【田中さん】乗り物全般に興味があり、就職活動では航空機や自動車など輸送機器のメーカーを広く検討しましたが、最終的には一番好きな航空機に関われる当社を志望しました。「自分がやりたいことなら、どの職種でも、大変なことがあっても乗り切れるだろう」という考えからでしたが、入社5年目になる現在も、この判断基準で間違っていなかったと思っています。材料力学など、大学で学んだ知識も全般的に役立っています。
【山田さん】飛行機に乗る側の仕事ではなく、作る側の仕事に進もうと決めたのは大学時代です。大学院では国や企業との共同研究も行い、製造工程の上流~下流のどこに位置する企業に入りたいかを入念に検討した結果、多様なお客さまに対峙でき、航空機全体の部品に関われる環境がある当社を志望しました。構造材料の知識や、研究を通じて培った論理的思考力や説明するための伝達力なども、現在の仕事を遂行する上で大いに活かせています。
【岩渕さん】学生時代は機械工学科で学び、熱力学や医療分野で用いられる複雑流体系の技術について研究していました。航空関係の知識はほとんどない状態で入社しましたが、「機体のどこに金属疲労が溜まりやすく、壊れやすいか」といったことを理解する際には、構造力学の知識が役立っています。整備士の方々や社内の各課と連携して業務を進める上では、サークルの長を務めた経験なども役立っているように思います。