最終更新日:2025/4/25

(株)グリーンハウス【管理栄養士・栄養士職】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 給食・デリカ・フードビジネス
  • ホテル・旅館
  • 外食・レストラン
  • 食品
  • 商社(食品・農林・水産)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

グリーンハウスだからこそ叶えられる、栄養士の知識を活かした多様な働き方

PHOTO

フードサービスの最前線で活躍する先輩たち

1.【ウェルネスフード・コンシェルジュ】大島 瑠梨子 2012年入社/東京家政大学卒
2.【全国B&I推進部副部長】原 直子 2002年入社/大妻女子大学卒
3.【エリアリーダー】 田中 友香 2009年入社/関東学院大学卒

食で期待価値を超えた喜びと健康、ホスピタリティを提供する「グリーンハウス」は、幅広く事業を展開しています。多彩なキャリアステップだからこそ一人ひとりの可能性を最大限に発揮できる、グリーンハウスの前線で活躍する先輩たちにインタビューしてみました。

先輩たちのキャリア

1.大島瑠梨子。社員食堂にて所長や地区マネージャーを経験。その後ホテルのウェルネスフード・コンシェルジュに就任。食事以外でもホテル滞在をトータルサポートしている。
2.原直子。入社4年目で所長に就任。その後、入社11年目から本社部門に異動し、現在は全国B&I推進部副部長として仕事と育児を両立している。
3.田中友香。社員食堂でキャリアを積み、ウェルネススーパーバイザーに就任。その後本社メニュー開発担当を経て、さらなるステップアップのためエリアリーダーとして活躍。

自分の殻を破るようなステップアップ。そして、部門を越えての異動

入社後、数年間は大規模な社員食堂でメニュー作成などの栄養士業務を担いました。経験豊富なパートさんたちに指示をする立場でもあり、とにかく早く独り立ちをすることを目標に、毎日を過ごしていました。おかげで、コミュニケーション能力が磨かれ、基礎的な仕事の流れが身に付きました。

その後も社員食堂でのキャリアを積み重ね、所長や地区マネージャーも任されました。その職位に就き、来店されるお客様だけではなくクライアントとも向き合うようになったことで新たな発見がありましたし、自分のことだけではなく一緒に働く仲間のこともケアする立場になったことで、仲間の気持ちがよりわかるようになりました。

入社9年目のとき、ホテルグランバッハ東京銀座の『ウェルネスフード・コンシェルジュ』として勤務することを打診されました。この時は不安より期待や高揚感のほうが大きかったことをよく覚えています。
グリーンハウスが提供するフードサービスはおいしくて安全安心、健康的であることはベースの品質として担保していますが、ウェルネスフード・コンシェルジュとして提供するサービスはそれらに加え、心のケアや癒しが加わります。

例えばチェックイン時に体成分分析装置でお客様の状態を測定して、状態に合わせてメニューをアレンジしたり、カウンセリングを行ったりもします。また時にはイベントとして化粧品会社とコラボし、食事・宿泊に加え家でも実践できるようなノウハウを講義形式でお話しすることもあります。

今までと違い、自分で考えて進めなければならない仕事が多く、時間の使い方の難易度が上がっている分、他社にはない新たなサービスに関わっていることにやりがいを強く感じます。
今後はウェルネスフード・コンシェルジュという立場を確立し、栄養士として入社した人に目標とされるような存在になりたいです。

夢だった健康貢献とスポーツ栄養の仕事

入社した当時、「とにかく食事提供の経験を積みたい!」と思っていました。食事の提供を通して、働く世代のお客様の健康に貢献したかったんです。それに加えて「アスリートへの食事提供や栄養サポート」も、やりたい仕事として心の中で温めていました。入社四年目の時に、営業所の所長を任されました。同営業所に配属されてから、半年ほど経過しており、パートさんたちともコミュニケーションを取れており、私のことを娘のように気にかけてくださったので、不安なく務めることができました。

そして、入社11年目に本社部門に異動し、全国B&I推進部のマネージャーに就任しました。この部署はメニューや研修の企画から業務のDX化まで、幅広く営業のサポートを行います。当時、発想力が豊かで、健康サポートに熱い想いをもつ部長がおり、側で勉強しながら期待に応えられるように奮闘していました。社内外のいろいろな方との交流が増え、勉強の日々でした。

この時期に一度育休を取得しました。現在は、同じ部署の副部長として、全体を把握しながら、主に全国の営業所で使用するメニューの作成や食材の検討、健康情報配信コンテンツの作成を行っています。グリーンハウスには働くママパパが多く、復職後にもこちらが恐縮するくらい配慮をいただいています。家に帰れば、子どもが可愛い笑顔で迎えてくれるので、また仕事を頑張ろうというモチベーションにつながっています。

最近では、GHGアカデミー管理栄養士高度化研究室に所属し、栄養士の専門性を高めるべく公認スポーツ栄養士取得と、その業務拡大に向けて研究をしています。私自身も公認スポーツ栄養士の資格を持っており、スポーツ栄養に関する業務としては、契約先のアスリート施設での食事に関する相談、アスリートへの情報提供セミナーなどの監修をすることが多いです。最近では食堂受託先以外の企業スポーツの栄養サポートも担当させていただきました。

今後は、会社やお客様により貢献するためにしっかりと結果を出しながら、公認スポーツ栄養士を目指す方の支援や活躍フィールドの開拓など、グリーンハウスの栄養士職の皆さんが、ますます活躍できる場を広げることに力を入れていきたいと思います。

多部署での経験と、さらなるキャリアアップのための挑戦

入社後に本配属されたのは、大手企業の工場にある社員食堂でした。ここでは、通常の栄養士業務に加え、クライアント側の保健師と一緒に、様々な健康イベントの企画や運営も行っていました。
その後、入社4年目には『リーダー栄養士』に就任し、複数事業所のメニュー作成を担当し、その後には同企業グループの食堂すべてのメニュー作成の担当者になりました。

そして、入社8年目には『WSV(ウェルネススーパーバイザー)』という役職に就きました。WSVは、支社に1名しかいない栄養士のスペシャリストのような存在で、事業所の運営サポートや会社の取り組みを社内外に発信するのがお仕事です。イベント促進、セミナー講師、大型健康フェアの企画や運営など、多種多様な業務に携わることができました。WSVとして働いている時が一番楽しかったな、と思うくらい毎日が充実していました。

本社に異動したのは、2022年の夏。社員食堂のメニュー開発業務を行う部署に配属され、1年間で1000品以上の新規メニューを作っていました。給食委託会社では、あらゆる世代、幅広い生活スタイルの方に食事を提供しています。必要なエネルギーや栄養はもちろん、嗜好性も異なります。日々召し上がっていただくからこそ、お客様一人ひとりに喜ばれるようなレシピの考案に努めています。

現在は、キャリアアップのために現場マネージャーを経験したい!と思い、自ら手を挙げ、『エリアリーダー』として複数事業所のマネジメントに挑戦しています。人財育成や業績管理に加え、クライアントへの健康サポートサービスの提案も行っています。「マネジメント業務でも、こういう形で栄養士としての強みを活かせるんだ」という嬉しい発見でした。とはいえ、まだ分からないことばかりです。ここから、マネージャー昇進を目指して、もっと頑張っていきたいです。

学生の方へのメッセージ

企業研究をする際には、その会社の思いやビジョンを確認することが大事だと感じます。
HPなどに掲示している企業理念やビジョンは、その会社が目指す方向性や価値観を示しています。企業の価値観に納得できるか、共感できるか、そして自分のキャリアイメージと合致しそうかを考えてみてください。
企業の理念やビジョンと自分の価値観が一致していることは、長期的なキャリア形成において非常に重要です。方法としてはHPで調べるほか、インターンシップや説明会に参加するのも、一つの手です。社員の生の声を聴きながら企業研究をすることは、自分にとって理想的な職場を見つける手助けとなりますよ。
グリーンハウスでは、社是として「人に喜ばれてこそ会社は発展する」を掲げています。「人に喜ばれる仕事をする」という理念がグリーンハウスの原点であり、今もなおこの理念の下で事業を展開しています。この「人」という言葉には様々な意味が込められており、就活生の皆さんもこの「人」に含まれています。弊社の「人」への思いを選考の中で感じていただけたら嬉しいです。

PHOTO
「食を通した健康貢献企業」として、事業を展開するグリーンハウスでは、お客様と同様に従業員の健康を重視。従業員全員がいきいきと過ごせるようサポートしています。

マイナビ編集部から

「人に喜ばれてこそ」の精神のもと、変化する社会とお客様のニーズに応え幅広い分野で食を通したホスピタリティの新しい価値を創り上げているグリーンハウスは、78年目という歴史を持つ企業である。その一方で2022年4月には食とITで新たな価値を生み出すことを目的とした施設である「GreeneX Plus」を新設するなど、新たな挑戦にも力を入れている。

事業の幅が広いからこそ、社員の活躍フィールドも幅広い。給食部門を始めとして、ホテル部門や本社部門など、今回紹介した3人のように様々な分野での経験ができるのは、グリーンハウスで働く栄養士ならではだ。また、1年目の社員が積極的にイベントメニュー作成に挑戦できるなど、若手活躍を推進していることもグリーンハウスの魅力の1つだと感じる。

さらに、社是に「人」を掲げていることからも伝わるように、人こそ財産であると考えているグリーンハウスは、人財育成にも力を入れているという。総合職・栄養職・調理職ごとの職種別、B&I・ヘルスケア・ホテルなどの業態別など、成長したいという一人ひとりの社員の意欲を大切に手厚く育成するさまざまな研修プログラムを実施している。1つの会社の中で幅広く経験をしたい、研修制度などサポート体制が整っている環境で働きたい、という思いを持つ人にはぜひ勧めたい企業である。

PHOTO
本社にあるキッチンスタジオ(左)と新設された「GreeneX Plus」(右)。一つひとつをオーダーメイドで創り上げていくグリーンハウスの姿勢が、喜ばれることに繋がっていく

トップへ

  1. トップ
  2. (株)グリーンハウス【管理栄養士・栄養士職】の取材情報