会社説明会や面接で「人の魅力」にふれたことが、何よりの決め手になりました。
――チューリッヒを選んだ理由は何ですか?
【高崎】就職活動に臨むにあたって自分なりに業界研究を進め、興味を抱いたのが保険業界でした。不測の事態に見舞われたときの力になり、多くの方々の人生の安心に貢献する仕事。私もそのやりがいを感じながら力になりたいと思い、保険業界を中心に就職活動を行いました。
その中でもチューリッヒに惹かれたのは、「人の魅力」です。会社説明会では1~2年目の若手社員が中心となり、各部署について紹介してくれました。自分の仕事についていきいきと話すその姿にとても好感を抱きました。また、若手社員とそのフォロー役を務める先輩社員とのやりとりもとてもフランクで、先輩が後輩をやさしく見守る姿が印象的でした。「こんな先輩たちと一緒に働きたい」と、入社後のイメージが自然と膨らんだことが、当社を選んだ大きなきっかけになりました。
また、本社を訪れた際、人事の方に「社内を見学できますか?」とリクエストしたところ、予定になかったものの快諾し、全フロアを丁寧に案内してくれたのです。そうした柔軟な対応にも人を思いやる社風を感じ、入社を決めました。
【榎本】私は学生時代部活動に力を入れていたため、就職活動は本当にいいと思った会社だけに的を絞り、その1社1社を深く掘り下げていきました。金融業界に興味を持ったのは、大学で保険法を学んだことがきっかけです。クレジット会社や銀行も視野を広げる意味で企業研究を行いましたが、やはり多くの人がお金を出し合い、万一に備えるという保険事業には特に魅力を感じました。
そうした事業内容や働き方に加えて、私が当社を選んだ一番の決め手は面接や説明会で伝わってきた、社員の人に対する姿勢です。これはお客さま一人ひとりに寄り添う「お客さま中心主義」が根底にあるのだと思います。面接ではかなり緊張してしまったのですが、面接官が軽い話題で場を和ませてくれたおかげで、用意してきた自己紹介や志望動機についてユーモアを交えて話すことができました。アーチェリーの話になると身を乗り出して聞いてくださり、私の話を真剣に聞いてくれていることを実感しました。
自分からすすんでチャレンジし、主体的に行動することが成長につながっています。
――現在担当されている仕事内容を教えてください。
【高崎】当社では、全国のクレジットカード会社やポイントカード会社、銀行などと提携し、そのエンドユーザーのお客さま向けにダイレクトメールやテレマーケティングなどの手法を用いて保険をご案内しています。営業担当の私は、提携先との調整や施策の管理、新しい提携先の開拓などを行っています。
1年目の秋には、先輩のフォローのもと、新しい提携先の開拓を成し遂げました。新入社員の指導役を担った2年目には、指導用に作成した業務マニュアルが評価され、今では部門全体で共有・活用されています。また、3年目からは提携先の大手金融機関との折衝を担当。このように若手のうちから貴重な経験を積み重ね、自身の成長を年々実感しています。
【榎本】私は自動車保険のお支払いを行う部署で、事故の電話受け付けをはじめ、お客さまやお相手のケガ、車の破損状況や過失の度合いなどを査定して、適正な保険金をお支払いする業務を担当しています。お客さまからのお問合せは、自損事故から自動車同士の接触事故まで、規模も状況もさまざまです。
保険をお支払いする際には法律が関わってきますが、お客さまにはできるだけ専門用語を使わずに、なぜこのお支払額になるのかという理由をわかりやすく説明することを心掛けています。顔が見えない電話ではお客さまの意向を汲み取ることは対面より大変になりますが、お客さまにご納得いただけると達成感があります。
――どんな時に仕事のやりがいを感じますか?
【高崎】学生の皆さんもよくご存じの大手企業と提携し、予算がとても大きく責任のある仕事です。ダイレクトメールの内容やタイミング、通数などを他部署とも検討し、工夫を重ねます。だからこそ、保険をご案内したお客さまから多くの反響をいただき、コールセンターを通じて「安心できました」「おかげで助かりました」というお声をいただくと、やりがいを強く感じます。
【榎本】お客さまとの交渉がうまくいったときには大きな達成感があります。新人の頃に当社からのご提案に納得されていなかったお客さまに、先輩たちのアドバイスを受けて、何度もお電話をして伝え方を変えてみたり、今度は逆にお客さまのお話をお聞きしたりと、じっくり向き合いました。最後にお客さまに納得いただけた時には諦めずに努力して良かったと強く感じました。
積極的に知識・スキルを吸収し、信頼される存在を目指します。
――これからやってみたいことや将来の目標を教えてください。
【高崎】現在担当する金融機関との折衝には、金融やマーケティングなどに関する幅広い知識が必要とされます。入社前の印象のとおり、職場は何事も相談しやすく、意見を言いやすい雰囲気ですから、私から上司・先輩にお願いをして、足りない知識を補う個別研修を開いてもらうこともあります。
積極的に知識・スキルを吸収し、提携先からも社内からも信頼を寄せられる存在を目指しています。そして、新しい提携先の開拓も積極的に進めていき、保険を通して多くのお客さまの安心に貢献していきたいです。
【榎本】業務に関してはある程度知識も身に付いてきたので、これからは自分が学んだことを生かして後輩の指導も担当したいと考えています。そのためにもまずは指導者に選ばれるように、仕事面でも人物面でも信頼される存在に成長することが課題です。自動車損害保険はとても奥が深く、まだまだわからないことがたくさんあります。今後もこの分野を追求し、将来は保険をつくる仕事にも携わりたいと思っています。
――学生の皆さんに伝えたいことを教えてください。
【高崎】就職活動を始めると、ほかの学生の状況が気になり、自分は大丈夫だろうかと、漠然とした不安が押し寄せてくることもあると思います。でも、大切なのは自分自身が何をやりたいかだと思います。
就職活動は、自分とじっくり向き合える貴重な機会。自分はどんなことに充実感を覚えるだろう、何に興味があるだろうと、自分に問いかけることで、自分のやりたいことや向いていることが見えてくるものです。その想いを率直に、自分の言葉で発すれば、皆さんそれぞれの魅力がきっと伝わるはずですから、自信をもって臨んでください。
【榎本】就職活動ではチャレンジすることが大切です。「あの会社を受けていたら」と後悔しないためにも、選考に進もうかどうかと悩んだ場合は、ぜひ挑戦してください。
また、チューリッヒなら、入社後の研修も充実しており、マンツーマンのトレーナー制度もあるため、保険の知識がなくても自ら学ぼうという自主性があればしっかりキャリアアップできます。先輩や上司も新人をあたたかくサポートしてくれる当社は若手も安心して成長できる職場です。