最終更新日:2025/6/9

(株)スギ薬局【スギ薬局グループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ドラッグストア
  • 調剤薬局
  • 食品
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 化粧品

基本情報

本社
愛知県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

地域の患者様・お客様の健康を、生涯にわたり支援できる薬剤師をめざします!

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調剤併設型の店舗が多く、薬剤師として専門性を活かせる環境です

薬学生として幅広い選択肢がある中、ドラッグストア業界、中でもスギ薬局を選んだ3名の先輩たち。専門性を活かしつつ、地域医療に貢献したいという高い目標を掲げ、自身の成長に努めています。

(写真左から)
★小林千乃さん/店舗薬剤師/2024年入社
未病の段階から、処方薬だけでなくOTCや日用品などで支援をしたいと思い、トータルヘルスケア戦略を掲げるスギ薬局に入社を決めた。
★八十島 暁さん/店舗薬剤師/2024年入社
患者様と長期に及ぶ関係性を築ける上、将来性を見込んでドラッグストア業界を志望。スギ薬局は調剤併設店の多さや安定性の面に魅力を感じた。
★國分麻衣さん/店舗薬剤師/2023年入社
OTC等の知識があれば、地域の方に加え、友人や家族、自分のためにもなると思い、中でも高い調剤併設率を誇るスギ薬局を就職先に選んだ。

スギ薬局のココにも注目!

月に何日か、休みの希望日を提出でき、自由に休みがとれる点がポイント。ドミナント展開をしていて、近隣の店舗から応援を呼びやすい環境のおかげです。(八十島さん)
先輩たちが服薬指導中でも、すぐに教えてくれる上、勉強用の資料なども用意してくれます。また同期との研修が多く、元気をもらうことができる点も魅力です。(小林さん)
キャリアの幅が広く、選択もできます。本部にも薬剤師が多く、だからこそ研修内容も現場目線で考えられています。薬剤師を大切にする会社だと実感できます。(國分さん)

研修での学びを実務に活かしつつ、患者様との信頼関係を築いています。

入社前の店舗見学では、介護用品などのスペースが十分に確保されていることに驚きました。かさばる商品は目立たないところにありそうですが、当社の場合は高齢者の方に配慮し、入口近くに置くなど会社の姿勢がよく現れていると思ったものです。
入社後は、患者様の命を預かる仕事だけにミスは起こせないという緊張感でいっぱいでした。ただ研修の資料の中に“この時期までにこれを覚えましょう”という項目があり、またOJTのトレーナーに対しても“これを指導して下さい”と書かれているのを見て、“人によって教え方の差が出ないよう工夫しているのだ”と安心でき、トレーナーの方もとても丁寧にサポートしてくれました。

現在は、近隣に複数のクリニックがある調剤併設型店舗に勤務しています。調剤、監査、服薬指導といった基本業務はもちろん、先日は訪問調剤にも関わらせていただきました。また月に1度は、近隣のクリニックの先生との面談の機会もあり、その場で情報共有も行っています。
仕事をする上で心がけているのは、患者様のご要望をしっかりとヒアリングすること。お薬の説明を端的にしてほしい方もいれば、病気に対する不安な思いを聞いて寄り添ってもらいたい方もいます。そういった患者様ごとのご要望に応えられるような服薬指導ができるよう日々精進しています。聞き取った内容は薬歴に記録し、次回の担当者への申し送りをしっかり行っています。また、お薬の出荷調整が続きお薬が不足した際も、スギ薬局は密度の高い出店方法をとっており、卸への発注だけでなく、近隣の店舗からの取り寄せなどを活用し、お待たせすることなくお薬をお渡しできるよう手配することも普段から意識していることの一つです。

仕事のやりがいは「ありがとう」の言葉をいただくこと。先日も、日焼け止めをお探しのお客様が普段はあまり使用していないとのことで、それぞれの製品の違いをお伝えしたところ、「聞いて良かった。ありがとう」と言っていただきました。これも研修でしっかり学んだ成果です。
当社はポイントカードの普及率も高く、私の店舗で言えば調剤室に来られる患者様も9割近くはお持ちです。それだけ地域に根ざした会社なんだなと実感する毎日です。まずは任された仕事を1人でできるようにし、次にめざすのはトレーナーです。そして将来的には、教育・研修内容などを企画する仕事に携わることが目標です。
(八十島さん)

実務に役立つ研修を始め、会社や店舗のみんなが大切に育ててくれます。

当社の新入社員研修は総合職と合同のものから始まり、薬剤師の導入研修、調剤の基本のロールプレイング、OJT研修と続きます。合同研修で学んだ、おむつなどの介護用品の知識は仕事でもとても役に立ちますし、OJT研修ではトレーナーがマンツーマンで丁寧に指導してくれます。新人の場合、誰に質問をすればいいのかという不安を抱きがちですが、トレーナーがいるおかげで、その心配も解消されます。
現在、私が勤務するのは処方箋応需が多い調剤併設型の店舗です。調剤が忙しく、間違えそうになったこともありました。その時も先輩からマニュアルを遵守する大切さを教えていただき、ミスを防ぐためにこの操作をする必要がある、ということに気づくことができました。
一つ一つの業務の意味を理解し、反復することで着実に業務を身に着けることができていると実感しています。

最近はより積極的に学ぼうと、訪問調剤にもチャレンジさせてもらっており、今は月に2~3回ほど、個人の患者様のお宅を訪問しています。困っていることを聞きやすいなど、調剤室以上により深い服薬指導ができるなと実感しています。
薬の飲み合わせなども確認できる上、その場でお聞きしたことをトレーシングレポートとして、クリニックの先生に提出することでも勉強になります。
私が仕事をする上で心がけているのは、患者様のご希望や不安をいかに引き出すかということです。そうした関わりをきっかけに、“この薬剤師に聞けば、不安もなくなる”と思っていただければ、これほどうれしいことはありません。

先日も、服薬指導の際に「最近、フラフラする。低血圧か、鉄分が足りないのかも」というご相談をいただきました。薬を拝見し、鉄分不足に違いないと判断。鉄分が摂れる食事を調べてお伝えしたところ、「私が知りたかった以上のことを教えてくれて、ありがとう」の言葉をいただきました。そして私の名前も覚えて下さり、何度も来店いただけるようになりました。このように患者様に寄り添った支援ができた時が、一番のやりがいです。
他にも「この時間に開局しているのは、ここだけ」などの言葉もよくいただき、当社に対する地域からの信頼も強く感じています。
早く自分で考えて、仕事ができるようになることが今の目標です。そして将来は訪問調剤専門の店舗を経験したり、本部スタッフの道にも挑んでいきたいと思っています。
(小林さん)

2年目を迎えて知識が増える中、後輩を教える楽しみも出てきました。

私が勤務しているのは、心療内科が近くにある調剤併設型店舗です。総合病院も近隣にあるため、幅広い診療科の処方箋を受け付けています。また店舗としては、個人宅と施設への訪問調剤も行っています。
1年目の時は、とにかく経験や知識不足を何度も痛感しました。心療内科の患者様の中には口数が少ない方も多く、服薬指導でも薬に関する、こちらの一方的な質問ばかりになってしまうことがありますが、最近は睡眠状況や食事、運動などのお話もできるようになり、自分の引き出しが増えたなと思っています。
OTCに関しても、最初は薬ごとの成分の違いに詳しくなく、飲み合わせなどの相談にも戸惑っていましたが、調剤での経験を活かせるようになってきています。

2年目になり、同じエリア内の他店舗に後輩ができたことも、大きな成長のきっかけになりました。応援の時などに自分の失敗談等を伝え、それにより後輩が成長していく姿を見るのが今の楽しみです。人に教えることで、自分の振り返りにもなりますしね。
訪問調剤に関しても、私は個人宅の担当をしているのですが、とても勉強になっています。患者様ごとの担当制のため、症状の経過を追いつつ、信頼関係を築いていける点が魅力です。
クリニックの先生ともトレーシングレポートを頻繁にやりとりしていて、副作用など、患者様ごとの留意するポイントも、今では調べなくても自然に理解できるまでになりました。

入社前は、ドミナント展開で近くに店舗があるのは、薬のサポートなどで便利な一方で、“知らないところに応援に行くのは、やり方も違うだろし、どうかな”と思っていたものです。ただ、それに関しても当社の場合はマニュアルが完備されていて、どこの店舗に行っても働き方は変わらず、それ以上に応援先の先輩や同期、後輩から新しい考え方を学べるメリットの方が大きいと感じています。
2年目の今も、服薬指導やOTCの選び方などの研修もあり、学びの機会は豊富。加えて、どの店舗も処方箋の枚数が増え、一包化で薬をお渡しする患者様も多くなっています。その分、新しい設備や棚、自動分包機の新設、動線の見直しなど、働きやすさもどんどん増しています。
私としては、この先、管理薬剤師に向けての研修も始まるため、運営面などの知識もしっかりと吸収し、ゆくゆくは管理薬剤師として店舗マネジメントにチャレンジすることが目標です。
(國分さん)

学生の方へメッセージ

私自身、学生の頃の実習を通じ、ドラッグストアでジェネラリストをめざしたいと思うようになりました。その中でスギ薬局を選んだのは、幅広い働き方ができる点に興味を持ったからです。事実、私は薬剤師であるとともに、今は採用担当も任されています。入社当初は思ってもいなかった仕事をすることは刺激的でもあり、長く働くことのできる環境だなと改めて実感しています。

学生のみなさんも、就職活動では自分がどう働いていきたいかを、具体的にイメージしてみるといいでしょう。よく「病院の方が薬剤師としての専門性が高まるのでは」との質問をいただきますが、専門性の向上で大切なのは、患者様とどう接するかだと思います。
病院ではすでに病気の方に接することになりますが、ドラッグストアの場合、病院やクリニックに通院されている方はもちろん、未病・予防の段階の方とも接し、生活習慣病の予防などのアドバイスをすることもできます。資格に関しても、例えば糖尿病に関する資格を取得すれば、その病気にならないためのサポートに活かすことができます。

薬剤師目当てで店舗に来店される方も多く、言い換えれば薬剤師が主役で働くことができる職場がドラッグストアであり、当社だと思っています。
(採用担当 堀川早織)

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「就職に関する、どんな悩みにもお答えします。質問内容によって色眼鏡で見ることはありません。聞かずに済ませ、不安を抱え続けることだけはやめましょう」と堀川さん。

マイナビ編集部から

今回の記事で、先輩たちから語られたスギ薬局の魅力の1つ1つを見ていくと、ドラッグストア業界をめざす学生のみなさんにとって、企業選びのポイントが示されている気がする。
例えば同社の場合、調剤併設型の店舗がスタンダードであり、薬剤師は処方薬とOTCの双方に携わることができる。しかも品出しなどの作業は、基本的にしない方針のため、医療の部分に特化した活躍ができる点が魅力だ。
加えて早い段階から訪問調剤にも取り組んでおり、無菌調剤室を備えた店舗も多い上、日用品を宅配するサービスも提供している。

これらは未病・予防の段階から終末期までのトータルヘルスケア戦略を掲げる、同社ならではの特徴であり、そうした姿勢への共感を入社動機にあげる社員も少なくない。
その他にも勤務地を選択できたり、自分で探した物件に住める社宅制度なども好評だ。
会社としては「一人ひとりに向き合う」ことを大切に、全社員の可能性を伸ばしたいと考えている。同時に「私たちは、まごころを込めて親切に応対し、地域社会に貢献します。」という経営理念を、薬剤師の仕事を通じて実践したいという人材にこそ着目してほしいと同社では願っている。

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取材に登場した3名はリクルーターでもあり、学生のみなさんと接する機会も多い。スギ薬局のことだけでなく、業界全体の将来性、各社の魅力なども伝えていくそうだ。
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