フタムラ化学(株)

現在、活性炭では吸着のできない物質を対象とした吸着剤の開発を行っています。活性炭は様々な物質に対して吸着能を示す非常に優秀な吸着材ですが、吸着のできない物質も多々存在します。そのような吸着できない物質を吸着する材料の開発を行い、最終的には活性炭との複合化によって、製品ラインナップの強化や活性炭製品の高付加価値化を目指しています。悩むことも多いですが、自分の考えに基づいて行動に移せる環境であり、仕事へのやりがいを感じます。

量産化を目的とした材料開発を行うことにやりがいを感じています。大学で研究をしていた頃は、量産化をする上での必須事項を抜きにして、とにかく良いものを求めて研究を行っていました。しかし、企業としての材料開発では量産化がゴールとなるため、生産性、製造コスト、市場価格、規格・規制などなど、性能以外にもクリアしなければいけない課題がたくさん出てきます。上司や先輩には助けを借りっぱなしですが、そのような課題に立ち向かって、量産化へと進めていく今の仕事にやりがいを感じています。

私の就職活動での軸は、1.化学や材料開発の分野で社会貢献ができる機会があること　2.東海圏の企業でなるべく転勤が無いこと、の2点でした。フタムラ化学は、プラスチック製品や活性炭など生活に欠かせない身近な製品を安定供給することで社会貢献をしており、基本的に工場間での転勤がないことから、私の就職活動の軸とマッチしておりました。また、座談会などで伝わってきた先輩社員や職場の雰囲気の良さ、「会社の利益のためだけでなく、全社員の幸せのための会社」という考え方の通り、安心して働くことのできる環境であると感じたことが決め手となりました。