最終更新日:2025/4/11

(株)シジシージャパン【CGC】

  • 正社員

業種

  • 商社(食品・農林・水産)
  • 食品
  • 専門店(食品・日用品)

基本情報

本社
東京都

取材情報

事業について伝えたい

大手に勝つ!中堅・中小スーパーマーケットを支えているのがCGCジャパン

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商品開発・物流・情報システム・営業支援が当社の強み

1年目の業務を経て、2年目から商品開発兼営業としてひとり立ちするCGC。1人2役、いえ、それ以上の役割を担う人材も活躍中。今回は3名の先輩社員のインタビューを通じ、当社でのキャリアパスをご紹介します。

■宇治 彩奈さん
和日配チーム/2023年入社

■鈴木 健心さん
食品チーム/2022年入社

■梅田 兼吾さん
水産チーム/2021年入社

CGCの魅力はココ!

和日配は1年目から5年目の20代が1人ずつ、30代が2人、40代が3人の計10名のチームです。少人数チームなので距離も近くて仲がよく、楽しいですよ。(宇治さん)
業務を経験後すぐ開発に携わる人もいますが私は営業を選択。営業で得た情報を開発に活かしたいという私の思いを尊重し、やらせてくれた会社に感謝しています。(鈴木さん)
開発も営業も両方担うからこそ味わえるやりがいがあります。営業として集めた課題を踏まえ商品を自ら生み出し、それをまた自分で提案できるのは当社ならでは。(梅田さん)

【1年目】開発兼営業を目指して勉強中!将来は日本の伝統食の進化系を生み出したい

衣食住いずれかに携わる企業で、自分で一から何かをつくり出したり、見つけたりできる仕事がしたいと就職活動を行っていました。「つくる」「見つける」を軸にメーカーや商社に注目するなかで当社を知り、プライベートブランド(PB)の商品開発を手掛けるメーカー機能、加盟企業であるスーパーマーケットにPB商品の導入を図る商社機能、さらには加盟企業に成り代わって魅力的な商品を国内外から調達するバイヤー機能を兼ね備えていることを発見。メーカーや商社はそれぞれ業務範囲が限られていますが、CGCなら産地の開拓から店頭に商品を並べるまでのすべての過程に携われると思い、入社を決めました。

入社後は約1カ月間の新入社員研修などを経て、和日配チームに本配属。加盟企業であるスーパーマーケットでの店舗研修にも行かせてもらい、現場での品出しなどを通じて何が売れているのか、PB商品の導入数アップを図るにはどうすればいいのかといった情報収集や提案を経験させてもらいました。現在は業務に携わり、在庫管理やPOPの作成、PB商品の製造に携わる協力会社への発注のほか、先輩が担当する加盟企業との地区会議(PB商品のさらなる導入を図る商談の場)の準備などを担っています。1年目の経験を活かし、2年目に営業、3年目には営業兼商品開発として活躍するのが私の描くキャリアパスです。

今は未来に向けた基盤づくりの段階ですが、自ら希望した和日配チームでの仕事は刺激がいっぱい。豆腐や漬物、サラダチキンやカニカマなどが和日配に分類される商品なのですが、私がこのチームを志望したのはおせち料理にも携われると聞いたから。私は子どもの頃から母と一緒におせちをつくり、その一品一品にどんな意味があるかを教えてもらっていたので、日本の伝統文化を今の時代に合う形に変えて商品化したいとこの部署を選びました。現在、担うのは開発とは異なる役割ですが、すぐそばで商品開発に携わる先輩方を見ていると、誰と何を打ち合わせ、どう商品を生み出しているのかがよくわかります。今はしっかり知識を蓄え、ゆくゆくは日本の伝統の味わいを若い人にも受け入れられる商品へと進化させたい。そのためにも先輩のそばでしっかり学びたいと思っています。(宇治さん)

【2年目】業務を経て営業へ。担当エリアのニーズを見極め、導入率を上げていきたい

私は高校で部活を引退するまでの11年間ずっと野球に打ち込み、食に助けられてきました。就職活動をする際も食に携わりたい、食を通じてスポーツマンを支えたいと考え、「食」と「商品開発」を軸にいろいろな企業を見ていました。当社を選ぶ決め手になったのは、院卒でなくても開発に携わることができ、なおかつ若手のうちからチャンスを与えてもらえること。CGCで学生時代からの夢をかなえたいと入社を決めました。

入社後は常温で保存が可能なグロサリー部の食品チームで、油や調味料、乾物など約400品目のPB商品の営業活動に携わっています。提案の相手先となるのは当社の加盟企業であるスーパーマーケットの方々で、ミッションは自社商品の導入率を上げることで売場の利益改善につなげること。私は現在、北関東と東海のお客様を担当し、週に一度は出張して提案を行っています。エリアによってお客様の層や志向が異なるため、品質、価格、こだわりなど自社のどのブランドがニーズに合うかを考え、提案するのがとても重要。例えば、高齢化が進む北関東エリアは質が高いものが好まれますが、量はさほど必要ないという傾向があり、バイヤー様からもっと仕入コストを抑えたいというご要望がありました。そこで私が編み出したのが配送ロットをまとめる施策。ある程度の量をまとめて配送することで物流コストを抑え、グロサリーの仕入費用をコンパクトにすることができました。

このようにお客様のニーズに応えることもやりがいですが、各店舗のバイヤー様との信頼関係を構築できた時にも喜びを噛みしめています。同じトーク、同じ提案内容では到底太刀打ちできません。私は最近やっとお客様の個性に合わせたアプローチ法を身につけ、論理思考の方にはデータ武装を、人情派の方には持ち前の人懐っこさを活かして提案できるようになりました。2年目の夏ごろにひとり立ちしたのですが、当時とはまったく違う距離の近さに「やっと認めてもらえた」とやりがいを感じています。今後はこの営業経験を活かし、全国各地の加盟スーパーマーケットに導入してもらえる人気商品を生み出すのが目標です。そして将来は、自ら開発した商品でスポーツに取り組むすべての人のお役に立ちたいと思っています。(鈴木さん)

【3年目】自分で開発した商品を自分で提案できる!これがCGCで働く醍醐味

大学の水産学部で学んだ知識を活かし、将来は魚を扱う仕事に携わりたいと思っていました。特に私は食べることが好きなので、食品の商品開発が第一志望。いろいろな会社を見るなかで最も楽しそうだったCGCへの入社を決めました。開発も営業もすべて自分でできる当社の仕事は他のどの会社よりも魅力的で、採用イベントで出会った方々もとてもフランク。「ここなら楽しく働けそうだ」と思ったのが、当社を選んだ決め手です。

入社前からの希望がかない、私は1年目から水産チームに配属されました。受発注などの業務を経て、商品開発兼営業としてひとり立ちしたのが入社2年目の9月ごろ。エビ・イカ・カニを主に担当し、殻付きエビなど鮮魚の産地開拓や選定、パック詰めの方法などの商品化に関わっています。また、鮮魚を使った水産加工品の開発にも携わり、例えばエビフライであれば、どの産地のエビを使い、サイズや味付けをどうするかも一から考案しています。自分で開発した商品を自分で提案できるのが当社で働く醍醐味で、その商品の質の高さやこだわりを知り尽くしているからこそ、提案にも力が入ります。

印象に残っているのは、2023年の春に商品化した「ごちそうエビフライ」です。取引先となるスーパーマーケットではすでにナショナルブランド(NB)の商品が圧倒的なシェアを獲得していましたが、ぜひ試してほしいと導入を推進。バイヤー様への提案に加え、各社社長が出席する「トップ会」でもプレゼンをさせていただきました。おいしさ・品質と価格・安定供給を自負する自社商品は瞬く間に人気を博し、年間約1億円を売り上げる主力商品となりました。この時は自分が携わった商品がシェアを拡大するやりがいを味わうことができました。

今後は水産商品をただ陳列するだけではなく、寿司やお惣菜など、幅広く活用していただくのが私の目標。鮮魚として納入していたエビやイカの加工度を上げ、寿司ネタとして導入してもらえるよう提案しています。一から十まで携われる仕事はとても面白く、これからも加盟企業であるスーパーマーケット、その先の消費者を含めたすべてのお客様に喜んでもらえるものづくりを続けていきたいと思っています。(梅田さん)

学生の方へメッセージ

【宇治さん】当社は選考段階からとてもオープン。先輩方が働く社内を通って面接会場へ向かったため、みなさんの仕事ぶりがよくわかり、入社後もギャップはありませんでした。自分に合う企業を選ぶなら、理想と現実のギャップは絶対少ない方がいいです。その点、当社は裏も表も見せてくれるので安心です。店頭で自分が関わった商品を見ることができ、おいしさを味わえるのも当社の魅力だと思います。

【鈴木さん】グロサリー担当も、営業を経験してから商品開発へというキャリアも、すべて私が会社に希望を伝え、会社がそれに応えるかたちで実現することができました。このように当社は社員のやりたいことに耳を傾け、それを後押ししてくれるのが魅力。入社後にやってみたいことがあるなら、当社はまさに理想の環境だと言えるでしょう。実は私も将来、PB商品としてオリジナルのプロテインを生み出したいと、虎視眈々と機会をうかがっています。

【梅田さん】食に関わりたい人、食べることが好きな人なら当社にもってこいだと思います。食に携わりたいという思いがあっても、何が自分に合っているのかわからない…という方もぜひ当社の門を叩いてほしい。なぜなら当社は開発も営業もその他の役割も幅広く携われるので、きっとやりたい仕事に出会えるはず!CGCなら働きながら、適性のある仕事に出会い、活躍できると思います。

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加盟企業と共同で開発したプライベートブランド商品の数々。国内外の一流・優良メーカーに製造を委託しており、その数は約1,900品目に及ぶ。

マイナビ編集部から

全国各地の中小・中堅のスーパーマーケットとタッグを組み、大手チェーンに負けない魅力的な商品、価格を実現するための本部機能を担っているCGCジャパン。現在、全国でおよそ200社・4,400店舗に対する商品開発・物流・情報システム・営業支援を行い、各エリアでの飛躍を下支えしている。

しかし今、地方は少子高齢化で人口が減少しているうえ、食品小売りは価格競争の真っただ中。恐縮しつつ、CGCの将来性を尋ねたところ、こんな答えが返ってきた。「確かに今は当社にとっても転換期。これまで通りにはいかないとわかっています。しかし、すでに時代を捉えたPB商品として環境に配慮した大豆ミートや米油も導入済み。新たなニーズに応える準備はできています」と採用チームのみなさん。聞けば、こうした商品は若手が主体的にアイデアを出しているといい、店頭での評判も上々だという。

ただし、生み出した商品がすぐに売れるわけではなく、店舗の声に耳を傾け、改善を続ける粘り強さが必須。「早くから商品開発に携われるのが当社の魅力ですが、ヒット商品を生むにはトライアンドエラーが欠かせません。加盟企業、製造を依頼している協力メーカーなど多くの人とコミュニケーションしながら、ブレない軸を持って考動できる人に期待しています」と教えてくれた。ヒットを生むのはたやすいことではないかもしれないが、それを上回るおもしろみがCGCにはあると感じられる取材だった。

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1973年の創業以来、全国の中堅・中小スーパーを支援するコーペラティブチェーン(小売り主宰の協業組織)として着実な成長を遂げ、現在の加盟企業数は200を超えている。

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