最終更新日:2025/4/24

不動技研工業(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 機械設計
  • 自動車・自動車部品
  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • プラント・エンジニアリング

基本情報

本社
長崎県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

設計・開発のスペシャリストとして「人」を大切にする企業。

PHOTO

それぞれの拠点の雰囲気や仕事の魅力を先輩3人にインタビュー!

「人が基本」の経営方針を持ち、社員一人ひとりが存分に力を発揮できるよう職場環境を整える不動技研工業。日本の産業を支えるエンジニアリング企業として存在感を示す同社で活躍する先輩3人に話をうかがいました。

長崎事業所 機械設計二課
渋谷 康智
2021年入社/中部大学工学部卒業

高砂事業所 ガスタービン構造設計課
藤原 右喬
2021年入社/大阪電気通信大学工学部卒業

神奈川事業所 車両電装四課
松尾 啓吾
2021年入社/東海大学情報理工学部卒業

\先輩からひとこと/

「入社3年目の私にもまだ教育担当の先輩がいるように、配属先では先輩や上司が長くサポートしてくれます。仕事が難しくても一人で悩むことはありません」と渋谷さん。
「最初は分からないことも多くありましたが、点と点がつながるようになると仕事の面白みが増します。高砂の周辺は住みよい場所であることも伝えたいですね」と藤原さん。
「平均以上の収入を望めますし、働く場所も絞ることができます。神奈川県で働き続けたい、土日はしっかり休みたいという理想をすべてクリアできています」と松尾さん。

自分にしかできない専門性を磨き、将来を見出せる会社。【長崎事業所/渋谷】

―選社理由は?
愛知県の大学に進学しましたが、地元・長崎に戻りたいという気持ちが強く、Uターン就職を希望する中で当社と出合いました。機械工学で学んだ設計や力学を活かせる仕事だと感じたほか、企業説明会で社員の皆さんの人柄の良さに触れて当社を志望。学生に対して丁寧に接しているところが印象的でした。

―現在の仕事内容とやりがいは?
発電所の計画業務に従事しています。取引先は日本を代表する大手企業様。具体的には、計画通りの発電ができるか、故障がないかなど、過去データを見て割り出しながら資料を作成しています。メジャーではない仕事ですが、だからこそ知識や経験が求められます。自分にしかできない仕事ができるようになるのも嬉しいところ。専門性を磨き、将来性を見出せる点にやりがいを感じます。設計業務の進捗が速くなり、お客様とやり取りできるようになるなど、自分の成長を感じられるのも日々のやりがい。待遇面にも満足しています。

―長崎地区の特徴は?
長崎県に拠点を持つ大手重工業様からの依頼が中心です。発電所は人々の生活を支えるインフラ設備。その設計業務に携われるのも大きな魅力です。私自身が手掛けるのは、タービンと呼ばれる設備。大きなものになるとテニスコートと同じくらいの敷地に建設されるものになります。

―長崎地区の職場雰囲気は?
オンオフのメリハリを大切にできる職場です。集中して仕事に取り組む時間もあれば、「休憩しようか」と先輩や上司に誘っていただき、雑談する時間もあります。新しくリフレッシュルームができ、みんなで思い思いに過ごせています。また、昨年は私が幹事役となり、若手社員中心の新入社員の歓迎会を企画。部門を超えて若手社員が集まり、交流を深めることができました。次は若手社員でBBQなども企画したいと思っています。

―ワークライフバランスは?
最近は、旅行に行くことが多いですね。東京、大阪、韓国など、社会人になりいろいろな場所を訪ねました。大学時代は旅行していませんでしたが、休日が多くあらかじめ休みが分かっているため、旅行の計画を立てやすいですね。一人暮らしでも旅行を楽しめるほど経済的にも安定しています。また、地元で働いていると小中高の友人と気軽に会えますし、遠方から帰省する友人を迎えることもできます。家族の近くにいれる安心感もあり、家の用事を手伝うなど、“祖父母孝行”もできています。

世界を舞台に活躍する企業のモノづくりを支えるやりがい。【高砂事業所/藤原】

―選社理由は?
インターンで訪れた時の職場雰囲気がとても良く、私もここで設計の仕事がしたいと入社しました。

―現在の仕事内容とやりがいは?
ガスタービンと呼ばれる発電用プラントの設計を手掛けています。ガスタービンに使われる部品は多く、簡単な部品もあれば、難しい部品もあります。その一つひとつの部品を図面にしていく仕事です。何度も修正しながらトライ&エラーを繰り返し、構造設計を進めています。自分が設計に携わったものが目の前の大規模な工場でつくられているため、その完成を見た時には大きな達成感が得られます。またカーボンニュートラル社会の実現に向けた天然ガス焚きから水素焚きへの燃料転換などさまざまな取り組みについても支援を行い、今後の社会に自分が設計に携わったガスタービンエンジンがたくさんの人の為に役に立ってほしいという思いで仕事に取り組んでいます。

―高砂地区の特徴は?
世界に名を馳せる大手重工業様の工場が目の前にあり、お客様の声がすぐ届く場所で仕事に取り組むことができます。工場で完成したものを見に行く機会が多いのも設計する私たちにとって嬉しいところ。通常は2次元を使って設計していますが、3Dのモデル作成を行なうなど、難易度の高い設計に携わることができるのも高砂地区の特徴です。

―高砂地区の職場雰囲気は?
3つの課のメンバーがワンフロアで一緒に働いているため、コミュニケーションが活発。知らないメンバーがいない規模感だからか、部門を越えて食事に誘い合うような和気あいあいとした雰囲気があります。忘年会の後に若手社員だけで2次会を楽しむなど、若手同士のコミュニケーションも盛ん。普段から一緒に食事を楽しむ機会も多く、休日にBBQやスノボを楽しむなど、みんなで楽しく過ごせています。

―ワークライフバランスは?
凄くバランスが取れていると思います。年間休日125日以上に有給をプラスするとさらに休みは多くなり、毎週水曜日と金曜日はノー残業デー。入社3年目になると仕事量が増え、残業することもありますが、ノー残業デーには定時17時に仕事をやめてジムに行ったり、ゴルフをしたり、プライベートの時間を満喫しています。土日祝の出勤もほぼないため、友人と時間を合わせて遊びに行くこともできています。

グローバルな職場で刺激を受けながら開発最前線で力を発揮。【神奈川事業所/松尾】

―選社理由は?
事業内容や待遇、休みなどのバランスが良い会社を重点的に見ていました。最後に当社を選んだのは、座談会で感じた皆さんの人柄の良さです。コロナ禍のためオンラインで行なわれた座談会で、若手社員と課長がフレンドリーに会話する様子にも惹かれました。

―現在の仕事内容とやりがいは?
新型車両の開発段階として、自動車のメーターに表示される自動運転支援機能の開発に携わっています。自動運転のサポートに使われる制御システムに連動し、メーターに表示される信号のやり取りを確認。不具合があればフィードバック・修正を施し、再度確認を行います。実際に車両に搭載されるメーターを見ながら設計を進めるため、成果が目に見える面白みがあります。専門分野である上に、情報が常にアップデートされるほか、販売する国により求められる仕様が異なるため、細かく確認していく難しさを感じますが、自動車の未来像を先に知ることができる優越感があります。

―神奈川地区の特徴は?
自動車電子電装品開発業務は、事業所の中でも複数の部署があります。私は自動運転支援システムとメーターに関わる部署に所属していますが、センサー系の開発をする部署もあり、配属先により仕事内容も大きく異なります。疑似的に走行している状態を作り出し、評価テストを行なうチームもあり、いろいろな刺激があります。

―神奈川地区の職場雰囲気は?
大手自動車メーカーの社内で仕事しており、周囲はとてもグローバル。各自がオンラインMTGしていることも多く、邪魔にならないよう気を遣う場面もありますが、ラフに会話できる雰囲気がありますね。何か困った時に相談できる相手も多く、「何か情報を持っていませんか?」と尋ねると誰かしら応じてくれます。業務自体もチームで進めるため、一人で悩むことはありません。最近は同世代のメンバーも増えており、互いに誘い合ってプライベートでも一緒に楽しむことが多くなりました!

―ワークライフバランスは?
土日休みというのは、企業研究の時から気にしていたポイントでした。実際、土日が絶対に休みになるという安心感は大きく、プライベートの時間を大切にすることができています。一時的に仕事量が増えた時も上司に相談すれば調整してもらえるなど、働きやすさを感じています。休みの日は好きなアニメを観たり、同期とスノボなどを楽しんだり、リフレッシュできています。

学生の方へメッセージ

【渋谷】企業研究では、待遇面や休日の日数など、福利厚生ばかり見ていました。ただ、今になってあらためて思うのは、働く条件も大事だと思いますが、自分に合う仕事かどうか見つけることも大事だということ。給与や福利厚生が良いからといって、自分の苦手分野に飛び込むと続けるのは難しいと思います。やりがいを感じられる仕事なのか、得意分野なのか、しっかり見極められるよう頑張ってください。

【藤原】社会に出ても同じですが、学生時代は失敗を恐れず、どんどん挑戦して欲しいと思います。何事にも前向きに、常にチャレンジして欲しいですね。社会人になってすぐは、不安になることもあるかも知れませんが、少しずつ自分の居場所を見つけることができれば、どんな職場でも仕事にやりがいを感じられるようになると思います。高砂で働く人の平均年齢は33歳と若く、コミュニケーションが取りやすいこともぜひ伝えたいですね。インターンシップの時に感じた職場雰囲気の良さは今もそのままです。

【松尾】企業研究では、自分が何を基準しているのかを知ることが大事だと思います。それも、自分の軸を1つに限る必要はなく、「この仕事に携わりたい」と特定の職種を選ぶにしても、待遇面や休日面、働く場所など、自分がどのような働き方を求めているのか、全体的に把握していくことで、スムーズな企業研究につながると思います。焦ることなく自分のペースで頑張ってください。

PHOTO
「文系出身の方にも合同研修をはじめ、配属先での手厚い研修を用意。OJTで学べる環境があるため、興味があればぜひチャレンジして欲しいです」と採用担当の内倉さん。

マイナビ編集部から

プラント設計や自動車電子電装品の開発を中心に手掛ける不動技研工業の大きな特徴は、「人が主役」の会社であることだ。工場を持たず、設計や開発に特化してきた同社の高度な技術ノウハウは、重工業や自動車業界をはじめ、産業界になくてはならないものであり、今回インタビューに応じてくれた3人の先輩たちも、それぞれに社会インフラ事業や自動車開発の最前線で力を発揮している。

また、異なる拠点で働く先輩たちが口を揃えるのは、どの職場も非常に働きやすく、何でも気軽に話せる雰囲気があることだ。残業や有給に関する管理が行き届いており、プライベートの時間をしっかり持てるなど、理想のワークライフバランスをカタチにすることもできていると教えてくれた。

一方、社内の教育環境も整っており、今年度からグループの合同研修だけでなく、各事業所内での研修期間を伸ばし、配属前の基礎教育をさらに手厚くすることで、これまで以上に安心して実務に取り組めるよう新人をサポート。理系出身者はもちろん、文系出身者でも興味があればゼロからスタートできる環境があるため、エンジニアをめざす学生にとって、絶好のチャンスでもある。

人が主役になれる会社だからこそ、吸収し学べることも多いはず。未知なる世界で刺激を受け、ワクワクした気持ちになりながら日々の仕事と向き合える――そんな恵まれた環境がここにある。

PHOTO
年間休日125日以上+有給で休みが多く、オフも充実できると先輩たち。解放感溢れるリフレッシュルームをはじめ、各事業所では働きやすい環境づくりにも注力している。
  1. トップ
  2. 不動技研工業(株)の取材情報