最終更新日:2025/4/24

(株)ハブ【東証スタンダード上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 外食・レストラン
  • 商社(食品・農林・水産)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

なぜハブが多くのお客様に支持されるのか。他とは一線を画す、その理由とは!?

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入社の動機から将来の夢まで、3名の先輩が語るリアルストーリー

『PUBという飲食空間の魅力を最大化し、心の琴線に触れる“感動”を提供する』を経営理念とする、株式会社ハブ。今回はその理念に共感し、それぞれの役割に全力で取り組んでいる3名をご紹介する。

■松本亮祐/2021年入社/国際英語学部卒

■上原響子/2018年入社/文学部卒

■古川雄士/2007年入社/農学部卒

オンが充実していれば、オフも全力で楽しめる! 三者三様のオフタイムをご紹介!

私は海外のロックミュージックが好きで、聴くだけじゃなくライブにも足を運んでリフレッシュしています。先日も有明の東京ガーデンシアターでUKロックを堪能しました。
美味しいものに目がない私は、時間があると一人でソログルメを楽しんでいます。お客様から「あそこの料理がお勧めだよ」とお店を紹介してもらうことも多いんですよ。
私には4歳の娘がいるので休日はもっぱら家族サービスですが、スポーツ観戦が好きなので、一人の時は野球やサッカー、ラグビーなどの中継を観て熱い時間を過ごしています。

接客マインドの高さが、多くのお客様を惹き付けている。(松本)

学生時代、私は学業と平行し、3年間にわたりアイリッシュパブでのアルバイトを経験しました。そこではお酒の知識はもちろん、観光客や様々な職種の方たちと言葉を交わすことの楽しさを知り、この仕事は自分に合っている、と思うようになりました。そして「いつかは自分の店を持ちたい」という気持ちが日に日に膨らんでいったんです。
ハブの存在を知ったのは、アルバイト先の店長による紹介からです。店舗の規模感や展開の多彩さなど、経営ノウハウを身に付けるにはハブはまさに理想的でした。面接で「いつかは自分の店を持ちたい」という思いに同意してもらえたのも嬉しかったですね。

研修後、私はサブマネジャーという役職でHUB横浜鶴屋町店に配属されました。主な業務は、ストアマネジャーの補佐を中心に、ホール・カウンター・レジでの接客対応、アルバイトの採用や教育などです。そうした業務に取り組むなかで強く感じたのが、ハブの先輩たちが有する接客マインドの高さでした。なかなか言葉では表現しづらいのですが、元気の良さに加え、正直で凜としたお客様との関係づくりが行われていたんです。だからハブには常連のお客様が多いのか、と感心させられたことは自分にとって大きな収穫でした。

入社して1年が経った頃には、私も多くのお客様と仲良くなっていました。その中のあるお客様が、転勤で遠く離れることになったんです。その方は出発前に来店しお手紙を渡してくれ、そこには私への感謝のメッセージが綴られていました。元気で、正直に、凜としてお客様と向き合うことで、気持ちがつながる。それこそがこの仕事の醍醐味なのだと改めて感じた出来事でした。

今の私の目標は、1日でも早くストアマネジャー(店長)に昇格し、店舗運営のあらゆるノウハウを身に付けることです。そのためには現在の業務に磨きをかけ、もっと広い視野と柔軟性をもってあらゆることに向き合うべき、と自分を戒めています。
ハブではストアマネジャー以降のキャリアプランについて、数多くの選択肢が用意されています。私はどこまで昇進できるかは未知数ですが、ハブでより多くの事を学び、いつかは自分の店を持ちたい、と夢を描いています。

「接客」が好きだから、現場で働き続けたい。(上原)

人と話すことが好きだった私は、大学時代の4年間を通じて日本料理食べ放題の店でアルバイトに励んでいました。そこでは単に「会話」ではなく、サービスとしての「接客」に自分が向いていることが自覚でき、お客様のためにどうすべきか、常に考えるようになっていました。アルバイト先の店はチェーン展開をしており、私は店の代表として接客コンテストにも出場したんですよ。
就活では数社のインターンシップを経験するなか、多くのお客様との接客に従事できる「ホテル」と「飲食」に絞りました。ハブに決めたのは、説明会や面接で出会った方たちの誰もが話しやすかったことに加え、遅刻しそうになった私への対処が的を射ていて関心させられたからです。

入社後、私は新宿西口大ガード店に配属となり、2年目に新橋銀座口店、3年目に京阪京橋店、そして5年目に新橋銀座口店に戻ってきました。多くのメンバーが3年前と同じだったので、気負うことなく業務に取り組めています。
従業員のシフト管理、発注・在庫管理、ホール・カウンター・キッチンのマネジメントなど、業務は多岐にわたりますが、中でも私は1ヶ月単位の利益目標達成に重きを置いています。数ある飲食店の中から、ハブを選び来店してくださるお客様が楽しんでくださり、従業員も心の底から仕事が楽しいと感じてくれる、そんな環境を作り出せた結果が利益であると考えるからです。もちろん私自身もできるだけホールに出て、誰もが笑顔にれる環境づくりに力を注いでいます。皆の頑張りが数字になって目標を達成した時は、本当に嬉しいですよ。

ハブは社員全員が働きやすい会社だと思います。賃金体系や昇進基準はもちろん平等ですし、産休・育休を経て職場復帰している社員も多いですね。時短勤務もOKですし、ランチを提供する店舗もあるので、昼間の勤務を希望する社員はそうした店舗へ異動することも可能です。
また店舗近隣に引越しする場合は、家賃補助や引越費用が会社から出るので、安心して勤務できますよ。

私は「接客」が好きでこの業界を選んだので、接客の現場にずっと携わりたいと思っています。そんな働き方が選べるのも、社員の思いを受け止めてくれるハブならではじゃないでしょうか。

黒子的な立ち位置で、複数店舗の改善に取り組む醍醐味。(古川)

私は就活に臨むにあたり、「自分が実際に利用して楽しいと思えるところ」を選ぼうと考えていました。そうでなければ本気で仕事に向き合えないと考えたからです。車のメーカーや飲食系など様々な候補があったなか、最終的にハブを選んだのは働いている人たちの実直な雰囲気と、人財を大切にする会社の方針に惹かれたからです。当時はどの会社も応募者に対しひとまとめで接していましたが、ハブは個々に対するケアが手厚く、面倒見の良さから人財重視の姿勢を強く感じましたね。

入社してからの15年を振り返ると、本当に様々なことにトライさせてもらったように思います。京都での店舗勤務を皮切りに、東京に異動し、さらに大阪、埼玉の店舗勤務を経て東京本社の管理部門へ。その後10ヶ月間の育児休暇を取得したのち、エリアマネジャーになって今1年半経ったところです。

エリアマネジャーは複数の店舗を管轄し、各々の改善を促すことで健全な店舗経営を下支えしていく役割を担っています。私は千葉5店舗・仙台2店舗を任されており、状況によって1日に数店舗訪問したり、1店舗の改善に集中することもありますね。
私は担当店に対し、お客様としての「来店視点」と、従業員と共に働く「店内視点」の両方から改善すべきポイントを探るよう心がけています。ある担当店では、コロナ禍が続いたことから店長のモチベーションが下がってしまい、売上も危険水域に近づいていました。私は店長および従業員と定期的にミーティングを行い、コミュニケーションの改善を図ると共に、とんなイベントを行うと活性化できるか、店舗内外の視点から提案、スポーツチームと交渉してタイアップを図るなど半年かけて改善に注力した結果、なんと全店舗内で上位に食い込む売上高を出すまでに復調したのです。こうした下支えが出来たのも、様々な業務を経てオールラウンドなキャリアが身に付いていたからだと改めて思っています。

いま私は、自分の席を持っていません。事務作業は訪問した店舗先で行えますし、見方を変えれば担当店の全てに自席があるような感覚ですね。今後も黒子的な立ち位置で担当店を支えながらキャリアを積み、ゆくゆくはエリアマネジャーを統括するグループマネジャーとして、経営面で会社を支える存在になれればと思っています。

学生の方へメッセージ

長く続いたコロナ禍もようやく収束の兆しが見えてきた今、対面によるコミュニケーションの価値が改めて見直されています。[街の社交場」であるPUBを日本に広めることをビジョンとする私たちの役割も、より大きくなってきました。
そんな私たちが掲げる経営方針の軸が「従業員重視の経営」です。事業の主役である従業員を大切にすることが、ひいてはお客様へ感動を提供できる店づくりにつながると私たちは考えます。

新人の皆さんに対しても、従業員重視の方針は不変です。たとえば新入社員教育では、2ヶ月間にわたる手厚いオペレーション研修を実施することで、仮にお酒の知識がゼロの方でも問題なく店舗勤務ができるレベルへと育成しています。
また、これまでイギリスのロンドンで行っていた入社式をコロナ禍のため中止していましたが、23年11月から再開する事が出来ました。新入社員の皆さんについても、入社後10年の間に2回の英国研修を予定しています。五感を使って「英国」、「Pub文化」を肌で感じて頂きます!

当社には、将来への多様な道筋があります。
企業研究を行う際には、その企業でどのようなキャリアが歩めるのか、どのような研修制度があるのかにもぜひ注目してみて下さい。

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従業員重視の経営。それを体現するように従業員のキャリアは十人十色。自分だけの道を歩んでみませんか?

マイナビ編集部から

皆さんのなかには、「HUB」という洒落た看板のパブを目にした方も多いだろう。筆者も幾度か利用したことがあるが、従業員のホスピタリティの高さはずっと印象に残っていた。今回の取材を通じ、背景にある「感動文化創造事業」としての思いが従業員に浸透しているからこそなのだ、と改めて理解できた次第だ。
誰もが気楽に楽しめる英国のパブのように、どうすればお客様に喜んでもらえるか。また来よう、とお店のファンになってもらえるか。そんな「感動文化創造事業」としての意識の高さが、よくあるチェーン飲食店とは次元の異なる存在感を育んでいるのだ。

株式会社ハブは東証スタンダード上場企業だ。安定性や知名度の高さに耳目が集まりがちだが、その洗練された経営方針にも、確固とした独自の戦略が見え隠れする。一度出店したらよほどのことがない限り撤退しない。100年にわたり地域に根ざす「地縁店」になる。そんな経営の軸があるから、地元で、旅先で、つい足を運んで気軽に楽しめる店づくりが成功しているのだろう。

従業員を大切にしながら、経営理念実現に向け、邁進し続けるハブ。福利厚生や人事制度から、新人に対する期待度の高さは、お判りいただけるだろう。その期待に応えつつ自分がどう成長したいか、どんな働き方を目指せるか、じっくり企業研究されることをお勧めしたい。

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100年にわたり「地縁店」になる。壮大なビジョンを掲げ、地域で、旅先でつい足を運んで気軽に楽しめる店づくりを従業員、お客様で共に作り上げていく。

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