最終更新日:2025/4/26

鶴雅グループ[グループ募集]

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ホテル・旅館
  • 旅行・観光
  • 外食・レストラン

基本情報

本社
北海道

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

森と湖の国・北海道で「地の物語」を紡ぐ。鶴雅グループで働く魅力を紹介

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この時、この場所でしか得られない体験を、旅する皆様に!

温泉と旬の料理、森と湖、文化、その場所に宿る「地の物語」を伝え、オンリーワンのおもてなしで迎えてくれる鶴雅グループ。今回は副社長、フロントと総務人事部で活躍する若手社員に、ここで働く魅力などを伺った。

■大西 希さん
取締役副社長/鶴雅グループ
鶴雅リゾート(株)、(株)ホテル山浦、(株)網走北天の丘、鶴雅観光開発(株)
2005年入社

■A.S.さん
(株)網走北天の丘 :フロント 一般職
(北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート所属)
2024年入社

■H.S.さん
鶴雅リゾート(株):総務人事部 一般職
(あかん遊久の里鶴雅所属)
2024年入社

私たちが最高のおもてなしを届けます!

北海道と自社への愛情が詰まった温かい言葉が魅力の大西副社長。創業者や現会長を尊敬する気持ちも強く、これまでに培ったものを守りつつ、飛躍していきたいという。
オホーツク文化をもとにデザインされてた、憧れのホテルのユニフォームを着て仕事に取り組むA.S.さん。「今度は自分がお客様に喜びを届ける番」と日々の業務に励んでいる。
「地の物語を紡ぐ」という熱い思いで、日々の業務に取り組んでいるH.S.さん。総務人事部の一員として、施設の運営や従業員が安心して働ける環境づくりに一役買っている。

必要なのは「ない仕事をつくり出す工夫」。北海道の食と地の魅力をグローバルに発信!

学生の皆さんは鶴雅グループの温泉旅館やホテルをどれくらいご存知でしょうか?当グループを選んでくださった新卒生の皆さんの中には、「子どもの頃に家族で一緒に泊まったことがある」という方もいますが、「一度も利用したことがない」という方がほとんど。また、この業界に就職する方は学生時代に観光系を学んだ方が多いと思うかもしれませんが、出身の学部学科もそれぞれです。その中で、当グループの事業内容や施設に魅力を感じて、「北海道の地域に貢献したい」「北海道の文化を大切にしたい」という思いで入社してくださった方々が活躍しています。

私たちの仕事はサービス業ですので、世間の人々がお休みの時に働き、24時間お客様に対応するというプレッシャーもあるため、決して楽ではありません。ですが、お客様に幸せや喜びを提供でき、思い出を作るお手伝いをできるのが、この仕事ならではのやりがいです。「人を喜ばせることが好き」「想像力がある」「自分も一緒に楽しみたい」という方々なら、きっと活躍することができます!また、当グループで働く5人に1人が外国人スタッフです。この多様性も魅力であり、さまざまな価値観と意見に触れることで視野も広がり、成長することができます。

入社後は、お客様の前に立って仕事をすることがメインの部署(フロント、料飲、売店など)か、裏からホテルを支える部署(総務人事、経理など)へ配属になります。まずは、それぞれの分野でスペシャリストを目指していただきますが、もともと接客の優秀だったスタッフが総務人事部へ異動し、商品企画を担当している実例などもあり、それぞれが目指すキャリアパスを描けます。どの分野においても必要なのが「ない仕事をつくり出す工夫」です。温泉旅館やホテルは24時間稼働しており、衣食住の機能を持っています。そのため、新しいことをいくらでもつくり出せるチャンスがあるのです。世の中では、あらゆる分野で機械化が進んでいますが、「人にしかできないこと」もまだまだ多く、お客様一人ひとりに満足していただけるおもてなしもその一つではないでしょうか。2025年に創業70周年を迎える当グループでは、北海道の食と地というローカルな魅力を、グローバルに発信していきたいと考えています。私たちと一緒に世界へ向けて挑戦する仲間をお待ちしています!
(取締役副社長/大西 希さん)

幼い頃から憧れていたホテルへ入社!フロントスタッフとしてオンリーワンのおもてなしを

北海道出身の私は、子どもの頃から家族で年1~2回は当ホテルに宿泊していました。また、その際対応してくれるスタッフさんがいつもとても親切で、子どもの頃から憧れを持っておりました。そのことがきっかけで、高校卒業後はホテルの専門学校へ通い、ホテリエを目指して勉強をし、当ホテルへ入社することに繋がりました。

入社して半年間はレストランの料飲スタッフとして、お客様へのお食事提供に関する業務全般を担当していました。その後、フロントへ異動になり、現在はお客様のチェックインとチェックアウト、客室へのご案内、お客様のご要望への対応などを担当しています。また、レストランが忙しい時は、ヘルプとして料飲の業務を担当することもあります。まだまだ覚えることもたくさんあり、大変なことも多いですが、お客様がアンケートで「A.S.さんに接客してもらえて良かった」と書いてくださった時は、この仕事でのやりがいを感じました。また、レストランで夕食の提供を担当した時に、お客様から「明日の朝また会えることを楽しみにしています!」というお言葉をいただいた時や、私がフロントへ異動したことに気づき、わざわざ声かけしてくださった時も嬉しかったです。私は、すべてのお客様に心地よい接客だと思っていただけるように、細部まで気を配り、言葉選びも大事にしながら、「地の物語」とあわせて、オンリーワンのおもてなしができるように努めています。入社前はお客様目線で泊まりに来ていましたが、現在スタッフとして働くことで、あの時に裏ではこういうことをしていたのかと紐づくと、日々すごい仕事だなと実感。まだまだ出来ないことも多いため、学ぶべきことがたくさんありますが、一歩一歩成長していきたいです。

私が働く、北天の丘あばしり湖 鶴雅リゾートは、古代オホーツク文化を味わえる新しいスタイルの温泉リゾートで、ラウンジには木のモニュメントがあり、木の温かみに触れられます。また、お客様とスタッフの距離が近いのも魅力の一つ。今後は英語や韓国語を習得し、フロントとレストランの仕事をオールマイティにこなせるスタッフになりたいです!就職活動中は悩むことも多いと思いますが、後悔のないように頑張ってください。もしホテル業界に興味を持っていただけたなら、気になる施設に自ら問い合わせるのも一つの手です。ぜひ積極的に活動してくださいね!
(フロント/A.S.さん)

「地の物語を紡ぐ」ために東京から北海道へ!総務人事部の一員として施設の運営を支える

私は東京で生まれ育ち、高校卒業後は東京にある大学の国際コミュニケーション学部へ進学。その頃にちょうどコロナ禍で、思うように学生生活を送ることができなかったため、1年間休学し、その間に北海道の牧場で約1週間、京都のお茶農家で約3か月間働きました。そこで人口減少が課題になっている地域の人々と関わり、その問題に目を向けることの必要性を感じました。その後、就職活動を進める中で鶴雅グループと出会い、「地の物語を紡ぐ」というコンセプトに惹かれたのが入社を決めた理由の一つです。

入社後は料飲部へ配属になり、同年11月に総務人事部へ異動。料飲では、お食事提供に関わる業務をすべて担当するので、お客様といろんな会話を楽しめ、喜んでいただけることにやりがいを感じていました。朝が早くて夜が遅いという大変さはありましたが、お客様との関わりの中でしか得られない喜びはこの仕事の魅力でしたね。現在の総務人事部では、各種資料作成やお客様からいただいたアンケートの集計など幅広い業務を担当しています。また、部署の垣根を超えてコミュニケーションを取る機会も多いため、スタッフの方々の名前や顔を覚え、積極的に声をかけることも大切にしています。私は11月に異動したばかりなので、いろんな業務を覚えるのが大変ですが、覚えた業務に対応できた時には達成感が得られます。また、現在の総務人事に携わってからは、相手の事情を考えながら、自分の意見も伝えるといったスキルが身につきましたね。お客様と接する部署と社内の方々と接する部署を両方担当しましたが、どちらもなくてはならない仕事ですので、とてもやりがいを感じています。

私は大学時代までずっと東京で暮らしていたので、この1年間で驚くほど生活環境が変わりました。私が住んでいる阿寒湖温泉は小さな町ですが、地域にお住まいの顔見知りの方が増えるなど、改めてこの土地の魅力を感じています。やはり施設の近くで暮らしていると、自らその魅力を体感できるのは当グループならではの醍醐味。今後の目標は、日々の業務を通して、会社やお世話になっている周りの方々に対して、自分にできることを精一杯やって還元していくことです。就職活動中の皆さんは、出口が見えないと思うかもしれませんが、最終的には「縁」だと思います。その縁を大切にするためにも、体と心のコンディションを整えて活動してくださいね!
(総務人事部/H.S.さん)

学生の方へメッセージ

私が学生だった頃は、主な娯楽はテレビでした。しかし、現代の皆さんの生活の中にはSNSや動画配信サービスなどさまざまな娯楽があり、それぞれに自分の「好き」が明確で、興味があることを大事にしていると思います。もちろん、皆さんのご年代で自分が興味のある分野をきちんと把握していることは素晴らしいですよね。

そのような皆さんだからこそ、ご自身のフィールドから出て、新しいことを「知る」というのは「好き」が増えるのではないかと思いますし、きっと人生は「好き」ということが多い方が楽しくなります。例えば、札幌で生まれ育って、一度も札幌を出たことがないという方も多いのではないでしょうか。札幌はとても魅力的な街なので、ずっと暮らしていたいですよね。実は、私も地元の阿寒がとても好きで、出たくないという気持ちがありましたが、環境を変えたことで発見できたことがたくさんあります。当グループの各宿泊施設は市街地から離れており、従業員は施設の近くにある寮で生活しています。ですが、その分、北海道ならではの美しい自然、文化、食の魅力を自ら体感し、それらを多くのお客様に伝えていきたいという思いがあります。国内外問わず、どの地域出身の方でも大歓迎です!ぜひ北海道の魅力を、自分たちの力で発信していきたいという方々をお待ちしています!
(取締役副社長/大西 希さん)

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1955年に北海道阿寒湖のほとりで、『阿寒グランドホテル』を創業したところから始まった物語。現在は北海道全域に14の温泉旅館・ホテルとレストラン・ベーカリーを展開中。

マイナビ編集部から

鶴雅グループの温泉旅館・ホテルは、いずれも国立・国定公園内の豊かな自然や歴史と文化を背景に、北の大地の大自然とアイヌやオホーツクといった文化を体験でき、北海道ならではの「地の物語」を紡いでいる。創業から変わらず同社が大切にしているのが、“地域との関わり”を重視する社風だ。地域イベントや清掃活動への参加、街づくりの一環として、公衆浴場を足湯施設にリニューアルするなど、さまざまな取り組みを行っている。

今回インタビューを実施した大西副社長は、いずれは3代目の代表取締役社長として、同グループを導くリーダー。そのお人柄はとても柔らかく、現場の人たちと同じ目線になって等身大の言葉でインタビューに応じてくださった。その姿から、お客様も地域の人々も働く従業員も幸せになる鶴雅グループの明るい未来が垣間見えた。

また、幼い頃からの憧れを叶えたA.S.さん、東京から北海道の地域に貢献するために入社したH.S.さんは、2024年に入社したばかりとは思えないほど、お客様や仲間への愛情を持ち、鶴雅グループで働くことに誇りを持っている。それはきっと働く環境の良さに加えて、自分たちが目指す方向を明確に示し、真っ直ぐに進んでいることが働く上でのモチベーションになっているのだろう。興味を持ってくれた学生の皆さんには、ぜひ鶴雅グループとともに新しい未来を切り拓いていってほしい。

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創業以来、地域に支えられて70年の道を歩んできた鶴雅グループ。社内行事の一環として地域のイベントにも積極的に参加し、地域の人々との交流を深めている。

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