■会社の経営状況を知るため、私はIR情報に目を通すほか、分厚い『会社四季報』を読んでいました。株式投資をしている人が参考にする資料ですが、売上や利益率などの細かい財務状況がよく分かります。何より上場企業だけでも4,000社近くあることが肌感覚として分かるので、気持ちが楽になりましたね。また会社との相性を見るという観点では、積極的にOB訪問することをお勧めします。
(K.Nさん)
■人によって重視するポイントは違いますが、私は休日の多さとその取り方に目を向けていました。「年間休日は何日あるか」「完全週休2日制かどうか」といった点ですね。完全週休2日制ではない場合、土曜日に出勤しなければならない会社が多いというイメージもありました。私が休日にこだわった理由は、オンとオフを明確にしたかったからです。皆さんには「企業研究一辺倒にならず、大学生活を楽しんでください」とアドバイスしたいですね。
(I.Sさん)
■経営の実態を知りたかったので、私は企業が公開している数字の情報を細かく見ていました。最も重視していたのは、経営の安定度を知る目安になる“自己資本比率”。数字さえ公開されていれば「自己資本÷総資本」の計算式で求めることができ、大きければ大きいほど安定しているわけです。企業の安定性が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
(N.Aさん)