最終更新日:2025/6/24

浜松委托運送(株)

  • 正社員

業種

  • 物流・倉庫

基本情報

本社
静岡県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

物流業のノビシロをまるごと掴み取るために

PHOTO

熱中できる仕事、輝ける場所

服部さん
倉庫部/入社2年で係長に就任

田中さん
倉庫部/保税業務に取り組みながらアスリートとしても活動中

戸塚さん
経営企画室/人事労務や会社の窓口的な役割、現場全体の管理などマルチに活躍

静岡県浜松市に本拠地を置く浜松委托運送。東京と大阪、日本の2大都市のほぼ中間に位置する好立地を活かし、通販物流代行や保税倉庫サービス、流通加工サービス、受注代行サービスなど、多彩な物流サービスを展開。さらに3000坪の新物流センターをオープンし、浜松市内に合計約1万坪もの自社物件倉庫を運用、お客様からの多種多様なニーズに応えている。

先輩社員の仕事ぶり

倉庫管理は現場を適切にコントロールするのがメインの業務。注文に合わせて出荷計画を作成し、当日中に荷物を出荷できるよう、現場の進捗状況を逐一チェックしている。
アスリートでもある田中さん。「ランニングを済ませて出社。通常8時間勤務のところ、陸上部員は6時間勤務なので、皆さんよりも早めに上がり、トレーニングしています」
各担当者に業務を任せているため、各自責任を持って取り組むのが当社の基本。しかし、個人プレーではなく必要に応じて互いに助け合う風土が根付いている。

仕事が好き、会社が好き。だから自分にできることは何でもしたい【服部さん】

私は2022年の6月に中途で入社し、2024年の9月頃に係長に就任しました。わずか2年での昇進というのは、思ってもみないことでした。その理由について聞いたことはないので私の個人的な見解ですが、浜松委托運送の社員、所属する堤倉庫の社員という認識で仕事をしていたことだと思っています。自分も1人の担当者として現場を任されていますが、自分の現場が終わったから終わりではなく、他の現場の作業が滞っていたり、大変そうだったりすると助けに行くようにしていました。倉庫全体をキレイに終わらせたいと考え、動いた結果なのかなと思っています。

きっかけは堤倉庫に配属されて半年ほど経った頃のある出来事。当時、かなり大きなワインの現場を担当していたのですが、出荷効率があまり良くないという課題があり、どうすれば効率が上がるのかを考えていました。その時に、倉庫内のすべての商品を一旦外に出し、まっさらな状態にして、1からレイアウトし直すということを発案しました。過去に例のないことであり、なおかつ長く運営してきてノウハウもある現場だったため、最初は受け入れてもらえませんでした。ただ、私の中には絶対に上手く行く確信があったため思い切って実行。孤軍奮闘状態で始めたところ、しばらくして先輩社員が一緒に手伝ってくれるようになりました。パートさんにも「絶対できるから」と伝えながら進めると、徐々に成果が出てきて周りからも「できるね」「やれるね」との声が上がるように。目標を達成した時には褒めてもいただいて、その後のモチベーションにもなりました。

元々は周りのことにあまり興味がなかった私がここまで熱心に取り組めるようになったのは、仕事のこと、会社のことが好きだからだと思います。だから会社の誰かが困っていたら、先陣を切って行きたいと思っていますし、自分にできることは何でもやろうという気持ちで働いています。

今後については、所長や課長、上の役職を目指しています。上に行けば行くほど責任は重くなりますが、その分、自分で決められる幅も広がると思うので。自分の将来を自分で切り拓いて行きたいと考えています。

[服部さん/倉庫部・係長/2022年入社]

ビジネスマンとアスリートとの両立を目指して【田中さん】

学生時代は陸上競技に打ち込んでいました。卒業後、競技を続けるか・諦めるかで悩みましたが、自分の中でやり切れなかった感があり、アスリートの人材紹介サービスを利用。そこで紹介を受けたのが当社との出会いでした。他の企業の紹介も受けましたが、当社の場合は競技を続けられるだけでなく、自分で工夫しながら仕事ができるということに惹かれ、入社を決めました。

現在は、外国から入ってきた荷物を取り扱う保税倉庫を担当しています。仕事の内容は、外国の荷物を国内の荷物にするための検査と申請など。毎日のように様々な会社のコンテナが大量に入ってくるため、作業が滞りなくできるようスケジュールを綿密に立てるとともに、作業の効率化を考え、パートさんの配置や割り振りなどを組み立てています。そうして検品が終了し、国内の荷物になったものを出荷現場に引き渡す、というところまでが一連の業務となります。

新卒で入社したため、キャリアも年次も一番下です。しかし、当社の場合自分の意見を出しやすく、それを受け入れてくれる土壌があります。入社当初に配属された出荷現場で意見を出して実行し、以前より効率が良くなったということがありました。出荷現場では請求書の作成もしていたので、利益率を見たところ、会社の目標値を下回っていることがわかりました。その時、人数が過剰な気がしたのですが、原因としてもしかすると無駄な作業が常態化しているのではないかと推測。原因を探るため作業に加わって精査したところ、省ける作業が見つかりました。それを元にチェックリストを作成し、パートさんに渡して指導をすると作業がスムーズに。目標には届かなかったものの、前期比・前月比で着実に改善されたため、自分の自信にもなりましたし、やりがいも感じました。

また、当社では現場のことはすべて担当者に任されていますが、業務量が多い時などには倉庫内の他の現場の担当者が自然と手助けするなど、一体感を持って仕事に取り組んでいます。皆で協力して乗り越えられた時には達成感が得られますし、そこが当社の良さだと思います。

[田中さん/倉庫部/2024年入社]

チャレンジできる環境でチャレンジしないのは損なだけ【戸塚さん】

前の職場に不満があったわけではないのですが、もっと様々なことに挑戦したいとの思いから、前職で携わっていた企業支援で得た知識を活かせることを基準に、転職サイトを見ていました。そこで当社と出会い、募集職種が自分の希望に合致していたことと、物流業界自体の可能性・将来性に惹かれました。決め手となったのは、社長の熱意と挑戦できる環境であること。年次関係なく、入社2、3年で管理職、結果を出せばある程度の役職に就けて、経営に携われるチャンスがある。若いうちからチャレンジできるという点が、自分にも合っているのかなと感じ、入社を決めました。

現在は経営企画室に所属。従業員の給与計算や社会保険の手続きなどを毎月のルーティーン業務として行っています。それに加えて新規の営業や、既存のお客様が来社された時の応対など、格好良く言えば会社の顔、窓口的な役割も担っています。さらに倉庫の様々な現場の最終的な責任者として、現場の改善や倉庫内で働いているメンバーの人事マネージメントのようなことにも携わっています。表現が適切ではないかもしれませんが、社内の何でも屋といったポジションになります。

入社したばかりの頃は「こんなにやることがあるのか」とは思いました(笑)。ですが、そもそも自分が当社に入ろうと思ったのは、自分の知識を広げること、能力を伸ばすことでした。そこに立ち返ると、チャレンジできる環境があるのであれば、チャレンジしないのは損だなと。そうして何か1つの仕事を任された時に、100求められていたら、120の成果を出そうと考えて取り組みました。その結果、様々な仕事を任されるようになり、今のような状態に。自分の成長にも繋がっていますし、会社としてもメリットがあると思ってもらっているのかなと感じています。

今後、会社はさらに成長していくと思うので、その一翼を担うことができたらと思います。今、自分の携わっている業務を細分化して、それを担える人材も育てるのも目標の1つ。自分的には全体のバランスを取る人でありたいですし、この先もどんどんチャレンジしていきたいと考えています。

[戸塚さん/経営企画室・営業/2022年入社]

学生の方へメッセージ

◆安心してチャレンジできます!
チャレンジを後押ししてくれる会社です。悪い案でなければ、基本的には「やってみよう」となります。倉庫のレイアウトに正解はありませんが、より正解に近づくためには、常に変化することが重要。そのため、どんどんチャレンジしてアクションを起こして変えていく。それを後押ししてくれるので働きやすさを実感していますし、危うくなったスイッチを切ってくれる安心感もあります。
[服部さん]

◆働きやすい職場です!
学生時代にバイトの経験もありませんでしたが、いい雰囲気で働きやすいなと感じています。また、倉庫業なので1年を通すとかなり波があり、繁忙期には残業になることもありますが、それもメリハリと受け止めています。個人的には、試合前や大事な時期には定時に帰らせてもらうなど、陸上部の活動を理解してくれているので、有難いなと思っています。
[田中さん]

◆いくらでも成長できる環境です!
社内には多くの人が働いていて、考え方は様々です。物流業や倉庫業自体歴史が深いですが、当社の場合は社長をはじめとして年齢層が低めで若手が多いこともあり、旧い慣習や常識とは無縁。やる気さえあれば、いくらでも成長できる環境です。もっと成長したい、もっとチャレンジしたいという人には、向いている会社だと思います。
[戸塚さん]

PHOTO
新人1人に教育担当の先輩1人がつき、半年から1年の教育計画を立て、計画に沿った教育が行われる。プログラムが終了する頃には、プロの物流管理者へと成長。

マイナビ編集部から

EC事業のスタートを機に急成長を遂げ、躍進を続けている浜松委托運送。その理由について大野木社長に話を聞いた。理由の1つは輸出入に適したハイブリッド倉庫。通常、海外から入ってきた荷物は、一旦、港にある保税倉庫で通関手続きをして国内の荷物になった後、内陸の倉庫に入れられ、全国各地へと配送されている。つまり保税倉庫から内陸倉庫への荷物の移動が生じることとなる。これを1カ所でできれば、コストも手間も省けるのだが、保税倉庫は税関から25km圏内と定められているため、どこでも建てられるものではない。その点、同社の所在地である浜松には税関があるため、保税倉庫を持つことができ、内陸倉庫と連携させることでコスト削減や大幅な納期の短縮を実現。さらに、お客様のニーズにきめ細かく対応する独自の倉庫管理ステムを導入し、低温・冷蔵・冷凍など、商品に合わせて様々な温度帯で保管できるマルチ対応を可能に。こうした行き届いた物流サービスを提供し、お客様の販売を最大化することが躍進に繋がっているのだと感じた。
そんな同社躍進のもう1つの理由に人材育成がある。大野木社長曰く、「会社が社員に与えられるのは、機会と教育だけ。それを掴むか、掴まないかは本人次第」。そのため社長自ら講師を務め、直接指導している他、社長との評価面談も実施されている。成長したいという思いがあるのなら、ぜひ注目して欲しい会社だ。

PHOTO
当社のある静岡県浜松市は、日本のほぼ真ん中で東西交通の要衝。この立地を活かし、関東圏・関西圏・中京圏を中心に、全国配送のあるお客様のビジネスに貢献している。

トップへ

  1. トップ
  2. 浜松委托運送(株)の取材情報