最終更新日:2025/4/25

横河ブリッジホールディングスグループ[グループ募集]

  • 正社員

業種

  • 建設
  • 建築設計
  • ソフトウエア
  • 建設コンサルタント
  • プラント・エンジニアリング

基本情報

本社
千葉県、東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ITに土木設計、横河ブリッジホールディングスグループの多種多様な実践フィールド

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技術の横河の基盤があるからこそ、早くから高度な挑戦ができる

横河ブリッジホールディングスグループにおいて、新しい領域を切り拓いている株式会社横河NSエンジニアリングと株式会社横河技術情報。各社で活躍中の2名の社員に仕事内容や職場環境について伺った。

(左から)
◆小林 瑠征さん
株式会社横河NSエンジニアリング(YNSE)
エンジニアリング技術部 土木技術課
北方圏環境政策工学専攻修了/2022年入社

◆谷口 皐貴さん
株式会社横河技術情報(YTI)
技術第一部 第三課
環境都市工学専攻修了/2022年入社

今後の目標

提案には製作のしやすさや経済性も求められるので、いつかは他職種も経験してみたいです。周囲から頼られる技術者を目指します。(小林さん)
YTIには、高いシェア率を誇る鋼橋設計システム「APOLLO」など、グループ外に販売しているソフトもあります。今後も有意義な技術を広げていきたいですね。(谷口さん)
今は私がリクルーターとして会社の魅力を発信しています。「一緒に働きたい」と思ってもらえるように自分を磨き、たくさんの仲間を見つけていきたいです。(小林さん)

【YNSE】「技術の横河なら」と多様な相談が。橋梁以外の構造エンジニアリングも扱える領域の広さが魅力

横河ブリッジホールディングスグループは主に鋼製の橋梁や構造物に関する事業を展開するグループであり、その中でも『株式会社横河NSエンジニアリング(YNSE)』は橋梁以外の構造物も手掛けています。橋梁建設で培った技術や実績をもとに事業領域を広げているグループの中で、新しいマーケットを見つけて設計提案・事業提案を行うことがYNSEの使命です。同社でなら、大学院でインフラやコンクリートについて研究していた私にも活躍のフィールドがありそうだと興味を持ちました。

入社後に配属されたエンジニアリング技術部は、橋梁以外の構造物を扱う部署で、主にシールドトンネルの鋼・コンクリート合成セグメントの設計・開発をしています。私の所属する土木技術課は新製品の開発がメインで、工事を検討しているお客様から相談を受けた後、構造物を見積と共にご提案し、受注すれば設計・製造へ移ります。1年目は先輩のサポートをする形で開発実験に携わり、2年目の途中からメイン担当としてお客様との商談から設計、開発までの一連の流れを任されるようになりました。

初めてメイン担当を任されたのは、鋼・コンクリート合成カルバート構造物の設計でした。過去に類似の工事を請け負った実績があり、その際の設計手法を基に、多くの書籍や関連図書を参考にしながら構築していきました。部長や課長に逐一質問や相談ができる環境ではありましたが、2年目でここまで大きな裁量が与えられるとは正直思いませんでしたね。「横河さんならできますよね」という言葉をいただくこともあるため、責任の大きさを実感しますが、得るものも大きく、貴重な経験を数多く積ませていただいています。

自社工場を所有し、多様な構造物の設計・開発ができる技術力があり、橋梁でいえば施工も実施する。設計から製造、施工まで一貫してものづくりに関われる点がYNSEの魅力です。新しいマーケットを開拓することもミッションであるため、洋上風力発電などのホットな事業も扱います。様々なチャレンジをしながらフィールドを広げ、プロフェッショナルを目指していきたい人にはワクワクする会社ではないでしょうか。

(小林さん)

【YTI】土木建築の設計から構造解析、製作、保全・維持管理まで、グループの多様なシステムを一手に担う

『株式会社横河技術情報(YTI)』は、橋梁業界トップクラスの業績を誇る横河ブリッジホールディングスグループのDX・IT化を担う技術部門です。最先端技術を開発しているホールディングスの総合技術研究所とも連携しつつ、建設業界の人手不足を解消し、ビジネスを革新・創造するIT技術を開発することを目指しています。

大学院時代に学んできた情報システムを土木・建築の領域で活用したいと就職活動をしていましたが、当グループを知り、そのフィールドの広さにはとても驚きました。IT技術をどれだけ有していても、それを実証したり適用したりする機会がなければ宝の持ち腐れですが、YTIなら実践の場が潤沢にあり、学びを活かせそうだと思い入社を決めました。

私が所属する技術部第一部第三課が扱っているのは、システム建築「yess(イエス)建築」の自動設計システム。システム建築は生産プロセスを合理化した建築工法であり、業界のリーディングカンパニーである横河システム建築(YSC)から、新規機能開発とメンテナンスを請け負っています。配属後は、軽微なメンテナンス業務から携わり、システムの知識が身についた入社2年目の12月に、初めて新規機能の開発を任されました。YSCの担当者と密に話し合いながらものづくりを主導していく責任ある仕事に、「ようやく自分の出番が来たな」とワクワクしましたね。要件をすり合わせ、開発項目や開発スケジュールを決めるところから携わるため、テストや修正を経てリリースできたときには大きなやりがいを覚えました。初めて担当した新規機能開発は約2ヵ月半の期間でしたが、案件により開発期間は様々。徐々にスケールの大きな案件を任されるようになり、現在は4ヵ年計画の自動設計システム再構築プロジェクトに挑戦しているところです。

グループ会社が発注者であるというのは、リリース時の満足感も大きいのだと仕事を始めてみて実感しています。本音を探り探りではなく、ストレートに確認しやすく、真に迫ったニーズから解決策を提案していくことができるため、まっすぐに、本気で仕事ができ、達成感も非常に大きいですね。自ら考えた技術をすぐに使ってもらいたい、効果を実証して充実したIT技術を開発していきたいという思想がある人には恵まれた環境です。

(谷口さん)

グループ会社を問わず交流があるフランクな職場。一生涯の仲間にも出会えます

◆小林さん
「土木を仕事にするならゼネコン」というイメージしか持っていなかった私に、橋梁メーカーの存在を教えてくれたのは、YNSEのリクルーター社員でした。在学中にYNSEで活躍されている大学時代の先輩がリクルーターとして来校され、橋梁メーカーの仕事内容やフィールドについて話をしてくださったんです。私がYNSEに興味を持ったのは、仕事内容はもちろんのこと、その方の人柄に惹かれたことも大きかったですね。フランクで接しやすく、「こんな人と働きたい」と思いました。

実際、当社の職場の雰囲気は和やかで、上司や先輩と接しやすい環境です。設計という仕事はルーティン化されている作業も多いのかと思っていましたが、同じ案件であることの方が少ないので、案件ごとに考えるべきこと、やるべきことが異なります。創造力が問われる仕事であり、上司や先輩に確認・相談しながら進めていくため、自然とそんな風土が醸成されたのかもしれません。独身寮では事業会社や年次を超えて仲間もできます。実は、谷口と次のコラムに登場する須崎とはプライベートでも交流があるんですよ。

◆谷口さん
入社後は、同じ部署の上司や先輩と親しくなり、それから他部署の方々とも顔見知りになっていくパターンが多いと思いますが、私の場合、配属後に最初に話しかけてくださったのは他部署の先輩社員でした。グループ全体で新入社員を受け入れてくれる器があり、事業会社や部署の枠にとらわれず交流があるのは当グループの魅力ですね。他のグループ会社も同じオフィスビルで働いていて、食堂も共通なので、自然に会話が生まれます。独身寮もありますし、有志の参加ですがサークル活動も盛ん。年次を問わず、いろんな人が話しかけてくださるので、配属後も無理なく、自然に人間関係を築いていけると思います。

YTIは在宅勤務が多いことも良いスパイスになっていると感じます。ただ、在宅勤務時はどうしてもコミュニケーションも効率が重視されがちになりますので、出社して顔を合わせる時には、クリエイティブなブレインストーミングをしたり、自分のプライベートな近況を話したり、ここぞとばかりに皆と対話を楽しみますね。オフィスはワンフロアでフリーアドレスなので、他部署の社員とも話をします。当社のメリハリがある環境がとても気に入っています。

学生の方へメッセージ

当グループでは、入社後1ヵ月間はグループ全体での合同研修が行われます。事業概要やビジネスマナーの講義はもちろん、工場や施工現場での見学、実習を体験し、よりリアルな知識を身に付けてもらいます。研修を通して同期全員と交流するため、徐々につながりが生まれ、自然と一体感が育まれていきます。5月以降は職種や事業会社ごとに研修プログラムが分かれますが、フォロー研修で再会した際には、皆で近況報告し合うなど、絆を深める機会にもなっています。そうしたつながりは公私にわたって続き、仕事では事業会社や部署を超えて連携している様子を頻繁に見かけます。ちなみに、取材対象の2人と私も合同研修を共にし、今ではプライベートで一緒に出かけるほどの仲になりました。

従業員の挑戦やキャリア形成に真剣に向き合う風土も自慢です。入社後の初期配属にあたっては、一人ひとりと面談を行い、希望職種や勤務地をヒアリングした上で部署を決定しています。また、年に1回、グループ他社も含めた他部署への異動希望や、自部署内で挑戦したい仕事など、自身のキャリアに対する考えを会社や上司に伝える機会があり、自分が理想とする技術者像・キャリア象を目指して成長することが可能です。

(株式会社横河ブリッジホールディングス 採用担当 須崎さん/写真左)

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会社や寮での関わりを通じて意気投合した小林さん、谷口さん、須崎さんは毎週のように3人で一緒にサーフィンをしに出かけるという。同期の絆の強さも同グループの魅力だ。

マイナビ編集部から

1907年の創業以来、高度な技術力とマネジメント力で社会インフラの整備に貢献し、橋梁業界で確固たる地位を築いてきた横河ブリッジホールディングスグループ。近年は、橋梁事業で培った技術と経験を応用したエンジニアリング関連事業、先端技術事業への期待が高まっている。建築業界の合理化を叶えるシステム建築事業、地下空間から港湾、洋上風力発電まで様々な構造物に対応可能な土木関連事業、半導体・液晶関連の精密機器製造事業、そしてこれらの事業の効率化や発展をIT技術でサポートする情報処理事業など、「技術の横河」の名を広げている。

同グループにおいて、地下空間構築をはじめとした新しいマーケットを切り拓いているのが小林さんの所属する株式会社横河NSエンジニアリング(YNSE)であり、DX・IT領域でグループを牽引するのが谷口さんの所属する株式会社横河技術情報(YTI)である。YNSEには「横河さんなら」と多岐にわたる相談が持ち込まれ、YTIは、最先端技術の開発を行うグループの総合技術研究所と連携した開発も行っている。両社とも技術者としての一人ひとりの裁量が大きいことが魅力だ。挑戦の機会が広がる環境で、様々なことにチャレンジしていきたい人には成長と可能性を大いに感じられるだろう。

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グループの企業理念は「社会公共への奉仕と健全経営」。「誠実であれ。よいものをつくれ。」という創業の精神のもと、高度な技術力と誠実さで、社会インフラを支えている。

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