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最終更新日:2025/4/22
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部署名機能材料部門(複合材料部 長野事業所 生産課 生産技術)
勤務地長野県
仕事内容航空機部品の製造工程における設計・設備導入・メンテナンス
シキボウの長野事業所では主に民間航空機に使われる部品(炭素繊維のCFRP、ガラス繊維のGFRPの部品)を製造を手がけており、その中で私は生産技術の仕事に携わっています。設計業務、製造工程の構築、工程の改善、新設備の検討・導入、機械のメンテナンスが生産技術の主な仕事です。時には製造に必要な治具づくりも自ら行うので、「機械に関することが何でもできる」のが面白いところですね。新しい部品の製造においては、まずお客様から図面やスペックを受領し、「どのように製造工程を作り込んでいけば思い通りの部品が作れるか」を考えます。それを実際の製造工程に落とし込み、試作~本稼働という流れになるので、製造が軌道に乗った時にはすごくやりがいを感じます。
私がシキボウに興味を持ったきっかけはインターンシップです。航空機が好きだったのと、ちょうど私が学生だった頃が長野事業所の立ち上げの時期で、「工場の立ち上げってどんな仕事なんだろう」という興味もあり、高専生を対象にした約2週間のインターンシップに参加しました。就業体験を通じて、生産技術の仕事は機械工学科で学んだことがすごく活かせると実感しました。大企業の大きな工場での省人化や無人化の取り組み、工場設備の保全なども面白いかもしれないと思いましたが、私は「機械に囲まれて仕事をしたい」「メカメカしい仕事がしたい」という想いのほうが強く、シキボウの生産技術の仕事がピッタリだと思ったため採用試験を受け、内定をいただきました。入社して実感したのは、この仕事は機械工学の知識や学校で実践した内容がすごく活かせるという点です。設計、設備導入、メンテナンスのいずれにおいても、学校で学んだ理論や実践に基づいて「こうやればいいんじゃないか」と推測できますし、知識を持っているからこそ、業務も正確に進められます。
これは私の持論ですが、技術屋の独りよがりな考えは結果として的外れなものになりやすく、自分一人で気持ちよくなっても意味がないと思っています。そのため、私は製造現場の皆さんとのコミュニケーションを何よりも大切しています。機械も生き物みたいなものなので、「ちょっとマシンの調子悪い」「この加工工程はミスが起きやすい」といったことはよくあります。私はすぐにできる改善はその日のうちにやるようにしており、改善を通じて製造現場の皆さんが感じている課題を解決できると「やったぜ!うまくいったぜ!」とすごくテンションがあがりますね。結果として現場の皆さんから感謝のお言葉いただけるのも本当に嬉しいです。また、私が忙しくて手が回らない時に「すみません、絶対改善するからちょっとだけ待ってくださいね!」「しょうがないなぁ。じゃあ待つよ!」とざっくばらんに言い合える関係性もすごくありがたいです。
「シキボウは繊維の会社」というイメージを持たれる方も多いかと思いますが、実際には繊維以外のこともたくさんやっています。今持っているカードで新しい市場を開拓していこうという柔軟な発想がシキボウの強みだと思いますね。たとえば、「繊維の会社なのにデオマジックという消臭剤を作ってヒットした」というのも、すごくシキボウらしいと思います。それから、人間関係の良好さもシキボウの良い点だと感じています。トゲトゲしていない、サバサバしていない、温和な人が多いです。気軽に話しかけたり相談したりしやすい環境なので、コミュニケーションも取りやすいです。