ヤマエグループホールディングスに今後入社する方にとっては、これまで以上にチャンスの多い企業に変貌を遂げたといえるでしょうね。

企業研究のポイント

企業研究を行う上で大切にしてほしいのは、まず先入観をもたずに企業を知るということです。皆さんが既に知っている企業というのは、日本中にある企業の中のほんの一握りにすぎません。どんな企業にも、その企業ごとの魅力があり、皆さんがまだ知らない企業の中にも、自分の夢や価値観と合致する企業は必ず潜んでいると思います。
最初から知っている企業、興味のある業界だけに絞らず、フラットな目線でインターンシップや企業見学に足を運び、企業を知ることに力を注いでほしいと思います。
また、企業研究中に自分を過小評価しないことも重要です。やる前から「自分にはできそうもない」「この企業はハードルが高すぎる」などと諦めてしまうのは、本当にもったいないことです。自分で自分の可能性を閉ざすことなく、チャレンジしてほしいと思いますね。

インターンシップや会社説明会に足を運ぶことは、インターネット上の情報だけでは伝わらないその企業の雰囲気や魅力を知る重要なチャンスです。先輩社員から本音で話を聞くことができたり、社員同士の会話を通して社風を肌で感じられたりするのは、その場にいるからこそ得られる生の情報です。友人と比較したり、流されたりすることなく、感じた印象を素直に信じて、自分に合う企業、合わない企業を判断してください。

PHOTO
「当社ではメンター役の先輩がマンツーマンで新人につき、さらに人事部とメンターが連携して仕事面のみならず、社会人1年目としての苦労や悩みなどをケアしています」

マイナビ編集部から

設立から70年以上の歴史を重ねる「ヤマエ久野」を中核に、数十社のグループ会社の持株会社であるヤマエグループホールディングス。「食」と「住」の分野で人々の生活に深く関わり、さらに「物流」という強みを活かして幅広い事業を展開している。

住宅サポートなどの福利厚生や研修制度、ワークライフバランスの充実といった魅力は、ヤマエグループ全体に共通するもの。新人研修や3年目までのフォローアップ研修だけでなく、2023年度からは4年目以降の階層別研修でもヤマエグループ全体を巻き込んでのプログラムを取り入れるなど、グループ間での交流を促進する機会を増やしているという。

グループ間の交流を活性化させる背景には、「食」「住」「物流」の3本柱による多くの事業を手掛けることで、社員一人ひとりの希望や適性に合った働き方が選べる仕組みを整えたいという思いがある。さらに、複数の事業を融合させたシナジーにより、新たなビジネスを生み出すことも期待されている。

「伝統的に社員思いな温かい会社だと思いますよ」

インタビュー中に聞いたこの言葉を裏付けるトピックスを多く聞くことのできた取材だった。

PHOTO
新しい寮では約100名の若手社員が生活。プライベートを確保しながら学習室で資格試験の勉強をしたりコミュニティスペースで集まったりと、社員同士の交流が図られている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. ヤマエグループホールディングス(株)【東証プライム市場上場】の取材情報