最終更新日:2025/3/4

(株)東邦銀行

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 銀行(地銀)

基本情報

本社
福島県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

「すべてを地域のために」のもと、お客さまへのコンサルティングに取り組む。

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地域に貢献し続けるため、お客さまに寄り添い成長していく

従業員の働きやすさのため、人材育成制度や福利厚生も充実。 福島県を代表する地方銀行として、地元に深く根付いている東邦銀行

板垣七瀬(写真中央)
福島県福島市出身。大学進学で上京し、文学部で国文学を専攻。卒業後Uターンし、2015年に東邦銀行に入行した。二本松支店に配属された後、現在は本店営業部で資産運用を担当する。

佐藤寛生(写真右)
宮城県気仙沼市出身。大学進学を機に福島に移り住み、2018年に東邦銀行に入行。北福島支店に配属され窓口業務などを担当した後、2022年10月から須賀川支店。現在は渉外業務を担当。

熊坂聖月(写真左)
福島県福島市出身。宮城県の大学に進学し、プログラミングなどを学ぶ。卒業後、2018年にUターンし東邦銀行に入行。郡山南支店、白河西支店を経て、現在は白河支店で渉外業務を担当する。

板垣さんは「企業訪問や説明会に出席して、働いている方の雰囲気を感じ取り、自分が働いている姿を想像してみてほしい」と就活生にアドバイス。
「学生時代にもっと勉強しておけばよかった」と振り返る佐藤さん。一方で、「学生のうちにいろいろな場所に行って遊ぶことも大切」とも。
「白河支店には若手行員が揃っていますが、6年目の私が引っ張っていけるようにリーダーシップを発揮したいです」と話す熊坂さん。

お客さまにも同僚にも感謝の気持ちを忘れずに接する。後輩の育成にも注力し、働きやすい職場環境をつくる

現在は、本店営業部で資産運用窓口を担当しています。資産形成を考えているお客さまへの金融商品のご提案、相続に関して悩んでいるお客さまへの相談業務などを行っており、業務内容は幅広いです。

一例として、ご高齢のお客さまから、遺言の作成・相続財産の調査といった「遺言信託」の相談を受けることも多いです。ご相談いただきお客さまの不安が解消されたとき、「これで安心して長生きできます」と笑顔で言われ、とてもうれしかったことを覚えています。
一方で、資産運用は、日々変動するマーケットの把握が重要で情報収集が大切です。チームには9人いますが、全員で情報共有や勉強会、意見交換会をしています。私たちの仕事は時間軸の長い仕事で、お客さまがご自身の資産運用にご不安を感じることもあります。お客さまに寄り添ったフォローが大切ですが、チームで力をあわせて取り組んでいます。


業務以外の取り組みで、東邦銀行では中期経営計画における基本方針「従業員が輝く」のもと、ボトムアップ型の組織風土の実現に向け、営業店の若手行員8名からなる「経営戦略タスクフォース」を立ち上げています。私は第2期のメンバーとして参加しており、組織風土や人材育成、営業推進における課題等について意見交換しながら、当行の経営戦略や重点施策について議論を重ねています。働くエリアや年次、担当業務もそれぞれ異なるメンバーですが、全員が“より良い銀行にしたい”という思いで意見を出し合うことで、新たに気付くことも多いと感じています。

日々お客さまに対しては、ご来店いただけることを当たり前とは思わず、感謝の気持ちを忘れないよう気持ちに寄り添った対応をするよう心がけています。また、お客さまだけでなく同僚に対しても感謝を忘れず、お互いを気遣える関係になりたいと思っています。助け合い、働きやすい職場環境にしていきたいですね。
最近後輩ができて、後輩のお客さま対応に同席して提案方法をアドバイスしたり、金融商品関連の事務について指導したりすることも増えてきました。責任を感じますが、自分の成長にもつながっています。先輩方にしていただいたように、私も後輩行員の成長を助けられる存在となれたらと思います。

(板垣七瀬/本店営業部・2015年入行)

日常生活では接点がない経営者層とも話せることも魅力。聞く力を鍛え、お客さまに寄り添える行員に。

現在は渉外業務を担当しています。主に、企業様が相手で、先輩から引き継いだお客さまから相談があれば対応したり、新規のお客さまに当行のサービスを紹介したり、先方の意向をお聞きしながら、お手伝いをさせていただいています。

  私の担当は約60社。自分とお客さまだけではなく、同行する上司や他部署のスタッフとのスケジュール調整など仕事の進捗の管理は大変ですが、人と話すことは好きですので今の仕事は合っていると感じています。また、各企業の経営者と話すことも多いのですが、普段の生活で話す機会がないような方ばかりです。同じニュースや物事を見ていても、経営者のみなさんは、私とは違う考え方をもっている方ばかりですので、とても勉強になります。そういう面でも、充実した仕事だと思います。

 仕事で大切にしていることは、第一に礼儀です。初めてお会いする方も多いので、相手に失礼のない挨拶を心がけています。また、お話しさせていただく中で、ちょっとしたことでも、お客さまが求めているものを見逃さないように、アンテナをはるようにしています。

 大学では経済学部でしたが、あまり真面目に勉強しない学生でしたので、学生時代の勉強が今に活きている実感というのは少ないです。むしろ、入行後のほうが勉強しています。窓口での対応や、渉外業務に携わる中で、お客さまと話すためにいかに知識や情報が必要なのか痛感しました。今は、書籍を読んだり資格試験の勉強をしたりしています。現在、宅地建物取引士等の資格取得を目指していますが、教材の購入には会社からの補助がありますし、わからない部分は先輩に教わることもできるなど、非常に心強い環境です。

 当行では、さまざまな取り組みを進めています。融資はもちろんですが、事業承継や昨今よく聞くようになったSDGsなど、多岐に渡ります。そのような環境で、お客さまの困りごとに寄り添い、手助けできるような行員になりたいです。そのためにも、お客さまの本心を汲み取れるように聞く力を鍛え、その上で助けになるような提案ができるように勉強し、経験を重ねていきたいと思います。

(佐藤寛生/須賀川支店・2018年入行)

銀行員として、一人の人間として、研鑽を積んでいく。愛をもってお客さまに向き合えるようになりたい

白河支店で渉外業務を担当しています。行内のさまざまな業務を経験する「ジョブローテーション制度」のもと、窓口や内部の事務、金融商品関連業務などを経験しましたが、渉外業務が自分に合っていると感じています。

 現在は主に約70社の法人を担当していますが、個人のお客さまからの相談を受けることもあります。先日も、ローンのご相談をいただきました。そのお客さまは、他行でのローンを考えていたそうなのですが、話がまとまらず、どうしたら良いか悩み、当行にいらっしゃいました。お客さまの希望をヒアリングして、お客さまの負担ができるだけ少なくなるように内容をまとめたところ、「熊坂くんに相談してよかった」と言っていただきました。一個人としても認めてもらえたと感じ、うれしかったですね。

 そのような個人のお客さまや、経営者の方から相談をいただいたとき、私一人で対応しているわけではなく、先輩や上司からもさまざまなアドバイスをいただきながら仕事をしています。社内の協力体制が整っていて、まだまだわからないことが多い私のような若手行員には、働きやすい環境です。また、私は、美化委員会として支店の環境美化に取り組んでいるのですが、清掃の管理体制など、少し改善したいと思ったことがありました。そのときにも、改善策を提案したところ、意見を吸い上げてくれました。若手の意見も積極的に採用してもらえるのはうれしいですし、会社の役に立てている実感を持てますね。

 大学ではプログラミングの勉強をしていました。銀行の業務と直接関係しないので、就職活動をする中で、不安を感じて、人事担当の方に相談をしたんです。とても親身になって話を聞いてくれたのですが、「銀行の業務はさまざまな能力をもつ人たちが集まって成り立っているから、熊坂くんが活躍できる場もありますよ」と言ってくださいました。就職活動は自分を見つめ直す貴重な機会。自分の強みを分析して、悔いのない充実した就職活動にして欲しいですね。

 お客さまからは、東邦銀行の一員としてだけではなく、一人の人間としても見られていると思っています。そのためにも、銀行員としてのスキルアップはもちろん、人間性も高め、愛をもってお客さまに向き合っていきたいです。

(熊坂聖月/白河支店・2018年入行)

学生の方へメッセージ

当行の業務の中でも大きな部分を占めるのが、お話をうかがう、情報を提供する、提案するといった人と接する仕事です。このため当行では、必要な人物像として周囲としっかりコミュニケーションを図れるような方を想定しています。
採用後は新入行員研修を通じてスキルアップを促進。その舞台となるのが庭坂キャンパスという研修施設です。施設内には模擬店舗が設けられ、窓口やATMなども置かれています。店舗がリアルに再現された中で研修すれば、業務知識も速やかに身に付くはず。銀行業務の基礎を座学で覚えるだけでなく、実践的に学べる点が大きな特徴となっています。
また独自の人材育成体系「とうほうユニバーシティ」を設け、行員が自ら学ぶ姿勢を後押し。その基礎講座では融資、窓口、渉外等あらゆる業務の習得を促しています。
このほか働きやすい環境づくりにも注力してきました。勤務時間についてはフレックスタイムを導入し、家庭の事情や自身の体調に合わせて出社タイミングの調整が可能に。産休育休制度も整えられ、復職後も短時間勤務などで子育てとの両立を図れる環境となっています。事業所内保育施設も県内に3カ所設置。一般の保育所が利用できない場合でも早めに復職することが可能となっています。このような点にもぜひ注目してみてくださいね。
(西山恵里/人事部採用担当兼企画担当・2010年入行)

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採用担当の小針瑞央さん(左)と西山恵里さん(右)。人柄を重視しており、「お客さまのために」主体的に挑戦できる方、大歓迎です

マイナビ編集部から

取材対象者からは、社内の風通しがよく、先輩や上司にも相談しやすい環境という話がよく聞かれた。一人の行員が担当するお客さまは多いようだが、一つひとつの案件に対して、チームとして取り組んでいることがわかり、協力体制が整っているのだと感じる。銀行業務は信頼のうえに成り立っており、責任も大きく、新入行員は不安も大きいかもしれないが、安心して働くことができそうだ。

 研修制度が充実していることも特徴的だ。新入行員研修はもちろんだが、年次ごとに研修があり、行員としてスキルアップできるのは魅力的だ。世の中の動きと密接に関わる銀行での業務に対して、ホームラーニングや、資格取得の補助の制度もあり、社会人になっても勉強を続けられることは、今の時代に促していると言えるだろう。

 東邦銀行では創立80周年を迎えた2021年の4月から2024年3月までの中期経営計画として『とうほう「輝」プラン』を進めている。その骨子となるのは、長期ビジョンでも掲げている金融サービスを超えて地域社会に貢献する会社を目指すというものだ。東日本大震災からの本格的な復興、繰り返す自然災害、新型コロナウイルスへの対応、人口減少等による地方経済の縮小……、課題は山積しているが、だからこそ、地方銀行としての役割を果たしていくべきなのだろう。


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当行のロゴマークが赤青黄色、様々な色で表現されているように、色々な人・個性が集まり東邦銀行のカタチをつくっている。活躍できるフィールドがここにはある。

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