最終更新日:2025/5/15

(株)宇部情報システム

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
山口県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

製造業を支える!自社開発ソフトで現場の頼れるパートナーに。

PHOTO

同開発グループの入社10年目・5年目・3年目社員にインタビュー

大手企業が出資し、安定した環境で挑戦を続ける(株)宇部情報システム。今回は、製造業向けに品質管理システムの導入支援を行うグループにフォーカス。年次の異なる3名の先輩社員の、挑戦と成長の軌跡に迫った。

■岡本 隆志さん(写真:右)
ソリューション開発部 QC-One開発グループ プロジェクトマネージャー
2016年入社
山口大学大学院 理工学研究科 電子情報システム工学専攻修了

■清水 美羽さん(写真:左)
ソリューション開発部 QC-One開発グループ
2020年入社
下関市立大学 経済学部 経済学科卒業

■永山 笑さん(写真:中央)
ソリューション開発部 QC-One開発グループ
2022年入社
武蔵野美術大学 造形学部 空間演出デザイン学科卒業

社風や職場の雰囲気・魅力は?

「QC-One開発グループの半数が20代の若手。みんな自分の意見を積極的に発信してくれるので、頼りにしています」と岡本さん。
「年次の近いメンバーが多いので、会話が多く、雰囲気がとても良いと感じています。上下関係に縛られず、議論も活発に行われていますね」と清水さん。
「上司や先輩方が『最近の業務はどう?』と常に気遣ってくれるので、安心して業務に取り組めています。フラットでオープンな社風が好きですね」と永山さん。

大型プロジェクトのPM(プロジェクトマネージャー)として、チームを率いて成功に導くやりがい。/岡本さん

出身地の山口で、大学院での学びが活かせる企業を探す中で、当社・UISを見つけ、ご縁があり入社しました。入社以来、独自の製造業向け品質管理システム「QC-One」の導入支援に携わっています。新規導入に加え、導入済みのお客さまの保守や、追加機能の改修といったシステム開発を行い、これまで10数社以上の導入に関わってきました。現在はPMとして複数の導入案件を行いながら、若手メンバーの育成にも力を入れています。

「QC-One」は低コスト・短期納入が強みで、化学・食品メーカーを中心に、全国の大手企業から中小企業まで、さまざまな業種で使われています。重視しているのは、ユーザーの納得感。コミュニケーションを大切にし、カスタマイズ機能の実現にあたっては、開発者目線ではなく、ユーザー目線で提案するように心がけています。

また、若手の育成においては、開発メンバーにはプログラミングを、若手PM(プロジェクトマネージャー)にはお客さまへの接し方などを指導しており、とにかく”楽しく仕事をしてもらうこと”を意識しています。楽しい雰囲気の中では、「もっと頑張ろう」「もう少しやってみよう」という気持ちになりやすいと感じていて、そうした前向きな姿勢が、結果的に大きな成長につながります。その雰囲気づくりも私の大切な役割です。さらに、当社には文系出身者が多いため、IT業界でよく使われる専門用語を当たり前と思わず、理解できる言葉で伝えることも心がけています。

この仕事のやりがいは、”システム開発のプロ”として、納得の上で導入を完了させること。また、若手メンバーの成長を見るのもやりがいの一つです。中でも印象的だったのは、大型プロジェクトで生じたトラブルをメンバーの団結力で乗り切ったことですね。ある大手化学メーカーの導入支援の際、納期が延びて納品したものの不具合が発生。若手メンバーも含めて、全員が一致団結して対処にあたり、無事に難局を乗り切ることができたときの達成感は、今でも覚えています。

今後はプレイヤーというよりはマネジメントの立場に立ち、さらに育成に力を入れていくことが目標。良いチームづくりや雰囲気づくりに貢献していきたいと思っています。

ライフステージに合わせた働き方ができるのが魅力。よりお客様に寄り添えるリーダーになりたい!/清水さん

大学時代のIT系ゼミがきっかけでこの業界に興味を持ち、合同説明会で当社を知りました。親会社の一つに、東証プライムにも上場する大手総合化学メーカーがあることに魅力を感じ、「1Dayインターンシップ」に参加。「システムエンジニアの仕事には、コミュニケーションスキルがいかに大切か」といった内容で「文系の私でも活躍できそう」と思い、入社を決めました。

入社後は約3カ月間の新人研修を経て、QC-One開発グループに配属になりました。しばらくは先輩の出張に同行したり、展示会に参加したりしながら、少しずつ業務を覚えていきましたね。1年目の終わりに初めて案件を任され、先輩のフォローを受けながら、主担当として「QC-One」の導入支援プロジェクトを進行するようになり、そこから経験を積んできました。

5年目の現在はPL(プロジェクトリーダー)として、お客さま先への訪問やWebでの打ち合わせ、必要に応じてカスタマイズの設計から開発までも行い、さらに他のメンバーのフォローもしています。お客さまの業種はさまざまで、常時6案件ほど並行して進行。先輩の助けを借りずに進行できることが増え、自分の成長を感じられることがうれしいです。

この仕事はお客さまとのやり取りが多く、導入期間を通じて信頼関係を築けることが一番のやりがいです。本稼働後に、お客さまから「導入して良かった!」と言ってもらえるとうれしく、「また次も頑張ろう」とモチベーションアップにつながります。

入社時は山口本社勤務でしたが、現在は福岡オフィスに勤務。結婚を機に転居が必要となったため、上司へ相談して異動しました。出社は週に1日で、基本的には在宅勤務をしており、ライフステージに合わせた柔軟な働き方ができています。今は中規模案件を担当していますが、今後は導入期間が1年以上かかるような大型プロジェクトのPLを担当することが目標です。

充実の研修・フォロー体制。文系・未経験者でもITエンジニアとして着実に成長できる環境がある!/永山さん

神奈川出身の私は、東京の大学でデザインを中心に学んでいました。就職活動時はコロナの影響でオンライン面接が主流だったため、会社の場所にこだわらずに就職先を探していたんです。そんな中、今後もニーズが高まるIT業界に興味を持ち、企業を探していくうちにUISと出会いました。

決め手になったのは、IT未経験者でも活躍できること、そして社員の人柄や雰囲気です。文系出身の私でも、研修やフォロー体制が充実しているので、無理なく自分のペースで成長できています。

3カ月間の新人研修では「ITとは何か」から「プログラミングの基礎」を学び、研修終盤では、チームごとにプロジェクト開発を経験します。研修中は同期と一緒に受講するため、助け合いながら取り組めるのが良かったです。同期は今も心強い存在ですね。

配属先では先輩に教わりながら、簡単なプログラミングの実装からスタートしました。2年目になると、少しずつ難易度の高いものを任せてもらえるようになり、後半には先輩の出張にも同行しました。まずは議事録をとることから始め、導入支援の流れを実際に学んでいきました。3年目の今は主担当としてお客さまを持ち、プロジェクトを進行する一方で、先輩の案件もサポートしており、仕事の幅が広がってきたことを実感しています。

「QC-One」の導入支援では、ITの知識だけではなく、お客さまの業務についても理解することが必要です。今はそこに難しさを感じていますが、お客さまに喜んでもらえたときや、プログラムが想定通りに動いたときには大きな達成感を得ています。今の目標は、任されているプロジェクトを無事に終わらせること。そして今後は、お客さまに対して一人で提案ができるようになりたいです。

学生の方へメッセージ

【岡本】QC-One開発グループには、5年前に清水が入社してから、毎年一人ずつ新入社員が入ってきています。手厚い教育・フォロー体制があるため、スキル面は一切心配いりませんよ。大切なのはコミュニケーション能力。学生時代の専攻に関わらず、”ITのプロ”として活躍できるのが魅力です。

【清水】当社の好きなところは、休みがしっかり取れること。年間休日120日以上、完全週休2日制なので、メリハリをつけながら、さまざまな働き方が選べます。私の場合、ライフイベントを経てもずっとキャリアを築いていけるのがうれしいです。先輩方をみていても、着実にキャリアアップされているので、腰を据えて長く働ける会社だと実感しています。

【永山】私は、柔軟な働き方ができるところが好きです。在宅勤務もできますし、コアタイムなしのフレックスタイム制を導入しているので、自分で調整しながら出社することも可能。また、2024年4月から「ライフサポート休暇」が導入され、体調不良や育児など、有給休暇を減らさずにお休みを取ることができるようになりました。上司や先輩も共感し、寄り添ってくれるので、あたたかい社風も好きなところです。

PHOTO
マネージャーと若手社員の距離が近く、和気あいあいとしたあたたかな雰囲気。何でも相談できるので、前向きに取り組むことができ、取材中も社員の笑顔が印象的だった。

マイナビ編集部から

(株)宇部情報システム(UIS)は、東証プライムに上場する、大手総合化学メーカーの情報システム部門が独立して、1983年に設立。製造業をはじめ、官公庁や教育関連など、幅広い分野のお客さまへ独自のソリューション提案を行い、安定した成長を続けてきた。

取引先には名だたる大手企業も多く、山口県に本社を置く地方企業でありながら、全国的なビッグプロジェクトを通して、成長することができる環境だ。今回お話を伺ったPMの岡本さんもこれまで数々のプロジェクトに携わってきたが、日本を代表する大手企業ともフラットな立場で仕事ができることに、大きなやりがいを感じているという。

また、インタビューした3名が口を揃えて話してくれたのが“働きやすさ”。コアタイムなしのフレックスタイム制を導入しており、在宅勤務にも柔軟に対応。仕事量やプライベートの都合に合わせて働く時間を調整できるため、社員からも好評だ。

さらに休日も充実しており、2024年4月から「ライフサポート休暇」を導入。体調不良や育児目的など、有給休暇を減らさずにお休みを取ることができる。また「時間単位有給休暇制度」もあり、個々の事情に即した自由度の高い働き方ができるのはうれしいポイント。「地方にいながら全国規模の仕事にチャレンジしたい」「ワークライフバランスを大切にしたい」という方に、ぜひオススメしたい企業だ。

PHOTO
機能性とデザイン性を両立した、快適で綺麗なワークスペース。フリーアドレスを採用しているため、日常的にさまざまな部署・チームの人と交流する機会が生まれている。
  1. トップ
  2. (株)宇部情報システムの取材情報