最終更新日:2025/3/4

(株)クレスコ

  • 正社員
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業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • インターネット関連
  • 通信・インフラ

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

多様な分野で活躍する、先輩たちのキャリアステップ

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多様な分野で活躍する、先輩たちのキャリアステップ

クレスコで働く大きな魅力は、さまざまなジャンルの開発に携わることができ、幅広い技術に触れられる点だ。入社5年目の若手と、15年目を迎えたベテラン社員に、これまでのキャリアや仕事のやりがいなどを伺った。

■三浦さん(2009年入社/文学部卒 )
第一エンベデッドソリューション事業部第一部 プロジェクトスペシャリスト
■黒木さん(2019年入社/経済学部卒)
データテクノロジーセンター  システムエンジニア

多彩な活躍のフィールドを用意!

【三浦さん】エンベデッド(組込み系ソフト)ひとすじに、キャリアアップ。出産というライフイベントを経て、再び開発の最前線を担うキーパーソンとして活躍している。
【黒木さん】システムのクラウド化やビッグデータの分析、可視化といった、ホットなプロジェクトばかりを経験。責任の大きな仕事を通して、スピーディに成長中だ。
金融系・産業系・製造系という3つの柱で、さまざまなITソリューションを提供。システム開発や組込み系ソフトウェア開発、インフラ構築と、幅広い領域があるのも特徴だ。

【三浦さん】産育休を経て、再び開発の最前線へ。リーダーとして、プロジェクトの陣頭に立って活躍!

私が入社した頃は、半年間の研修が終わると、すぐに各部署へ配属となりました。最初に配属されたのは、現在と同じ組み込み系ソフトを手掛けるセクション。ここで、まず車載オーディオの開発プロジェクトに参加したのですが、最初の1年間は、何をするべきなのかさえ分からない状態でした。しかし、指導員のフォローのもと技術を習得していき、2年目を迎える頃には自分でできることが増えていましたね。その後、4年目までは車載オーディオ関連の開発に携わりました。

入社4年目に、神戸に転勤。ここでも手掛けることになったのはナビ、オーディオなどの車載機器でした。2年にわたり勤務し、再び東京に復帰。引き続き、自動車のメーター周りの開発を担当することに。
そこから1年が経った頃に産育休に入り、2年半にわたる長い休暇を取得しました。そして、3年前に職場復帰を果たし、ここ1~2年はリーダー業務を任せていただいています。
現在、私のいるチームは13人のメンバーで構成されており、日々、11人の部下が担当する仕事の進捗管理や課題管理、相談事への対応にあたっています。また、お客さまとの作業内容に関する調整、進捗状況や課題についての報告、さらには上司に向けた業務報告など、リーダーとして果たすべき役割は多岐にわたります。最近はオンラインで仕事をすることも増えたのですが、相手との空気感のズレから齟齬が生じないよう、コミュニケーションに細心の注意を払うよう心掛けています。

また、メンバーのモチベーション管理も、リーダーにとって重要な仕事です。常に心掛けているのは、まず、肯定するということ。いったん部下の主張を受け入れた上で、「それは良いことだけど、もう少しこうした方が良い」とアドバイスするようにしています。また、部下がなんらかの失敗をした際にも、その原因を人に求めることはしません。それより、どうしたら同様のミスがなくなるのかを考えることに、重点を置くようにしています。

車載機器開発の面白さは、メーターやオーディオなどがプログラムのとおりに動くところです。意図したとおりに調整したモノが、日本、そして世界中を走っているという事実。使用シーンを、身近に感じることができる点にこそ、車載ソフト開発に取り組む醍醐味がありますね。

【黒木さん】幅広い業界の多彩なプロジェクトを通して、スピーディに成長できた!

最初に担当したのは、官公庁のシステムをクラウド環境に移行するビッグプロジェクト。どこからでもデータにアクセスでき、コスト削減にもつながることから、近年トレンドとなっている取り組みです。私は、運よくプロジェクトのスタートから関わることができました。最初は、PCの調達から始まり、既存サーバからのデータ移行など、少しずつ技術的な業務に携わるように。最終的には、プログラムの構成管理というマネジメント業務を任されるまでに成長できました。プロジェクトの一連の流れを経験できたのが、大きな収穫。また、業界で高い支持を集めるクラウドサービスプラットフォーム、「AWS」について深く学べたのもメリットです。

その経験は、入社1年目の後半から携わった銀行システムのクラウド化プロジェクトに、ダイレクトに生かすことができました。クラウド環境を構築する上で重要な、サーバの設計から担当。お客さまと直接やりとりする機会もたくさんあり、先輩ではなく私宛に問い合わせが入るようになったときには、「信頼していただけているんだ」とうれしくなりました。

入社2年目の途中に、データテクノロジーセンターへ異動。データ活用支援に特化した部署で、お客さまが所有しているビッグデータを加工、分析し、可視化するという仕事に携わっています。精度の高い分析を行うためには、元データをしっかり整えることが重要。年齢、性別、職業など、どの属性を使用するのかを検討するところから、慎重にプランニングを行っていきます。

最初に担当したのは、大手小売企業の売り上げデータの可視化。次に任されたのが、ある銀行のデータ分析です。顧客から得られる利益を数値化するもので、機械学習を用いて未来予測まで行いました。その後は、大手人材紹介業界のプロジェクトに携わり、データを可視化するツールのサーバ管理も経験しました。

この仕事の醍醐味は、データを可視化することでクライアントの経営にコミットできること。お客さまは大手企業ばかりなので、誇らしい気持ちで仕事に取り組むことができます。やりがいを感じる瞬間は、データを見たお客さまから「意外な結果だった」といった反応があったとき。「いい気づきを提供できて良かった」と、大きな達成感を味わえます。データの可視化を通して、幅広い業界の裏側に触れられるのも、この仕事の魅力だと感じています。

【お二方より】クレスコへの入社動機/今後の抱負について

●クレスコへの入社動機
【三浦さん】大学では、文系の専攻だったため、プログラム知識は全くない状態でした。IT業界に目を向けたのは、「プログラムはどうやって動いているのだろう?」という単純な興味からです。また、手に職をつけることができ、今後もマンパワーに対する需要が伸びつづけるだろうということで、この業界に挑戦してみようと思いました。
何社か選考を受けましたが、決め手となったのは、人事担当者や現場の人と話した感触。当社でお会いした人は、皆さんとてもやさしい感じで、会社の雰囲気にも強く惹かれるものを感じました。
【黒木さん】経済学部出身でしたが、モノづくりに携わりたいと思ってIT業界に注目しました。知識ゼロからの挑戦だったので、会社選びで重視したのは教育制度。そんななか、入社前からITについて学べる当社に興味を持ちました。入社後も3カ月間の新人研修があり、2年間にわたってメンターの指導が受けられることも大きな魅力に。最終的な決め手は、出会った社員たちが楽しそうに仕事について語ってくれたことです。「この会社で働きたい」と、気持ちが固まりました。

●今後の抱負について
【三浦さん】現在、リーダーとして業務を動かす立場にありますが、もう少し経験を積んでから、プロジェクトマネージャーの仕事に挑戦したいと考えています。プロジェクトマネージャーになると、コストの管理なども担当するようになり、利益を出すという側面からも、仕事を捉えるようになっていきます。予備知識ゼロからの状態で、気が付けばここまで、なんとかやってくることができました。大学は文系でしたが、高校までは理数系の科目の方が好きでしたし、結局、この仕事は自分に合っていたんだと思いますね。
【黒木さん】新たなプロジェクトがスタートし、少しずつマネジメント業務を任されるようになってきました。数カ月後に現在のリーダーが現場を離れるため、私が後を引き継ぐことになっています。直近の目標は、その先輩から多くのことを吸収し、少しでも早くリーダーとしてふさわしいスキルを身につけること。そのためにも、自分のことだけでなく、周囲にも目を配れるようになりたいです。将来的な目標は、プロジェクトマネージャーとして活躍すること。マネジメントスキルを磨くだけでなく、最先端のデータ分析技術を追い続け、お客さまにプラスαの価値を提供できる人材へと成長したいです。

学生の方へメッセージ

就職活動の時点で興味ある分野が明確になっている方は、面接の場でもそれをアピールし、それを突き詰めていけば良いと思います。しかし、やりたいことがはっきりしない人にとっても、クレスコは良い環境を提供できます。入社後、見聞を広めながらやりたいことを見つけられる環境なので、まずは飛び込んでいただいて、幅広い経験をしてみてください。

私自身、理系出身ではありましたが、ITにはそれほど詳しくない状態で入社しました。しかし、作ってみたいと思えるシステムがあったので、それを人事にアピールしたところ、希望の部署にアサインしてもらうことができたのです。現在担当している人事の仕事に興味を持ったのは、採用に携わる人材が足りないという要請を受け、何気なく応援に入ったのがきっかけでした。その後、再び開発の仕事に戻ったのですが、人事で本格的にやっていきたいという希望を伝えたところ、異動がかなえられました。このように、やりたいという意志を示して、それを実現している社員は、決して私だけではありません。一人ひとりのやりたい気持ちに、真剣に応えてくれる会社なのです。

このほか、3年以上同じプロジェクトに携わっている人が、ほかのプロジェクトに取り組むための「FA制度」や、人員が不足している部署が、社内から広く希望者を募る「公募制度」などもあり、幅広い経験を積める体制が整っています。
(人事部/菅原)

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入社前教育や新人研修、2年間におよぶメンターのサポートなど、手厚い教育制度が整っているのが特徴。現場の第一線では、IT知識ゼロで入社した先輩も多数活躍している。

マイナビ編集部から

クレスコへの入社理由としてよく聞かれるのは、「社風の良さに惹かれた」という声。働いている先輩たちも、みんなが口を揃えて「社員同士の仲が良い」と語ってくれた。上司のことを「さん」づけで呼ぶカルチャーが根づいており、横のつながりだけでなく、縦のつながりも強いのが特徴。誰とでもオープンに話せる職場なので、新人でもすぐ打ち解けることができるだろう。

社員同士の距離が近いからこそ、仕事を離れた交流も盛ん。野球部やサッカー部、マラソン部、バスケットボール部、囲碁部などがあり、趣味を通して人間関係がより深まるという。また、有志が集まってオンラインゲーム大会も開催。決勝大会の様子をオンライン配信するなど、毎回おおいに盛り上がるそうだ。

そのほか、「こういうシステムがあれば便利だろう」というアイデアを展示する「クレスコフェア」という社内イベントを開催。社員投票によって、優秀作品を選出しているという。また、手を挙げた人に積極的にチャンスを与える社風も同社の特徴だ。

自由にアイデアを発信したり、想いをカタチにできたりする職場だから、社員たちは高いパフォーマンスを発揮しながら楽しく働くことができる。こうした職場環境も、同社の雰囲気の良さにつながっているのだろうと感じた。

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完全週休2日で年休は123日、残業は月平均16.9時間と、ワークライフバランスが抜群。入社にあたって引っ越しが必要な場合の支援制度など、福利厚生も充実している。

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