最終更新日:2025/7/24

永大産業(株)【東証スタンダード市場上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 建材・エクステリア
  • 住宅(リフォーム)
  • 日用品・生活関連機器
  • 建築設計
  • その他メーカー

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

私たちがよりよい暮らしを支える永大産業に出会うまでの道のり

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一筋縄ではいかない就職活動の活路がここにある!?

軸を決め、我が道を貫き永大産業(株)に出会った宮脇さん。壁にぶつかり、迷いながらも前に進み、魅力を再発見することができた山形さん。それぞれの就職活動を参考に、次の一歩を踏み出せるようなお話を伺いました。

■宮脇 工さん(写真右)
営業本部
大阪営業部 大阪営業所
2024年入社/経営学部 経営学科卒

■山形 雪乃さん(写真左)
事業本部 内装システム事業部
商品部 住設商品開発課
2024年入社/ロボティクス&デザイン工学部 空間デザイン学科卒

先輩からひと言!

「自分の親と同世代の上司とも気さくに話せる、フラットな社風が魅力です。私たちに期待し、大切に育ててもらっていることを日々実感しています。」(宮脇さん)
「製品開発として意識しているのは、つくりたいものと売れるもののバランスをどう取るか。悩ましいですが、その感覚を先輩方から教わり、日々勉強中です。」(山形さん)
2人の背景になっているのが永大産業(株)の製品ギャラリー。キラキラ輝く空間にはさまざまな製品が並んでいる。

自分の信じた道を貫き、出会った理想の企業!我が就職活動に後悔なし。/宮脇さん

■乗りものが好き。でも、それを仕事にしたくなかった。
コロナ禍で1、2年生の間は大学に行けず、3年生からやっと通学できるようになりました。大学に行きたくても行けなかった時、心の支えになったのが地元の友達と大好きなバイクです。バイトで貯めたお金で欲しかったバイクを買い、友達とツーリングを楽しみ、バイクを手放して次はお気に入りのスポーツセダンを購入。コロナ禍は大変なこともありましたが、乗りもの好きの私は結構、楽しんでいたかもしれません。…と聞くと「就職活動ではカーディーラーを志望?」と思われるかもしれませんが、それは一切ありません。私は趣味を仕事にするつもりはなく、自分の中の明確な軸をもとに業種や企業を選び、その結果入社を決めたのが当社でした。

■軸を決めたら絶対ブレない。これが私のポリシー。
私の就職活動の軸は安定性の高い企業に入社すること。それも人間関係がいい企業でなければならないと決めていました。まず業種を絞る際に、金融・建築/住宅という軸で企業研究を行ったのですが、前者は自分に合っていないと候補から外し、建築/住宅業界に注目。その中でも、ものづくりに間接的にでも関わることのできるハウスメーカーや、建材メーカーに興味を持ち、検討するようになりました。ここでさらに視野を広げて情報収集を進めるうえで、当社の社風をリサーチ。これは今、改めて思うことですが、説明会で聞いた“いい話”は本当だったと実感しました。先輩方は優しいし、同期も本当に気のいい人ばかり。聞いていた通りの環境だと、とても満足しています。

■短い活動期間で納得の結果。多数の内定をいただいた理由とは…。
実際、私が就職活動を行ったのは3カ月ほど。厳選した13社ほどにエントリーし、ありがたいことに8社から内定をいただくことができました。こうした結果を得られたのはやはり自己分析を怠らず、それに基づく軸を定め、何があっても貫いたから。最終的に理想とする企業として当社に出会い、入社することができました。人にはそれぞれ考え方があると思いますが、私は自分の就職活動が間違っていなかったと今も自負しています。

まさかの挫折を味わったからこそ、永大産業の魅力を再発見できた!/山形さん

■大学3年生からインテリアに関わる仕事を意識。
祖父母が自宅のリフォームを行った時、工事に関わるさまざまな業種の方が家に来て、相談している様子を間近で見ていました。完成した時も祖父母がとてもうれしそうで、その時から「住宅に関わる仕事っていいな」と思っていました。大学で空間デザイン学科に進んだ理由も、3年生から興味のある分野をより深く学べる環境があり、その中に建築とインテリアが含まれていたからです。私は結局インテリアを選択したのですが、店舗ディスプレイや住宅の内装、家具など、それぞれ異なる魅力を持つインテリアデザインの虜になり、この頃には「将来はインテリアに関わる仕事に就く!」と明確な意思を持っていました。

■説明会に参加して多彩な業種を知り、愕然。
私が就職活動を始めたのは3年生の夏からです。洒落たデザインの住宅を生み出す地域密着型工務店のインターンシップに参加するなど、就職活動自体はスムーズに進んでいたと思います。ただ、住宅×インテリアという軸は定まっていたものの、絞り切れてはおらず、工務店、ハウスメーカー、建材、家具と業種に関しては悩んだまま。実は当初、住宅=ハウスメーカーだけだと思っていたのですが、説明会に参加して幅広い業種があることを発見。以来、自分にどの業種が合っているのかがわからなくなり、就職活動に思い悩んでしまったのです。しかし、前述の工務店の選考が好調だったため、あまり気に留めていなかったのですが、3年生の1月になってそれがとん挫。大ショックを受けながら、再度就職活動に本腰を入れるようになりました。

■永大産業の事業所見学が入社の決め手になった。
当社のことは以前から注目していたのですが、この時点ではまだハウスメーカーと比較検討していました。そんな時、当社から事業所見学のお誘いを受け、ショールームに足を運んだ際に見た『ゲートスタイルキッチン』のステンレスの美しさ、溶接技術の高さに目を奪われてしまいました。また、案内してくださった先輩社員の仕事への熱量、気さくな雰囲気にも惹かれ「ここでものづくりがしたい」という気持ちが一気に上昇。すぐに入社の意思が固まりました。

先輩社員に聞く!入社後のギャップ、社風ってズバリどうですか?/宮脇さん・山形さん

【宮脇さん】
■入社して改めて知名度を実感。
入社後の半年間は見習い期間となっており、私は現在、先輩の商談や自社製品が納品される建築現場に同行したり、社内で簡単な見積もりを作成したりしています。外回りに同行して感じたのは、当社の知名度の高さです。建築業界で当社の名前を知らないお客様はほとんどなく、私の親世代などキャリアが豊富な方々により高く評価されているのが印象的でした。私は1年目の秋からひとり立ちの予定なのですが、つい先日「専用のPCと携帯電話を用意したよ」と言われ、身の引き締まる思いがしました。これまでは先輩のアシスタントでしたが、いよいよ自分のお客様を持ち、仕事ができる。不安もありますが、今はこれから始まる未来への期待の方が勝っています。

■同期とほどよい距離が保てる社員寮が楽しい。
大阪の社員寮には私以外に2人の同期が住んでおり、誘い合って一緒にごはんを食べたり、旅行に行ったりしています。入社後に出会った同期ですが、今となっては古くからの友人のよう。同期との出会いも、当社を選んでよかったと思える理由の一つです。

【山形さん】
■仕事範囲の広さにびっくり。
私は入社後、キッチンの製品開発に特化する住設商品開発課に配属され、現在はOJTの一環として先輩の仕事をお手伝いしています。課の役割としてはキッチンの新製品開発、リニューアル、他社ブランドで販売するOEM製品の開発になりますが、想像以上に仕事範囲が広いことに驚いています。製品開発は企画提案が仕事だと思っていましたが、実際の業務はもっと幅広いです。企画提案に始まり、コストや価格の配分、販促のためのカタログ制作まで、さまざまな方と協力しながら製品づくりを進めています。詳細は言えませんが、次の新製品開発の企画を担当することが決まっており、現在は試行錯誤しているところ。私は木が好きなので木の質感を活かしたキッチンをつくりたいと考えています。

■面倒見のいい先輩、仲のいい同期に恵まれています。
先輩方は年次こそ少し離れていますが、多彩な経験を積んだベテラン揃いで何でも教えてもらえるため安心です。気兼ねせず質問できる雰囲気にいつも助けられています。また、同期とも仲が良く、一緒に食事をしては自分とは違う仕事の話を聞いて刺激を受けて「私も頑張ろう!」とモチベーションを上げています。

学生の方へメッセージ

【宮脇さん】
給与、人間関係、仕事内容、なんでもいいので「これだけは譲れない」という軸をつくり、ブレない企業研究を行ってください。また、自分自身を知る自己分析にも時間を費やし、自分をアピールする時はそこに客観的な視点を加え「聞いた相手がどう思うか」を考えて書く、語ることを意識してください。見せたい自分を表現するだけでなく、相手が期待する自分を見せるセルフプロデュースはとても重要!この感覚は社会人になった後も役立つと思うので、学生時代から養っておいて損はないと思います。

【山形さん】
挫折を味わう出来事もありましたが、それを機に色々な業種の話を聞いたことで、それまで知らなかった世界、仕事を知ることができました。当社の事業、魅力を再確認できたのも積極的に行動したからこそ。みなさんも自分の知識だけで業種や仕事を絞り込まず、実態を知るために情報収集に注力してください。そして企業に実際に足を運ぶ機会があれば、ぜひインターンシップに参加してみてください。インターネットではわからない魅力を見つけることができると思いますよ。

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床、壁材、収納、室内階段や建具など住宅の内装材を幅広く扱う永大産業(株)。みなさんの強み、センスを活かして活躍できる環境がある総合住宅資材メーカー。

マイナビ編集部から

「木を活かし、よりよい暮らしを」という理念のもと、住宅の内装材を幅広く取り扱う総合住宅資材メーカーとして長い歴史を持つ永大産業(株)。フローリングやドア、クロゼットからシステムキッチン、洗面まで、多彩な建具、住宅設備機器をトータルで提案できるのが同社の強みだ。

1946年創業の同社は約80年の歴史と実績を持つ老舗企業だが、社風は実に先進的。人材育成においても、丁寧な教育カリキュラムが用意されている。新入社員研修やOJT、フォローアップに加えて入社2年目以降も社員研修が随時実施されており、資格取得にも各種支援があるそうだ。宮脇さん、山形さんも語っていたが、上司や先輩との距離が近く、なんでも気兼ねなく話せる社風も同社の特徴となっている。

また、歴史と実績に裏打ちされた業界での認知度、木質建材の高いシェアも見逃せないポイントだ。先行きが不透明なこんな時代だからこそ、揺るぎないポジションを堅持する同社に注目し、企業研究を進めてみてもらいたい。

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建築業界での認知度の高さは大きな強み!製品の性能、デザインへの信頼が高く、確立されたポジションがあるからこそ、のびのび働けるのだ。
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