(株)明光ネットワークジャパン（明光義塾本部）【東証プライム市場上場】

明光義塾に興味を持ったのは、中学生の時に生徒として良い導きをしてもらえた実感があったことや、自立学習の教育理念に共感を覚えたことがきっかけです。面接時に、一学生にフラットに接してくれる社風にも魅力を感じ、入社を決めました。

入社後はまず、横須賀エリアの教室長として経験を積みました。新人時代にはよく上長や先輩に教室を見てもらい、「どこを改善すればよいのか」とアドバイスをいただいていました。助言を真摯に受け止め、さまざまな改善を実行した結果、着任から1年半ほどで黒字化を達成。教室の雰囲気が良くなるのに伴い、生徒数は1.5倍に増加し、良い口コミも増やすことができました。教室長は進路相談のカウンセラー役でもあるため、大学で学んだ心理学の知識も役立ったように思います。

一方で、「自分で課題を見つけて解決する」という次のステップでは少々苦労しました。他県の教室へ見学に行ったり、他の教室長の話を聞いたりしながら、自教室で当たり前だと思っていた細かい部分を改めて見直して改善に努めた結果、3年目には目標数字をクリア。この過程で学んだのは、「教室と保護者様とは、子どもの成績を上げるという同じ目標に向かうチームである」という意識です。新人時代は保護者対応で悩むこともありましたが、この意識を持つようになってからは、保護者様とお互いに率直に意見を交わし合える関係を築けるようになった実感があります。

教室運営を一通り経験できたことから、次は教室での経験を活かせる仕事をしてみたいと考え、異動希望を提出。異動時には、小学生の頃から見ていた高校生の生徒が「寂しい」と声をかけてくれ、4年半の成果を感じることができました。

人事部門に来てからまだ4ヶ月ですが、早速オープン・カンパニーやインターンシップで「現場の仕事の魅力を発信したい」という目標を叶える機会をいただいています。最近は新卒採用業務だけでなく、アルバイト講師の採用業務も任せていただいており、「現場で笑顔をつくってくださる方を採用する」ということにも、やりがいを見出しています。私が現場で活躍できると思う人物像は、自分の考えや意見を出せる人。一つの教室を率いる立場として、瞬発力ある決断や行動ができる資質も役立つと思います。

学生時代に塾講師や子ども向けのサッカーコーチのアルバイト経験を通じて、「将来は学習塾の事業を立ち上げたい」という志を持つようになりました。大規模に個別指導塾を展開している当社でなら、そのノウハウを学べると感じて入社を決意。入社後の8年間は地元である茨城にて、2教室の教室長を務めました。新人時代に上司に教わった「何を言うかより、誰が言うかが大事」という言葉は、特に心に残っています。人の上に立つためには、周りから「この人のために頑張ろう」と思われるような人間性を備えることが必要だと学びました。

また、教室長の時期に身に付けたのは、売上を出すための方法論を常に考える営業の視点です。保護者満足度を追求し、自分のタスク管理や計画通りに部下やチーム員を導いていくマネジメントのスキルも磨けたと思います。子どもの成長を見られることが一番のやりがいでしたが、昔アルバイトで講師をしていた教室で教室長を務めた時期には、当時小学生だった生徒が大学生になり、アルバイト講師として仕事のパートナーになってくれたことが本当に嬉しかったです。

9年目からはエリアのマネージャーとして10教室を束ね、教室長を指導する立場に。「自分の仕事をしっかりしつつ、後輩たちの成長をサポートする」という姿勢については、教室長時代と大きな違いはなかったですが、エリア全体の売上に責任を持つ立場として、より強くなったのは数字に対する意識です。エリアの教室長や講師全員で力を合わせて目標数字をクリアできた瞬間には、大きな達成感がありました。

そして昨年からは直営教室が無かった群馬県にて、直営教室の出店、マネジメントに従事しています。現在は5教室をマネジメントしていますが、現地のオーナーと関わる機会が増えたこともあり、この1年でFCオーナーとしての視点を養うことができました。コストも意識しながら、売上だけでなく利益をどうつくり出すかを追求するようになりました。県内の教室オーナーたちと協力して、どのようにして利益を追求していくかという、これからのチャレンジにもワクワクしています。

私が思うこの仕事の一番の魅力は、生徒や後輩に限らず、色々な人の成長に立ち会えること。多くの社員やオーナーを見てきましたが、子どもの成長や人の成長を喜べる人、その喜びを表現できる人であれば、どんなキャラクターの人でも活躍の途を見出せる仕事だと思います。

子どもの未来に関わることができる仕事を求めて明光義塾に入社後、まずは教室長として6年半を過ごしました。お客様とのカウンセリング機会が多く、この時期には「Needsを掴んでWantsを提供する」というBtoCビジネスの基本を学べたと感じています。その後はマネージャーを3年半経験し、人材育成に必要な要素とそのバランスを学びました。

4年前からは、新規事業である「自立型学習塾RED」の立ち上げに従事。この時期にはFCオーナーの募集、地元企業への営業活動、不動産や内装業者とのやりとりなどBtoBビジネスを学び、4年間で200教室にまで広げることができました。そして半年前からは新たにグループ内のsimple株式会社に出向し、人材紹介の仕事に注力しています。

立場や仕事内容が変わっても「人や組織、会社の成長に関わる仕事である」という点では、ずっと一貫しています。まずは1教室から「『やればできる』の記憶をつくる」というビジョンの追求をスタートしましたが、年々影響の幅が広がり、近年は広く社会に対してこのビジョンの実現を目指せていると実感しています。

とはいえ、最初の「やる」というステップを越えることは、大人にも子供にも簡単なことではなく、私たちの仕事は「『やってみる』のマインドセットに導くこと」と定義づけられると思います。その人にとっての頑張る意味付けをしてあげたり、先々のイメージを見せたり、並走したりしながら、一人ひとりの自己実現を通じて社会に貢献できることに、当職のやりがいを見出しています。

この仕事をする上で、何より大切だと思うのは「人の可能性を信じ続ける」という姿勢です。私たちの側から諦めることは絶対にせず、「自分のあり方次第で人生は変えられること」を伝え続けています。学習塾の仕事は、営業の先にこうした価値を提供できることが醍醐味ですね。壮大かもしれませんが、東京や日本を元気にしていくことが、キャリアを通じた目標です。

入社以来、上層部に「新しい仕事をやらせてほしい」と積極的にアピールしながらキャリアのチャンスをいただいてきました。その時々で、より困難なチャレンジができそうな選択肢を選んできたことが、自らの成長につながっています。多様な社員の意欲や希望に応じたステージを用意してくれることが、当社の良さだと感じています。