豊国石油(株)

私は、生産事業部・品質管理課に所属し、製品の元である原料の管理と完成した製品の品質管理をメインで担当しています。完成品に関してはpH(ペーハー)や動粘度、引火点など、多数の検査項目があり、基準を満たしていない項目が1つでもある場合は、お客様に納品はできません。品質管理は、製品の品質と当社の信頼を守る“最後の砦”のようなポジション。責任は大きいですが、だからこそしっかりと役割が果たせた時の喜びはひとしおで、経験を自分の財産にできていることが嬉しいです。潤滑油といっても様々な性質のものがあり、原料だけでも約1000種類あるため、奥深い仕事だなと日々実感しています。

入社の決め手となったのはバツグンの働きやすさです。土日祝休みの完全週休2日制であり、年間休日は124日。前職では、週末は疲れ果ててほぼ寝て過ごす…といった日が多かったですが、転職を機に仕事もプライベートも充実した毎日が送れるようになりました。残業はほとんどなく、私の課は16時30分に仕事が終わるため、平日でも役所や郵便局に行くことができるなど、自由な時間を十分に確保できています。

また、社員個々の価値観やこだわりを最大限に尊重してくれる大らかな社風も、魅力の1つです。私は髪の毛を自由に染めてヘアカラーを楽しんでいます。社員同士の仲が非常に良く、仕事終わりに食事を楽しんだり、休日に集まって遊んだりなど交流が盛ん。近々、有志のメンバーで釣りに行こうと計画を立てている最中です。仕事に関しては、まだまだ先輩を頼ってしまう場面が多いので、どんな不良の原因も突き止められる絶対的な存在を目指し、これからもスキルに磨きをかけたいと考えています。
(西田さん)

大学でエネルギーに関して学ぶ機会があり、面白いなと素直に感じたことが化学業界に興味を持ったきっかけでした。当社は求人サイトを通じて知り、歴史あるメーカーであること、自宅から通いやすい点に魅力を感じてエントリー。面接時の人の温かさやフランクな雰囲気に惹かれ、入社を決めました。現在は生産事業部・管理課に所属しており、お客様から受注をいただいた製品の生産計画や原料の発注・仕入れ、物流の配車手配など、幅広い業務を担当しています。社内外問わず多くの人と関わるポジションであり、うまくいった時にいただける「ありがとう」の言葉が何よりのやりがいです。イレギュラーな事態が発生するなど、一筋縄ではいかない場面もありますが、最近は臨機応変に対応する力も徐々に身についてきて、仕事がますます面白くなってきています。

管理課は現在9名体制で、課長を中心としたまとまりの良さが何よりの自慢。入社後は先輩に付き、アシスタントのような立場を通じて各業務の進め方や一連の流れについて理解を深めていきました。段階を踏んで少しずつできることを増やせたことで、戸惑うことは一切ありませんでしたし、上司や先輩の的確なアドバイスも非常にありがたかったですね。また、資格取得支援制度を利用し、入社後に危険物取扱者「乙種第4類」「乙種第2類」の資格を取得しました。有資格者となれば活躍領域が広がるため、今後も資格取得には積極的に挑戦したいと考えています。

私は物心ついた頃から好奇心が旺盛で、何でもやってみたいといった気持ちが強いタイプです。いずれは他の部署でも仕事をしてみたいと考えていますが、そのためにまずは管理課の業務を完璧にこなせるレベルにスキルを高めていく必要があると気持ちを引き締めています。この先どのような経験を積めるか考えるとワクワクしますし、立場が変わっても、何かにチャレンジする前向きな姿勢は忘れないでおこうと心に誓っています。
(國富さん)

モノづくりに興味があったこともあり、新卒で入社した会社では、自動車関連の上流設計に携わっていました。しかし、大学は工学部応用化学科で化学を学んだこともあり、その知識を活かしたいという想いが自分の中で強くなりました。そのタイミングで知ったのが、当社の開発職募集。潤滑油について当時は知識がありませんでしたが、大学の授業で油の成分や、再生油について学んだことを思い出し、興味が湧き応募。話を聞いてみると仕事内容が非常に面白く、社員の方々の優しさや歴史ある会社の安定性にも惹かれ、入社を決めました。

入社以来、製品開発事業部・開発課の一員として、お客様のニーズに即した潤滑油の開発や既存製品の改良など、様々な案件に携わっています。入社当初は分からないことだらけで不安もありましたが、試行錯誤を重ね、一定の経験を積んだ今では自分で仮説を立てられるようになり、この仕事の面白さ・奥深さを実感しながら日々業務と向き合っています。まだまだ壁にぶつかる場面も多いですが、新たな知識やノウハウが、自分の中に蓄積されていく喜びは格別のものがありますね。

開発課には現在10名が所属しており、個々のスキルの高さに加えて社員間のつながりも非常に強固。時々の状況に応じて、柔軟にフォローし合う風土がしっかりと根付いており、仕事の進めやすさはピカイチです。気さくで親しみやすいメンバーが揃っており、居心地の良さも申し分ありません。また、年次に関わらず対等な目線で意見をやり取りでき、思いついたアイデアを遠慮なく発信できる風通しの良さも気に入っています。上司や先輩たちのレベルに到達するのはまだ先のことになりそうですが、今後も様々な可能性を柔軟に模索しながらスキルアップに励み、開発課にとって必要不可欠な存在になりたいと考えています。
(宮部さん)