最終更新日:2025/3/21

ポリプラスチックス(株)

  • 正社員

業種

  • 化学
  • 自動車・自動車部品
  • 商社(化学・石油・ガス・電気)
  • 半導体・電子・電気機器

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

エンジニアリングプラスチックを通じて、時代の進化に大きく貢献できる仕事。

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ポリプラスチックスの人事担当者が語る「求める人財」

自動車、家電など日常に不可欠なあらゆる製品の材料「エンジニアリングプラスチック」の製造メーカー、ポリプラスチックス。世界的にも需要が高いモノづくりの一員にどのような資質を求めるのか、お話を伺いました。

事業支援本部 人事部
松橋さん(写真右)
大西さん(写真左)

人事が語るポリプラスチックスの魅力

取り扱う製品「エンジニアリングプラスチック」の、ニーズの高さです。その存在が安定した財務基盤ですし、将来性も感じています。(松橋さん)
私が当社に入社を決めたのは、選考時に接した社員の「人の良さ」でした。入社後もそのイメージは変わらず、働きやすい職場です。(大西さん)

学生時代の専攻に固執することなく、未知の分野にも前向きに挑戦する姿勢を求めています/松橋さん

自動車や家電などに用いられているエンジニアリングプラスチック(エンプラ)の製造メーカー、それがポリプラスチックスです。合成樹脂でありながら金属と同等に耐久性、耐熱性に優れ、しかも軽くて加工しやすいエンプラは、これまでさまざまな製品のイノベーションに大きく貢献しています。自動車の軽量化やパソコンやスマートフォンの小型化など、今や時代の進化に必要な高機能材料。その事実が当社の誇りであり、社員は高いモチベーションを保ちながら仕事に励むことができています。

ポリプラスチックスはエンプラの専業メーカーとして、国内はもちろん海外においても圧倒的な支持をいただいています。その要因となっているのは、新規材料の開発だけでなく、その材料がどんな製品を生み出せるかを研究する「テクニカルソリューション」まで行っていることです。当社で活躍していただく社員には、入社後にはまず研修として材料開発や製品技術開発、そして営業まで一通りの部署を経験していただき、当社のビジネス形態をよく理解した上で、自分のやってみたいことに率先して、挑戦して欲しいと思っています。

ここ数年では、循環型経済実現を視野に入れ、リサイクル可能な材料の開発などにも力を入れています。当社製品の「TOPAS(R)COC」などは飲料のペットボトルを覆うラベルなどに用いられており、特にヨーロッパなどで高い支持を得ている他、ワクチンを入れるバイアル(小瓶)の素材としても注目を集めています。このように当社の技術は、自動車や機器メーカーだけでなく、コロナ禍でさまざまな対応に追われる医療業界など、貢献できるフィールドを今もなお広げています。

グループ経営理念として掲げている言葉の中に「才能豊かな魅力溢れる人材」とありますが、これは一つの分野に特化した能力ではなく、オールラウンドに対応でき、お客様のニーズを満たすことのできる能力のことです。学生時代に専攻してきた分野をバックボーンにするのも良いですが、そこに囚われることなく未知の分野にも前向きに挑戦すること。それこそポリプラスチックスが求める人財であり、事業領域の拡大につながる力になると考えています。

多角的な視点を持って、自分の領域を広げたいという意欲的な姿勢を求めています/大西さん

エンプラの製造メーカー、と聞くと高分子・有機化学を専攻してきた方が有利なのでは、と連想されるかも知れませんが、私たちポリプラスチックスは、学生時代の専攻にこだわることなく、さまざまなバックグラウンドをお持ちの方々に挑戦して欲しいと思っています。どんなに高品質な製品を開発しても、それをどう活用していくかを考え、実践していかなければビジネスにつながりません。当社の一員として活躍していただくために、ぜひ多角的な視点を身につけていってください。

入社後は2年間という長期にわたる研修が用意されており、その間にエンプラの開発を行う「研究開発」、機器や工場など生産設備に携わる「生産技術」、お客様の製品設計や提案などを行う「技術営業」すべての部門が経験できます。各部門の役割、そして部門間の連携を理解していただくことで、自分の適性、やりたいことも自ずと見えてくると思います。キャリアに合わせた研修以外にも、語学やパソコンスキルなど学習意欲をお持ちの方は会社のバックアップで講習を受けることも可能です。

充実しているのは研修などの教育面だけではありません。質の高い仕事にはワーク・ライフ・バランスの実現が重要だと考えていますので、さまざまな制度を設けています。自主的に始業・終業時間を決めることができるコアタイムなしのフレックスタイム制や有休取得の奨励、産休や育休はもちろん、子供が病気になった時などに取得できる看護休暇なども用意。最良のチームワーク「Polyplastics-Family」形成につながる、社員一人ひとりの満足度が高まる環境を整えています。

また当社には「仕事も遊びも全力で」といった風潮があり、クラブ活動も盛んです。野球、サッカー、ソフトテニスといったスポーツ系や将棋、手芸といった文化系、富士工場の社員を中心とした釣り部といったアウトドア系もあり、社員間の親睦を深めるいい機会になっています。社員数約800名という少数精鋭の当社を左右するのは、社員一人ひとりの仕事。だからこそお互いをよく知る姿勢、さらには自分の業務領域を広げる努力も求められます。新しいこと、責任ある仕事に自ら挑みたい人。それがまさに当社が求める人財です。

学生の方へメッセージ

ポリプラスチックスが創業した1964年と現在とを比べると、時代は大きく変化しました。自動車の種類は多種多様となり、テレビはアナログからデジタルへ、電話は固定から携帯、そしてスマートフォンへ…といったように生活必需品はあらゆる形に変遷を遂げる中でも、当社が手掛けるエンプラは、どの製品においても必要不可欠な材料として高いニーズを誇っています。

もちろん現状に満足することなく、エンプラの可能性をさらに広げていく努力も重要です。そのため、当社社員には幅広い知識とノウハウを身につけ、バイタリティ溢れる活躍を遂げて欲しいと思っています。入社後の研修で「研究開発」「生産技術」「技術営業」3部門すべてマルチタスクとして経験できるほか、配属後も各部門どうし密接な連携が重要な仕事です。部分的な視野にとどまらない発想で最良のサービス提供へと動ける「エンプラのスペシャリスト」を目指して頑張って欲しいと思います。

社員間の交流も盛んな分、お互いを信頼し合う風土ですから、若手社員も発言しやすく、責任の大きな仕事といったチャンスにも恵まれやすい環境です。ぜひとも高い意欲を持って、積極的にチャレンジして欲しいと思います。

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学生時代の専攻や研究内容より、個性や人間性を重視するという、ポリプラスチックス。積極的に行動できればできるほど、活躍の場は広がる。

マイナビ編集部から

エンジニアリングプラスチック(エンプラ)の製造をいち早く事業化した企業、それがポリプラスチックスである。1964年の創業以来、着実に業績を伸ばし、今や海外市場においても圧倒的なシェアを誇っているが、その要因は独自の事業形態にあるといえるだろう。

自社製品を製造し、販売するという事業内容が製造メーカーの通常であるが、ポリプラスチックスでは販売先である自動車メーカー、機器メーカーと力を合わせ「エンプラがどういった製品にどこまで活用できるか」ソリューション提供まで行っている。この「Polyplastics-Way」と呼ばれる、自社製品の可能性を自ら考え広げる努力を続けてきたことが、現在の成功につながっているのだ。

このような姿勢を貫く企業だからこそ、社員一人ひとりにおける学習意欲も高い。自社の業務全般に対する理解はもちろん、販売先の製品知識なども積極的に学んでいる。ポリプラスチックスの一員として大切なのは、学生時代の専攻ではない。入社後の努力だ。

エンプラという自社製品に誇りを持つ。エンプラを導入する顧客のビジネス成功に向けて、力を尽くす。そのような人財を、ポリプラスチックスは求めている。気概さえあれば、経験年数に関わらず、チャンスは平等にまわってくる。

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ポリプラスチックスの東京本社。国内は大阪、名古屋、静岡、海外では中国、インド、アメリカなど世界12カ国に拠点を置いている。

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