最終更新日:2024/6/1

アース製薬(株)

  • 上場企業

業種

  • 化学
  • 日用品・生活関連機器
  • 薬品

基本情報

本社
東京都

取材情報

先輩100人100の就活

ワクワクするような製品を、チーム一丸となって世の中に届ける

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アース製薬人事担当者の就職活動記録を大解剖!

生活に身近な製品を、数多く世の中に提供しているアース製薬。人事を担当しているお二人に、それぞれの視点で就職活動のエピソードについて、ざっくばらんに語っていただきました。

■平野 里奈さん(2021年入社)/写真右
人財マネジメント部 人財開発課

■中嶋 大さん(2017年中途入社)写真左
人財マネジメント部 人財開発課

先輩からのメッセージ

自宅から参加できる分、緊張しにくい点はWEB面接のメリット。印象に関わる部分なので、カメラ映りなどにもできる限りこだわってみました!(平野さん)
通信トラブルや画像・音声の乱れはつきものです。また、Web面接になると対面と違って"間の取り方"が難しいので焦らず想いを伝えました。(中嶋さん)
当社は、人々の生活が楽しく便利になる“ワクワクする商品”を、全社一体となって世の中に送り出しています。社風や企業カラーとの相性も重視しています。

アース製薬に内定をいただくまでの私の就職活動ストーリー/平野さん

私の就職活動にもっとも影響を与えたのは、大学で参加していたゼミ活動での経験です。新聞や金融機関など実際の企業からマーケティングに関する課題をいただき、それを解決するための販促物やPRの企画を考え、提案をする取り組みを行っていました。実際に採用となり、販促物など形に残せたものもあります。またアルバイトではファッション雑誌の編集アシスタントとして働き、ページ全体の企画を担当する経験もさせていただきました。

ゼミ活動での経験に楽しさややりがいを感じたことから、就職活動では自社製品のプロモーションに携われるメーカーを志望。私の就職活動はちょうど1回目の緊急事態宣言に重なっていたこともあり、就職活動はサイトからの情報収集や説明会への参加を中心に行いました。アース製薬に関しては、家庭にある身近な製品を扱えることや商品カテゴリの豊富さに加え、会社のポリシーに「お客さま目線」を掲げていた点で興味を持ちました。ゼミ活動でも「お客さま目線」の大切さを実感する場面は多くあり、お客さまの声に耳を傾けている企業であることに魅力を感じました。

3年次はサークルの大会出場で忙しく、インターンシップなどにも参加していなかった上、友人との情報交換もままならない状況。そんななか、WEB面接に関しては、自分なりに工夫を重ねました。「相手にどう見えているのか」がわからない点がネックに感じたので、友人と共に練習する機会を作り、自分でも動画を撮って話し方や話の流れなどを確認。文字に起こして「きちんと伝わっているか」を確認しました。カメラ映りに関しても自分なりに研究しました。このような改善を重ねるほど自信を持って話せるようになり、良い反応をいただける企業が増えていった実感があります。

アース製薬の選考は、エントリーシートと3~5分間のPR動画の提出からスタート。想いが伝わり無事合格になりました。その後、複数回Web面接をおこないましたが、面接官の方がとても優しく、笑顔がこぼれるような楽しくフランクな雰囲気を作ってくださり、リラックスしてお話しできた印象があります。最終面接では社長の前で自己PRなどをプレゼンテーションしました。大きな会社にもかかわらす、社長にお会いできたのも光栄でしたし、学生に寄り添ってくださる印象があり、改めて魅力ある会社だと感じたことを覚えています。

アース製薬の選考はどうでしたか?

【平野】最初にエントリーシートを提出しましたが、特に印象的だったのは、経験に関する質問です。私は大学でマネージャーとして軟式野球サークルに所属していたことを書きました。この質問の意図はなんですか?

【中嶋】会社は"ひとりの力"では成り立ちません。研究開発、マーケティング、品質保証、生産、営業、など30以上の部署があり、社員一丸となって製品を世に送り出しています。アース製薬では"One Earth!"という社員が共通してもつ価値観(アースバリュー)があります。スポーツだけでなく、学生生活やアルバイトなどの経験の中で、チーム一丸となって目標を達成した経験があるか、自分の役割を理解し、どのように貢献してきたかを具体的なエピソードと一緒に確認したい意図があります。

【平野】自由記述にボリュームがあったのも、具体的なエピソードやPRをしてほしいという意図があったのですね。

【中嶋】エントリーシートと一緒に提出してもらう動画に関しても、自由に表現できるスタイルです。服装も自由ですし、小道具の使用も屋外での撮影もOKです。面白さを競っている訳ではなく、伝え方は無限大の中でどのように自分の良いところを表現するか…たとえばスーツ姿で「サッカー部キャプテンです…」と語るよりも、ユニフォーム姿で仲間との思い出写真の紹介やリーダーシップを発揮したエピソード話をしても良いと思います。最終面接でも社長にプレゼンテーションをする機会を設けています。

【平野】私の年は、研究開発部門は「わたしが考える新製品!」がテーマでした。私は言葉だけでは伝わりにくいと感じたので、大学時代に力を入れたゼミ活動やサークルの写真を資料に盛り込んで発表しました。自分の個性を思いきりアピールできる場であり、社長や役員の皆さんの明るい雰囲気にも助けられ、「楽しもう!」という気持ちで臨みました。

【中嶋】そうだね。就職活動で楽しむというニュアンスは変に聞こえるかもしれないけれど、私も十数年前を思い出すと「手ごたえがあった!」と感じたときは楽しんでいたように思います。自然と笑顔になるし、自信を持って想いを伝えられたので面接官との会話も弾みました。その経験から、面接を楽しむことが大切なんだと感じました。

自分らしさを思いきり表現してアウトプットしよう!

【中嶋】社会人になるとインプットよりも、アウトプットが重要になってきます。自分という素材をどう表現するか…わかりやすく伝えるためにはどう工夫すればよいのかなど、アウトプット力はどの企業に就職したとしても必要になると思います。研究開発部門のプレゼンでは、自分でサンプル品を作製して紹介された方もいますし、その場で実験をしたり、製品を作るコストや納期、プロモーション方法までデータ化して見せた人もいました。営業部門では先輩社員から得意先を引き継ぐ際の自己紹介で同じようなプレゼンを実施し、信頼を勝ち取った若手社員もいますよ!

【平野】“思いきり自己表現をした者勝ち!”ということですね。プレゼン後には面接もありますが、社長が「平野さんの人柄やよいところは十分伝わったよ!会社の印象やイメージだけで入社の判断をしてほしくないので、質問があったら何でも話すから聞いてくださいね」と仰ってくださり、とても嬉しかったことを覚えています。社長の目線で新入社員に期待していることや将来のビジョンについて詳しく質問させていただきました。

【中嶋】実際に仕事が始まって、就活をしていた時や入社時に思い描いたワクワクは叶えられそう?

【平野】はい。私は新卒採用に携わる部署への配属となりましたが、入社後の約半年間は同期のメンバー全員で研修期間を過ごしました。研究開発の方、マーケティングの方などたくさんの同期に恵まれあっという間の半年間でした。これからのわたしのミッションは「社員のことを考えながら、より良い会社をどのように作っていくか」です。10年後…20年後のアース製薬を担う新しい仲間を採用する役割なので、簡単ではないですが、緊張感もあり楽しみでもあります。中嶋さんが学生さんに伝えたいことはありますか。

【中嶋】活躍したい気持ち、チャレンジを応援してくれる企業を選ぶことが重要です。入口はひとつでも、出口は無数にあります。アース製薬でも研究や営業で経験を積んだ後、海外事業や新規事業、マーケティングやデジタルの部署へ異動される方もたくさんおります。部長職や支店長、もしかすると役員や社長に抜擢される可能性もあります。新たな未来を創る新しい仲間に出会えることを楽しみにしていますし、いつまでも思い描いた夢や期待を忘れないでほしいと願っています。

企業研究のポイント

企業研究においては、自分で調べることも必要ですが、「企業側の話を聞く機会をたくさん持つこと」も、とても大切だと思います。志望度の高い企業だけでなく、近い業界や職種など、時間の許す限り説明会には参加した方が良いですね。オンライン説明会であっても、どういう人が働いているのか、社内の雰囲気など、参加したからこそ得られる情報がたくさんありました。数十年働くかもしれない会社ですし、新卒は1度きりなので後悔なく会社選びをするためにもたくさん質問をしたほうがよいと思います。
(平野さん)

学生の皆さんの活動の状況を見ていると「もったいないな」と感じることがあります。例えば、アース製薬の営業職は企業研究はしているけど、消費財のA社、食品のB社、飲料業界や住宅メーカーなどは調べていないという方をよく目にします。扱う商材が異なるだけで、仕事内容や社風が近い企業もありますし、視野を広げると自分が本当にやりたいこと、居心地が良い場所は他社であった…という話もよく聞きます。また、営業とひと口に言っても、常に新規開拓に挑むような企業もあれば、アース製薬のように既存の取引先へのルート営業がメインで、店頭レイアウトや販促物の制作にまで関わっていくような営業もあります。業界や職種に対する先入観にとらわれず、視野を広く持っていろいろな企業の「仕事内容」について研究してみてください。
(中嶋さん)

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志望を絞りきれていない段階では、説明会にはとにかく積極的に参加し、自分から情報を取りに行くのがベスト。企業側の発信からしか知ることができない内容は多いですよ!

マイナビ編集部から

多彩な製品を手掛け、虫ケア用品をはじめ、入浴剤、除菌剤、オーラルケア用品、消臭芳香剤などで高いシェアをもつアース製薬。事業活動そのものがSDGsの目標にかなっている企業と言え、ホワイト500の認定や2021年からは「感染症のトータルケアカンパニー」を目指して新たな除菌剤の普及に尽力するなど私たちの生活に欠かすことのできない企業へ成長している。

取材を通し、平野さんと中嶋さんをはじめとする若手社員の活躍もめざましく、柔軟なアイディアを取り入れる「ヒト」を大事にする社風が伝わってきた。研究開発部門では数年の短いサイクルで若い研究員たちが柔軟なアイディアで新製品を生み出し、営業部員が得意先の本部だけでなく、実際に店舗へ足を運び店頭レイアウトの作成やオリジナルの企画販促を手掛けるなど、若手からチャレンジできる環境が整っている。積極的に海外進出にもチャレンジしており、同社の活躍するフィールドはますます広がってゆくだろう。明るく賑やかな方、若手からチャレンジし活躍したい方、柔軟なアイディアや発想力でモノづくりをしたいにはピッタリな企業ではないだろうか。

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社員が自由にコミュニケーションを取りながら、仕事に臨めるスペースも整えられている。発想力やインスピレーションを大切にする同社らしい職場環境を整えている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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