最終更新日:2025/4/16

TDCフューテック(株)

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  • ソフトウエア
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  • 通信・インフラ

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東京都

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仕事・キャリアパスについて伝えたい

人が生かされる環境が、人を生かすシステムをつくる。

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未経験新卒&キャリア組の先輩にインタビュー!

複数のプロジェクトを渡り歩きながら飛躍的な成長と活躍を見せる先輩3名に、仕事の魅力や成長の軌跡を伺った。

<写真左から>
H.N.さん(2020年入社) 公共・法人システム事業部 公共システム部
Y.M.さん(2019年キャリア入社) 公共・法人システム事業部 法人システム部
M.S.さん(2022年入社) ソリューション事業部 ビジネスソリューション部

最前線で活躍する先輩たちによる「会社自慢&オフィス自慢」

「在宅勤務の私がたまの出社日に利用するのが2階のコラボエリア。自由に使えるフリーアドレスの空間で、すがすがしい陽光を浴びながら気持ちよく作業できます」M.S.さん
「出社時の業務や社内イベントなどさまざまな用途で利用できるコラボエリアには、巨大プロジェクターも完備。仕事終わりにみんなでスポーツ観戦を楽しむことも」H.N.さん
「在宅勤務や客先常駐などで普段は顔を合わせる機会のない人も多いですが、社内イベントが活発な当社ではオフシーンでの交流機会が多く、とてもよい雰囲気です」Y.M.さん

"人"に惹かれてITエンジニアの世界へ。文系出身3年目の成長を実感。/M.S.さん

在学中は「得意の英語を生かせる仕事に就きたい」と考えていましたが、コロナ禍で海外関連の業界が一気に縮小。そんなときに出会ったのが、未経験者にも門戸を広げている当社でした。思い切って選考に進んでみると、面接官はとてもフランクで話しやすい人ばかり。そのあたたかな人柄や社風に惹かれ、「この会社で頑張ってみよう」と入社を決意しました。はじめは自分に務まるのかという不安もありましたが、入社後、同期の半分近くが私と同じ未経験者であることが分かりひと安心。研修制度もとても手厚く、入社後約3カ月かけてIT業界の基礎知識からコーディングのスキルまでイチからしっかり学ぶことができました。

研修を終えて配属されたビジネスソリューション部の中でも、私はノーコードツールを使ってシステム開発をする案件プロジェクトに在籍しています。最大の特徴は多様な技術を用いた新しい事業分野の開拓に挑戦していることで、現在はクラウドサービスを使ったローコード開発に従事しています。といっても現状は、ゼロイチのシステム開発というよりは既存システムの保守開発がメインで、主に社内申請システムやオペレーションシステムなどに携わっています。

私たちが使用しているクラウドサービスはもともとアメリカのITエンジニアが開発したプラットフォームで、高度かつ多様な機能とシンプルな操作性を併せ持つことから世界中で導入が進んでいます。いっぽうで日本国内では情報も少ないため、3年目エンジニアの私もまだ十分に使いこなせているとは言えません。だからこそ、「分からなかったこと、できなかったこと」が「分かる、できる」ようになったときの喜びは大きく、後輩を指導・サポートしながら「ここまで説明できるようになった!」と自分で自分に驚くこともしばしばありますね。

とはいえ、今はまだ自分のタスクをこなすので手一杯になってしまうことも多く、余裕をもって後輩の成長を支えられるようになるにはもう少し時間がかかりそうです。1番の課題は、新しい技術に対する知識量の圧倒的な不足。そこがカバーできれば作業スピードも格段に上がると思うので、まずは地道に知識を補完しながら経験を積み上げ、「クラウドサービスのことならM.S.さんに聞け」と思われるような存在になりたいと思っています。

翻弄された初仕事が、その後の成長スピードを一気に加速。/H.N.さん

歴史学科出身の私が当社エンジニアを志したのは、IT技術への純粋な興味から。といっても、基本的なオフィスソフトを使ったり趣味でゲーム開発に関する動画を視聴したりしたことがある程度で、本格的に学んだ経験は一切ありませんでした。そんな私の飛躍の原点は、入社後初めて携わったとあるプロジェクトでした。

それはとある公共事業関連のプロジェクトで、私はシステム開発にかかわる製造とテスト工程に従事。業務に必要な知識は入社後の導入研修でひと通り学んでいましたし、周りのサポートもあったため、通常ならそれほど難易度の高い仕事ではないはずでした。けれど、当該の案件は、GPSなどを用いた衛星測位システムの開発。エンジニアとしての専門知識やスキル以前に、衛星の名前や打ち上げた地名、通信するための施設名など、業界用語がまったく分からず、コードを書こうとするたびに一つひとつ知識を補完しなければならなかったのです。さらに難易度を高めたのが、そのとき用いたのが、研修中に学んだこととはまったく異なる最新のフレームワークだったこと。従来、製造工程ではプログラマが一つひとつのソースコードを書いてプログラムを実装していきますが、そのフレームワークにはプログラムが自動生成される機能が付帯。本来はとても便利に使えるはずなのですが、経験の浅い私はその動きを把握しきれず、まるで"勝手に答えを打ち込まれるような感覚"に翻弄されてしまったのです。

けれど、そんな経験はその後のプロジェクトで大いに生かされました。二つ目の案件は比較的クラシックな技術を用いていたため、1件目で戸惑った部分の答え合わせをするような感覚で進めることができ、業務内容の理解度が一気に加速。次の3件目では早くも上流工程である設計を任され、案件ごとに業務領域がどんどん広がっていくのにとてもワクワクしたのを覚えています。

入社後5年間の経験を経て学んだのは、プロジェクトの遂行における上流から下流までの流れだけではありません。製造、テスト、設計とひと通りの基本業務を経験し見えてきたのは「私には製造が1番向いている」ということ。幸い当社は自分のキャリアを自分で選べる恵まれた環境があります。今後しばらくは製造を極めながら、どんなフレームにも柔軟に対応できる"マルチプログラマ"として活躍してみたいですね。

「人を大切にする」企業姿勢と任される喜びが、さらなる挑戦の原動力/Y.M.さん

同業2社を経験した私が当社を選んだのは、一足先に入社していたかつての同期から「人を大切にするとても良い会社」と聞いたのがきっかけでした。転職時には、前職で担当したクライアントの強い希望があり、案件を同伴。そのため入社当初は自分の持ち込んだ仕事を自分で回す社内フリーランスのような働き方をしていました。ただ、業務ボリュームが大きくなるにつれいよいよ1人ではすべてをカバーできなくなり、徐々に人員を補充。昨年末には、パートナーエンジニアを含め10人ほどのプロジェクトチームに成長していましたね。

そんな私が前職から大切に育ててきたプロジェクトを離れた理由は大きく二つ。一つ目は、部下・後輩が順調に育ち、前出のクライアントとの信頼関係が十分に築かれていると感じたから。当社では若いエンジニアも大勢在籍していますが、充実した成長環境と経験の浅いうちからどんどん任せていくチャレンジングな企業風土のおかげで、成長スピードは抜群に早いです。先方担当者からの評価も上々で、安心して任せることができましたね。もう一つは、公共系・金融系システムを多数手掛けるITゼネコンとの新たな関係構築を目指す当社の意向で、新規プロジェクトを任せていただけることになったから。当社では官民でさまざまなシステムを手がけていますが、中でも公共系・金融系システムは2019年の経営統合以前から基幹事業の一つ。中途入社の私にその大事な役割を託していただけることが純粋に嬉しく、何としてもそのプロジェクトを成功させ、さらなる受注拡大につなげたいと思っています。

今回の新規プロジェクトの中で私が担う役割は、実はもう一つあります。それは、後進の育成。これまでもメンバーからの問い合わせや提案に対応したり、レビューを出したりとプロジェクトリーダーの務めは果たしてきたつもりですが、先述の通り、当社はとにかく「人を大切にする」会社。ただ目先の業務スキルを伸ばすだけではなく、それぞれの社員の適性や想いを見極め、その強みを最大限引き出し、より前向きに挑戦できる舞台を用意するのも上長の務め。今後は、プロジェクト遂行上の指導やフォローにとどまらず、管理職の研修にも積極的に参加しながらマネジメントスキルを磨き、後輩たちがITエンジニアとしてより大きく羽ばたけるようしっかりと支えていけたらと思っています。

学生の方へメッセージ

会社や仕事を選ぶことは、自分が「どう生きるか」を選ぶことでもあります。もちろん仕事は人生のすべてではありませんが、今後仕事に費やすであろう時間、かかわる人、身に着ける知識やスキルがみなさんの人生に及ぼす影響は決して小さくありません。理想とする環境や働き方も含め、自分なりの選社軸をしっかり持って、自分にとっての最高の舞台をしっかりと見極めてほしいと思います。
いっぽう、活動を進めるなかで、新たな気づきや発見があるのは当然のこと。多くの情報に触れる過程で新たな視野、視点を得たなら、ときにその軸をしなやかに修正し、よりよい選択に近づいていくことも大切だと思います。

また、学生のみなさんにぜひ心にとめていただきたいのは、仕事と直接関係がなさそうに見える社風も、「今後の生き方」を左右する大きな要素になり得るということです。新しい知識やスキルを学ぶときも、チームでものづくりに臨むときも、人と人とのかかわりを無視することはできません。当社は社員の大半がリモート勤務でありながら人と人の"心"の距離が近く、いつでも誰にでも安心して相談したり頼ったりできる。その結果、成長スピードを上げ、挑戦し、仕事とプライベートを両立することもできます。その意味では「どう生きるか」を選ぶことは、企業風土を見極めることともいえるかもしれません。

採用担当/山根、森田

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「生き方の選択肢は人それぞれ。ネットの情報や周りの意見にとらわれず、自分なりのこだわりや想いを大切にしてくださいね」と話す山根さん(左)と森田さん(右)。

マイナビ編集部から

ITエンジニアと聞くと、パソコンに向かって黙々と作業する姿を想像する人も多いかもしれない。確かにリモートワーク中心の働き方なら、一見、1人作業に見えることもあるだろう。けれど、こと基幹システムのような大掛かりなものづくりにおいて1人のITエンジニアで業務を完結することはまずありえない。少なくとも2~3人、多ければ10人を超えるチームが協業し、数カ月あるいはそれ以上にわたってものづくりに臨むことになる。ゆえに、在宅勤務や客先常駐が多い同社は、日々円滑な人間関係、チームワークの醸成に心を砕く。

今回、取材の中でみなさんの話に出ていたのがオフィス2階の広々と開放的な空間・コラボエリアだ。活性化委員会なるイベント企画チームが中心となってさまざまなイベントを発信し、立食パーティーやボードゲーム大会、スポーツ観戦イベントなどを定期的に開催。場合によっては別会場を借りて音楽イベントを楽しんだり、ゴルフやフットサルなどで汗を流したりすることもあるという。参加の強制はないが、基本的に「自分たちがしたいこと」を自ら企画し実施するため参加率は極めて高く、「部活動みたいで楽しい!」と社員からの評判も上々。新卒社員にとっても、新しい環境に溶け込む格好の機会となっていると感じた。

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社内イベント同様に社員から好評なのが「ハッピーホリデー制度」。有給休暇取得に合わせて支給される特別手当(年1回)は、家族との食事や旅費など自由に活用できる。

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