最終更新日:2025/4/22

(株)薬王堂

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ドラッグストア
  • 専門店(食品・日用品)
  • 調剤薬局

基本情報

本社
岩手県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

「業務の効率化」がキーワード!先輩社員が語る「薬王堂」の働き方や魅力

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『薬王堂』が力を注ぐ働き方改革や働きやすさをご紹介!

東北6県で約400店舗を展開する『薬王堂』では、従業員の心にゆとりが生まれる働き方を実行している。今回はその具体的な取り組みについて、店舗運営部の店長と社員、人事部で活躍する先輩たちにお話を伺った。

<写真左から>
■酢谷 颯さん/店舗運営部 築館SC店(2021年入社)
■堂前 知宙さん/店舗運営部 岩手軽米店(2022年入社)
■小川 瞬さん/人事部 (2018年入社)

先輩たちの横顔!

コミュニケーションを取る際は「同調」を大切に、相手と同じ目線に立つことを意識している酢谷さん。店長として経験を積んだ後は、人事部で学生をサポートしたいという。
人と関わることや、寄り添うことが好きな堂前さん。まずは現場でもっと自信をつけ、店長を目指し、いずれは人材開発部で社員の教育に携わっていきたいそう。
店舗の店長も経験し、入社時から憧れていた人事担当者として活躍中の小川さん。学生と接する際は上下関係をなくしつつも、頼れる良き相談相手になれるように心がけている。

【店長】頑張り次第で実現する早期キャリアアップと、さまざまなシステムを導入した働きやすい環境

◆入社理由とこれまでのキャリアステップ
私が就職活動に取り組んでいた頃は、新型コロナウイルス感染症が拡大している時期でした。そのような環境下でも、やりがいを感じながら働けて、なおかつ成長している東北の企業の薬王堂を選びました。

入社後は栗原一迫店、栗原若柳店に配属、現在の築館SC店で店長(チーフ)に昇格。早期キャリアアップをするためには、さまざまな努力をしてきました。言われたことをやるのではなく、自主的に行動するように意識していました。例えば、薬王堂には自分たちの意見を発信できる社内コミュニケーションツールがあります。そこで自分の店舗で実施して効果があった売場づくりなどを積極的に発信し、前向きな姿勢で仕事に取り組んできたことも評価に繋がったと思います。

◆店長目線で感じる働きやすい環境
薬王堂では「業務の効率化」を図るために、店舗で使用するシステムにもさまざまな改革を行っています。まず「補充(納品)」は、これまで商品が区分けされておらず効率が悪かった納品・品出し業務も、売場ごとに商品が区分けされた状態で入荷し、効率良く短時間で商品を並べられます。次に「陳列」ですが、毎月売場変更が多く行われていましたが、売れ筋に関しては売場を固定化することで作業が半減し、商品在庫もしっかり保つことができ売上にも繋がります。「POP」について、以前は値札の張り替えが頻繁でしたが、現在は安い価格で6~12か月継続できるようになり作業が大幅に削減されました。

店長目線で考えると作業が多ければ多いほど、作業に追われてしまい、他の人に目が配れません。ですが、業務の効率化によって作業が楽になったので従業員一人ひとりに目を向け、ちょっとした体調の変化にも気づけるようになりました。

また、薬王堂では店長の上に、スーパーバイザーとゾーンマネージャーがいます。頻繁に各店舗を巡回しアドバイスもしてくれるので、本部と現場で連携が取れている安心感があり、このような繋がりがより強固な関係性を生み出し、働きやすい環境になっていると思います。私も心の余裕を持って、従業員の皆さんをサポートすることができています。
(酢谷 颯さん)

【現場社員】自動発注システムやセルフレジの導入で業務が楽に!有休も取りやすくプライベートも充実

◆入社理由と、これまでに配属された店舗
私は岩手県盛岡市で生まれ育ちました。薬王堂を選んだのは2011年の東日本大震災が発生した時に翌日から店舗をオープンするなど、地域の人々を大切にする「地域密着型」の姿勢に惹かれ、私も地域の人々に貢献しながら働きたいと思ったからです。入社後の1年間は盛岡緑が丘店に配属、現在は岩手軽米店で勤務しています。

◆社員目線で感じる働きやすい環境
店舗では、お客様への接客に加え、品出しやレジ、売場変更などを行っています。実際に働いている私が最も画期的だなと感じるのは、自動発注システムを使った「発注」。データで在庫を管理し、販売数なども計算して商品を発注してくれます。見落としも防げますし、自分たちで発注する時間はほとんどなく快適です。他にも、あまりドラッグストアにはない「セルフレジ」が導入され、電子マネーを使用するお客様はセルフレジを使用されることで、時短にも繋がっています。

業務の効率化が進むことで、余裕ができた分の時間を他の作業に回せたり、お客様の接客に時間を使えます。また、このような環境なので残業もほとんどなく、休みはシフト制ですが、年次有給休暇を申請すれば概ね希望通り取得することができます。私は、他店舗や他部署の人々と一緒に「盛岡さんさ踊り」にも出場しているので、はじまる1か月くらい前からみんなで練習を楽しんでいます!改めて感じるのは、さまざまな面で働き方改革が進んでいることは薬王堂の特長であり、メリハリつけてプライベートが充実するのは魅力的です。

◆保有資格を生かしたプロジェクトにも参加
一方で、私が仕事をする上で心がけているのは常に笑顔でいること。マスク越しでも笑顔だと分かってもらえるように表情に気をつけ、声も少し高めに出して、お客様に元気を届けていきたいです。また、大学では管理栄養士の資格を取得しました。今はその資格を生かし、栄養士のグループに参加してプロジェクトを進行中。まずは社員の健康管理に取り組み、いずれは商品開発にも携わっていきたいと思っています。
(堂前 知宙さん)

【人事担当】全社の働き方改革にかける想い!安心の研修制度と独自の福利厚生も

◆「業務の効率化」など働き方改革を進める想い
薬王堂が「業務の効率化」をキーワードに働き方改革を実行している理由は、従業員が負担する作業内容を減らして楽に仕事ができるようになることで、気持ちに余裕ができ、何よりもお客様に対して良い接客ができるようになることを目的にしています。今後もどんどん効率化を進めて行く方向で、そのための設備投資にも力を注いでいます。その他にも働きやすい職場環境として、従業員の販売ノルマがありません。ノルマがないことで笑顔で働くことができています。これからも従業員が働きやすい環境づくりに力を注いでいきたいと思っています。

◆段階に応じて学べる研修制度
入社後は、新入社員向けの『ビジネスパーソン研修』(前期・後期/各1回)を実施して、店舗基礎研修・ビジネスマナー研修・登録販売者資格取得フォロー研修などを行います。ここでは外部講師による接遇セミナーも実施しているので、学生から社会人としてスタートするための切り替えができます。その後、2年目には『グローアップ研修』(前期・後期/各1回)、3年目には店長候補向けの『セレクション研修』(前期・後期/各1回)も実施して、年次に合わせて必要な知識を学べる環境を整えています。

◆薬王堂ならではの福利厚生
薬王堂は、年次有給休暇を取得しやすい社風で、若手社員でも周りに遠慮して取りづらいということはありません。また、育児休暇(休業)の取得率も高く、1か月~1年ほど取得する男性社員も多く、ライフイベントを大切にしながら働ける環境があります。私も先日育児休暇を取得し、育児の大変さを痛感しました!

また、薬王堂には従業員自ら選んで利用できる独自の福利厚生が充実しています。「従業員持ち株会」「はぐくみ基金(確定給付年金)」「トラノコ(投資支援)」「給与前払い」や、会社が休日のケガなども補償する保険に入っているので、プライベートな時間も安心して過ごせますよ。
(小川 瞬さん)

学生の方へメッセージ

企業研究を進める際は、その企業がどこを目指しているのか?を調べて、それが自分の思いと合っているのか?を考えることが大事です。さらに年次有給休暇の取得率や離職率などの数字もチェックして、働いていく上で自分が働きやすい環境なのか見極めましょう。企業や社会のために働くという考え方もありますが、最終的にたどり着くのは自分のため。自分主体で考えて、自分がここに合っているかをしっかり確認してください。
(酢谷さん)

私は人と関わることが好きなので、サービスや営業関連の職種に目を向けていました。そして、より地域に密着して、多くの人と近くで接することができる職場なのかどうかを確認しながら、企業研究を進めました。また、私のように学生時代に資格を取得することもプラスになりますし、それを生かして働ける職場なのかどうかも、企業研究のポイントにしてみてください。
(堂前さん)

私は企業研究に取り組む時に、いくつかポイントを絞ってチェックしていました。1つ目は残業の部分で、みなし残業代込なのか、残業をした分プラスになるのか?2つ目は、成長している企業なのか?3つ目は年功序列ではなく、実力次第でステップアップできる環境なのかどうかです。実際、当時の人事担当者の方が入社4年目で人事担当に就任していたので、ここなら実力次第でキャリアアップできると思い、薬王堂を選びました。
(小川さん)

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縦の繋がりも横の繋がりも強く、店舗同士でサポートしながら業務を進めているので、社員同士の仲も良い!そのような人間関係の良さも企業研究の際に確認しておきたい部分。

マイナビ編集部から

『小商圏バラエティ型コンビニエンス・ドラッグストア』をテーマに、東北6県で約400店舗も展開する『薬王堂』。店舗運営だけではなく地元のスタートアップ企業と協同し、健康アプリを開発するなど、新たな事業も手掛けているのも魅力的!さらに、今年初めて北関東に店舗を初出店しエリア拡大など、新たな挑戦も続けている企業だ。

その中で、同社は「業務の効率化」をキーワードとし先進的に働き方改革を進めている。今回取材を通じて感じたのは、お話を伺った3名の先輩社員の全員が、心にゆとりを持ち、自分の意見を自分の言葉でしっかりと発信できるということだ。もちろん個々の人柄もあるが、働き方改革を進めることでできた余裕が、キャリアアップや幅広いチャレンジに繋がっていると考えても良いだろう。また、社員の働きやすさに注力する同社は、入社後の研修制度も充実度に加えて、休日休暇制度や選べる福利厚生も多く、社員一人ひとりの生活まで大切に思っていることが感じ取れた。

私たちの暮らしに欠かせないドラッグストアは全国に数多く存在するが、店舗の雰囲気や従業員が楽しそうに働く姿こそが、企業の本質かもしれない。そんなことを気づかせてくれた同社には、自分らしく働けるメソッドが息づいていると感じることができた。興味を持った人はぜひ、企業研究をおすすめしたい。スタッフの働きぶりや笑顔を通し、『薬王堂』という企業を知ることができるはずだ。

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それぞれの各店舗に個性がある『薬王堂』。良い意味で上下関係はフラットで、若手の意見も通りやすい環境が整い、自分らしさを生かしながら働ける職場だ。

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