最終更新日:2025/4/14

(株)スギヤマ薬品

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ドラッグストア
  • 調剤薬局

基本情報

本社
愛知県

取材情報

研修・教育について伝えたい

研修での学びを現場で実践。無理なく業務をスタートできます。

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働き出してからのフォローも万全です!

薬剤師も総合職も、社会に出れば全員が1からのスタート。覚えることもたくさんあります。だからこそスギヤマ薬品では集合研修から始まり、現場と教育課が一体となり、新入社員を大切に育てていきます。

(写真左から)
■山田 花さん(2019年入社)
調剤併設型ドラッグストア勤務/薬剤師
■藏田友美さん(2009年入社)
総務人事部 教育課/管理栄養士・医薬品登録販売者
■柴田洋祐さん(2003年入社)
総務人事部 教育課/医薬品登録販売者

ココにも注目!

私たち現場社員が新人研修に講師として参加することもあります。その場では、働くなかで“これを知っておくと役に立つ”と感じたことを伝えています。(山田さん)
研修センターには模擬店舗があり、実際の接客同様の応対練習をすることができます。私も薬剤師の調剤研修の時に、患者様役を務めたりしています。(藏田さん)
教育課のメンバーは、全員が店舗での実務経験者です。だから新人の悩みも理解でき、私などはよく自分の失敗談と、そこから学んだことなどを伝えています。(柴田さん)

【薬剤師 山田さん】研修で学んだ後は、自信を持って患者様対応ができます

●合同研修からスタート●
新卒の薬剤師の研修は、4月上旬に行われる総合職との「合同研修」から始まります。この場では社会人マナーのほか、化粧品や介護用のおむつを自分たちで試したり、メーカーによる殺虫剤の実演など、ユニークなカリキュラムもたくさん用意されています。商品を実際に体験することで、現場ですぐに使える知識の習得ができました。

●「薬剤師専門研修」について●
4月中旬から薬剤師の専門研修が始まります。私が印象に残っているのは、「調剤業務研修」での投薬のロールプレイングです。処方箋を受け取った際にチェックすべき点や、薬の説明の仕方などを新人同士で体験していきます。そのおかげで、初めて実際の患者様と接した際も、頭が真っ白になることはありませんでした。
並行して「OTC業務研修」も行われ、そこでは症状に合わせたOTCの選び方などを学び、やはりロールプレイングも実施します。新人の場合、知識はあっても言葉でうまく伝えられないケースもあるため、こうした実践的な学びはとても役立つはずです。

●店舗での実地研修●
集合研修後に店舗で指導するのは、管理薬剤師や入社2~3年目の若手薬剤師が中心です。カリキュラムに沿って指導し、できるまでサポートをするため成長に差が出にくく、誰もが同じレベルのスキルを習得できます。
指導側の立場の時は、新人時代の資料を見返し、不安に思った点や当時知りたかったことも伝えられるよう工夫しました。逆に新人からも、研修で得た最新トピックスなどを教えてもらいました。
さらに、実地研修期間中には月に一度程度「新人フォローアップ」もあり、それぞれの店舗のことや自分の成功・失敗談などを同期と情報共有していきます。

●豊富な学びの機会●
2年目以降も成長意欲を後押しする制度が整っています。私の場合は2年目になってから、他店舗への応援の機会を増やしてもらったことで、自店で扱っていない処方薬の知識が備わりました。
また患者様以外の方のサポートもしたいと希望すれば、健康相談会に参加でき、健康な方・未病の方とも関わることができます。
その他、店舗で在宅の精神科の先生をお招きして勉強会を開いたり、小児科の先生からは薬の出荷調整に伴う代替薬の相談を受けるなど、医療機関とも密な連携を図っています。

【管理栄養士 藏田さん】習熟度に合わせた個別対応で、成長を促していきます

●総合職の研修●
薬剤師も一緒に行う「合同研修」の後、4月中旬から行う「OJT研修」は、実際の店舗で業務をしつつ、実践力を養うことを目的としています。レジの操作や返品・交換などの作業に対しチェック表に基づき、店長や副店長が指導をしていきます。また、お客様に対応していく中で接客の基本を身に付けることも大切にしています。
その後も定期的に新人が集まり、季節に合わせた商品体験などの学びの場があります。当社の場合、一人ひとりの新人がどの状況にいるかを店舗の教育担当が把握し、それを私たち教育課も共有しています。習得状況に合わせて「この業務の習得度をより高めましょう」といったフォローを行っている点が特徴です。

●ビューティーアドバイザーの学び●
「化粧品研修」では、基礎から始まり、化粧水や乳液の使い方、商品の持ち方、見せ方などを段階を経て学ぶことができました。また「ビューティーアドバイザー研修」では、季節に応じた商品知識やカウンセリングの仕方等を学んでいきます。
これは総合職全般に言えることですが、ドラッグストアの仕事には好奇心が欠かせません。それが患者様やお客様と会話をする際の引き出しになるため、当社では心理学に基づき、話の聞き方や会話について学ぶ「コミュニケーション研修」も実施しています。

●管理栄養士の研修●
独自の研修を年に3回実施しています。1年目の10月から始まり、商品知識や管理栄養士としての基礎知識のほか、日本栄養士会の最新トピックスも毎回伝えています。
新人が店舗で栄養指導をする際にも、私たちが必ず後ろで見守っています。ドラッグストアの場合は、病気の方だけでなく予防のサポートもできる点が魅力。生活習慣病の一歩手前の方に対する特定保健指導も行っています。そのほか、店頭で行う健康相談会などでも、管理栄養士は中心になって活動しています。

●人材育成への思い●
教育担当としては、管理栄養士として店舗外でも通用する人材を育てることが目標です。基準改定や新たな研究結果がつねに出てくる分野のため最新情報に敏感で、どんな相談ごとにも対応できる管理栄養士をめざしてほしいと思っています。

【医薬品登録販売者 柴田さん】教育課と現場、双方の考えに基づいたカリキュラムを導入

●社員育成への考え●
私は10年以上務めていた店長としての経験から、会社の未来には若手の力が欠かせないと思っています。覚えることはたくさんあるものの、失敗を恐れることなく、前向きにチャレンジしていってほしいと願っています。そのために店長たちも、話しかけやすい雰囲気づくりに努めています。
一方、教育課の一員としては、まずは社会人としての最低限のルール等を伝えていこうと思っています。そして研修で学んだことを現場で実践するとともに、パート・アルバイトスタッフ等の手本になるため、言われたことをするだけでなく、自ら考え、行動する資質も養っていきます。
ドラッグストアには、お困りごとがあって来店されるお客様もたくさんいらっしゃいます。その方たちに笑顔で帰っていただくことが使命。お話をお聞きし、お客様に寄り添ったアドバイスができるようになれば、信頼関係も深まります。

●医薬品研修について●
第2類と第3類の一般用医薬品を販売できる医薬品登録販売者の資格を取得したばかりの頃は、お困りごとに合わせてどの商品を選べばいいのかで悩むことがあります。時には病院での診察をお勧めするケースもあり、そうした事例等について学んだり、風邪薬や皮膚薬などに特化した学びの機会も設けています。
ただし研修だけで満足せず、現場での経験を積むことが肝心です。接客の回数を重ね、その都度一人ひとりのお客様に合わせたアドバイスを考えていくことで、だんだん知識が身についていきます。

●年次別研修●
2年目以降の研修では、メーカー主催の漢方薬の勉強会、ワークライフバランス、子育て支援、ハラスメントなど、より幅広く学習していきます。管理職になる際に必要な知識・スキルを習得する場と言ってもいいでしょう。
もちろん現場では、店長や先輩がつねに相談に乗ってくれますし、私たちも店舗と連携しつつ、できる限りのサポートをしていきます。

●スギヤマ薬品の魅力●
当社の場合は、お客様との会話の機会が多い上、店長になると大きな裁量を与えられます。地域のお客様にとって“買い物したい身近な店舗”にしていくために、様々なことにチャレンジできます。私の場合は地域包括支援センターと協力して、健康イベントを実施したこともあります。

学生の方へメッセージ

当社の各店舗では接客を重視し、薬剤師も総合職も多く配置しています。その分、指導面にゆとりが生まれ、新人にとっては“上司や先輩が忙しそうで、相談ができない”といった状態に陥る心配がありません。

会社としても、社員の成長を第一に考えています。入社時には人事担当者が新入社員全員と面談し、薬剤師なら配属店舗、総合職であれば店長をめざすか、ビューティーアドバイザーとして活躍したいかなどをヒヤリングします。それに基づき、2年目以降に個々に対して追加の研修を行うこともあります。

加えて半年ごとに自己申告書を作成し、それをもとにして所属長との面談の機会も設けています。これは各自が立てた目標をクリアしているかどうかを評価する場であり、上司が状況を把握することで、適切なアドバイスをし、一緒になって目標クリアをめざしていこうという取り組みです。
もちろん、この機会に希望する働き方などを伝えることも可能です。

研修の場だけでなく、現場でも、しっかりと個々を見つめ、成長を後押ししていきます!

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「気軽に立ち寄ることのできるドラッグストアなら、その場で先輩たちの仕事ぶりも観察できます。商品の質問などもしてみて、雰囲気を確かめてみて下さい」と先輩たち。

マイナビ編集部から

就職活動を始めた多くの学生の方が、世の中にはとても多くの業界や会社があるんだなと実感することだろう。その中でも、私たちの毎日の生活と密接に関わっているのがドラッグストア業界だ。
そこにはOTC医薬品や健康食品、日用品、化粧品など、まさに健康と美に関するさまざまな商品があり、さらには調剤併設の店舗であれば、処方箋も応需している。

一方で、そうした店舗を運営する会社には、それぞれの考え方があることを知っておいてほしい。スギヤマ薬品で言えば、「店はお客様のためにある」を理念に、東海エリアに集中した出店を続けている。この地域に根ざした働き方がしたいという学生には、魅力的な環境と言えるはずだ。

働く上での研修やサポート体制は、取材に登場した社員たちの話からも理解していただけたことだろう。特に新人の合同研修では、体験型の学びを多く取り入れ、現場に出ても困らないだけのスキルや知識を習得できる。
同社自体、「人は財産である」という考えを持っており、それを具現化したのが現在の人材育成のスタイルに表れている印象を受けた。
キャリアパスに関しても、一人ひとりに合わせた働き方を支援してくれ、まさに長く勤めたいと思える会社の1つだ。

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社会人としての基礎を始め、接客や商品ついて学ぶ集合研修。数人のグループに分かれ、その場での体験をもとに知識やスキルを習得できると社員たちからも好評だ。

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