最終更新日:2025/6/11

中兵庫信用金庫

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 信用金庫・労働金庫・信用組合

基本情報

本社
兵庫県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

愛着ある地域のため、仲間とともに全力で日々の業務に取り組んでいます!

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自分色の輝きを放ち、着実に成長を続ける先輩3名にインタビュー

50年以上の歴史を誇る金融機関であり、「なかしん」の愛称で親しまれる中兵庫信用金庫。今回は、それぞれ異なるフィールドで活躍する若手職員3名に入庫動機や仕事のやりがい、今後の目標などをお聞きしました。

■青木 誠也さん(写真)
三宮支店 融資専担者 係長/2017年入庫
経営学部卒

■柳田 怜那さん
ウッディタウン支店 為替係/2019年入庫
人間科学部卒

■川道 美優香さん
ウッディタウン支店 テラー係/2022年入庫
法学部卒

先輩のワークライフバランス

休日は家族と過ごしていることが多いですね。子どもが喜ぶ動物園に行ったり、外食を楽しんだりしています。野球やゴルフで心地良い汗を流すのも好きです。(青木さん)
休みの日には、同期と一緒に遠出するのが楽しみ。四国や和歌山県まで足を伸ばし、グルメや温泉を楽しんでいます。オンもオフも全力投球できる環境です。(柳田さん)
体を動かすことと音楽が大好き。ジムで汗を流したり、音楽ライブを楽しんでいます。土日が休みなので、目一杯遊んでも1日はゆっくりできるのがいいですね。(川道さん)

【融資】お役に立てた時にお客様からいただける感謝の言葉が、頑張れる何よりの原動力です!

大学は経営学部で会計や財務関連の知識を幅広く習得し、部活動は準硬式野球部に所属していました。就職活動では金融機関に絞って行い、当庫とのファーストコンタクトは、地元の丹波で実施された合同企業説明会。地域に密着したきめ細やかなサービスに注力している点と温かい風土に惹かれ、入庫を決めました。入庫後は福知山市の昭和通支店に配属され、テラー(窓口)を担当。2年目からは営業となり、主に個人のお客様に向けて各種ローンをはじめとした様々な金融サービスの提案を行いました。3年目に福知山支店、4年目には東灘支店へ異動となり、預金業務全般と融資の窓口を担当。経験の浅い間は大変な面もありましたが、日々の業務を通じて、新たな知識やノウハウが蓄積されていく喜びは格別でしたね。

現在所属している三宮支店の一員となったのは、6年目のこと。融資の窓口業務を半年経験した後、上司から打診を受けて融資専担者となりました。融資専担者は、その名の通り融資サービスを専門に扱い、法人の新規契約の獲得がメインとなります。当庫全体でも私を含めて4名しかおらず、「私にできるだろうか…」と最初は不安があったのも事実。ですが、支店長から「今まで通りにやっていれば大丈夫!」と背中を押していただき、やってやろうと気持ちが固まりました。私の営業は、税理士や公認会計士の方にお客様を紹介していただくスタイルが基本。壁にぶつかることも多々ありますが、一つひとつの課題をクリアし、融資が実現した時にお客様からいただける感謝の言葉が何より嬉しく、苦労が一瞬で吹き飛んでしまいます。

仕事柄、様々な業種・業界の経営者の方とお話をするので毎日が刺激的ですし、経験を積むほどに知見が深まっていくのも魅力の一端ですね。また、日々のスケジュールは基本的に自由に組めるので、自分のペースやリズムで快適に働けているのもありがたいです。営業として今後も数字にはしっかりとこだわり、当庫の躍進に貢献しながら経験に厚みをつけていきたいという気持ちを強く持っています。
(青木さん)

【為替】温かなサポートのもとでスキルアップしながら、支店の円滑な業務に貢献しています!

私は決められたことをコツコツと行うのが得意なので、金融機関の仕事が向いていると思い〈なかしん〉を志望しました。決め手となったのは面接です。とても温かな雰囲気で、ここなら私らしく働けると感じましたし、家族も「なかしんなら安心だね」と喜んでくれました。入庫後は吉川支店に配属され、後方事務を担当。半年後、先輩の異動をきっかけにテラー(窓口)を担当しました。最初は緊張しましたが、先輩が横について一つひとつ教えて頂いたので心強かったですね。2年ほど吉川支店で勤務し、ウッディタウン支店に異動。異動後は店舗の現金管理を行う出納業務に携わりました。お店のことがわからないままの出納業務は不安でいっぱいでしたが、ここでも先輩が力を貸してくれました。吉川支店でマンツーマン指導をして頂いた先輩が一緒だったことも大きかったと思います。

現在は為替係として、振込などの送金業務に携わっています。他の金融機関を巻き込む仕事ですから、記入事項や日付などに漏れやミスがないか細心の注意を払っています。成長を感じるのは、どの業務においても当初できなかったことが無理なくできるようになったこと。仕事への理解が深まり、窓口で記入して頂く内容の意味も見えるようになってきました。支店長や先輩がちょっとした成長でも褒めてくださるので、見守られている安心感が嬉しいですね。またお客様が私を覚えてくださったり、「いつもありがとう」という声を頂けるたびにやりがいを感じています。

目標は為替の仕事だけでなく、店舗全体に目を向けて誰かをフォローできる存在になること。私の成長は先輩たちのサポートのおかげですから、先輩から頂いたことを後輩にも返していきたいと思っています。
(柳田さん)

【テラー】お客様が笑顔になる対応で、相続から資産形成までをサポートしています!

警察官を目指しつつ、一般企業にも目を向けて就職活動しました。私は三田出身で地域に貢献したいという思いが強く、地域密着の信用金庫に惹かれていきました。私の就職活動時はコロナ禍でオンライン面接がほとんどでしたが、一番身近で親近感があった〈なかしん〉を選びました。入庫後はウッディタウン支店に配属され、後方事務に携わりました。金融の知識が全くなかった私は、先輩に一つひとつ教わりながら基本的な知識を習得。テラー係として窓口に立ったのは半年目です。最初は先輩が隣についていてくれたのですが、お客様が来られるたびに「どんな内容だろう」と不安でいっぱいだったことを覚えています。

テラー係は店舗の「顔」でもあります。私の仕事は、お客様のご要望にきちんとお応えすることはもちろん、来店してよかったと思って頂ける温かな接客。今では余裕を持って、笑顔でお客様と向き合えるようになりました。嬉しかったのは、相続のご相談を自分で勉強しつつ最後までやり遂げたことです。お客様にも喜んで頂き、大きな達成感を感じました。仕事を通じて学んだことは、難しい内容であってもまず自分で考えて行動することです。単に聞くだけでは身に付きません。先輩に聞く時も「私はこう思いますが、どうですか?」とまず自分の考えを伝えることを心がけています。また警察官志望だったことも影響して、特殊詐欺防止のための目配りや声かけも行っています。

一番のやりがいは、年に2回の定期預金キャンペーンで支店の目標を達成した時です。店舗のみんなが協力しあい、助け合った結果ですから嬉しさも倍増。職員同士の絆がさらに強くなるのを実感します。今後の目標は、お客様からも仲間からも信頼される存在になることです。お客様の笑顔でいっぱいになる店舗づくりを目指したいと思います。
(川道さん)

学生の方へメッセージ

■本格的に企業研究や就職活動を始める前に、自分の中で揺らぐことのない“軸”を決めることは非常に大切だと思います。私の場合も、“地元の金融機関で働きたい”という軸があったので最後までぶれることなくやり遂げ、当金庫に入庫することができました。「何をやりたいのか分からない」という方は、自分をよく知る友人や家族に相談するのも良いでしょう。後悔することのないようベストを尽くし、心から納得のいく結果につなげてください。(青木さん)

■私は決められたことに則って仕事をするのが好きで、金融機関を選びました。今では仕事が楽しくて天職だと思っています。少しでも惹かれる業種があれば、出身学部に捉われずに挑戦してください。金融の知識がなくても当金庫なら研修などでしっかり学べますし、先輩たちが業務をサポートしてくれるので安心ですよ。また通信講座も充実していて、私はファイナンシャルプランナーの資格取得を目標に勉強に励んでいます。(柳田さん)

■興味のある業界だけでなく、考えてもいなかったような業界を見ることも手段の一つです。インターンシップなども社会経験のチャンスと捉えるといいですよ。またホームページなど会社から発信される情報だけでなく、自分の目で見ることも大事。私の就職活動時はオンライン主流だったので、リアルな説明会や面接にどんどん参加してほしいと思います。(川道さん)

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大らかな社風の下で、上司や先輩の活躍に刺激を受けながら、自分独自の提案スタイルを作っていく過程も楽しみとなる。お客様の笑顔が何よりの原動力だ。

マイナビ編集部から

1969年の創立以来、兵庫県東部エリアの暮らしと経済を支え続けてきた中兵庫信用金庫。現在は京都府福知山市から神戸市、西宮市へと営業エリアを拡大しているが、「地域に寄り添う存在であること」というポリシーは変わらない。地域との絆が強みとなり、金融機関の財政状態の健全性を表す自己資本比率は、国内金融機関が求める4%以上を大きく超える27.48%(2024年)。この数字からも、同金庫がいかに健全・安全な経営を続けているかが分かるだろう。

今回の取材では3名の若手職員に話を伺ったが、誰もが自慢してくれたのが人間関係の温かさだ。印象に残ったのは、若手職員を見る採用担当者の優しい眼差し。初めてのインタビューに緊張する職員に優しく言葉をかける姿に、同金庫の温かさを強く感じた。上司と部下の壁もなく、互いに思いやれる環境はこうした企業風土から生まれるのだろう。職員にもしっかりと寄り添い、地域経済の発展や文化振興を支え続ける〈なかしん〉。地域に貢献したい、居心地の良い環境で成長したいという人はぜひ注目してほしい。

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職員のこの笑顔が、働きやすさと人間関係の良さを物語る何よりの証!転居を伴う異動はほとんどないので、しっかりとした将来設計を描きながら働けるのも魅力だ。
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