仕事で実家を離れる可能性があるなら、福利厚生の内容や勤務地周辺の生活環境について、よく調べておくといいでしょう。私は当社を検討していた時、その群を抜いた福利厚生の充実ぶりに目を見張りました。ヘッドオフィスがある裾野市のY-CITYはエリア全体が街のようですし、御殿場市のY-TOWNにも大きな居住区があります。また私が勤務している牧之原市の「ものづくりセンター」は、3,000人を超える従業員が在籍している矢崎グループ最大規模の事業所。中には広大な食堂があり、いつでも安価で栄養価の高い食事がとれます。環境の良さは、仕事に直結する重要な要素。意外に見逃しがちですが、注目してほしいですね。
(長澤さん)
自分を含めてのことですが、機械系の学生は企業探しで職種を絞りがちです。業界はさまざまでも、大半の学生は身に付けた知識を生かせる開発や設計部門を中心に考えるでしょう。でも、人気企業であればあるほど、そうした部門の競争は激しくなるのが普通です。そこでお勧めしたいのが、少しだけ視点をずらすこと。私自身も製品開発そのものではなく、生産部門で機械に携わることができる職種を検討していました。人材不足という理由もあり、そうした職種の方が早いうちから重要な仕事を経験できると思ったのです。この時期は企業が学生に向けて情報公開してくれる唯一の機会。広い視野を持って臨んでください。
(赤坂さん)