最終更新日:2025/4/22

(株)ビジュアルビジョン

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基本情報

本社
埼玉県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

自分の夢を実現しながら、キャリアを拓く。多様な価値観、多様な仲間が私を創る。

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自分の夢を実現しながら、キャリアを拓く。

北田洋香さん 採用企画室主任 2014年入社

塾、学校法人、介護、料飲、保育園、フィットネスなど多事業を展開するビジュアルビジョン。人事の北田さんは、塾事業で基礎を培い、現在は本部でのキャリアアップを目指しています。悩み、感動し、発見を続けてきた、その取り組みとは?これから目指すものとは?

社員の夢を実現する取り組み

1976年創業。社員の夢を叶える「夢経営」を実践する。事業の数々は、社員の夢から誕生した。年1回全社イベントでは夢を発表・共有、その後行動に落とし込む仕組みがある。
社員記念日、有休積立制度、海外研修旅行など社内制度も社員の「夢」から誕生。2024年秋には台湾研修を実施。実績/オーストリア、カンボジア、ラスベガス、フランスなど。
高め合いながら成長してこそ夢は叶う。多職種の仲間が集う研修は年1回、塾教師と介護職、調理師、保育士、本部職が意見交換を行う。多様な価値観に触れ、視野も広がる。

<塾の教師からスタート>塾事業の現場で得たもの、培ったもの

教師志望の私が目指していたもの。それは「生徒が成績を上げるなかで成功体験を得て、勉強以外にも邁進していけるような教育を実現したい」ということでした。当社の理念に合致していたことが私の入社理由です。
社員の明るい挨拶、気さくに話しかけてくれるのが印象的。そんな会社は初めてで「明るく、元気に、誠実に」という社訓が実現していることにシンプルに驚きました。理念が実現している手応えを感じた唯一の会社だったのです。

〇教師の面白さ
板書のしかた、声の出し方、挨拶など基本は徹底していますが、授業をマニュアルで縛らないのが当社の塾の特徴です。国語の読解問題なら、生徒との会話を中心に授業を展開する教師もいれば、板書にこだわり書く能力を伸ばす教師もいます。
「自由にやってよい」と言われた当初は不安も感じましたが、研修は充実しており、模擬授業や授業コンクールなど他の教師の実例を学ぶ機会も多数ありました。経験を積むほど創意工夫を活かせる面白さがあり、教材研究や授業研究が私の趣味になりました。
自分が一生懸命学び考えたことが、生徒に伝わって理解が進む。勉強を嫌がっていた生徒が、家庭で学んだ知識を話すようになる。生徒の変化一つひとつがやりがいでした。

〇入社3年目で校長職へ
校舎運営を担い、生徒の進路相談に乗り、保護者とも向き合う校長職。当初は大いに悩みました。今振り返れば話を聞いてくれない生徒に「すべきことはわかっているのに、なぜしないの?」という思いを押し付けていました。
上長や先輩、同僚に相談しながら、自分が話すのではなく「話を聞く」こと、そして落ち着いた態度を心がけました。生徒それぞれに考えがあり、できない理由があります。それをしっかりと受けとめたうえで「どうするのか」を一緒に考えると、徐々に相談が増え、信頼が育まれ、成功体験が増えていったのです。

〇成功体験
校長3年目、「第一志望全員合格」を達成したときの一体感は特別でした。最後の一人が合格を報告してくれた時の保護者の皆さんと生徒・教師の喜びは最高潮。感謝の言葉もたくさんいただきました。
成功体験により悩みを乗り越え、仕事の面白さに気づいていったのです。

<キャリアアップの背景>立候補制、そして後押しする風土

当社は意欲重視のため立候補制を導入しています。私自身も立候補して校長となりました。悩みも成功体験を得て乗り越えることができました。
私が「どうすべきか」を考え、後押しも得られたのは当社だったからこそ。「社員の夢を実現する」という経営が現場でも実行されていたおかげです。

〇夢経営
当社社長は「子どもの夢を実現したい」と考えて、塾を始めた人物です。経営者としての今の夢は「社員の夢を実現すること」であり、それを実行し続けてきました。学校法人、介護、保育、料飲、フィットネスなど多彩な事業の多くも社員の夢から生まれました。海外研修旅行制度、有休積立制度、社員記念日休暇制度など、社内制度も同様です。一人ひとりの夢を会社づくりに活かせるよう、夢会議、研修、手帳配布などの仕組みがあり、「課題の解決や夢の実現に向けて、まずどうすべきか」と前向きに考え、行動する風土が根付いています。

私が相談した上長や同僚も同じスタンス。私自身も「悩みを乗り越えるサポートをしたい」と強く思い自分の考えを口にしていたら、役員の方から「社長に相談しよう」というアドバイスを受けたのです。

〇社長に直接
もともと社長は「どんなことでも上長に気軽に相談してほしい。自分にも気兼ねせずに直接話してほしい」と口にする人物です。社長との面談後には若年層向けの勉強会など企画書を書き始めました。

私は「人に寄り添い、サポートしていくメンター」に根本的な興味があります。そんな私のモチベーションに気づいてもらえたのでしょう。本部採用部門への異動も社長の後押しがありました。新たなキャリアへの気づきを与えてもらうことができたのです。

〇キャリアチェンジ
私は入社7年目に本部採用部門に異動。企業説明会、内定前後のサポート、新人研修の企画・運営など、キャリアのスタートに寄り添う業務です。
社長はよく「教師業務が完璧にできるなら、どんな仕事もできる」と口にしますが実際にその通り。初対面の求職者の方と話す場面、企業説明会で話す場面など経験が役立っています。

<メンターへ>多職種の仲間と関われる成長環境

当社は、塾、学校法人、介護、料飲、保育、フィットネス、不動産事業を展開し、それぞれがプロフェッショナルを目指し進化を続けています。職種の異なる同期がいる環境は当社ならでは。私自身、幅広い分野の知識の獲得と考え方の深化につながっています。

〇多様な価値観との出会い
当社では年2回の研修、全社イベントなど他事業部と交流する機会があり、研修では意見交換も行います。異なる職種の知識や環境を知ることができ「仕事によって、いろいろな大変さがあり、人による感じ方の違い」など毎回発見があります。
本部職に異動後は、介護職の現場の課題も当事者意識を持って考えるようになりました。職種ごとの資格、キャリア、働き方など学びもたくさん得ています。

〇全事業の人材が対象
採用部門は当社の全事業の職種が対象です。教師職だけでなく、介護職や調理師などの求職者の方ともお話しします。その際、気になるポイントを先回りして提案できるのも、私自身が多職種の職場事情や本音に触れてきた成果だと感じています。
本部への異動により、教育事業中心の考え方から、全事業を視野に入れて業務を行うようになりました。事業と現場をつなぐ大切な役割が見えてきてモチベーションも高まっています。

〇人材との向き合い方
私が大切にしていることは、悪いことも含めて実態を伝えることです。自分に合うか合わないか、適正に判断することが社員の定着にも繋がります。小さな不安にも寄り添えるよう努めています。自分が関わって入社した人材が管理職へとステップアップしていく姿を頼もしく思っています。

〇全社のメンターへ
当社グループは、従業員3000名を超える組織です。私は、将来的には人事部を大きい組織にして、全員に対して面談の機会をつくりたいと考えています。
当社は、夢を実現しながら夢を増やしていける場所です。仕事のプロフェッショナルを目指せるやりがいがあります。それを実感出来るように私はメンターとして、全社一人ひとりのサポートをしたい。私自身も夢を実現しながら、夢を実現する仲間を増やしていきます。

学生の方へメッセージ 

当社は、社員の夢の実現を全力で後押しする「夢経営」を実践しています。全社イベント「夢会議」は年1回開催。塾や学校法人、介護施設などの事業所ごとに、全員が夢を発表します。夢は「ハワイ旅行に行きたい」「校長になりたい」「生徒数を100人にする」「パソコン周りをキレイにしたい」など、分野・内容不問です。家族のため、生徒のため、仲間のため…そんな声一つひとつに力をもらえます。

発表後はそれらをエリアで統括し、事業部門ごとに検討・精査します。事業関連の夢は具体的な行動目標をつくり、会社の短期・中期・長期計画に反映していきます。行動に落とし込んで、実行することこそ大切。社員の夢を引き出し、ブラッシュアップして実現させる仕組みがあります。
実際に、多くの事業、福利厚生や社内制度が社員の夢から誕生しています。実績もぜひ確認してください。

当社は先輩社員が専属でサポートを行います。相談しやすい環境で夢の実現を目指してください。(採用企画室 北田さん)

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多事業展開だが、各事業がプロフェッショナルで研究熱心。塾事業にしても模擬授業、授業コンクールなどの学びも多く、究めていける環境にある。プライドも湧いてくる。

マイナビ編集部から

進学塾をルーツとするビジュアルビジョン。創業当時、社長の夢は「生徒の夢を叶えたい」であり、経営者となった現在では「社員の夢を叶えたい」。シンプルにその仕組みを考え実行することで、結果として事業拡大に繋がった経緯がある。
塾事業に続いて、介護、学校法人(中高)、料飲(レストラン)、保育、フィットネス、不動産事業など、その多くが社員起点で誕生。今後も幼稚園、小学校、放課後のデイサービスなどへの事業拡大が見込まれる。夢を最大限に活かす力、一部の社員によるものではなく、だれもが関わるというのが同社の強さとなっている。

夢を実現させる仕組みは、全社イベント「夢会議」に限らない。毎年全員に夢を書く手帳を配布し、100個の夢を書く。「あの行列店のパンを食べる」「ハワイ旅行」「Uターンして介護拠点を立ち上げる」など思いついたらどんどん書く。振り返ってチェックして、忘れていたことも追いかけ始める効果もあり、書くこともノウハウの一つだ。「大きな夢も分解して細分化するのが得意な会社」という言葉には育成の手厚さも伝わってきた。

課題があっても「○○したい」という夢に転換する、陰口やうわさ話のない風土は貴重。オフィスに入れば全員が気持ちよく挨拶を返す、明るい雰囲気に包まれている同社。「人として向き合い、人として育てる」という企業の誠意が浸透している。

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社訓「明るく、元気に、誠実に」を実践。「自己成長しながら人の役に立ちたい」「キャリアアップし、自分の可能性を広げたい」というポテンシャルの高い人材が集う。

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