三谷セキサン(株)

【杭の施工状況を適切かつ確実に残す（記録する）ために！】
施工品質管理部には、東日本・中日本・西日本の3か所に管理室があり、私は中国・四国・九州地区を管轄する西日本管理室の室長を担っています。
施工品質管理部の仕事は、（1）毎日施工される杭の施工記録の確認、（2）工事完了後に提出する報告書の検閲及び（3）施工現場での施工パトロールを行っております。施工記録の確認は、1本の杭の施工が完了すると同時に施工画面のスクリーンショットが会社サーバーに転送され、遅くとも翌日の午前中までに施工状況の適正性を確認します。異常がある場合は、直ちに現場の管理者に連絡します。報告書の検閲では、作成された報告書に記載漏れや資料の添付漏れ・重複等がないことを確認します。施工パトロールでは、管理者や施工技能者に直接指導を行うとともに困っていること等を聞きアドバイスも行っています。

【指導内容が当たり前になる！】
施工状況を適切かつ確実に残すためには、現場の管理者や施工機械のオペレーターへのアドバイスや指導が重要となります。ある現場で施工手順について管理者とオペレーターに指導をして、数か月後、別の現場にパトロールに行った時、同じ管理者とオペレーターが担当されていました。以前指導した施工手順を当たり前のように行っているのを見たとき、この仕事のやりがいを感じました。

【好きこそ物の上手なれ】
私の学生時代の研究テーマは杭基礎に関するもので、就職活動も研究テーマと類似した内容の仕事に絞って行っていました。この会社に決めた理由は、会社説明会の話を聞いて、自分のやってみたいことと会社の方針が一致したことです。
入社してからは就職活動時に思っていた印象と変わりなく、技術開発に関するアイデアについては、上司・部下に関係なく、自由に発言でき採用される環境になっています。