最終更新日:2024/7/4

(株)神崎組

業種

  • 建設
  • 建築設計
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
兵庫県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

現場でひたむきに取り組む姿が、工事中から完成後まで評価の高い仕事を生んでいます

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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専門知識だけでなく、人間力のある社員が大活躍!

工事現場では、古くから付き合いのある協力業者さんから初めての協力業者さん、共同企業体の社員さんなどさまざまな人が働いています。現場監督として円滑に工事を進めるためのポイントを語ってもらいます。

■K・Aさん(写真:右)
<建設本部 建築工事部工事課/平成31年入社>
次世代を担う1人として現場の仕事を勉強中。学習意欲、知識吸収力は誰にも負けません。

■K・Iさん(写真:中央)
<建設本部 土木工事部工事課/平成28年入社>
土木工事の中でも測量や、出来形管理をメインに担当。全ての工程、作業において確認することを怠らず、ミスが起きるのを防ぎます。

地元に愛されている会社です!

真面目な企業で楽しさの中に厳しさがあり、自分に合っていると入社しました。その中で仕事をしてメリハリのある動きができるようになってきたと感じています。(K・Aさん)
兵庫県を中心に事業活動を展開。姫路城の修復や身近な構造物に神崎組が関わっているのが誇りで、自分も手を加えて貢献できるのでやりがいがあります。(K・Iさん)
打ち合わせをする事も多く、連携がとても大事です(K・Aさん)(K・Iさん)

【メモ力No.1】現場でやることには全て意味があり、しっかり理解して施工管理に取り組みたい

入社1年目で建築現場の施工管理の専門的な仕事はまだできないので、雑用をしながら先輩や職人さんたちがやることを勉強する毎日です。測量の仕方をはじめ、職人さんたちがひとつひとつの作業をするときに何を意識しているのか、どういう危険があるのか、自分がいろいろ感じたことを全てメモすることを自分の中のルールにしています。1回教えてもらっただけだとすぐに抜けてしまいます。後輩ができて自分が教える立場になった時にメモで形にして残しておくと、どう教えてもらったのかを振り返ることができます。
文字だけでなく絵や図も書いています。どうイメージするかが大事だと思っていて、教えてもらったことを図で書き表すことで、もう一度自分が同じことをするときにわかりやすいと思うんですね。入社半年でメモ帳2冊はつぶしたんじゃないでしょうか。メモを取ったらそれで終わりではなく、すぐに振り返ることができるように、今日教えてもらったことはメモに書いてどんどん机に貼っています。

実はメモを取っていると、職人さんたちが「何をしているんだ?」と聞いてきてくれるんです。ここがわからないと言うと、詳しく教えてもらえます。職人さんも私のような新人が聞くのが新鮮なようで、「人に教えることで自分たちも勉強になる」と言ってくれます。ただし何でもかんでも教えてもらうというのは違うと思うんですね。自分で調べることも大事です。今はインターネットで簡単に調べられますから、それでもわからないときに聞くようにしています。

自分自身で成長を感じるのは、今日のことだけでなく翌日のことも考えられるようになったこと。明日はこの職人さんが来るからどういう準備をすればスムーズに作業できるかを考える。まだ行動は全然伴っていませんが、その大切さはしっかり学びました。今いる現場は大規模な共同住宅工事をしていますが、いつか公共図書館を建て、地域のみなさんに利用していただき貢献したいというのが夢です。これからもずっとメモを取り、勉強し続けようと思います。
(K・Aさん)

【ミス防止No.1】現場の作業を円滑に進めるため、事前の準備と細かい確認が重要です

地方の大学に通っていた時、工事をしていた道路が完成して通れるようになり、道路をつくるのはおもしろいと思うようになったんですね。その工事をしていたのが私の地元にある当社でした。「これは何かの縁かな」と思い入社を決めました。今私は、道路を中心に土木工事の施工管理をしています。どのように工事を進めるかという施工計画の作成から、現場での工程管理、安全・品質・コスト管理をするのが仕事です。そのなかで意識しているのは、作業をスムーズに進め、出戻りと呼ばれるやり直しをなくすこと。出戻りになると工期がずれ、余分な費用がかかります。

ミスを防ぐために一番大事なのは事前の準備。図面をもらったらまず確認し、現場にも行って確認。ここは20センチの高さのものができる、ここは1メートルの高さになると自分の頭の中でイメージをします。そうしなければ協力業者さんと打ち合わせをするときにうまく説明できないですから。少しでも気になることがあれば測量しなおすこともあります。図面でも測量でも絶対に正解とは限りません。いろんな角度から確かめることが大事です。工事が始まっても必要な資材がきちんと届くか、設計図どおりに進んでいるか、細かな確認が欠かせません。経験も必要ですね。経験があればミスに気づくことができます。入社以来、先輩には逐一確認することを厳しく指導され、最初の頃はなぜそんなに確認することが大切なのかと思っていました。でも仕事をしていくとその必要性を実感します。おかげでこれまで大きな失敗はないんです。ミスをなくし、確認をしっかりしていると、職人さんからも「任せて大丈夫」と信頼してもらえます。自分が指示を出してスムーズに作業が進むと楽しいですし、いろいろな協力業者さんと話すと新しい視野が広がります。

大規模な土木工事は億単位のお金が動きます。所長クラスになるとそれを現場で管理していく立場になるので責任は重いですがいつかやりたいですね。地図に残る仕事で、これは自分が作った道路だといえるのも醍醐味です。
(K・Iさん)

企業研究のポイント

建設業界は大手ゼネコンから中小企業などいろいろで、対象物も住宅や高層マンション、ダムや道路などさまざまです。企業研究をする学生さんは大手企業に目が行きがちですが、中小企業には中小企業のいいところがあるので企業説明会に参加し、実際に企業を訪問して、自分が何をやりたいかをしっかりと見つめてほしいと思います。
神崎組は中小企業で、工事の規模はそれほど大きくないですが、設計チームがありますから設計から施工まで一貫体制で工事ができますので、オールマイティな技術者が育ちます。また、地元密着の総合建設会社として地域に貢献し、みなさんに愛される企業をめざしています。その活動のひとつとして現場の借囲いにモニターを設置し、工事の進捗状況や騒音・振動の数値を表示して、近隣のみなさんに理解していただけるように努めています。事業内容だけでなく、そうした地域への活動なども含めて自分にあった仕事、企業を探して研究を進めていってください。

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「近隣のみなさんや協力業者さんとの良好な関係を築くのも大切な仕事です。先輩たちが長年培ってきた信頼関係は神崎組の財産です」と人事担当の伴さん。

マイナビ編集部から

大正8年に創業し、100周年を迎えた神崎組。兵庫県を中心に事業活動を展開し、取材で訪れた際にはさまざまな工事現場でその名があるのを目にし、実績と信頼の高さを実感した。3名の社員の方々を通して伝わってきたのは真面目な企業だということ。お客様、地域、協力業者など関わる全ての人たちに真摯に向き合い、自分たちに何ができるかを考え、行動している。昔は「神崎学校」と呼ばれ、同社に入社して現場を勉強し、独立していった技術者も多かったそうだ。1級建築施工管理技士、1級土木施工管理技士の両資格を取得している社員が多いのも納得だ。
だからといって堅苦しい雰囲気は全くない。現場はフランクな雰囲気で、生き生きと仕事をしている。仕事帰りにみんなで近所の焼き鳥屋などに立ち寄って一息つくこともよくあるそうだ。「現場で働く仲間は家族同然だ」と先輩後輩関係なく仲が良いのも魅力だ。
これからの建設業に求められるのは、建築・土木に関する専門的な技術だけでなく、さまざまな職種の人たちと関わりながら地域や社会に貢献すること。安定した利潤を確保し、夢とやりがいを持って働ける企業だろう。同社は間違いなくその一社だと確信した。

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「神崎組は転勤がなく、生活基盤が安定しているので将来設計が描きやすいですよ。目標となる先輩、上司が多いので、刺激を受けながらどんどん成長できます」

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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