最終更新日:2025/3/26

三菱電機ディフェンス&スペーステクノロジーズ(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 半導体・電子・電気機器
  • 重電・産業用電気機器
  • コンピュータ・通信機器

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

信頼できる仲間と充実した研修制度のもと、防衛や宇宙分野のインフラを支えています

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常に成長できる環境で、社会貢献性の高いモノづくりに挑戦!

防衛や宇宙分野に関わる機器を中心に、設計・製造をおこなっている三菱電機ディフェンス&スペーステクノロジーズ(株)。今回は、日々の仕事にやりがいと誇りを持って励む2人の社員にインタビューしました。

◆濱洲さん(写真右)
2015年入社
西部事業部 電子技術部 第3課

◆楓さん(写真左)
2017年入社
西部事業部 電子技術部 第1課

三菱電機ディフェンス&スペーステクノロジーズで働く魅力

「どの部署でもモノづくりの根幹に携われる点です。業務を通して技術力の向上が実感できますし、手を挙げればどんどんチャレンジさせてもらえる環境です」と濱洲さん。
「三菱電機グループの研修や福利厚生が受けられる点は当社ならではの魅力です。また、防衛や宇宙など国のインフラを支えているという誇りを持って働けます」と楓さん。
社員同士のコミュニケーションが活発で、お互いに意見を言い合える関係性が当社の魅力。部署の垣根を越えて話す機会も多く、新たな学びや気付きが得られます。

社内外問わず多くの人とコミュニケーションを図り、より良い製品づくりをめざしています

私たち西部事業部では、防衛分野に関わる製品の設計から製造、検査、出荷までの一連のモノづくりをおこなっています。具体的には、三菱電機の電子通信システム製作所向けの防衛関連製品、通信インフラシステムの一部をはじめ、防衛省向けの各種レーダー関連製品、各研究施設向けの加速器・制御機器などのシステム機器が主な取り扱い製品です。なかでも私が所属する電子技術部第3課は、レーダーシステムの筐体の電気設計や基盤設計、FPGA(論理回路)を用いたファーム設計などを担当。プロジェクトごとに2~5名ほどのチームを形成して、複数のプロジェクトを同時に請け負っています。

一日の基本的な流れは、8時30分に出社してからメールチェックを済ませて、課内の打ち合わせに出席。その日に進める業務を再確認したうえで、設計書を作成していきます。また午前中にお客様とWeb会議にて、進捗報告や情報共有を実施。昼休憩を挟んで、進行中の電気回路の設計を中心に、プロジェクトごとの打ち合わせを適宜おこないます。このように17時の退社まで、設計と打ち合わせを繰り返し、丁寧かつ着実にプロジェクトを進めていきます。そのため、若手社員でもきちんと順序立てて業務を担当できますし、仮にわからないことがあっても、周りの先輩社員に気軽に相談できる環境です。周りと連携を深めながら設計していくのが当社の特徴といえるでしょう。

担当するシステムの設計期間は、長いものだと約3~5年を要する場合も。根気強く取り組む必要がありますが、お客様と打ち合わせを繰り返して、仕様書の真意を少しずつ明確にしていくプロセスは、非常にやりがいがあります。プロジェクトによっては、社内でシステム設計をするだけではなく、直接お客様先に出張して、機器を触りながら微調整や修正をおこないます。私が2年前に携わった防衛システムの一部もそうでしたが、しっかりとコミュニケーションを図って信頼性の高い設計ができたときは、喜びもひとしおです。

当社では、自身のやりたいことや挑戦したいことを熱意を持って伝えると、積極的にサポートしてくれます。昨年私は、お客様に誘っていただいたドイツでのワークショップに参加したく、上長に伝えたところ、出張の許可がおりました。さまざまな国の方々に自社製品をアピールする場にもなり、非常に実りのある出張でした。
<濱洲さん>

さまざまな教育制度と福利厚生のおかげで、仕事もプライベートも充実した日々を送っています

学生時代に電気電子工学科を専攻していた私は、もともとモノづくりが好きで、防衛にも宇宙にも興味があったため、当社を志望。三菱電機が手がける大きなプロジェクトに挑戦したいと考え、入社を決めました。選考過程で出会った先輩や上司の人柄が良く、会社の雰囲気が自分に合ってそうだなと感じたのも入社の決め手のひとつです。

入社後は、本社での新入社員研修と配属先での100時間研修がありました。また、入社3年目までは担当の先輩社員が1人ずつ付いて実務内の指導をしてくださいます。他にも自社研修をはじめ、三菱電機が開講するオンライン講座の受講など、充実した研修プログラムが用意されているため、意欲を持って取り組めば、必ず成長できる環境です。私は知識や技術の習得よりも、お客様に自分の考えを伝えるのが苦手で、入社当初は苦労していました。先輩や上司にアドバイスをいただきながら何度も経験を積むことで徐々に克服。今では自分の意見をしっかりと伝えて、より良い製品づくりに励んでいます。

そんな私が所属する第1課では、主に防衛機器に関する試験装置の設計を担当。試験の種類ごとに必要な装置が異なるため、実際に設計・製造する試験装置も多岐にわたります。私がこれまでに携わった案件で最も印象に残っている製品は、電波をとばして波形を測るレーダーの試験装置です。過去に設計書のフェーズで苦労した類似装置があったため、前回の反省を踏まえて設計・検証した結果、スムーズに完成させることができました。苦労したからこそ得られた経験を次に活かせられたので、達成感も大きかったです。

当社は福利厚生面でもしっかりとしていて、特に活用して良かったのが独身寮です。周りの物件に比べて家賃が安く、希望があれば有料で食事を用意してもらえます。また、私の入っていた寮には大浴場があり、清掃時間以外はいつでもリフレッシュできる環境です。寮で生活をしていると、自然と横のつながりが生まれ、業務では関わる機会のない先輩方や同期と集まって、私の部屋でゲームをするなど、とても楽しい時間を過ごすことができました。寮以外にも、結婚や出産といったライフイベントのタイミングでお祝い金や特別休暇がもらえるなど、プライベート面でも充実したサポートを受けられるのが良いです。
<楓さん>

基礎技術の向上に努めて、新製品の設計に挑戦!しっかりと経験を積んで、大きなプロジェクトに携わりたい!

今後、技術の分野では要素技術(個々の基本的な技術)をつなげられる人材がどの仕事においてもキーになってくると考えています。その境界設計ができる人材をめざし、引き続き、基礎技術の向上に努めていく所存です。ひとつの製品にどの要素技術が活用されているのか、または応用されているのかを常に意識して取り組み、今後の新しい製品設計にも活かしていきたいです。

後輩の指導に関しても、引き続き注力していきます。先輩の私から積極的に声掛けをすることを意識。後輩に教えるときは、知らないことを前提に丁寧な言葉を心がけています。後輩が資格取得に向けて頑張っていたり、能動的に学ぼうとしている姿を見たりすると嬉しいですし、私も頑張ろうと思います。当社は研修制度も充実しているため、入社時に知識や技術がなくても、防衛や宇宙分野に少しでも興味のある人や新しい技術に挑戦したい人は、着実に成長できる環境です。ぜひ、積極的に挑戦して欲しいです。
<濱洲さん>

これまでは、レーダー関連の試験装置の設計に携わる機会が多かったため、今後は他の試験装置の設計にも挑戦して、業務の幅を広げていきたいです。そのためにも社内研修を積極的に活用するなど、常に学ぶ姿勢が大切だと考えます。引き続きレーダーに関する試験装置の知見を深めつつ、さらに大きなプロジェクトを任せていただけるよう努力していきます。

当社は、年齢や役職に関係なく話しやすい雰囲気が特徴です。もちろん礼儀は必要ですが、お互いに意見を出し合う関係性ができています。他部署の方とも密に連携しながら、組織力を高めて会社全体で新たな開発・設計に取り組んでいます。そのため、新入社員の方でもすぐに馴染める環境です。
就活中は、まず自分自身がなにをしたいのかをしっかりと考えてみてください。自身のやりたいことが明確であれば、どんな壁でも乗り越えられるはずです。挑戦する姿勢を大切に、就活も仕事も励んでください。
〈楓さん〉

学生の方へのメッセージ

防衛や宇宙分野と聞くと、難しくて厳しそうなイメージがあるかもしれません。しかし実際は、専門的な知識や技術力は入社してから身に付けることができるため、少しでも興味があれば挑戦していただけるフィールドです。当社では、専門知識がないことを前提に、各種教育制度を策定しています。新入社員研修をはじめ、先輩社員による3年間のOJT教育、技術講座や通信教育といったさまざまな研修コースを用意。じっくりと時間をかけて、着実に成長できる環境です。そんな当社は、三菱電機グループに属しており、安定した経営基盤のもと、社会貢献性の高い事業を展開。社員の働く環境にも注力し、充実した福利厚生で安心して長く働ける企業をめざしています。

当社は普段の生活では見かけない、官公庁や研究所向けの製品を中心に取り扱っています。入社して初めて知ることのできる分野ともいえますので、新しいことにチャレンジするのが好きな人や、モノづくりが好きな人はぜひ挑戦していただきたいです。未知の分野への不安があるかも知れませんが、勇気を出して挑戦するからこそ見つかるやりがいや目標があります。当社ではみなさんが安心して働くことが出来るサポート体制が整っておりますので、安心して飛び込んできてください!
<採用担当 佐藤、園川>

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「最初は不安が付きもの。それでも興味を持って一歩踏み出せば、充実した研修制度をはじめ、先輩社員が丁寧にサポートします。失敗を恐れず、果敢に挑戦してください!」

マイナビ編集部から

1972年に菱電特機(株)の社名で設立した三菱電機ディフェンス&スペーステクノロジーズ(株)は、三菱電機グループの防衛・宇宙分野の中核関係会社として長きにわたって日本の社会インフラに貢献。高性能かつ信頼性の高い防衛装備品や人工衛星搭載用電子機器を開発・製造してきた。また、これまで培ってきた技術力を活かして、ロボットや加速器などの電子応用機器事業や船舶用無線機器などの海洋関連事業にも進出。三菱電機と強いパートナーシップを結びながら、活躍の場を広げている。

そんな同社の強みは、常に学ぶ姿勢を忘れずに、自らの業務に誇りと責任を持って励む社員たちだ。今回インタビューをした2名も、それぞれ入社10年目と8年目を迎え、じゅうぶん経験は積んでいるものの、まだまだ学ぶことがあると話していた。ともに防衛関連機器の設計を担当している濱洲さんと楓さんは、自主的に受講する研修や講座での学習はもちろん、後輩を指導する際も新たな学びや気付きがあるという。何事にも成長意欲を持って取り組む姿勢が印象的だった。

充実した教育体制と福利厚生で働く社員のサポートを惜しまない同社。意欲を持って取り組めば着実に成長できる環境が整っているため、少しでも防衛や宇宙の分野に興味がある人は、三菱電機ディフェンス&スペーステクノロジーズ(株)に挑戦してみて欲しい。

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先輩に指導していただいた経験を基に、後輩にも丁寧に指導している二人。同社が教育体制に注力しているから生まれる好循環で、次から次へと優秀な技術者が育っていく。

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