業種をある程度絞ったら、次はその中で複数の会社を比較することをお勧めします。比較項目は、業務内容や職場の雰囲気、財務諸表、将来性など多岐にわたりますが、自分の「譲れない軸」をあらかじめいくつか決めておくと整理しやすいでしょう。私の場合は、IRレポートから各社の業績の推移や安定性を比較しました。それによって各社の特色が鮮明になり、志望順位を付けやすくなると実感しました。(I・Sさん)
企業研究は、インターンシップに参加したり、業界を勉強したりするだけでなく、OB訪問など、なるべく身近な人の話を聞いて、より核心に近い情報を収集することが大切だと思います。その上で、若い時から裁量を持って仕事をしたいのか、指示されたことをやり遂げたいのか、また知名度や待遇を重視するか…自分が何のためにどう働きたいのか「目的」を明確にしてください。それが明らかだと迷いも少なくなります。(H・Sさん)
学生時代は先生や友人といった「人」にばかり目がいきがちですが、教室の中にある設備や機材にも注目してみてください。さまざまな企業が関わっていることが分かり、学校現場も世の中のビジネスとは無縁でないことが分かってきます。ぜひ周りを見渡して、そこにあるモノをどんな企業が作り、提案しているのか、考えてみてください。それが当社に興味を持っていただくきっかけになればうれしいです。(T・Kさん)