最終更新日:2025/4/30

(株)SUMCO 九州事業所【東証プライム市場上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 化学
  • 半導体・電子・電気機器

基本情報

本社
東京都、佐賀県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

暮らしに欠かせない半導体の製造に携わる

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三者三様のポジションで活躍する先輩たち

半導体の世界で名の知れた(株)SUMCO九州。ウェーハの製造現場には実に多彩な役割があります。それぞれの部署で組織を支える先輩たちに話を聞きました。一から学び、成長できる仕事や環境の魅力を知ってください。

■久原ウェーハ課 原田 桃花さん(2023年入社)(写真中央)
■久原設備管理課 青山 翼さん(2023年入社)(写真左)
■カスタマー技術部 杉沢 日菜さん(2023年入社)(写真右)

SUMCO九州のここが魅力

「業務で困った時は、他部署の事務担当者にも遠慮なく相談できます。当社は誰もがいきいきと働ける職場で、女性も多数活躍しています」と原田さん
「独身寮は若い社員にとってはとても魅力的です。光熱費込みで1万円かからず、プライベートを充実させられます。まだ真新しい建物で居心地がいいです」と青山さん
「有給休暇の使用やフレックス制の活用など、働き方を自由に調整しやすいです。私自身、有給休暇を使って5連休を取得させてもらったことがあります」と杉沢さん

たくさんの「ありがとう」が励みになる、安心して働ける環境づくり【原田さん】

<原田さんのお仕事>
・ウェーハ課のバックオフィスで製造現場を支えるさまざまな業務を担当。
・クリーンルームでの作業服などの発注。
・従業員の登録情報の更新、保険の手続き、勤怠管理。
・半年に1回の資格取得や研修費用の取りまとめ。
・年に1回の年末調整の処理。

ウェーハ課のバックオフィス担当として、主に従業員をサポートする業務に携わっています。具体的には、作業服の手配、各種書類の作成、保険についての問い合わせなど。日常的に行う業務もあれば、月1回、半年に1回、年1回の定期的な業務もあり、実にさまざまです。ウェーハ課では900人程が働いており、日々の業務量は決して少なくはありません。まずは自分の担当分を効率的かつ正確に処理していく必要があります。他方で、予定外の問い合わせや依頼をいただくことも。しっかりと優先順位を見極めて進めようと心がけています。

また、関わる人たちそれぞれとの丁寧なコミュニケーションも大切にしています。例えば、保険や給与の手続きを、こちらは理解していても、相手はよく知らないということもよくあります。その際、どう伝えたら納得してもらえるかや、分かりやすい言葉遣いに気を配り、ひとつずつ冷静にお話しています。従業員のみなさんが安心して働く上でも、責任ある役割です。書類作成など、同様の業務を繰り返し経験することで、知識が徐々に積み上がってきました。それでも決して油断せず、やるべきことを抜かりなくできる力を磨いていきます。周りの人たちから、事務関係なら原田さんにと、頼りにされなんでも応えられる存在になりたいです。「いつもありがとう」「助かったよ」。そんな言葉をたくさんの人からかけてもらえるのが、私のやりがいになっています。

覚えることはいろいろあるものの、上司や先輩が優しくフォローしてくれるので心配はいりません。質問も相談も気軽にできる職場です。加えて、労務管理がしっかりとされているのも当社の魅力。月1回は有給が取得できて、日頃の業務の段取りはそれぞれの判断で決めることができます。一緒に働く人も福利厚生も自信を持ってオススメできる会社ですよ。

研削機のメンテナンスや修理は、現場を支えながら日々刺激を得られる仕事【青山さん】

<青山さんのお仕事>
・ウェーハ研削機のメンテナンス
・故障対応
・機器の保全、改良の提案

設備管理課は、当社の工場で使用されている機械の保全、修理、改修に携わる部署です。機械はそれぞれ定期点検の時期が定められています。そのスケジュールに合わせて、状態をチェックし、不具合があれば対応するのが私たちの日常的な業務です。しかし、なんらかの原因で機械が止まってしまったり、うまく動かなかったりすることも少なくありません。現場から連絡を受けて、できるだけ迅速に対処します。機械が正常に動かなくては安心してウェーハを製造できないため、製造現場を下支えする大切な役割を担っているといえるでしょう。そんな中で、私は研削機を任せられています。

工業系の大学出身ではあるものの、当社が導入している研削機についてはほぼ知識ゼロからのスタートでした。先輩について点検、整備、修理の作業を見て覚えたり、メーカーの方に話を聞いて理解を深め、社内の講習で資格取得や安全管理のための知識を身につけました。着実に必要なノウハウを得ていったので不安はなかったです。2年目にはひとりで任せてもらえることがかなり増えました。知識と経験が増えるほど、不具合の原因への予測が鋭くなっていると実感しています。動かなくなっていた機械を自分の手で直した時の達成感は格別。「やってやった!」とガッツポーズですね。もともと体を動かすことも好きなので、この仕事はピッタリでした。

機械の保全に携わっていると毎日が刺激的です。メンテナンスをする機械の状態や、故障などのトラブルは、よく似たものはあっても同じものはひとつもない。自分で考えて対処しなければいけないからこそ、新鮮さも面白さもあります。ウェーハの製造とは一味違うやりがいです。

周りは気さくな人ばかりで、いつも明るい雰囲気で働いています。困ったこと、人手のいる場合には「ちょっと手伝って」とお願いもしやすいです。まだまだ未経験のケースもあり、上司や先輩に支えられることが多いですが、逆に仲間から頼られるようになりたいと思っています。

語学力も半導体の専門性も高まり、仕事がどんどん面白くなった【杉沢さん】

<杉沢さんのお仕事>
・仕様担当として、お客様から出された製品の仕様を社内用に整える。
・英語、中国語、韓国語の仕様の翻訳も担当。

私はカスタマー技術部で仕様担当をしています。製品をつくる前段階で、お客様からいただいた仕様の内容を精査し、社内の製造担当者へ展開する仕様につくり変える仕事です。お客様と製造担当者の橋渡しをするポジションといえるでしょう。入社当初は、簡単な案件から仕事を覚えていきましたが、業務の手順を示したマニュアルも整っています。最近では、外国語で記された仕様から日本語の仕様へと直す案件も任せられるようになりました。

実は、1年目の頃は半導体についてほとんど知識がなく、語学力があったわけでもありませんでした。仕様を読んで理解する上でも分からないことばかりで、正直にいうと心が折れそうになった日もあります。ですが、当社には社員の成長をフォローする手厚い教育制度があります。入社してすぐ、約1か月間の研修で半導体、シリコンウェーハ、クリーンルームなど、事業に関わる基礎知識を学びました。その後は、社員それぞれが内容を選択できるeラーニングを活用できます。私は、TOEICの試験対策も含めた語学のプログラムを受講しました。レベルに合わせた学習ができるのでとても有意義です。さらに、過去に社内で行われたセミナーの動画なども視聴でき、半導体業界についての知識も深めることができます。専門性を高めるための教材が充実しているのはうれしいですね。私は、年齢の近い同僚たちと勉強会を開いて一緒にレベルアップができました。こうした仲間ができることも当社の魅力です。

仕様には数千の項目があります。ある項目を修正すると別の箇所も連動して調整する必要があるなど、知識がなければ間違えやすい箇所も少なくないです。私もたびたび間違えることもありました。そんな時に先輩たちは、責めるのではなく、どうしたらミスしないかを一緒に考えてくれます。おかげで一歩一歩成長を実感し、それが仕事のやりがいにもなっています。周りが忙しそうなら分担してフォローし合える。なにか改善のアイデアがあれば積極的に実装しようと動ける。こうしたことが当たり前にできる職場です。今後は、半導体の知識や語学力を伸ばすとともに、他の人が気付かない改善点を見つけられるようになりたいです。そして、より良い職場づくりにも貢献していきます。

学生の方へメッセージ

私が就職活動を進める上で軸にしていたのは「働きやすい企業」かどうか。そこで注目したのがBtoBの会社でした。コロナ禍で日本経済全体が冷え込む中で半導体業界が輝いて見え、これから伸びていく分野だと感じ入社を決めました。

実は就職活動に本腰を入れる前は、自分の興味がある業界・業種しか見ていませんでした。当初は化粧品メーカーばかりを探していたのですが、より幅広い視点で業界を見てみる大切さに気付き、業種にとらわれずに自分に合った良い企業に巡り会うことができました。学生の皆さんには、ぜひ視野を広げていろいろな業界を見て欲しいと思います。

当社が求めているのは「協調性を持って行動ができる方」。技術系・事務系に関係なく、職種の垣根を越えてチームワークを発揮しながら働くことがとても大事だからです。半導体に関する知識については入社後に勉強する機会をたくさん設けていますし、私自身も最初は知らないことばかりでした。半導体業界に少しでも興味をお持ちの方は、ぜひ安心してご応募いただければと思います。

■九州総務部 近藤 里菜さん(2023年入社)

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半導体に関する知識が全くない状態で入社した先輩たちが活躍しています。入社後の新人研修を始め、充実した教育カリキュラムを通じてあなたの成長を後押ししていきます。

マイナビ編集部から

1999年に3社による共同出資により誕生した(株)SUMCO。2005年には現在の商号へと改称し、世界の半導体メーカーにさまざまなシリコンウェーハを供給。私たちの暮らしに欠かせない半導体デバイスを陰で支えるメーカーとして広く認知されている。

同社の九州事業所で働く魅力の一つが、風通しの良い職場環境である。入社後は、トレーナーである先輩社員がついて、職場OJT教育にて、新入社員を手厚くサポート。半導体に関する知識をゼロから学べる環境を整えている。20代の若手社員も数多く活躍しており、高度な技術を持つベテランの指導を受ける一方で、世代の近い先輩に気兼ねなく質問できる人柄の良い社員が多いことが取材を通じて伝わってきた。

働きやすさの点で言えば、充実した福利厚生制度も大きな魅力だろう。社員寮の家賃は月額8,700円から。光熱費も会社が一部負担してくれるなど、新たに一人暮らしを始める人の経済的負担を減らす制度も用意されている。若手社員に早い段階からチャンスを与えてくれる風土も特色の一つだ。同社には、プライベートも充実させながら、やりがいのある仕事に没頭できる環境が待っているはずだ。

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社員の人柄の良さも同社の魅力の一つ。早い段階から責任ある業務にチャレンジする機会を与え、成長を温かく見守る風土が根付いており、若いうちからのびのびと働ける。

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