最終更新日:2025/4/24

(株)山口フィナンシャルグループ[グループ募集]

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 銀行(地銀)

基本情報

本社
山口県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

専門性を生かした多角的な提案で、お客様の事業成長と地域の未来を支えます。

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新事業立上げや社内起業も。意欲次第で挑戦できる自由な社風。

広島・山口・福岡を主要エリアに、多角的な提案力で地域経済・地域創生を支えるYMFG。新たな人事制度や手厚いキャリア形成支援も注目を集める当グループで、働く魅力ややりがいを3名の先輩から伺いました。

■宮本凌輔さん
北九州銀行本店ブロック アシスタント/2019年入行(写真:左)

■中美達也さん
ワイエムコンサルティング株式会社 課長/2010年入行(写真:中央)

■前田優希さん
DX戦略部 係長/2013年入行(写真:右)

YMFGで働く魅力

福岡・山口・広島の3県に根差し、グループ全体で地域の活性化を担えること。承継支援や新システムの導入など、融資に限らない提案でお客様を支えられます。(宮本さん)
人事制度を通してお客様の事業の根幹を支えられるのがやりがい。家族経営的な会社から大規模企業まで多彩な経営層の方とお話できるのも勉強になります。(中美さん)
DX化や人事評価制度の改革など常に変革を続けているグループです。起業やキャリアチェンジなどやりたいことを後押ししてくれる環境もあります。(前田さん)

多彩な専門性を生かしてお客様の課題解決をサポート。銀行グループならではの提案力が強みです。

商学部出身で、父も兄も金融関係の仕事に就いていたため、金融の仕事は入社前から身近なものでした。中でも当グループは地元・北九州に根差して働けること、「地方創生」に力を入れていることが魅力で、就活当初から志望。当時はちょうどグループ内でコンサルティング会社や地元の活性化に向けた地域商社など複数の企業が立ち上がっていた時期で、「銀行員」というイメージにとらわれず様々なキャリアや働き方を選べそうだと感じたことも決め手です。

入行後は1ヶ月半の新人研修を経て、北九州銀行の本店営業部に配属。3年間融資窓口で貸付業務を担当した後、現在は小倉北区や戸畑、八幡エリアを中心に、法人のお客様に対する営業を行っています。
法人営業を始めてすぐの頃は、一つひとつお客様の課題を聞いて応えていく受け身の姿勢が多かったのですが、最近は少しずつ自分から提案できることも増えてきました。先日は事業承継を考えているお客様に対し、まずは従業員の方の思いを可視化させるために、当グループのコンサルティング企業と連携して無記名のアンケートを実施。現場の生の声を知ることで、お客様からも「自分で考えていた課題と実際とのズレが見えた」「ここは追加で見直ししないと」との声をいただきました。事業承継は10年20年の長いスパンで考えていくもの。次世代に向けて自分の案が生かされ、良い方向性を示せたことにやりがいを感じましたし、何よりお客様からの感謝の言葉がモチベーションを高めてくれました。

私自身は北九州銀行での経験しかありませんが、その都度連携することで、グループ全体のチームワークの良さを感じています。2023年4月からは年功序列制の人事制度が大きく変わり、在職年数に限らず、成果によって評価される体制へ。昇給・昇格に向けた明確な目標が立てられるので、私もその新制度を生かせるように頑張りたいです。
グループではほかにも、社内で新しい事業を立ち上げられる起業支援制度や希望する別の企業・業種に挑戦できる社内公募制度などもあります。上司との1on1ミーティングを通して、自分がやりたいことを実際にカタチにしていける環境。私自身はまだ銀行業務の知見を深めていくつもりですが、転職せずに幅広い選択肢を選べるのは、将来のキャリアを柔軟に考える上でも魅力だと思います。(宮本さん)

具体的な数字を上げて説得力ある人事制度を提案。銀行員時代に得た財務知識が現場で生きています。

私は2010年に山口フィナンシャルグループに入社し、山口銀行へ配属。貸付業務や個人・法人のお客様に向けた営業業務を担当。2017年から現在のワイエムコンサルティングに所属しています。
当社は経営計画や人事計画の策定支援、事業承継支援、システム開発支援等、幅広い業務サポートを行う、総合コンサルティング企業です。その一員として実感しているのは、専門性を強く意識した会社だということ。各銀行から、「お客様のこんな経営課題を改善したい」という取次ぎを受け、対応することも少なくありません。

多彩な専門分野がある中で、私は主に人事制度の策定サポートを担当しています。下関・宇部エリアを中心に、企業経営層の方々と直接向き合い、組織を動かす理念や人との関わりについて伺えるのはとても刺激的です。知識豊富な人事担当の方に対して魅力ある提案をするには、相手以上の知識とノウハウで納得いただく必要があり、知識のアップグレードが常に必要となりますが、そうした環境も勉強する上でのモチベーションとなっています。
銀行員時代に様々な業界・役職の方とお会いし、お話してきた経験は、今、コンサルティングを行う上でも役立っています。どんな昇給システムにしていくかなど、人事面には財務の知識が欠かせないもの。「5年後に1人あたり○円の昇給をするにはこのくらい利益が出れば大丈夫」など、具体的な数字を絡めた納得性のある資料が作成できるのも、銀行とつながる当社ならではの強みでしょう。

学ぶことが多い領域である分、5年半経ってもまだまだ自分の成長を実感できるのも、この仕事の魅力です。残業がほとんどなく、自宅に帰ってから本を読んだり資格の勉強に充てたりと時間を有効に使えるので、今後も必要な知識を深めて、よりお客様に喜ばれる提案を目指したいですね。これまでに日本生産性本部の認定経営コンサルタント資格を取得したので、次は専門性を磨いてさらに難関な資格にも挑戦してみたい。銀行では幅広いお客様に対応しますが、コンサルでは1社のお客様に深く長く関わることが多くなります。自己成長がお客様の事業成長につながると思うと、やりがいも大きいです。(中美さん)

ユーザー目線で「本当に必要なシステム」へ変革。蓄積したノウハウは、いずれ地域にも生かしたい。

私は法学部出身で、入社後は北九州銀行・山口銀行でそれぞれ個人のお客様向けの資産運用提案を行ってきました。DX戦略に関わることになったのは入行5年目、データ分析やDXコンサルティングを担う「データ・キュービック」に出向してからです。情報技術系の知識はゼロでしたが、そこで分析手法やDXの基本を学びながら、お客様のデジタル化推進を担ってきました。その後、2022年から本部のDX戦略部専任へ。主にシステムを使う立場から、社内のIT変革に向けた企画を行っています。

例えば、負荷のかかりやすいオンプレミスのシステムをクラウド化したり、銀行の営業担当者が持つ携帯端末をスマホに切り替えて業務の幅を広げたり、古いシステムをユーザー目線で使いやすく変えていくことが私たちの役割。実際、営業部時代に紙の地図を見ながらお客様先を訪問していた経験が、スマホ導入のきっかけの1つになりました。今後はデジタル帳票やAIを活用した交渉内容の
自動要約機能の導入を目指しています。
ローコードでの開発を手がけつつ、技術的な部分は基本的にパートナー企業さんへ委託。部内はシステムの開発経験がない人ほとんどで、かえって「デジタルが苦手でも使いやすいシステム」に向けてアイデアを出しやすい環境です。営業店の担当者を含めたトライアルを実施するなど、今は社内横断的な試行錯誤を行っているところ。本部が勝手に決めるのではなく、現場で本当に必要なシステムを作り、結果的に地域のお客様先へも波及していければ嬉しいですね。

産学連携で、東京大学との共同研究も担当しています。これは私たちが保有しているデータをもとに、企業単体ではなく、企業と企業のつながりからリスク管理や事業展開を考える試みです。企業同士の関係を可視化することで、例えば、サプライチェーン上で重要な取引をもつ企業を見つけることが可能。最終的には地域全体を1つの経済システムととらえた、付加価値の高い提案につなげられると期待しています。
銀行員としてはもちろん、他の様々な専門分野から、地域全体の発展に関われるのは当社で働く大きな魅力です。もともと「地域創生」への思いに惹かれて入社を決めた経緯があるので、今後も自分が経験してきたことを生かして、地域発展のお手伝いを続けていきたいです。(前田さん)

学生の方へメッセージ

現場に出て実感したのは、大学や研修で学んだことがそのまま生かせるわけではないということ。もちろん基本の知識やノウハウは必要ですが、お客様の課題に合わせてアプローチを変える柔軟性があると将来働きやすいと思います。入社後は先輩・上司から丁寧に指導いただける環境もあります。学生のうちに先輩方の経験談を多く聞いておくのも、対応力を養うひとつの手になると思いますよ。(宮本さん)

社内起業制度や公募制度など、やりたいことに幅広く挑戦できる環境が整っているので、「キャリアをしっかり考えたい」という人に向いていると思います。自分から手を挙げて、好きなことや興味がある分野を追求できるのも魅力。人事制度が年功序列から変わるなど、時代に即してグループ全体が良い方向へどんどん変化しているのも感じます。就活の際にはその企業が自分に合っているのか、調べてみることをオススメします。(前田さん)

入社前に目指したのは、仕事を通じて深みのある「カッコいい大人」になること。地域に根差して多くの人と出会える銀行は、そのために最適だと考えて志望しました。だからこそ、お互い高め合える仲間に出会えたことはとても幸運でした。「こんな風になりたい」と尊敬できる上司や負けられないと思える後輩も多く、自己成長を目指す方には最適の環境だと思います。金融業界に興味のある方は是非、当グループで待っています。(中美さん)

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2006年の山口銀行・もみじ銀行統合、2011年の北九州銀行開設を経て現在の体制へ。店舗数300以上の広域金融グループとして業界を牽引しています。

マイナビ編集部から

山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行の3つの銀行ブランドを中心に、20社を超えるグループ企業の各専門領域から地域経済を支える山口フィナンシャルグループ。証券、保険、リースなど金融サービスに留まらず、地方創生コンサルティング、地域商社、人材紹介会社など多角的かつ新しい視点で地域全体の活性化を目指しているところに、確かな強みと魅力が感じられる。
今回は銀行営業、DX戦略担当、コンサルティング企業と、グループの中核を担う3名の先輩方に仕事のやりがいや働きやすさについて伺った。それぞれのお話から感じられたのは、自身の成長を通して、地域に貢献できる喜びとそれをサポートしてくれる手厚い体制。入社時だけでなく、フォローアップ研修や専門の業務知識を学べる育成プログラム、他企業にて知見を学べる外部企業への出向制度や多様なキャリアを経験できるジョブトライアル制度学べる場も幅広いという。いずれも公募制で、学ぶ意欲のある人が積極的にチャレンジできる体制が整っている。2023年4月からの「脱・年功序列」も、地方銀行の先がけとなる取組みとして業界内外で注目を集めてきた。「多様性を大事にして、みんなでいいモノを作ろうという意識が高い企業」とは、インタビューに登場いただいた前田さんの言葉。自身のスキルや興味ある分野を生かして地域貢献したいという方にとって、YMFGはきっと自由度高く活躍できるフィールドになると思う。

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2023年には年功序列の人事制度を一新。在任期間によらず、成果や積極性を重視した評価体制で、時代のニーズに沿った人材の育成・登用に努めていきます。

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