インフラ整備の事業者である国・都道府県・市町村などに対して、調査・計画・設計などの技術コンサルティングサービスを行うのが建設コンサルタントです。建設コンサルタントとして事業を行う企業は数多くありますが、この業界を目指すのであれば、まず、自分はどのようなフィールドで活躍したいのかを考えることが大切だと思います。全国に支店を置いて各地で事業を行っている企業、海外にまでその実績を伸ばしている企業がある一方、地域に根ざした活動に特化する企業もあります。ちなみに、私たち開発工営社は北海道で誕生し、北海道を基盤とする建設コンサルタントとして業務を行っています。「北の大地の豊かな社会づくりに挑戦する」という経営理念のもと、地域の方々の暮らしを守っているという自負を持ちながら、事業にあたっています。
当社は河川、交通、地質、環境などの事業分野を持つ総合建設コンサルタントです。道路工学を学んだ方なら、建設コンサルタントとしても道路設計に携わっていくことが一つの理想と言えるかもしれません。ただ、必ずしも自分が学んだ分野にこだわる必要はありません。建設コンサルタントとして、ある分野で専門家になるためには長年にわたる経験が必要です。逆に言えば、経験を積むことでどの分野でも一人前になれます。将来にわたって興味を持てそうな分野を、ぜひ見つけてほしいと願っています。
(人事担当 原田さん)