最終更新日:2025/5/7

京都機械工具(株)【東証スタンダード市場上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 金属製品
  • 精密機器
  • 医療用機器・医療関連

基本情報

本社
京都府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ほんまもんのものづくり。「KTCだから出来る」をお伝えします!

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それぞれのフィールドで輝きを放つ先輩社員にインタビュー

日本を代表する総合工具メーカーとして様々なツールを世に送り出し、確固たる地位を築き上げている京都機械工具。今回は現役で活躍する3名の先輩社員に仕事のやりがいや、職場環境について語ってもらいました。

◆(A・M)/2021年入社 ソリューション営業部(写真右)
◆(T・N)/2018年入社 生産技術部(写真左)
◆(S・O)/2013年入社 商品開発部(写真真ん中)

先輩たちのオフの過ごし方

「ゴルフやスノーボードが好きで、体を動かしていると心身ともにリフレッシュできます。家で過ごすのも好きで、愛犬と遊んでいると気持ちが安らぎますね」(A・M)
「バーチャルシンガーが好きで、ライブに足を運ぶのが何よりの楽しみになっています。しっかり休んで“また頑張ろう”と英気を養えるのが嬉しいですね」(T・N)
「買い物に出かけたり、外食を楽しんだりと、もっぱら家族サービスですね。子どもがまだ小さいので、仕事から帰って一緒にお風呂に入るのが楽しみです」(S・O)

独自の提案力によりいっそうの磨きをかけ、自分の存在価値を高めていきたい。

大学は経営学部で、ゼミでは主にマーケティングについて学びました。迎えた就職活動では「愛着ある京都で働きたい」、「ものづくり企業」という2点を軸に、マイナビを通じてKTCの新卒募集を知りました。偶然にも自宅と本社が近いこともあり、「あの真っ赤な看板の会社だ!」とすぐにピンと来ましたね。説明会では先輩社員との座談会が開かれ、参加されていた皆さんの気さくで親しみやすい人柄に感激。面接もアットホームな雰囲気で、適度に緊張をほぐして自分の気持ちをしっかりと伝えられたんです。「この会社なら自分らしくのびのび働ける」と確信し、入社を決めました。

私が所属するソリューション営業部では、カーメーカー様や部品メーカー様など、主に既存取引先に向けたOEM製品の提案営業を行っています。また、この他に新規開拓としてお客様のお困りごとや課題を一緒に解決する営業活動も行っています。更に、お客様のもとへ直接訪問するだけでなく、コロナ禍を機に、新たな営業スタイルとしてウェビナーによる営業活動も積極的に展開。限られた時間内でフックとなる部分をしっかりお伝えしなければならないので独特の難しさはありますが、成果につながった時の達成感はまた格別!私が自信を持った提案が出来るのもひとえに、KTCがこれまで積み重ねてきた実績と、それに裏打ちされた信頼関係があるからこそ。頑張りを着実に成果へとつなげられる環境が整っています。

ソリューション営業チームは少数精鋭であり、個々のスキルの高さに加えて社員間の横のつながりも非常に強固。その時々の状況に応じて、柔軟にフォローし合う風土がしっかりと根づいています。営業スタイルは人によって大きく違うので、仲間に刺激を受けながら、自分独自の営業スタイルを作っていく過程も楽しいんですよね。仕事の進め方やスケジュールを自分で組み立てることができ、自分のペースやリズムを大切にして働くことができます。現状に満足することなく、工具の知識や提案力によりいっそう磨きをかけ、自分の存在価値をどんどん高めていきたいですね。
(A・M)

生産設備の自働化に貢献。夢中で作業していると、瞬く間に時間が過ぎていきます。

入社以来、設備技術係の一員として工場内の機械設備や電気設備の保守やメンテナンス管理、工作機械の修理・新規導入を担当しています。この他には、生産設備のロボット化・省人化など様々な業務を任されています。私が着実に力をつけてこられたのは、1年目から裁量大きくいろんな案件を任せてもらえる「やれでやるより、やるでやる」といった言葉が象徴するKTCの風土があったからこそ。今でも日々新たな発見と気づきの連続といった感じで、知識やノウハウが自分の中に蓄積されていく喜びを噛みしめる毎日です。つい夢中で取り組んでしまうので、我を忘れ一日一日があっという間に過ぎていきますね。

これまで、ロボットを使った「自働化」に関しては2つの案件を担当。まず一つ目が、高温に熱した金属をプレスする「熱間鍛造」という工程で出てくるバリ取りの自働化でした。そしてもう一つが、より人に近い動きで、人に代わって単純作業を行う「共用協働ロボット」の導入です。現場スタッフの動作分析から入り、ロボットを購入してプログラムを組み立て・配線して、試運転を繰り返した日々。壁にぶつかり挫けそうになる場面もありましたが、先輩や仲間と共にトライ&エラーを繰り返し、ようやくロボットが完成した時の達成感といったら…。社内の功労者表彰も受賞でき、感無量でした。

生産技術部には、私が所属する設備技術係の他に量産準備係と工具金型係があり、伸び盛りの若手から中堅、ベテランまで、年齢やキャリアも様々なメンバーが在籍しています。それぞれ得意分野や習得している知識・スキルが異なりますので、会話を交わしているだけでもすごく勉強になりますね。組織としてのルールはありますが、自分で計画を立てて仕事を進められることもやりがいに繋がっています。現場を見渡しているとまだまだ改善の余地はたくさんあります。これからもロボットの導入や、省人化をどんどん実行し、効率化や売上のアップに貢献するだけではなく、次世代のものづくりへの革新にチャレンジ出来ればと考えています。
(T・N)

KTCの開発職として、確固たる誇りとプライドを持って開発に取り組んでいます。

ものづくりに真正面から向き合える環境に魅力を感じ、当社の一員となって、早いものでもう10年が過ぎました。入社1年目から当社のフラッグシップモデルである「nepros(ネプロス)」の開発に携わらせてもらい、主力製品であるラチェットハンドルなど、数多くの新製品を世に送り出してきました。企画書をまとめるところから試作品の製造、量産のための図面作成まで一貫して手がけ、製品の包装パッケージも自分たちでデザインするので、誕生した新製品への思い入れはひとしお。また工具の可能性を追求するため、トポロジー最適化の手法を用いた全く新しい設計開発等に挑戦しました。(※トポロジー最適化:構造最適化手法のひとつ。)
他にも、レアな開発にも数多く携わり、例えば特別注文品も扱ったことがあります。お客様のご要望を形にするので、開発領域は工具の枠組みを超えることもあります。

私が所属する開発チームにはものづくりを心から愛するメンバーが揃っており、人間関係は極めて良好。1人が担当案件を最後まで責任を持ってやり遂げるスタイルですが、要所でのチームワークも非常に秀逸で、過度な上下関係や余計なしがらみとは一切無縁!和気あいあいとしているので、どなたでもチームの一員としてすぐになじめると思います。

入社4年目、26歳の時に8名いる労働組合の執行委員の1人に選ばれ、現在では組合長を務めています。コロナ禍になってすぐのタイミングで組合長になったので苦労しています(笑)、ビアパーティといった毎年恒例の社内でのリアルイベントに代わってオンラインでの開催を企画し、社員の皆さんに喜んでもらえたのは何よりでした。

これからもKTCの開発職として、プライドを持って開発と真正面から向き合いたいですし、開発職は生涯修業の身と気を引き締めています。今後、どんな後輩社員と一緒に働けるのか、それを考えると非常にワクワクしますし、私が培ったノウハウに関しては、後進へ惜しみなく全てお伝えしようと思っています。
(S・O)

学生の皆さんへメッセージ

工具メーカーで働くとなると「工具を使ったことがなくても大丈夫?」「文系出身じゃダメ?」と心配する方がおられるかもしれません。入社後3ヵ月にわたる中味の濃い新人研修を用意していますので、「やってみたい」というチャレンジ精神・意欲がしっかりしていれば心配はしなくても大丈夫です。配属先では上司や先輩がわかりやすく丁寧に仕事の進め方をレクチャーしてくれますし、定期的な集合研修等も準備しています。新人の成長(人財育成)を全社一丸となってバックアップする温かな環境のもとで、仕事を楽しみながら着実に成長できますのでご安心ください。また入社2年目には、他部署の先輩が教育担当を務める独自のメンター制度もあります。社風としては、職種問わず全社員が当社の製品に自信と誇りを持っており、いつの時代も“安全・安心な職場環境から安全・安心な製品を生み出す”ことを徹底しています。また、縁あって一員となってくれた社員が、心からの幸せを感じながら長く活躍できるよう、働きやすい環境づくりにも注力しています。土日休みの完全週休2日制であり、年間休日は126日(2023年度)。リフレッシュに使う費用を会社が一部負担する「カフェテリアプラン」など独自性の強い制度もあります。また、産休・育休に関しては男女ともに取得実績があります。公私ともに充実した毎日が過ごせる環境のもとで、“新たな自分”との出会いを果たしてほしいですね。
(人事部/宗田)

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「“ものづくりが好き”という想いで、社員全員が強く結びつきあっている会社です。新たな風を吹き込んでくださる方との出会いを、一同で楽しみにしています」と宗田さん。

マイナビ編集部から

1950年の創業以来、「軽くて強くて使いよい」を基本に独創的な技術力で市場をリードし、日本のものづくりを工具で支えてきた京都機械工具(KTC)。ハンドツールや、測定機器、自動車専用工具など、実に12,000アイテム以上の多彩な製品を生み出し、アイテム数・生産量ともに国内屈指の実績と信頼を獲得。中でも「nepros」は、同社の技術の粋を集めたトップブランドであり、世界最高級品質を誇る工具としてプロ・アマ問わず多くのファンを魅了している。
積み重ねてきた歴史と実績におごることなく、今も社員一丸で次世代の安全・安心な社会の実現を目指しており、これから新たに仲間入りする方は、自分の活躍が会社のさらなる発展に直結する喜びも大いに実感できるはずだ。
今回の取材では年齢やキャリアも様々な社員の方々にご協力いただき、皆さんの気さくで親しみやすい人柄もあって終始楽しい取材となった。言葉の端々に会社への深い愛着がにじみ出ており、コメントを発する際の非常にイキイキとした表情や瞳の輝きこそが、同社の働きやすさや仕事のやりがいを物語る何よりの証であると感じた。歴史ある会社ならではともいえる福利厚生・待遇面の充実ぶりも大きな魅力であり、しっかりとした将来設計を描きながら腰を据えて働ける会社であることは間違いない。安定した基盤のもと、やりがいあるものづくりと真正面から向き合える喜びは、全てを言葉で表現できないほど大きなものだろう。

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KTCらしさ溢れる社風のもと、様々な社員が得意分野や個性を活かしながら活躍!社員一人ひとりが主役の会社で、誰もがいかんなく存在感を発揮してくれています。

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