最終更新日:2025/5/8

ベンチャーサポート社会保険労務士法人

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本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

経営者一人ひとりの想いにしっかりと寄り添い、企業のスタートアップをサポートする!

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未経験からでも、しっかりと実務が身に付く環境で成長を目指す!

未経験からスタートした4年目のスタッフ2名と創業間もない頃を知る採用担当者に、同社の教育体制、業務内容、スキルアップなど入社後の流れと社会保険労務士事務所の仕事のやりがい、求める人物像などを伺いました。

■関 遥夏さん(写真:中央)
担当者/2021年入社

■織田 幹生さん(写真:右)
新規窓口対応/2021年入社

■児島 勇吾さん(写真:左)
オフィスリーダー/2015年入社

スタッフの1日

朝はメールのチェックやタスク整理を行い、お客さまとの打ち合わせ。最近はオンラインが増えています。その合間に給与計算・各種手続きのチェックなどを実施。(関さん)
メールやビジネスチャットツールへの返信対応、給与計算、育休・産休の処理手続きなど午前中は社内作業が中心。午後からはお客さまへの対応を行っています。(織田さん)
メンバーが席にいるタイミングで、社内の教育に関する相談、お客さまへの対応に関するアドバイスなどを行うほか、採用面接も担当。今は社内的な業務が中心です。(児島さん)

基礎知識を学ぶ動画、手厚いフォロー、理論を理解する教育システムのおかげで未経験から成長できました

異業種から当社に転職して4年目になります。現在は「担当者」としてお客さまの給与計算や社会保険・労務などに関するご相談を担当していますが、入社時には実務知識はほぼゼロ。ただ、社内にはいつも側に先輩がいてくれる環境があり、入社後1カ月間はほぼ付きっきりと言っていいほど丁寧に指導してもらえたお陰で、しっかりと実務を覚えていくことができました。「5秒考えてわからなければ聞いちゃってね」と、質問しやすい環境をつくってくれたので覚えやすかったですし、ほんとうに感謝しています。

実務知識はそうして現場で学んでいきましたが、基礎知識についてはベンチャーサポート大学というオリジナルの動画コンテンツで入社前から学べたことが大きかったですね。仕事としては社会保険などの手続きに必要な書類作成を担うアシスタント業務からスタートし、同時に、一つひとつの業務について確認を行うロードマップという教育システムが実施されました。「社会保険とはそもそも何か?」といった理論がわからなければ、お客さまへの説明もできません。ロードマップは、そうした知識的な基礎力を確かめるシステムです。

入社1カ月後から3カ月ほどかけてロードマップが行われ、次に先輩がお客さま役となって対応のシミュレーションを行うロープレを1カ月ほど実施し、担当者デビューとなります。給与計算、入退職時の手続き、育休・産休の処理、助成金の申込など担当者の業務は多岐にわたるため、当初は不安でしたが、お客さまからいただくご相談内容についてその都度、周囲の先輩に確認したり返信内容を添削していただくなど、フォローを受けながら仕事に慣れていきました。どんな内容に関しても詳しい先輩がおり、気軽に聞くことができることも安心感につながりました。

担当者デビューして1年ほど経った頃、会社を設立したばかりの社長さんを担当しました。平日・休日関係なく外に出ており、電話が通じにくいなどやりとりをするうえで少し苦労しましたが、ビジネスチャットツールを駆使して対応を重ねるうちに順調に会社は成長。多くの従業員が活き活きと働く様子を見ると、心から嬉しく思います。常にお客さまと同じ目線に立つことを意識し、よりきめ細かな対応を行って満足度を高めていくことが私の目標。人生のなかで、長い時間を過ごす会社の環境を整えていけることも、この仕事の魅力だと感じています。
【関さん】

一から会社づくりのお手伝いをするという醍醐味と責任。社長から直接、仕事の反応を聞けることがやりがい。

コロナ禍の際、企業向け助成金などの受給手続きを担っていたのが社会保険労務士事務所でした。私は営業の仕事をしていましたが、こうした社会的な変化の時にこそ役立つことができる仕事に関心を抱き、当社に転職を決めました。関さん(上)と同じく未経験だったので不安もありましたが、当社は未経験からの入社が多く、育成環境も整っているお陰で着実に知識を身に付けていくことができました。また、実際に働いてみると、当社はフラットでコミュニケーションを図りやすい環境。私が当初「士業」に対して抱いていたイメージとはいい意味でギャップを感じましたね。

私は現在、新規窓口対応という業務を担っています。当社の仕事は、グループである税理士法人が設立をサポートする会社の社会保険や労務関係を担当することが中心です。社内制度などを整える段階で相談を受け、ご説明に伺うのが新規窓口対応の仕事で、ひとことで言うと営業ですが、グループのお客さまへのルート営業と言っていいかもしれません。ただし、それだけではなく担当者として自分のお客さまへのコンサルも行っていますし、自社の採用面接にも立ち会っています。

営業、採用と複数の業務を行っていますが、部署があるわけではなく担当者をメインとしながら個々の志向や能力に合わせて役割を担っているのが、当社の特徴的なところです。営業としてお客さまと向き合っていれば、業界の動向が自然とわかるようになり、それを別のお客さまへの対応の際に活かすことができます。お客さまが人材の採用に悩んでいれば、自社の採用経験をもとにアドバイスをすることもできるため、より的確で効果的な提案を意識しつつ、自分自身の総合力も高めていくことが可能です。

当社のお客さまの多くは、創業前後の方々です。一から会社づくりのお手伝いをするので、私たちの伝え方次第で会社の方向が変わってしまうという責任の大きさもありますが、賞与制度やインセンティブを設けるなど、従業員のことを考えて制度を構築するなかで、「社員のモチベーションが高く維持されている」「離職率が低くなった」といった話を社長から直接伺えることにやりがいを感じます。信頼関係ができると「交通事故に遭ったのだけど、どうすればいい?」といった連絡まで来ることもあります(笑)。仕事で得た知識を社内体制の整備にも応用できればと考えています。
【織田さん】

お客さま対応に加えて、社会保険労務士事務所の擬似経営を経験できる環境で、社会で活躍できる人になる!

社会保険労務士事務所は、社会保険や労務・助成金などに関する相談に応じることが仕事であり、企業の支援を行うスタイルが一般的です。そうしたなか当社では、人事労務の体制をこれから整えていく起業して間もないお客さまがメインのため、経営者に寄り添い、一緒に会社を盛り立てていこうという視点を大切にして業務を行っていることが特徴です。経営者と密にコミュニケーションを図り、ともに成長を目指すという意識を持って業務に取り組める熱意のようなものが、やりがいにつながっていると自負しています。

士業として求められる役割をこなすだけでなく、経営者の考え方や課題を理解し、サポートしていく対応力を当社では大切にしています。社会保険や労務関連の知識は持っているに越したことはありませんが、私たちのこうした想いに共感できる方であれば、必要な知識は入社後に身に付けていけますし、実務も覚えていくことができます。さらに社会人として必要なマナーやスキルなども手厚く教育しますので、ぜひ、チャレンジしてほしいと思っています。

入社後は、各種手続きに必要な書類作成などを担うアシスタント業務に就き、社会保険労務士事務所の仕事を理解することからスタート。その後、お客さまへの対応を担当するようになり、経験を重ねながらコンサルタント力を身に付けていきます。ここまでは、どの社会保険労務士事務所でも大きくは変わらないでしょう。一方、当社では織田さん(上)も話しているように、新規のお客さまに対応する営業、助成金などの申請書類のチェックを行う品質管理、人材確保を担う採用、若手メンバーの教育といった業務を、担当者としてお客さまを持ちながら担当する機会があります。こうした社会保険労務士事務所の運営に必要な業務をひと通り担い、いわば擬似経営を経験できることは当社ならではだと思います。

こうした擬似経営の経験を通して、経営者であるお客さまのサポートに尽力すると同時に、各スタッフには少しずつスキルアップし、社会で活躍できる人になってほしいと当社では考えています。社会保険労務士事務所のスタッフとしてのレベルを高めたいという想いを持てる方や生きていくための力を磨いていくことにおもしろみを感じられる方など、いずれも大歓迎ですし、お客さまによりよい提案を行いながら信頼関係を構築し、一緒に当社の成長も担ってほしいと願っています。
【児島さん】

学生の方へメッセージ

当社に入社してくれる方には、大きく分けて二つのパターンがあります。一つ目は、社会保険労務士という仕事、業界に興味を抱いている方。二つ目は、当社のマインド面に共感し、経営コンサルタントのように社長をサポートして成長を支えるといった役割に関心を持っている方です。

この業界への興味、経営コンサルタントな業務への関心がきっかけで入社するという方が多いのですが、実際は、どのような動機でも構いません。社長をサポートするという意味で、誰かの役に立ちたい、あるいはその対応にやりがいを感じられる方なら、特に歓迎したいですね。法律や社会制度と結びついた社会保険労務士の仕事は多岐にわたり、専門性が高いこともあって、必要な知識を身に付けていくのには時間がかかります。新しい企業を支えるワクワク感がある一方で、コツコツと学び続ける必要があるのです。そうしたなかで実務を行うためには、わからない、自信がないからと一歩引くのではなく、どんどんチャレンジし、それを楽しむくらいの感覚が必要な場面が少なくありません。成長していきたい意欲がある方は、ぜひ一緒に働きましょう!
(採用担当/児島さん)

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社会保険労務士事務所の仕事は奥深く、長年勤めていても経験したことのない業務もあることが普通だという。年次に関係なく詳しい先輩や同僚に聞き、学んでいく。

マイナビ編集部から

社会保険労務士。「しゃろうし」の通称で呼ばれることの多いこの国家資格は、「労働および社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資することを目的とするものである」と社会保険労務士白書(2024年度版)にはある。労働基準法や健康保険法に則り、働く人の環境を整え事業の発展をサポートすることが仕事である。企業はこうした関連法を遵守し、制度・体制を整える必要があるが、専門的な要素も多いことから社会保険労務士に関連業務を委託することが一般的となっている。

ベンチャーサポート社会保険労務士法人も、まさに社会保険や労務に関する支援を行っているが、同社が特徴的なのは起業家に特化してサービスを提供している点だ。スタートしたばかりの経営者に寄り添い、法的に必要な体制や社員の満足度を高めるための環境整備を行っている。2003年に開業した税理士法人を中心に社会保険労務士、司法書士、行政書士、弁護士などが参集するベンチャーサポートグループの1社として経営者を支える同社のもう一つの特徴は、未経験からのスタートが多いということ。それは社内に教育制度があってこそだが、若い企業を育て、地域経済に貢献したいという想いが、知識よりも大切と考えているからだ。同じ想いを持つスタッフが集う職場だからこその一体感と温かみ、そして起業家を支援するという静かな情熱を感じられた取材だった。

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企業の体制づくりや問題解決をワンストップで解決できるネットワークをグループとして持つことが同社の強み。起業家支援をメインとしながら、相続にも注力している。

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