最終更新日:2025/4/25

ワールドグループ【UNTITLED/INDIVI/TAKEO KIKUCHI/DRESSTERIOR/SHOO・LA・RUE/OPAQUE.CLIP/index/COCOSHNIK/PINK-latte/Risa Magli/ESPERANZA/etc…】[グループ募集]

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • アパレル(メーカー)
  • 専門店(アパレル・ファッション関連)
  • 商社(アパレル・ファッション関連)
  • 百貨店
  • スーパーマーケット

基本情報

本社
東京都、兵庫県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

丁寧な接客とオンライン発信で、ブランドのファンをつかむ。将来は店長に挑戦したい

PHOTO

積極性と対話力を活かし、「INDIVI」店で活躍する社員の軌跡

ファッションビジネスを創造する「価値創造企業」として60年を超える伝統をもつワールドグループ。ブランド事業でドレッサー(販売員)として活躍する社員に、店舗で働くやりがい、成長の軌跡、目標などを伺った。

■前三盛 美月紀さん
(株)ワールドストアパートナーズ 東京大丸インディヴィ エステージ
ドレッサー(販売員)
2021年入社/生活科学部生活環境学科卒

店舗での仕事シーンを紹介

お客さまには積極的にお声がけして、気になるアイテムは試着をおすすめ。「共感」を大切にすることで、その後の会話が弾む。多くのお客さまとの出会いが今は楽しいという。
マネキンにどの商品を飾るか、あるいは平置きの棚をどう見せるか、店内レイアウトにも気を配る。店舗が目立つような装飾、入りやすい雰囲気にも工夫を凝らしている。
同僚のドレッサー(販売員)と店舗戦略やお客さま情報などを常に共有。休日は連休も取りやすく、いろいろな場所でグルメを味わうほか、ホットヨガで思いきりリフレッシュ。

「人の良さ」と「多様な選択肢」が魅力。シスター制度や充実した研修のもと、仕事にもすぐなじめた

学生時代は生活環境学科で「衣」の分野を専攻し、若い女性向けブランドを対象に流行の波がなぜ起こるか、長く愛されるポイントなどを自分なりに調べ、卒業論文にまとめたりしていました。そうしたファッションへの興味を活かしたくて、就職活動では好きなアパレル業界を志望。中でも面接の際に緊張感を解いてくれて最も楽しく対話ができたのが、ワールドグループでした。先輩社員の方も、当社を決めた理由を「人の良さ」と話していた方が多く、働きやすい環境を感じました。また、多くのブランドから自分に合ったブランドが見つけられそうなことや、職種も販売からスタートしたとしても、将来的に販促やプレスなど多様な選択肢が開けている点も大きな魅力でした。

入社直前の新卒入店前研修で社会人マナーなどを学び、4月からは「INDIVI」店舗への配属が決定。当ブランドは自分らしさ(INDIVIDUAL)を大切にする働く女性たちに向けた、上質なモードと豊富なラインナップが特徴。カジュアルからスーツ、イベントまで、多彩なシーンに対応するので、大人の女性全般におすすめしがいのあるブランドです。最初は池袋店(現在は百貨店改修のため閉店)に配属され、不安もありましたが、シスターブラザー制度のもとすぐ上の先輩がついてくれて、接客スキルをはじめ何かと親身に教えていただけました。入社後も定期的に本社研修やオンラインによるメンバー研修があり、不明点はその場で解消できる体制もあり、仕事はスムーズになじめました。

ただ百貨店内の専門ブランドということもあり、ミドル世代のお客さまも多く、最初は言葉遣いには苦労しました。私を含め若い女性はすぐ「可愛い」を連発しがちですが、「上品」「素敵」など適切な言葉に置き換えて丁寧に接することを心掛けました。接客以外にタグの見方や会計の仕方、在庫管理や品出しなど先輩方に教わりつつ、次第に習得。1年目からお客さまへのお声がけを積極的に行いました。お客さまが服の色に惹かれていると感じると「きれいな色ですよね」など、「共感」を大切にする中できっかけをつかむと対話も弾み、次第に試着や購買につながると嬉しさも増しました。さらに私は負けず嫌いなタイプで、売上目標という数字を自分に課すことで、仕事のモチベーションとしました。

対面だけでなく、スナップ写真やブログを通して女性の心をつかむ。リピーター顧客との「絆」がやりがいに

1年目に店舗7名の販売員の中で、店長に次いで2番目の売上を達成。会社からも高く評価され、大きなやりがいを感じました。だからといって、当グループは実力主義一辺倒ではなく、長所を伸ばしてくれる点が特徴です。例えば店舗戦略や運営管理に秀でている人、飾りつけやレイアウトが上手な人、後輩への指導が得意な人、それぞれ多角的に見て長所を評価してくれる環境があります。新作が出たタイミングで「このコートをお客さまにアピールしてみて」とロールプレイングの時間を設け、店長がじきじきに指導してくださったこともありました。先輩方は時に後方支援に回り「あなたはあのお客さまにアプローチしてみて」という感じで、チームとして結果を出すことで一体感も生まれていきました。

2年目になると対面だけでなく、オンラインの商品ページにスタッフスナップ掲載を始めることに。コロナ禍の影響も長引いていましたし、それぞれがアイテムをコーディネートした姿を互いに写真に撮り合って、ポージングも決めて掲載。そこから購買に至った場合はモデルになった店員の評価につながり、ネット販売にも貢献することができました。3年目はさらに当グループのHP上の特集ページで、『ショップスタッフが着てみました』コーナーを強化し、時間を設けて街中やスタジオでカメラマンにしっかり撮っていただく機会が増えました。また、「INDIVI」関連ブランドのブログも担当し、季節に応じたアイテムに文章を添えて紹介。お客さまの購買意欲を引き出す仕事ができたと感じます。
この頃になると、自分一人の売上成績を意識するだけでなく、店舗全体の売上や運営に関わるように。例えば「今月はこの服をマネキンに着せてはどうか」などを店長に提案。さらに週報では、先週の売上の要因を分析し、販売員全員で共有。次の戦略につなぐなど、自分が柱になるという意識が芽生え、成長できたと感じています。

自分自身がモデルになった写真をHPやSNS上で見ていただけたお客さまがご来店し、着ていたアイテムを購入いただいたり、あるいは「前三盛さんならどうコーディネートする?」といった質問をいただいたり。自分のファンやリピーターになっていただけたお客さま、苦労を共にした同僚も含め、長く続く「人との絆」は一番のやりがいであり財産です。

多様なお客さまと出会い、知識・視野が広がるのは楽しい。後輩の指導も経験し、店長へキャリアを伸ばしたい

4年目の夏からは東京大丸店に異動し、店長と副店長を含む計5人の中で切磋琢磨しながら接客と店舗運営サポートに努めています。池袋店では地域住民の方や、通勤・通学途中に立ち寄られるお客さまが多かったのですが、東京駅直結の大丸店では旅行客の方や外国人の方も多く訪れます。インバウンド需要の大きさは、天候などに関係なくキャリーケースをもって移動される方がたくさん目に付くことでも明らか。英語などは片言ながら身振り手振りを交え、積極的に応対するよう努めています。「INDIVI」は日本の素材や縫製技術なども駆使した「Made in Japan」のアイテムが多く、ネットで目星をつけて来店される方も多いですね。また日本の方も、観光やビジネス目的で全国各地から来られています。実に多様な国や地域・多様な方とお話をする中で、自分の知識・視野も広がり、仕事をしていても毎日発見があって楽しいです。

疑問点や質問があれば店長や副店長にすぐ聞ける環境にありますが、今では自分一人で解決できることも増えてきました。これから後輩もできると思うので、これまで培った知識やノウハウはシスターとなって伝えたり、相談に乗ったりしていきたいと思います。また当グループはデザイナーが店舗を訪ねて来られることも多く、そのときに現場で感じていること、例えば「この商品はこんな色やデザインだと、もっと売れそう」といった要望や意見を伝えることも度々。本社へフィードバックができることもやりがいで、MDやデザイナーなど企画・制作側と一緒に、ブランドを創造できる手応えも大きいです。

当初は販売を経験したら、プレスとして広報や販促的役割を担うのもいいかなと思っていましたが、今は店舗でみんなと一緒に数字をつくっていく販売を続けたい思いが強くなってきました。今後は副店長や店長を目標に、キャリアアップしていきたいです。入社当初は少し大人っぽいと感じた「INDIVI」が、今では自分の身体にもなじむブランドとして愛着を感じていますし、当ブランドをさらに多くの人に広げ、毎日の快適な暮らしや仕事シーンを応援していきたいと思っています。

学生の方へメッセージ

就職活動においては、自己分析をしっかりするといいでしょう。得意・不得意なことがわかり、面接でも自己アピールにつながると思います。私自身は負けず嫌いながら、前向きに明るく人と接することが得意なタイプだと自分を分析。数字目標などがあると達成しようとそこに向かっていく意欲が強まるので、ドレッサー(販売員)には向いていたのかもしれません。

私は中学・高校とバレーボール部に所属し、大学では飲食店やショップなどでアルバイトをしていました。部活では苦境に陥ってもへこたれない精神力や人を鼓舞する力、アルバイトでは常連さんとの対話を常に楽しんできたので、そんな経験が今の仕事に大いに役立っています。その意味で部活動やサークル、アルバイト何でもいいので一生懸命に頑張ることをおすすめします。また、大学ではファッションを学び、論文作成ではセンスという曖昧なものを何とか言葉で表現しようともがきました。ファッション雑誌などもよく読んできましたし、それらが多くのお客さまとの対話や接客姿勢に生きていると感じます。

ワールドグループは実に多様なブランド、業界のいろいろな職種すべて揃っているので、どのブランドでどんな仕事がしたいかを明確にして選考に臨むといいでしょう。迷っている方も、入社後にキャリアの道筋が見つかるかもしれません。皆さんと店舗や社内でお会いできるのを楽しみにしています。

PHOTO
「学生時代は部活やアルバイト、論文作成など全力で取り組んでください。ファッション感度を常に磨くことも重要で、お客さまとの対話に活きてきます」と前三盛さん。

マイナビ編集部から

ワールドグループは国内外で66ブランド、計2,217店舗を展開する、国内のアパレル業界トップクラスの『価値創造』グループだ。レディース、メンズ、キッズ、雑貨まで、幅広い世代・テイストに合わせ、多彩なブランドを保有。ブランド開発力と店舗開発力の両方を強みとしている。今回、取材させていただいた「INDIVI」店舗は、働く女性たちをカラフルかつスタイリッシュに演出するアイテムが豊富。上記で登場した前三盛さんは大学時代、ギャル系ファッションに興味があったというが、「INDIVI」ブランドのドレッサー(販売員)として丁寧な接客を通して販売実績を積み上げ、店舗運営に深く関わるほどに成長。先輩やお客さまからも良い刺激を受けつつ外交的性格から発信力に磨きをかけ、まさに同ブランドがとてもよく似合う自立した女性へと進化していることが感じられた。

同グループは生産や販売、店舗の空間設計、内装などを手掛ける法人向けプラットフォーム事業や、システム開発やECサービスを提供するデジタル事業も拡大しており、BtoCだけでなくBtoB事業にも活躍のチャンスがある。職種も販売だけでなく、企画開発やバイヤー、販売促進・プレス、ECサイト運営など多岐に及ぶ。研修制度も新卒入店前研修からドレッサー基礎研修、シスターブラザー制度などが充実。未来に広がる多様なキャリアの道筋も視野に、自分らしく個性と挑戦心を発揮してみたいという人におすすめしたい。

PHOTO
東京大丸「INDIVI」店。世界各国・全国各地から訪ねて来られるお客さまも多く、多様な人とブランドとの接点となれるドレッサー(販売員)のやりがいは大きい。

トップへ

  1. トップ
  2. ワールドグループ【UNTITLED/INDIVI/TAKEO KIKUCHI/DRESSTERIOR/SHOO・LA・RUE/OPAQUE.CLIP/index/COCOSHNIK/PINK-latte/Risa Magli/ESPERANZA/etc…】の取材情報