最終更新日:2025/5/2

日本データスキル(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

公共・金融・製造などのシステム開発を手がける横浜に本社があるIT企業です!

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文系・理系出身の先輩社員たちが語る働き方

公共・金融・製造といった顧客を中心に事業を展開する日本データスキル。2023年には創業から50年目を迎えた独立系IT企業だ。同社で働いている社員3名に実際の働き方や入社の経緯について話を聞いた。

三根さん(右)/2022年入社
第1システム事業部第1本部第1部システム1課
下関市立大学 経済学部 国際商学科卒

森田さん(左)/2022年入社
第1システム事業部第2本部第1部システム1課
神奈川大学 理学部 情報科学科卒

笹川さん(中央)/2022年入社
第1システム事業部第2本部第1部システム3課
関東学院大学 教育学部 こども発達学科卒

業務におけるモットーは?

業務管理や遂行スキルの向上のために、出社した時に今日1日でやるべき業務を決めて、それは必ず終わらせるというルールを自分に課しています。(三根さん)
「分からないことを分からないまま放置しない」というのは意識しています。可能な限り調べて知識として蓄えておくと、後々の業務で役立つことがあります。(森田さん)
信頼関係をより良いものにするために人間関係は重要です。オンラインでは希薄になりがちなので、対面でのコミュニケーションは大切にしています。(笹川さん)

教育に力を入れている企業を探しているなかで、当社を選びました。(製造会社システム担当/三根さん)

私は経済学部だったのですが、就活ではIT企業を見ていました。IT業界は将来にわたって成長していくと考えたことが理由です。とはいえやはり知識不足で働くのは不安です。そこでIT企業でも教育制度が整っているところを探し、めぼしい企業があれば説明会に参加していました。いろいろな企業を見て当社に決めたのは、その教育制度です。当社は3か月という期間にわたる入社研修が整備されています。また1年目は専任指導員として先輩社員が新入社員をサポートする制度もあります。開発現場では業務について上司に聞くこともできますが、社会人としての働き方、生活面などの相談は、場合によっては世代の近い専任指導員の先輩社員に聞く方がいいこともあります。加えて説明会や選考で丁寧に対応してくださった社員の人柄の良さも好印象でした。就活生にこれだけ真摯に向き合ってくれるのであれば、入社後にもサポートしてもらえるだろうと思ったんです。

入社以降、製造会社の開発現場に配属となり、見積書を作成するシステムに携わっています。システムを利用している企業から上がってくる要望に対応してシステムを改修。ゼロからのシステム開発ではないのですが、既存のシステム上で何かしらの新しい仕組みを作っていくこともあります。そういった場合には設計やコーディング、テストなど一連の業務を行います。こうして一連の業務に携わり、実際に新しい仕組みが動いた時には大きな達成感が得られます。大手企業の見積作成システムなので、開発のミスやバグで桁を一つ間違えてアウトプットしてしまうような事態があってはなりません。そういった意味でプレッシャーはありますが、その責任の重要性も含めて業務をやりとげた時にはやりがいが得られます。システム開発には大きな費用がかかります。それだけの費用をお客さまから受注して開発を行っているというのも、業務に取り組むモチベーションです。

今はプログラミングスキルも、システムへの理解もまだまだだと実感しています。上司は私の業務に対する習熟度に合わせて、新しい作業を振ってくれますので、与えられた仕事をしっかりと完遂することに集中すれば、自ずとスキルアップができると確信しています。

メンター制度が仕組みとして整備されているので安心して働けます。(不動産会社システム担当/森田さん)

就活ではIT企業に絞って就活。当社はインターンをきっかけに知りました。私が経験したIT企業のインターンでは、プログラミングを体験する内容が多かったのですが、当社ではお客さまへのヒアリングなど設計フェーズに重きが置かれ、知らないことばかりでとても学びがあったんです。このインターンを通じて当社に好印象を持ち、入社に至りました。

現在は不動産会社の社内で利用される業務系アプリの開発に携わっています。開発では設計→コーディング→テストといった大まかな工程がありますが、私が入社後に配属された時点では設計が終わっており、コーディングから参加して今はテストの工程です。コーディングの工程でコードを作成したものが、テストの工程で実際に動いているのを見た際には、大きな達成感が得られました。この案件では先輩が設計を担当しており、その先輩から引き継ぐ形でコーディングとテストに関わっています。配属間もない頃は、どのように設計書を見ればいいのかも分からず、一つ一つ指導を受けながら業務を進めてきました。先輩は私が配属された当初から積極的に話しかけてくださり、スムーズに現場になじむことができたので助かっています。

こうした先輩のサポートで分かりますが、当社は新入社員の教育に力を入れています。当社にはメンター制度があり、1年間は先輩が付き、仕事や社会人生活での相談事があってもフォローいただけます。入社研修後に配属されて以降は、開発現場でOJTを通じて実践的なスキルを学んでいくことになりますが、どんなことをやるのか不安な気持ちもありました。でもこのメンター制度が仕組みとして導入されていることで、安心してOJTに取り組めます。メンター内容を月1回の頻度で先輩が報告書にまとめる決まりになっており、そのレポートからも学びが得られました。

まだ2年目の立場ですので学ぶべきことはたくさんあります。業務面では仕事を任された時にどのドキュメントを見ればいいのかといった見当の付け方にも時間がかかってしまいますし、技術面では言語に関する理解も足りていません。どちらも一歩一歩、着実に身に付けていきたいです。スキルの幅を広げるため、将来的には別の企業のシステム開発にも携わってみたいです。

プログラミングの楽しさを知り、教育学部から当社への入社を決めました。(銀行システム担当/笹川さん)

大学時代にエンジニアとして仕事をしている友人から話を聞いたのをきっかけに、プログラミングに興味を持ちました。実際にプログラミングをやってみて「ものを作って自分の思いどおりに動かす」面白さに魅了されたのです。またエンジニアとして仕事ができれば、システム開発を通じて人の役にも立てると思いました。こういった経緯からシステムエンジニアを志望し、就活でいろいろな企業を探すことに。当社に入社した決め手になったのは一つには社員の方々の人柄があります。人事の人たちは、緊張している私に気さくに接してくれて、アルバイトや趣味でお笑いのライブに行っていることなどを話してリラックスさせてくれました。社長もフランクな方で、なぜか趣味の話で盛り上がったり(笑)。この会社なら肩肘張らずに働けそうだと思ったんです。もう一つには規模感も意識していました。当社は社員数が400名ほど。このくらいの規模感なら社員一人ひとりに会社の目がきちんと届くでしょうし、なおかつそれなりに人数もいるので、将来にわたり事業的にも安定しているだろうと考えました。

実際に入社して働いてみると、私が選考で感じた印象そのままで、周囲の方たちは面倒見が良く、気にかけてくださいます。現場が異なると会う機会が少なくなってしまう人もいますが、ご飯に連れて行ってもらうこともありますし、先日は社内イベントでフットサルがあったので参加したりもしました。お客さま先常駐の業務でも社員同士の関係が希薄にならないように、社内イベントや食事会などを通じて皆さんとの交流が図れています。

現在は銀行をお客さまとした開発現場で働いています。行員の方が業務で使うシステムを担当しており、マイグレーションと言われる新しい環境へシステムを移行する案件に関わっています。フェーズとしてはテストの工程で、本番環境でテストをしているのですが、コマンドを打ってテストを走らせることができるようになりましたし、最近は人に教える役割も担当するようになりました。テストの工程で本格的な開発はできていませんが、ちょっとしたツールを作る機会があり、そこでプログラミングにも携わりました。業務でプログラミングをしてみて、やっぱり楽しいと思ったので、上司にはまたそういった機会があれば任せてもらえるようにお願いしています。

学生の方へメッセージ

私の考えではあるのですが、企業選びでは軸を持つのが大切だと思います。私が軸に挙げていたのは、ITに関する知識に不安があったので教育制度です。これだけは譲れないという軸を明確にすることで、多くの企業を見ても迷わずに済みますし、自分自身が納得して入社することができるのではないでしょうか。働く上でのモチベーションにもなりますのでお勧めしたいです。(三根さん)

企業研究では、最初からこだわり過ぎず、インターンなどに数多く参加するのを意識していました。IT業界やIT企業が実際にどういった雰囲気なのかを体感することができますし、企業の方と接すると社風やカルチャーなども理解できると思います。たくさんの企業を見ていくことで、比較もできるようになるので、「数をこなす」というのも意外にあなどれません。(森田さん)

私はやりたいことが決まっていたので、それほど悩まずに取り組めました。その経験を踏まえると、何をやりたいか決まっていないのであれば、自身の興味や関心がどういったところにあるのかを明確にして、そこから関連する業界の研究を行うといいのはないでしょうか。私の就活はオンラインが多かったのですが、やはり実際に訪問すると雰囲気も分かりますし、とても参考になると思いました。(笹川さん)

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「社内で企画されている自前の研修制度やメンター制度など、教育にきちんと力を入れている会社です! 私たちも不安なく働くことができています」と先輩たち。

マイナビ編集部から

今回の取材で社員の皆さんが話題にしていたのは教育制度の充実ぶり。同社の入社研修は3か月にわたる。この研修における特長は、社内の人材開発部によってメニューが組み立てられている点にある。開発現場から「こういった技術や知識を教えておいてほしい」という声を拾い上げ、メニューに反映させているとのこと。研修内容は毎年ブラッシュアップされている。自前で入社研修を企画している結果、タイムリーに実践的なノウハウが得られ、スムーズに開発現場で業務に就くことができる。開発現場に配属となって以降もOJTが用意されており、またメンター制度も整備されているので安心して働けるだろう。会社としても社員のスキルアップを全面的にバックアップ。社内で奨励されている資格を取得すると夏と冬のボーナス時に資格手当が付く制度もある。

社風としては、派手さはないもののコツコツ業務を進めて結果を出していく人が多いとのこと。IT企業というと華やかなイメージを持たれるかもしれないが、同社の関わっているITシステムは、日々の暮らしやビジネスに欠かせない社会基盤として利用されている。そういったシステムを扱うためには、堅実かつ誠実にシステム開発に向き合う姿勢も重要。未経験でも、安定した場所で着実に成長したい方にはぴったりな企業だと感じた。

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▲新人研修の様子。自社で企画した研修を経ることで、未経験でも安心して働くことができる。創業から50年を超える長い歴史を持ち、経営基盤が安定しているのも魅力だ。

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