最終更新日:2025/5/26

カナデビア(株)【旧社名:日立造船(株)】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • プラント・エンジニアリング
  • 機械
  • 環境・リサイクル
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)

基本情報

本社
東京都、大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

先輩社員に聞きました!カナデビアに入社を決めた理由は?

PHOTO

当社で活躍する3名の若手社員を紹介します

ごみ焼却発電施設の設計に携わるK.N.さん、水電解装置の設計を担うS.K.さん、製品の構造強度を研究するT.S.さん。異なる仕事に挑む3名の先輩にカナデビアに入社を決めた理由、仕事のやりがいを聞きました。

■K.N.さん
ごみ焼却発電施設 設計職/2020年入社

■S.K.さん
水素発生装置 設計職/2020年入社

■T.S.さん
研究開発職/2022年入社

今後の目標を教えてください

プラントは関わる人数も規模も大きく、必要とされる技量や知識も多いもの。今後はさらに学びを広げ、プロジェクトを先導していけるエンジニアになりたいです。(K.N.さん)
専門外の知識も兼ね備えた人材を目指しています。俯瞰的な視座や技量を養うために他部署と交流し、ジョブローテーションも積極的に活用していきたいですね。(S.K.さん)
自分で開発テーマを立案したいと考えているため、今から事業部の要望を通じて製品知識や経験を増やし、目標を達成できるよう地道に取り組んでいきたいです。(T.S.さん)

環境に貢献する仕事がしたかった。だからカナデビアに決めました!

■K.N.さん ごみ焼却発電施設 設計職/2020年入社
<環境事業は未来に直結している>
私はもともと環境事業に携わりたいと考えていましたが、当社に興味を持ったのは研究室のOBから「カナデビアはごみ焼却発電施設の世界トップシェアを誇っている」と聞いたことがきっかけです。環境事業と未来は直結しており、切り離すことのできない関係にあるため、なおさら魅力的に感じました。大学で学んだ機械工学の知識を活かせることはもちろん、個人的に勤務地は大阪で海外出張の多い仕事がいいなと思っていたので(笑)、カナデビアならそれが叶えられると思い、入社を決めました。

<技術的にも人間的にも、総合的な力が求められる仕事>
私は現在、プラントの配管設計を担当しています。配管は人の身体に例えると血管だと言われており、ごみ焼却に限らず、どのプラントも配管がなければ成り立たず、プラントの各機器を安全、かつ効率的に機能させる重要な役割を担っています。そのため、設計、工学、機械にまつわる多くの知識が必要とされるのが配管設計の特徴です。学生時代の知識が活かせるところもありますが、カナデビアに入社してから学んだことも多いです。特にごみ焼却発電施設は大規模なプロジェクトなので、知識や技術、対人能力など多様なスキルが求められます。これらを駆使して得られるやりがいは計り知れないほど多く、毎日がとても楽しいです。

<私の休日の過ごし方>
入社した時がコロナ禍だったため、会社の方との交流が少なかったのですが、今は先輩と食事に行ったり、同僚と週末にバスケットボールなどのスポーツを楽しんだりしています。“社会人になった感”というのでしょうか、一つ大人になった感覚を満喫しています。

自分の手で、これからの世界を支える未来の事業を生み出すやりがい!

■S.K.さん 水素発生装置 設計職/2020年入社
<環境問題に取り組めることと、働きやすさを重視>
私は就職活動で会社を選ぶにあたり、「環境問題に取り組めること」と「勤務地が大阪であること」を最優先にしていました。その上で「ワークライフバランスを大切にできそうか」「会社の雰囲気や社員の方の人柄はどうか」という点も見ていました。いろいろな企業のインターンシップに参加しましたが、カナデビアは自分のやりたいことができ、職場の雰囲気も和気あいあいとしていたことが決め手です。学生のみなさんも、ぜひいろいろな企業のインターンシップに参加してみてください。セミナーやサイトで紹介されている以外のことがわかると思いますよ。

<社会、そしてカナデビア社内からも注目を集める仕事>
2050年のカーボンニュートラル、CO2の排出を「実質ゼロ」にする目標の中で水素が注目されています。私が設計している水電解装置は、水素社会の到来とともに普及すると言われていますが、現状はまだまだ実証試験の段階です。しかし水素に対する世の中のニーズは今後さらに拡大することが見込まれており、カナデビアの中でもこの事業は水素社会の訪れとともに大きな柱になると期待されています。発展途上の事業なので今後どうなるかわからないところもありますが、答えが決まっていないもの、まさに“未来の事業”を自分たちで作れることに私は大きなやりがいと魅力を感じています。

<私の休日の過ごし方>
学生の頃にマラソンにはまり、今でも週末に10キロほど走っています。走ると体内がクリアになって思考も冴えるため、マラソンはリフレッシュに最適!私は2023年に関西最大の都市マラソン大会に出場し、2025年の大会にもエントリーしています。

自らの知識を活かし、人々の生活や産業を支える誇りを実感!

■T.S.さん 研究開発職/2022年入社
<知識を活かし、社会の役に立てることが決め手>
私が在籍していた大学とカナデビアが共同研究を行っていたことから、当社に興味を持ちました。大阪出身の私はもともと「地元で働きながらこれまで学んできた知識を活かしたい」という希望があり、カナデビアについて調べると、本社と研究所が大阪にあり、さらに環境プラント、インフラ設備、洋上風力発電設備などの幅広い分野で地球規模の社会課題への解決に取り組んでいることがわかりました。「この会社なら自分の希望を叶えられる」。そう思ったことがカナデビアに入社した理由です。

<幅広い分野に取り組み、最新技術に触れられる>
カナデビアはさまざまな製品を手がけていますが、私はすべての製品の構造強度に関する研究開発に取り組んでいます。具体的には、風力発電の基礎構造物、橋梁といったインフラ設備、フィルタープレス(加圧式ろ過装置)など、関わる製品群は多岐にわたります。また、事業部からの要望に応え、既存製品の構造を見直したり、新製品の構造解析に携わったりもしています。人々の生活や産業を支え、幅広い分野で研究開発に取り組めること、そして最新技術に触れる機会があることが当社で働く魅力です。意義のあるものづくりに関わることが大きなやりがいになっています。

<私の休日の過ごし方>
休日は車で国内旅行をしたり、同期とゴルフに行ったり、リフレッシュしています。日本酒が好きなので、先輩と一緒に飲みに行くことも休日の楽しみですね。

学生の方へメッセージ

カナデビアは「環境」「機械・インフラ」「脱炭素化」など幅広く事業展開している企業です。中でも環境事業への取り組みは古く、1965年に日本最初のごみ発電施設の建設から始まり、各種ごみ処理施設、水処理システム、汚泥再生処理施設、バイオディーゼル燃料製造施設など、環境保護に貢献する数多くの製品を世に送り出してきました。また、当社は業界に先駆けて本格的プラント輸出を実現した企業とも言われ、これまでに海水淡水化プラント、排ガス脱硝設備、排熱回収ボイラなどの製品を手がけ、確かな技術力で国内外での確固たる地位を築いてきました。

このように環境や人々の暮らしに関わるさまざまな分野に携わるカナデビアには、SDGsや環境保全に興味を持ち、人々の暮らしと安全を支える仕事に携わりたいと考える方が毎年たくさん入社しています。特に技術系の職種では、機械系・電気電子系・化学系・土木建築系など、あらゆる専攻出身の若手社員が活躍しています。学生のみなさんにはこの事業領域の広さは想像しにくいかもしれませんが、企業研究でもう一歩掘り下げ、その企業が目指すビジョンを知ることをお勧めします。そうすることで、みなさんが学生時代に培った知識やスキルが“本当に活かせる職場”に出会えるはずです!
(人事部)

PHOTO
どんな先輩が働いているのか要チェック!当社では、会社が目指す「より持続可能な社会の実現」に共感する人材、自分も貢献したいと考える人材が活躍しています。

マイナビ編集部から

"技術の力で、人類と自然の調和に挑む"をコンセプトに、多様性を尊重し、技術革新を続けるカナデビア。その歴史は1881年までさかのぼり、造船事業から橋梁事業、そして現在の環境、機械・インフラ、脱炭素化へと広がってきた。驚かされたのは、1965年にすでにごみ焼却発電施設を納入していたことだ。環境やSDGsが叫ばれるようになって久しいが、同社の環境への取り組みはそのずっと以前から始まっていたことになる。これは企業の歴史そのものがSDGsに結びついている、と言っても過言ではないだろう。

また、カナデビアのもう一つの特徴としては、幅広い経験を積みながら、じっくりと成長できる環境が整っていることだ。入社2年間は、先輩社員が新入社員一人ひとりにつき実務に沿ってレクチャーをしている。そして、デスクワークだけではわからない人との関わり、現場に行くからこそ体感できるものづくりの醍醐味を味わえる機会を与え、スキルアップを後押ししている。そんな会社で働く若手社員はまっすぐに成長しており、とても頼もしく思えた。

PHOTO
世界に誇る技術を有するカナデビアは働きやすさも格別だ。育児や介護の制度はもちろん、社員の健康に配慮した社員食堂も充実!カフェテリアでは朝食も提供されている。

トップへ

  1. トップ
  2. カナデビア(株)【旧社名:日立造船(株)】の取材情報