トナミ運輸(株)【トナミホールディングスグループ】

当初はメーカーの営業職に関心を持っていたのですが、トナミ運輸の面接を受けた友人の勧めで、私も選考に進むことに。高岡市出身のため会社の名前は知っていましたし、何より面接の場で「営業ができる」と聞くことができ、迷わず入社を決めました。
入社前は、物流業界は単にいろいろな荷物を運ぶというイメージでした。それが実際は、製品の安定供給はもちろん、お客様の課題解決にもつながっていると知り、驚いたものです。また、静岡県の営業所に配属された時はまわりに富山県出身者が誰もいなく、地域性の違いもあるだろうなと不安に感じていました。しかしみんな接しやすく、すぐになじむことができた点もうれしい発見でした。

自動車やお茶メーカー、食品会社など、営業所の管轄内にあるお客様を担当しています。毎日4～5件は訪問し、前年や前月との出荷状況の比較、毎日の日報による収入状況などをもとに、出荷の増量や強化したいエリアでの受注に向けお客様にご提案。また、ドライバーから得た情報をもとに、新規の開拓にも挑んでいます。「今の運送会社は破損が多い」「指定した時間に着かない」などのお困りごとを伺い、当社の魅力をアピールしていきます。
最初はお客様との会話があまり上手くできませんでしたが、所長がよく同行させてくれたため、その場でのやり取りを参考にしたりニュースを見て世の中の動きを知り世間話に用いるなど、工夫をしていきました。

営業が仕事なので、既存のお客様の出荷量が増えたり新規顧客を獲得するなど、数字が上がることで“頑張ったな”と達成感を味わうことができます。中には新規開拓に向けて足繁く通い、すぐには成約となりませんでしたが、数ヶ月経って先方の方からご連絡をいただけたことも。諦めない姿勢の大切さを学びました。さらに、大手と呼ばれる取引先もあり、私たちは縁の下の力持ち的存在ではあるものの産業界に貢献しているなという誇りを日々感じています。
会社として、頑張りには給与や賞与、ポストなどで正当に応えてくれる点もやりがいです。転勤も、“知らなかったエリアに詳しくなる絶好の機会だ”と前向きに捉えられるようになりました。

まずは目標とする数字を確実に達成すること。その積み重ねの結果として、将来はマネージャーや支店長、所長などのポストに就くことを目指していきたいです。また、今の所長のように周りとしっかりコミュニケーションを取り、みんなの連携でお客様に対してより良いサービスを提供できるようにしていきたいと思っています。
プライベートでは、オンとオフの切り替えを大切にするよう心がけています。最近はゲームにハマりインドアになりがちなのですが、せっかく富山以外の場所で働くチャンスを得たので、営業所周辺の観光地を開拓したいですね。静岡県内で言えば、すでに浜松や富士、沼津、掛川などへ遊びに行きました！

就職で一番避けたいのが、入社後に“思っていたのと違う”というミスマッチが発生してしまうことです。そのためには説明会などに参加した際、先輩の話しをたくさん聞き、自分に合うかどうかを肌で感じ取ることが大切です。面接のアドバイスとしては、なぜその質問をされたのか意味まで考えるようにすること。例えば「趣味は何ですか」と尋ねられ、単に趣味が何かだけを答えるのではなく、この趣味を持つことで自分に与えた影響なども語りましょう。
ちなみに物流の仕事では、いろいろな業界の方と接することができるうえ私たちがいないと商品が手元に届かなかったり、生産が遅れるなど、陰ながらインフラを支えているという実感も得られますよ。