最終更新日:2025/4/4

鉄道情報システム(株)【JRシステム】

  • 正社員

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

IT業界に興味を持ち入社!一人ひとりの“頑張る気持ち”に応え、活躍のステージを提供

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システムエンジニア(SE)を経て人事担当として活躍する先輩の軌跡

総務部人事課 課長代理
今井 さくらさん/2001年入社

誰もが自分らしく輝ける環境づくりに注力している鉄道情報システム(株)。IT業界に興味を持ち、入社後はシステムの開発や運用・保守に携わり、仕事と子育てを両立しながら理想のキャリアを歩んできた先輩の本音を紹介します。

先輩社員の横顔

ITへの興味関心を持ち、入社した今井さん。手厚い教育制度やOJTのおかげで、安心してキャリアの一歩を踏み出せたという。
プログラミングやテスト業務からスタートし、SEとしての経験を積み、指定席の予約状況を算出するシステムでは上流工程も経験。

手厚い研修や同期のサポート、OJTのおかげで安心してSEデビュー!

IT業界を目指すことにしたきっかけは「新しいことにチャレンジするなら新卒の今しかない」と思ったからです。そんななか、JR各社を支える公共性の高いシステムを手がけている当社に興味を持ちました。入社後の不安を和らげてくれたのは、OB訪問で出会った社員の一言。「“新しいことを挑戦したい”という熱意や意欲、ITへの興味関心があれば大丈夫!」という言葉が最後の後押しとなり、思い切って飛び込むことにしました。入社後は新入社員研修があり、データベース、ネットワーク、プログラミング言語などの一通りのITの基礎知識を学びます。そして研修の最後には、グループに分かれ、自分たちの力だけでシステムをつくり上げる「システム開発実習」もあり、私にとっては初めての連続でしたが、技術力の高い同期やチームワークのおかげでやり遂げることができました。また、実習を通して、要件定義、設計、プログラミング、テストという一連の流れを経験するなかで、システムに必要な要件を論理的に整理し、設計に落とし込むという作業は自分に向いていると感じました。新人研修で開発の全工程を経験できたからこそ、自分の適性を理解できたと思います。

JR各社の旅行関連システムの開発を経験!お客さまからの評価がやりがいに!

新入社員研修後は、旅行業・駅収システム課に配属されました。JR各社が提供する旅館・ホテルの在庫管理を行うシステムの開発・運用を担当し、システムの改修や新機能の追加に携わりました。配属されてしばらくの間は、OJT担当の先輩に教えてもらいながらプログラミングやテストの下流工程を行い、当社が重視する品質や信頼性を堅持するために何をすべきかを学びました。2年目には既存のシステムに新たな機能を追加する際の設計を担当し、少しずつできることが増えるたびに成長を実感。次第にSEとしての仕事に面白さを感じるようになっていきました。

次に携わったのは、指定席の予約状況を算出するシステム。JR各社のプレスリリースのために使用されるデータである指定席の予約状況の算出や、各列車の発売状況を日ごとに算出するなど、様々な条件でデータの抽出を可能にするシステムです。このシステムでは要件定義や設計といった上流工程を主に経験しました。JR各社は膨大なデータから列車予約の状況分析などを行うため、様々な条件にてデータ抽出を行います。お客さまが業務のなかで感じる「自在にデータ抽出したい」という真の要望を吸い上げ、実現するために社内で何度も検討を重ねました。システムのつくりを理解し、お客さまの要望をシステムと対応させて実際に落とし込むところに苦労しましたが、完成したシステムに触れたお客さまから「こういう機能が欲しかったよ、ありがとう」「日々の業務が楽になる」と喜びの声が聞けたときは、やはりとても嬉しいです。実際にお客さまの業務効率化へと貢献できたことを知り、ほっとすると同時に達成感も味わうことができました。また、GWやお盆、年末年始など繁忙期には、指定席の予約状況を抽出したデータを用いた情報はニュースでも公開されるため、実際に社会の役に立っているのを見たときには、大きな手応えと同時に責任も感じました。

SEで培った「顧客目線」を今度は社内へと還元。社員の要望を実現し、より働きやすい会社へ!

私は長年現場の第一線で働くうちに「次は “自社の社員のため”になる仕事も経験してみたい」という気持ちが強くなり、入社13年目に総務部人事課へ異動。時間単位で有給休暇を取得できる制度など、会社や社員の想いを汲み取って新制度をカタチにし、会社のさらなる発展の一翼を担う仕事に日々大きなやりがいを感じています。現在のミッションは、社員たちがより生き生きと、やりがいを持って働き続けることのできる人事制度をつくること。社会や時代の変化も考慮しながら、今まで以上に社会や顧客に貢献できる企業となるべく、当社の財産である社員が力を最大限発揮できる人事制度を構築し、人事面から会社を進化させていきたい。まだまだこの会社で実現したいことがたくさんあります。

また、当社は誰もが安心してキャリアを築ける職場でもあり、私はこれまでに二度、産休・育休を取得しました。以来、10年以上にわたって、仕事と子育てを両立しながら働いています。また、SEから人事担当へとキャリアチェンジし、管理職へとステップアップしました。理想のキャリア形成を応援し、成長のチャンスを与えてくれる会社だからこそ、当社は高い定着率を実現できていると思います。

学生の方へメッセージ

JRシステムで働く魅力は、公共性の高いシステムを手がけられること。自分も含めて、多くの方々が利用するJRの指定席券発売の裏側を支えているので、仕事の成果がわかりやすいのが魅力です。上流から下流まで、開発の全工程に携わることができるのも特徴。そして、私たちが手がけているのは絶対に止めてはいけないシステムです。責任の重さに比例して、大きなやりがいを味わえます。

システムの高度安定稼働を堅持し続けるために当社が大切にしているのは、顧客目線で物事を考えること。また、システム開発は一人で完結できる仕事ではなく、多くの方と密に連携しながら進めていくことが多いため、コミュニケーションスキルやチームワークも重視しています。ITに興味を持ち、向上心のある方、自ら積極的にコミュニケーションを図り、協調性を大切にしながら仕事を進めることができる方なら、着実に成長し、活躍できると思います。

就職活動では、まず働くうえで大切にしたい軸を明確にしてみてください。自分の価値観をベースに様々な企業をリサーチしていけば、あなたらしさを発揮しながら楽しく働ける、理想の一社が見つかるはずです。最後に、当社の選考でお会いする際は、どのようなSEになりたいか、どのようなことを実現していきたいか、ぜひあなたが思い描いている「JRシステムで働く姿」をお聞かせください。
〈採用担当〉

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「社員と直接話せる機会があれば、ぜひ入社後のギャップについて質問してみましょう。そうすることで、その会社の新たな一面に触れることができると思います」と採用担当。

マイナビ編集部から

JRの「みどりの窓口」でおなじみの旅客販売総合システム「マルス」を始め、JR各社を支えるシステム開発・運営を手がけている鉄道情報システム(株)。多彩なITソリューションを展開し、JR向けのシステム以外にも、ホテル・旅行・物流・流通業界などのビジネスを支えているのも特徴だ。

入社後は、プログラミングやテストなどの下流工程からキャリアをスタート。SEとしての基礎をしっかり身につけたうえで、少しずつ設計や要件定義といった上流工程に携わっていくという。JR各社を支えるシステムを始め、公共性の高いシステムに関われるのが大きな魅力だと言えるだろう。チャレンジしたい気持ちで入社し、仕事と子育てを両立しながら着実にキャリアアップを遂げた今井さんの軌跡からもわかるように、同社は社員一人ひとりを大切にしている会社だ。また「やりたい!」と手を挙げた人には、積極的にチャンスを与えている。

JRグループの一員としての安定基盤のもと、働きやすい職場環境が整っているのも特徴だ。ワークライフバランスにしっかり配慮し、働きがいと働きやすさを両立できる職場を探している方にとって、同社は理想的な環境だろう。今回の取材を通して、入社後3年間の定着率98%を実現できている理由がよく理解できた。

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高い安定性とチャレンジ精神が融合している会社。主体的に行動できる社員には次々に責任ある仕事を任せていくので、自分次第でスピーディに成長していけるだろう。

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