最終更新日:2025/4/15

(株)バンダイロジパル/(株)ロジパルエクスプレス[グループ募集]

  • 正社員

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

世界中に「夢・遊び・感動」を届け続ける、バンダイナムコグループの物流企業です。

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物流のプロフェッショナルを目指し、成長を続ける若手社員たち

バンダイナムコグループのロジスティクスを担う存在として国内外の物流を手掛けるバンダイロジパルとロジパルエクスプレス。今回は、同社で働く先輩社員からそれぞれの仕事内容や、やりがいをうかがいました。

◆吉原 祥太さん(写真左)
(株)バンダイロジパル
グローバル事業本部 グローバル統括部 国際事業部 CS東京 第1チーム
文学部卒/2021年入社

◆齋藤 雄太さん(写真右)
(株)ロジパルエクスプレス
事業本部 第3統括部 大阪営業所 商品管理課 商品管理チーム
文学部卒/2021年入社

◆山口 楓さん(写真中央)
(株)バンダイロジパル
トイホビー事業本部 EC事業統括部 物流部 第2物流センター
経済学部卒/2022年入社

先輩から一言

ロジパルは、「玩具メーカーとして有名なバンダイナムコのグループ企業」というパブリックイメージの通り、明るく優しい人の多い会社です。(吉原さん)
良いものであれば若手の意見もすぐに採用してもらえる風通しの良い会社です。若いうちから責任とやりがいのある仕事が経験できます。(齋藤さん)
ワークライフバランスがとてもしっかりと取れる会社だと感じています。プライベートも大切に、趣味などに向き合う時間も十分に取れる会社です。(山口さん)

【吉原さん】入社3年目にフィリピンに赴任。現地工場の輸出体制の改善を経験しました

私は子供たちに喜びを届けるような仕事に就きたいと考え、就職活動では玩具関連の企業を中心にアプローチしていました。そんな中で出会ったのがバンダイロジパルです。自己分析を通じ「自分は他の人の活躍を支える縁の下の力持ち的な役割が向いている」と考えていたため、物流業は自分に向いているはずだと思い入社を決めました。

入社後、私が最初に配属されたのは、現在と同じ国際事業部です。私が所属するチームが主に担当していたのは、プラモデルなどのバンダイナムコグループの商品を全世界に向けて輸出するための手配業務でした。学生時代は国際物流の知識はまったくなかったのですが、研修やOJTを通じて少しずつ業務知識を身に付け、通関に必要な書類の作成や輸送スケジュールの管理といった仕事に携わっていました。

大きな転機となったのは、入社3年目に、海外拠点での生産や物流の状況を学ぶために、トレーニー(研修生)としてフィリピンの生産拠点に赴任したことです。早い段階での海外赴任に不安を感じる部分はあったものの、もともと機会があれば国外で働いてみたいという気持ちがあったため、大きなチャンスを与えてもらったと思いました。私が赴任することになったのは、マニラから車で1時間ほどの場所にあるカプセル自販機やカプセルトイを生産しているグループ工場です。

最初のうちは前任者のフローや現地スタッフのやり方にならって国際物流の仕組みを学んでいたのですが、仕事をしていくなかで、業務フローに非効率な部分が多いことに気付きました。そこで私は自分が日本で行っていたような手順をこの工場にも導入することを提案。業務フローを見直し、運用ルールの立案に携わることになりました。最も大きな課題だったのは「何か不具合が起こっても、その場限りの対応で良しとしてしまっている」という傾向が現地にはあったこと。こうした問題を解決するためのルールを策定し、慣れない英語で現地のスタッフに伝えることにはかなりの苦労があった半面、大きな成長のチャンスにもなったと思っています。

私は1年半のフィリピン駐在を経て帰国し、現在は以前と同じ部署で業務し、後輩たちの指導も担当しています。いつかはまた海外に赴任し、日本やフィリピンでの経験を活かしながら、世界でグループ会社の物流に貢献することが目標です。

【齋藤さん】商品管理は「物流の品質」を決める重要な存在。ミスのない管理や配送を目指し続けています

私は学生時代、教職に就くことを目指していました。しかし、実際に就職活動を始めるにあたり、少し視野を広げてみようと様々な企業を見ていくなかで、興味を惹かれて参加したのがバンダイロジパル・ロジパルエクスプレスのワンデー仕事体験(オープンカンパニープログラム)でした。このプログラムを通じ、物流業の面白さや奥の深さを知ったことが、この会社を選んだきっかけです。

入社後、私が最初に配属されたのは、神奈川県にある川崎営業所です。当社にはグループの商品を取り扱う営業所が全国にありますが、その中でも川崎営業所は最大の規模を持つ拠点。私が担当することになったのは、膨大な商品がいつ入庫して、いつ出庫するのか、広大な倉庫のどこに保管されているのかといったことを管理する商品管理の仕事です。入社1~2年目の頃は事務所での顧客対応や、フォークリフトでの荷扱い等、倉庫内の仕事も経験しながら商品管理についての知識や経験を身に付けていきました。

入社から2年半が経ったころ、私は大阪営業所に異動することに。こちらの営業所も川崎に次ぐ規模を持つ物流拠点。川崎営業所に入庫してくる海外生産の商品を近畿一帯に配送するだけでなく、大阪営業所に直接、海外からの商材が入荷されることも少なくありません。スーパーなどで販売されている菓子類から、プラモデルなどの玩具まで様々な商品を取り扱っています。海外生産のものも多いため、輸入のスケジュールが大きくずれ込むなど、イレギュラーな事態への対応も求められる仕事です。物流のDX化などが進んでも、お客様のもとに商品をお届けするためには人の力は欠かせません。誤配送などのトラブルを防ぐため、入出庫や配送のルールを策定し、スタッフに厳守してもらうのも、私たちの重要な役割になっています。

仕事をするうえで大変なのは、毎年、夏休み前とクリスマス前に玩具の需要が大きく伸びる繁忙期があること。そんな時期にこそ、子供たちに笑顔を届ける最終ランナーとして、ミスのない商品管理や配送を心がけるようにしています。ロジパルは若手社員にも自分の意見を積極的に発信する機会が与えられ、業務改善などにも主体的に関わることのできる風土があります。物流という人々の当たり前を支える責任とやりがいの大きな仕事を経験できていることに、喜びを感じています。

【山口さん】入社1年目から事業拡大に伴った物流システム構築に参加。大きな成長のチャンスが得られました

私は学生時代に物流について学び、就職活動でも物流業界一本に絞って企業研究を行っていました。大手の宅配会社など、物流業界の多くの企業にアプローチする中、出会ったのがバンダイロジパルです。物流戦略への先進的な取り組みを行っていることや、バンダイナムコの商品に子どものころから愛着をもっていたこともあり、この会社で働くことを決めました。入社後は約3カ月の新人研修に参加。配属前にビジネスマナーやバンダイナムコグループの理念、ビジネスモデルについて学ぶほか、社内の様々な事業部門での業務を少しずつ経験し、会社の全体像を知ることができました。

そうした知見を得た上で、私が配属を希望したのは物流の現場にできる限り近いところで働くこと。そんな希望が叶い、入社以来、私が携わってきたのは、バンダイナムコグループ各社がEC(通販)サイトで販売する商品を取り扱う拠点の商品管理業務です。倉庫内の作業だけでなく、商品の入荷から配送までの業務プロセスや運用ルールを立案し、実務を担当する現場スタッフさんたちに理解してもらうことが私の主な業務です。
その通販サイトは、Web上でお客様にくじを引いていただき、当たった商品をお届けするというサービスのため、梱包ひとつとっても複雑で手間がかかり、業務の効率化が必須でした。

PCから出力されるリストをもとに、現場スタッフさんが商品をピッキングし、梱包したうえで配送の手配を行う流れなのですが、私が関わるようになった当初は新規業務ということもあり、業務を管理する人員も少なく、作業手順も曖昧という状態でした。入社後の早い段階で、ひとつのサービスの配送ルールを策定するという仕事に携われたことは、苦労もありましたが大きな成長のチャンスになったと思っています。

バンダイロジパルは3PLに携わる企業として、物流戦略のコンサルティングを手掛けています。しかし、その最前線である物流拠点では、人の手で処理しなければならない作業が数多くあり、業務の効率化が一番難しい部分でもあります。今後は業務の立ち上げに携わった経験を活かし、新たなサービスや事業をスタートさせる際に頼れる存在として、キャリアを積み重ねていきたいと考えています。

学生の方へメッセージ

企業研究をする上で、ぜひ「成長」というキーワードに注目してみてください。入社した後、自分が社会人としてどのように成長できるのか。企業の各種制度や社風などと照らし合わせて具体的にイメージしていけば、自ずと選択肢が導き出されるはずです。

バンダイロジパルとロジパルエクスプレスでは、顧客貢献・社会貢献を実現するべく、「人材ポリシー」を制定しています。そのキーワードは「成長・チャレンジ・伝承・相互信頼」の4つにまとめられており、なかでも「成長」をもっとも重要な要素と位置付けています。

2021年より、新入社員は5年以内に最低2部署を経験するジョブローテーション制度をルール化し、さまざまな仕事を通して成長ができるよう促しています。社員の成長こそが会社の成長にもつながるとの思いのもと、私たちは社員が大きく羽ばたけるステージを用意し、支援を続けていく考えです。

ただし、学ぶ場があるからといって受け身の姿勢になってしまってはいけません。能動的に自分を高めていく意識を持ちながら、さまざまな経験や学びを通して“価値をつくりだしていく人材”に到達してください。将来的には管理職となり、マネジメントできる人材になるために、「イントラパーソナル・ダイバーシティ(個人の中での多様性)」を磨いていただきたいと思っています。
<人材開発部>

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私たちはバンダイナムコグループの物流機能を一手に担う「玩具物流」のプロフェッショナルです。成長意欲、チャレンジ精神のある方をお待ちしています!(人材開発部)

マイナビ編集部から

バンダイロジパル・ロジパルエクスプレスは人材の「成長」を重要視し、それを支援するためにさまざまな教育制度を用意している。例えば、全従業員が生徒として在籍する社内大学「ロジパルアカデミー」という仕組みがある。

ロジパルアカデミーは大きく分けて「オープンクラス」と「選抜クラス」の2つを軸に展開している。オープンクラスでは、希望する誰もがパソコン操作やプレゼンテーションなどのビジネススキルを学べる。選抜クラスは、幹部候補者育成のためのクラスとして、階層ごとに決められたカリキュラムに従ってマネジメントや経営視点を学ぶことができる。
その他にも、新入社員の配属後、約半年間をかけて行うフォローアップ研修や、各現場のOJTを充実させるためのトレーナー研修、職場づくり研修など特徴的な学びの場が提供されており、同社の教育に対する力の入れようがうかがえる。

山本社長が従業員に伝えているのは、「主体的に成長しようとする」姿勢の重要性だ。自ら学び、社員同士が成長をサポートしあう風土を造ることで会社の底力が上がっていく、そんな姿を目指している。

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成長する意欲があれば、会社がそれを後押ししてくれる。若手のうちから海外赴任の希望がかなえられることも多く、赴任前の教育や赴任中のサポートも手厚い。

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